国道41号下原改良開通1ヶ月後の交通状況 ~並行する国道41号の

平成28年1月21日
国土交通省高山国道事務所
お
知
ら
せ
しもはら
国道41号 下原改良 開通1ヶ月後の交通状況
~ 並行する国道41号の安全性が向上 ~
1.概要
しもはら
国道41号下原改良は、平成27年11月29日(日)に全線開通しました。
開通1ヶ月後の交通状況等をお知らせします。
【安全性の確保】
○小学生の約8割が安心して通学できるようになったと喜びの声!
~下原改良開通により、約8割の交通が転換~
【救急搬送への支援】
○救急搬送において安全・安心で確実な通行が可能!
~下原改良開通により、搬送患者への負担が軽減~
【地域環境の改善】
○現道に隣接する小学校の授業環境が改善!
~下原改良開通により、大型車の約9割が転換~
2.添付資料
別紙1:国道41号下原改良の概要
別紙2:安全性の確保
別紙3:救急搬送への支援
別紙4:地域環境の改善
3.配布先
高山記者クラブ
4.問合せ先
国土交通省 中部地方整備局 高山国道事務所
副所長(技術) 坂地 光博(さかち みつひろ)
調査課長
中川 晋吾(なかがわ しんご)
TEL:0577-36-3811(代表)
FAX:0577-36-3801
し も は ら
別紙1
国道41号下原改良の概要
しもはら
ぎ
ふ
げ
ろ
かなやまちょう し も は ら
げ
ろ
かなやまちょう な か ぎ り
・国道41号下原改良は、岐阜県下呂市金山町下原から下呂市金山町中切に至る全長
1.1kmの道路で、平成27年11月29日(日)に全線2車線で開通しました。
標準断面図
位置図
<トンネル部>
<土工部>
41
国道41号
下原改良
至 富山
41
げ ろ
かなやまちょうなか ぎり
(終点)下呂市金山町中切
写真① 下原改良開通後の状況
国道
号下原改良
41
下原トンネル
しも はら
写真①
しも は ら
(撮影日:平成27年11月)
41
延長
343m
1.1
km
下原小学校
写真②
げ ろ
至 富山
写真② 下原改良開通後の状況
かなやまちょうし も は ら
(起点)下呂市金山町下原
41
至 名古屋
至 名古屋
(撮影日:平成27年11月)
別紙2
【安全性の確保】
小学生の約8割が安心して通学できようになったと喜びの声!
~下原改良開通により、約8割の交通が転換~
・国道41号下原改良に並行する国道41号現道は、小学校の通学路に指定されています。
・下原改良開通後、国道41号現道を走行していた交通の約8割が転換し、小学生の約8割
が安心して通学路を登下校できるようになったと効果を実感しています。
●開通後の交通量の変化(断面A)
至 富山
100%
:通学路
16%
(930台)
80%
60%
40%
100%
(5,490台)
84%
(4,759台)
20%
国道
0%
開通前
開通後
(5,490台/12h)
(5,689台/12h)
下原改良
号下原改良
41
●開通後の通学路の安全性
下原トンネル
延長
1.1
km
国道41号現道
出典:交通量調査結果 開通前)H27.10.1(木)
開通後)H27.12.9(水)
41
24%
写真①
写真
②
約8割の
児童が実感
断面A
下原小学校
76%
N=41
安心して通学路を
登下校できるようになった
かわらない
出典:下原小学校アンケート調査(H27.12)
●開通前後の通学状況
写真②:開通後
写真①:開通前
至 名古屋
安心して登下校ができる
ようになりました。
特に急カーブが安心して
歩くことが出来ます。
(下原小学校児童)
(撮影日:平成27年10月)
(撮影日:平成28年1月)
別紙3
【救急搬送への支援】
救急搬送において安全・安心で確実な通行が可能!
~下原改良開通により、搬送患者への負担が軽減~
・下原改良の開通により、並行する国道41号現道の急カーブ区間を回避することができ、
患者への負担が軽減しています。
至 富山
●開通前後の
横加速度(0.3G以上)の変化
60
55回
凡例
横加速度(0.3G~):
50
40
30
国道
20
号下原改良
0
10
41
0回
開通前
開通後
国道41号現道
急カーブ区間
下原改良
※0.3G:身体に相当の揺れを感じる加速度
延長
下原トンネル
写真②
41
出典:ETC2.0プローブ情報 開通前)H27.11.16~H27.11.22
開通後)H27.11.30~H27.12.06
写真①
開通前(国道41号現道)
急カーブ
区間
1.1
km
写真
①
至 名古屋
(撮影日:平成27年10月)
写真②
開通後(下原改良)
至 名古屋
下原改良の開通後、急カーブ区間を回避す
ることができ、患者への負担は確実に軽減し
ています。
(下呂市消防本部南署)
至 名古屋
(撮影日:平成27年12月)
別紙4
【地域環境の改善】
現道に隣接する小学校の授業環境が改善!
~下原改良開通により、大型車の約9割が転換~
・国道41号下原改良の開通により、国道41号現道を走行していた大型車が約9割転換し
ました。
・交通の転換により、約9割の児童が静かになったと、改善効果を実感しています。
●開通後の
大型車交通量の変化(断面A)
至 富山
100%
6%(49台)
80%
60%
40%
100%
(968台)
94%
(821台)
20%
国道
0%
開通前
開通後
(968台/12h)
(870台/12h)
下原改良
号下原改良
41
出典:交通量調査結果 開通前)H27.10.1(木)
開通後)H27.12.9(水)
下原トンネル
延長
1.1
km
国道41号現道
●開通前の大型車の走行状況
41
下原改良開通前の交通状況
写真
トラックが通るたび、騒音と振動が発生!
小学校の授業に影響!!
断面A
下原小学校
●開通後の授業環境
7%
93%
至 名古屋
前は車がいっぱい道を通るので、学習にあまり
集中出来なかったけど、今は、トンネルが作られ
たので、学習に集中することが出来ています。
約9割の
児童が実感
N=41
車の音を気にせず、
授業を受けられるようになった
(下原小学校児童)
かわらない
出典:下原小学校アンケート調査(H27.12)