中学生に対する救急実技講習 事業概要と

中学生に対する救急実技講習 事業概要
28年2月
長生郡市広域市町村圏組合地域医療民生室
1.事業目的
① 生徒に応急手当、心肺蘇生法及び AED 使用方法を習得させることにより、学校生活
等における事故やけがに生徒も迅速に対応できるようにし、
安心安全な学校の構築を
目指す。
② 生徒の「命の尊さ」に対する意識を向上させる。
③ 毎年、生徒に救急実技講習を受講させることにより、地域全体に受講者を増やし、地
域の安全率、救命率の向上を図る。
2. 事業目標
① 郡市内の全中学校で生徒に対する救急実技講習を毎年実施し、生徒が卒業するまで
に必ず一度は受講する。
3.講習会の内容
① 座学予習
【1時限; 50 分】実施者は各学校の教師
内容→ DVD で心臓突然死の実態や事例を視聴。
地域で中学生が父親を救命した事例の手記を朗読
心肺蘇生の流れを予習
② 救急実技講習 【2時限;100 分】実施者は広域職員及びボランティア講師等
内容→ 心肺蘇生法・AEDの使用法の実技修得(班ごと)
※ ボランティア講師登録人数
消防職員;86名、応急手当普及員46人
4.事業経緯
① 23 年 8 月
普通救命講習(3時間)試行、早野中35人、茂原中54人
② 24 年 11 月 救急実技講習(100 分)試行、茂原中 128 人、早野中 66 人、南中 170
人、3校合計 364 人
③ 25 年 1 月 ②で実施の中学生(女子)が 自宅で父親に心肺蘇生を行い救命する。
④ 25 年 3 月 郡市教育長・校長会長等による検討会議で郡市全体での実施決定
⑤ 25 年度~
郡市内全中学校(13 校・約 1300 人)で授業の一環として主に 2 学年
を対象に開始
5.28 年度計画
① 前年度と同様の方式で、郡市内の全中学校で実施予定(対象人数 1300 人)
6.27 年度アンケート内容
別紙のとおり
平成27年度【中学校における救急実技講習】アンケート結果
(回答数:994人、1/20現在)
1.中学校のどこに AED が置いてあるか知っていましたか?
①知っていた(565 人:56.8%)
②知らなかった(428 人:43.1%)
③無回答(1 人:0.1%)
2.心肺蘇生法と AED の使い方を詳しく知っていましたか?
①知っていた(145 人:14.6%)
②知らなかった(849 人:85.4%)
2-2.今回の講習前に、心肺蘇生法や AED を使える自信はありましたか?
①心肺蘇生法→自信はあった(96 人:66.2%)自信はなかった(49 人:33.8%)
②AED→自信はあった(84 人:57.9%)自信はなかった(59 人:40.7%)
無回答(2 人:1.4%)
3.今回の講習で、心肺蘇生法や AED を使える自信はつきましたか?
①自信がついた(946 人:95.2%)
②自信はつかなかった(47 人:4.7%)
③無回答(1人:0.1%)
3-2.自信がつかなかった理由は何ですか?
①胸骨圧迫で一定のリズムで押すのが難しいから。
②自分がもしも失敗したら、人の命を奪ってしまうかもしれないから。
③講習前よりは自信がついたけど、実際に使えるかといったら分からないから。
④緑色のランプが点いてくれなかったから。
⑤人形だからできたけど、いざとなったらできるか自信がないから。
⑥胸骨圧迫で押し続けるのが大変だから。
⑦本当やらなければいけなくなった時に、落ち着いてできるか不安だから。
⑧今回の講習で上手く出来なかったから。
⑨実際と緊張感が違うから。
⑩「これでいいのか」と思っているから。
⑪恥ずかしいから。
⑫異性だと出来ないと思う。
⑬胸骨圧迫を強く早くやらなければいけないのに、上手く出来なかったから。
⑭覚えることが多いから。
4.今回の講習で、難しかったところはありますか?
①ある(423 人:42.6%)
②ない(568 人:57.1%)
③無回答(3 人:0.3%)
4-2.どんなところが難しかったですか?
①胸骨圧迫の時の姿勢・手の位置・押す場所・力の加減が難しい。
②胸を垂直に押し、同じリズムで圧迫を続けることが難しかった。
③胸骨圧迫の手順・AEDの使い方が不安。
④会話をしながら胸骨圧迫をするのが難しい。
⑤胸骨圧迫は、深く・強く・押した分だけ戻すことが難しい。
⑥AEDのパットを貼る時、3つの注意事項の確認を忘れてしまう。
⑦胸骨圧迫の時、ランプを緑にすること。
⑧胸骨圧迫で疲れると強く押せないし、肘が曲がり垂直に押せない。
⑨セリフが時々言えなかった。忘れてしまった。
⑩胸骨圧迫が全然出来なかった。
⑪いつもこのような環境ではないので、臨機応変にやるのが難しい。
⑫人口呼吸の時、口を覆って息を吹き込むことがなかなか出来なかった。
⑬人口呼吸で強く息を吹き込んではいけないこと。
⑭手順が曖昧になってしまう。細かい手順が難しいし、順番を覚えられない。
⑮「恥ずかしい。」と思ってしまう。
⑯手順を覚えるのが一番難しかった。
⑰緑のランプがなかなか点かない。でも、1回だけ点いて嬉しかった。
⑱胸骨圧迫は以外と難しく、心肺蘇生法ではほとんど赤ランプだったから。
⑲順番を間違えたら、助からないかもしれない。
⑳胸骨圧迫の時、どこを押して良いか分からなくて、骨を折ってしまうのではないかと
思ったから。
㉑声を大きく出すところや、動作を大きくするところ。
㉒長時間胸骨圧迫をしていると、だんだん力が抜けていく。
㉓自分の行動で人を救えるかが決まるところ。
㉔胸骨圧迫で5㎝押すことが出来なかった。
㉕心肺蘇生法にはコツがあり、とても力が必要なこと。
5.今回の講習で人の命を救うことや命について考えたこと、また、講習の感想などを
お聞かせください。
①人の命が、私の手で救うことが出来ると思うと、講師の方々には感謝の気持ちでいっ
ぱいです。また、今回の講習で、命の大切さや、あきらめない心も学ぶことができま
した。
②人の命を救うことは、今まで勇気がいることで、自分に出来ないと勝手に決めつけて
いました。しかし、講習を受けて「人の命は自分でも救える」ということに気づきま
した。命の大切さを教えていただき、ありがとうございました。
③医者や救急隊の人たちだけが命を救えるわけではなく、同じように命を持ち、生きて
いる私でも命を救うことができるということ。何もしないよりも何かをした方が良い。
行動しなければならないということの大切さなどが、とても良く分かりました。やり
方を教えるだけでなく、命の大切さも教えてくださいました。感謝の気持ちでいっぱ
いです。本当にありがとうございました。
④胸骨圧迫やAEDなどをやることで、人の命が助かることが分かりました。AEDの
使い方がいまいち分からなかったけど、教えてくれる人が優しく分かりやすく教えて
くれたので良かったです。とても楽しかったです。
⑤4月におばあちゃんが亡くなってしまった時、頭が真っ白になって、ただ様子を見て
いただけでした。でも、今日の講習のおかげで、少し自信がつきました。今日教えて
もらったことを忘れないでいたいです。
⑥初めて学習して大変だったけど、これで人の命が救えるのなら全然大変じゃないなと
思いました。もし、本当に実践する時は、今日の事を思い出したいです。大切な体験
をすることができて良かったです。
⑦「上手」と言われて少し嬉しかったです。
⑧いつ、何があるか分からないので、今回学べて良かったです。すごくためになりまし
た。教えてくださったボランティアの○○さんも親切でおもしろい方だったので、楽
しく行えたし、分かりやすかったです。人の命を救う仕事もいいと思いました。
⑨南中の女の子みたいに、最初は「関係ないし~」と思っていたけど、学んでいるうち
に命の大切さを学びました。
⑩私は将来、看護師になりたいので、人の命の尊さがよく分かりました。命のリレーと
いうのは、一人ひとりが次につなげようと必死にするもので、それはとても素晴らし
いことだと思いました。命を守ることは、とても素晴らしいことだと思いました。命
を守ることは、とても大きいものを守ることだと思いました。
⑪最後、自分の手を見て「私の手で一つの命が救えるのか」と思うと、この講習はとて
も大切な講習だなと改めて思いました。
⑫発見した人の行動で、その人の生死が大きく変わってくることが分かりました。
⑬今回の講習のおかげで、技術と自信がつきました。自信がついた理由は、体験できた
ことと、教えてくださった人に褒めていただけたからです。また、命は大切で命を救
うことはすごいことだと思いました。
⑭私は幼児の時、溺れて知らないおじさんが心肺蘇生法をやってくれたおかげで意識が
戻り、今も生きています。あの時は何があったかよく分からなくて、この講習をやる
までは自分には関係ないと思い知らんふりをしていたけど、これからは自信をもって
助けたいと思いました。
⑮お父さんを助けた女の子の話を聞いて、私には「無縁」だということが間違っていた
ことに気付かされたと同時に、もし自分がそのような状況におかれた時、今日学んだ
ことを絶対やってみせるという自信もつきました。
⑯ボランティアの方が話していた「自分たちの手が人を救える手になって、人の命を助
けるのにつながる」という言葉が心に残りました。
⑰最初はやる気なくて「めんどくさいな~」と思っていたけど、親などが本当にそうい
う事になったらと考えると自然にやる気が出て頑張れました。
⑱今日まで、AEDの使い方や大切さについて考えることがなかったので、今回の講習
で学べてよかったです。人の命を救うのには、たくさんの努力が必要なのだと思いま
した。
⑲「自分の手で人の命が救える」ということを知って、この講習をもっとたくさんの人
にやってほしいと思いました。救急隊が来るまで心臓マッサージを続けるのは大変だ
けど、それで人を救えることに、とても感動しました。
⑳私の手2本で人の命を救えることもでき、逆に人を傷つけることもできるということ
です。私は人の命を助けたい方に使いたいと思います。
㉑「救命」と聞くと「自分には無理だ。」と思っていましたが、今回の講習で「その気
になれば、どんな人でも助けられる命があるんだ。」と気付くことができました。
㉒「人の命を救う。」それが私の夢です。
㉓けっこう強く押さなければいけないので、すごく疲れました。でも、疲れても 何を
してもひとの命には代えられないから、大切なことだと思いました。勉強になりまし
た。
㉔こんなにすぐに出ることをするだけで、人の命や運命が変えられることに感動しまし
た。
㉕どんなに小さな手でも、どんなに小さな勇気でも大きな命を救えることが分かりまし
た。
㉖僕は人の命について深く考えた事はなかったけど、今回の講習で人の命についてよく
考えるようになりました。
㉗予習の時のビデオでAEDや亡くなってしまった方々の映像を見て「死」というもの
が近くに感じられました。
㉘上手だとランプが点くやつは、出来ているか、出来ていないか分かりやすくて良かっ
たです。
㉙「強く早く絶え間なく」という言葉が印象深かったです。人が倒れた時は、とにかく
胸骨圧迫をしなければいけないと思いました。
㉚私も最初は、やっても意味がないと思っていたけど、教えてくれた人の一生懸命さや、
身近におきるかもしれないと思いしっかり覚えられました。
㉛講習をしてくれたボランティアの△△さんが、すごく分かりやすく教えてくれたので、
どのようにやるのかすぐに覚えることができました。
㉜ボランティアの○△さんが1つ1つ丁寧に教えてくださり、だんだん自分の手でいつ
か必ず人の命を助けるんだという強い気持ちが生まれました。
㉝最後に講師の方に「うまくなってるじゃん!!」と言われすごく嬉しかったです。
㉞今日は普通に出来たけれど、もし本当にそのような場所に立ち会ってしまったら出来
るか不安です。