プリセプター制度の導入による人材育成

愛知県内介護事業場の職場環境向上工夫取組事例
名
称:社会福祉法人東加茂福祉会
業
態:施設系(ユニット型)・通所
職 員 数 : 136 名(男性 38 名、女性 98 名)
(H27.8 現在)
プリセプター制度の導入による人材育成
職
員 数:
人男性
名、女性
<研修制度の充実による人材育成・人材定着>
在)131 人男性 38 名、女性
名(H27.
現
94 名(H27.4 現在)
取組のきっかけ・背景
新規採用職員の育成に「プリセプター制度」等を導入し、研修体制を充実。
未経験者の採用者が多く、介護現場でどのような行動をとればよいか悩んでいる者が多く見受け
られる。良質な介護サービスを提供するために、新規採用職員の不安を取り除き、早期スキルア
ップを図ることが必要であることから以下の取組を実施。
取組の内容
○ 先輩職員がマンツーマンで新人の指導を担当する「プリセプター制度」を導入。新人職員は、
毎日チェックシートをつけることで仕事の内容を振返ることができ、プリセプターである先
輩職員は、そのシートに基づき新人の履修状況を把握しながら指導・助言を行い、職員の能
力開発や職場における悩みの解消、定着化に向けて研修体制を充実。
○ 業務に関連する資格の取得を促進し、専門的知識・技術が修得できるよう法人独自の資格取
得支援制度として『自己啓発支援制度』を導入し、職員の意識の向上とスキルアップに努め
ている。
助成額は、自己啓発研修等にかかる「受講料」の 1/2 以内とし、2 万円を上限。
○ 経験年数に合わせた「段階別研修制度」
「介護技術研修」を実施し、職員のレベルアップを図
っている。
現状とこれまでの取組の効果・その他取組・今後の課題
○ プリセプター制度の導入により、新規採用職員であっても、入居者に対するケアの方向性が明
確となり、事前学習で得た基礎知識が生かされ新規採用職員の自信に繋がるとともに、スムー
ズなフロア業務に移行でている。
○ 日々の業務についてプリセプターと定期的に振り返ることで、育成の進捗状況の把握や業務の
進め方・入居者への気づきが理解できるようになっている。
○ プリセプターとの信頼関係が構築され、職場で抱える不安や悩みの解消に役立っている。