1仕様書(PDF文書)

秋田県立大館少年自然の家給食調理等業務委託仕様書
Ⅰ
総則
1 この仕様書は秋田県立大館少年自然の家(以下「自然の家」という。)における給
食調理等の業務委託について仕様を定めるものです。
2
自然の家の給食は教育活動の一環であることを認識し、この仕様に定めるところ
により実施するものです。
3
委託期間
平成28年4月1日から平成29年3月31日まで。
業務は施設利用者から給食、食材の提供申し込みがある日に行います。
なお、平成28年11月1日から平成29年2月28日までは冬季休所のため施設
利用は受け付けておりません。
(別紙「平成27年度研修団体一覧表」をご覧ください。)
Ⅱ
委託の内容
1 委託の基本業務
(1)食材調達管理業務
① 食堂での給食の際は、自然の家栄養士が作成した献立に基づいて食材を調達し
てください。
② 野外炊飯の際は、施設利用者が希望する献立の食材を調達し、指定された人数
ごとに仕分けをしてください。
(野外炊飯は6~8名程度の班編成で調理します。)
③ 施設利用者からの要請により飲料、補食等の調達を行ってください。
④ 調達した食材を適切に管理してください。
(2)調理作業業務
① 食堂での給食の際は、自然の家栄養士が作成した献立に基づいて調理及び盛り
付けを行ってください。配膳は施設利用者のセルフサービスとしています。
(3)衛生管理業務
① 調理器具、食器等を使用の当日洗浄し、管理してください。
② 提供した給食の残飯、飲料の容器等廃棄物の処理を行ってください。
③ 食品衛生法に基づく関係機関への対応業務を行ってください。
(4)施設設備等管理業務
① 自然の家から貸与された施設、物品等について、常に清潔、整理整頓を心がけ
てください。また、業務終了後はガスや水道等の安全を確認し、出入口の施錠を
行ってください。
(5)出納業務
① 利用団体ごとに提供した分の納品書、請求書等を作成してください。
② 施設利用者から郵便振替等により納入された食事料金の出納管理を行ってくだ
さい。
(6)その他
① 受託者は、食品衛生法その他法令を遵守し、給食等に係る自然の家の運営方針
に沿ってその職務を忠実に実践してください。
② 施設利用者が「安全」で「楽しく」「おいしく」給食を食べることができるよ
う、自然の家栄養士と協力し、工夫をしてください。
2
食事数
1回あたり10~180食程度。(入所状況によります。)
-1-
別紙「平成27年度日別食数一覧」をご覧ください。
3
業務分担
業務分担は、別紙「委託業務分担表」のとおりです。
4
経費分担
経費分担は、別紙「委託業務に係る経費負担区分」のとおりとし、受託者は施設
利用者から直接郵便振替等により支払いされる食事料金を受託に係る経費に充てて
ください。
5
給食時間
概ね次の時間帯のうち、施設利用者の活動プログラムに記載された時間に提供する
ものとします。
朝食
7時00分から 9時00分
昼食 11時30分から13時00分
夕食 17時00分から19時00分
6
責任者の配置と責務
受託者は業務を円滑に遂行するために、業務現場における責任者を配置し、自然の
家の管理者や担当者と受託業務の円滑な運営のために随時協議を行い、受託者の業務
従事者の労務管理や健康管理等の業務を行ってください。
7 配置する従事者の資格及び人数
(1) 配置する従事者は委託業務が確実に実施できる人数としてください。
(2) 配置する従事者は頻繁に代える事のないようにしてください。やむを得ず変更
する場合は事前に自然の家に報告し、業務の質の低下を招かないよう配慮してく
ださい。
(3) 従事者は担当業務に精通し、清潔かつ端正な服装に心がけ、利用者に接すると
きは明朗、親切にしてください。
8
守秘義務
受託者は業務上知り得た秘密を第三者に漏らさないでください。これは契約の解除
及び期間満了後においても同様です。
9
教育・研修
従事者の資質の向上を図るため、常に衛生面、技術面等の教育研修の実施に努めて
ください。
10
従事者衛生管理
従事者に対し、採用決定時はもちろん採用後も定期的に健康診断及び検便を実施し
てください。
11
業務報告等
受託者は自然の家から報告、統計、調査等について、提出を求められた場合は指定
された期日までに提出してください。
12
その他
本仕様書に記載がない事項は、自然の家と十分に話し合い、給食等業務の円滑な運
営が図られるよう誠実に業務運営に努めてください。
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契約は1年間とし、特に問題がなければ、平成32年度まで契約を更新します。な
お、契約更新の際には業務提案書の提出は不要です。
但し、条例等により自然の家の運営に変更が生じた場合には、自然の家はこの契約
を解除することができます。この場合、受託者は解除により生じた損害の賠償を請求
することはできません。
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