News Release 2012 年 2 月 27 日 BASF、「第 、「第 3 回 国際二次電池展~バッテリージャパン」に出展 リチウムイオン・バッテリー向けの革新的な材料を紹介 お問い合わせ: BASF ジャパン株式会社 コーポレート・コミュニケーションズ本部 バッテリー性能と航続距離を高めるインテリジェントなソリューション 出展情報:東京ビッグサイト、西ホール 1、 、W2-66 ブース、2 ブース、 月 29 日~ 海保 千穂 TEL: 03-3796-4879 FAX: 03-3796-4111 [email protected] 3月2日 BASF ジャパン株式会社 コーポレート・コミュニケーションズ本部 世界をリードする化学会社の BASF(本社:独ルートヴィッヒスハーフェン)は、 「第 3 回 国際二次電池展~バッテリージャパン」に出展し、高純度の HED™正極材料、カスタムメイドの電解液、革新的なプラスチック・ソリューシ 麦谷英理子 TEL: 03-3796-4865 FAX: 03-3796-4111 [email protected] ョンなどリチウムイオン・バッテリー市場向けの画期的な材料を紹介します。 「国際二次電池展」は、二次電池に関する世界最大の見本市であり、2012 年 2 月 29 日~3 月 2 日の 3 日間にわたり開催されます。 バッテリーは、未来の電気自動車を支える主要技術です。BASF は、先進的 なバッテリー材料の研究や開発、生産に関して、2016 年までに数億ユーロ 規模の投資を計画しています。 BASF ジャパン株式会社 コーポレート・コミュニケーションズ本部 BASF の HED 正極材料は、高純度で優れた特性から、自動車駆動系用バ 住所: 〒106-6121 東京都港区六本木 6-10-1 ッテリーの高度化しつつある要求に適合します。ニッケル・コバルト・マンガン 六本木ヒルズ森タワー21 階 (NCM)正極材料は、ユニークな組成のリチウムとマンガン含有量の高い混 FAX: 03-3796-4111 TEL: 03-3796-4865 http://www.japan.basf.com Page 2 合金属酸化物で、米国エネルギー省(DOE)のアルゴンヌ国立研究所が特 許を取得しており、そのライセンスは、BASF を含む 2 社にしか供与されて いません。このライセンスは、NCM 製品群を幅広くカバーしており、現在の みならず将来のリチウムイオン電池にも適用できます。 革新的な正極材料だけでなく、BASF は 2011 年、電解液の分野にも参入 しました。電解液は、バッテリー内部でリチウムイオンが移動する際に欠か せない複雑な処方です。高純度、カスタムメイドの電解液は、バッテリーの 性能で大きな優位性を実現するもので、サイクル寿命や経年寿命など、主 要な性能特性を確保する上で欠かせない材料です。 BASF では、エンジニアリングプラスチックを幅広く提供しており、バッテリ ー・メーカーはこれらを使用することで、バッテリーパックやバッテリーシステ ムに、絶縁性を実現できるとともに、設計自由度の向上による周辺部品の 統合が可能となります。BASF のエンジニアリングプラスチックは厳しい環 境にも対応でき、グリコール浸漬時における耐加水分解性向上や高温下に おける使用、難燃性向上などの需要に応えることができます。これまで、 BASF は軽量化技術の用途開発でも優れた実績をあげており、Ultramid® (ポリアミド樹脂)を活用することで、エア・インテーク・マニホールドやシリン ダー・ヘッド・カバー、そして最近はトランスミッションやエンジンのオイルパ ンなどの用途に採用されています。自動車が電動化へと向かう中、こうした 専門知識と技術開発は、今後も重要な役割を果たすと考えています。 BASF ジャパン株式会社 コーポレート・コミュニケーションズ本部 今まで以上に統合的なソリューションに基づいたアプローチを採用し、バッ 〒106-6121 東京都港区六本木 6-10-1 テリー・メーカー各社を支援するため、BASF はこのたび、グローバル・ビジ ネス バッテリー材料ユニットを設置しました。そして、電解液処方やリチウ ムイオン正極材料の開発に関わる現在の活動に加え、リチウム硫黄電池 六本木ヒルズ森タワー21 階 TEL: 03-3796-4865 FAX: 03-3796-4111 http://www.japan.basf.com Page 3 など、新しいコンセプトの次世代バッテリー材料も研究しています。BASF が最近 5,000 万ドルを出資し、株式所有権を取得したサイオンパワーとの 提携により、リチウム硫黄電池技術は現在、早期開発段階にあります。ま た、2012 年 2 月 14 日には、オボニック・バッテリー・カンパニーの取得も発 表しました。これに伴い、BASF は、ニッケル水素バッテリー技術の主導的 地位と、世界を代表するバッテリー・メーカー各社との長期的なビジネス関 係を確保しています。こうした取り組みの結果、BASF は、未来の電気自動 車の原動力となるバッテリー材料を幅広く開発しており、機能性材料・部品 のリーディング・プロバイダーとして、世界各国のバッテリー・メーカーを支 援するという長期的な目標に取り組んでいます。 ■日本の BASF について BASF は日本では 1888 年に事業を開始いたしました。国内では、BASF ジャパンと 6 社 の関連会社で構成されています。事業活動は、化学品、プラスチック、機能性化学品、高 機能製品、農業関連製品の 5 分野です。主要生産拠点は三重県四日市市(熱可塑性ポリ ウレタン、ポリマーディスパージョン)と、神奈川県茅ヶ崎市(コンクリート混和剤、建設化学 品)と横浜市戸塚区(塗料)です。尼崎研究開発センターでは、日本のお客様へのテクニカ ルサービスと、さらに先端技術産業のテクノロジーリーダーに近いという地理的利点を活か し、エレクトロ二クス分野に特化した研究開発を行っています。また 2012 年 1 月には横浜 に「BASF イノベーションセンタージャパン」(エンジニアリングプラスチック)を新設し、日本 発のイノベーティブで、グローバルな製品の開発を目指しています。2011 年の BASF の 日本での売上は 2,004 億円(18 億ユーロ)、従業員数は 1,740 人です。 ■BASF について BASF(ビーエーエスエフ)は世界をリードする化学会社「The Chemical Company」です。 製品ラインは、化学品、プラスチック製品、高機能製品、農業関連製品、石油・ガスと多岐 にわたっています。BASF は、経済的な成功、社会的責任、そして環境保護を同時に実現 しています。また、BASF は科学とイノベーションを通して現代社会や将来のニーズを提示 しながら、あらゆる産業のお客様を支援しています。BASF の製品とシステムソリューショ ンは、資源の確保に貢献し、健康的で栄養価の高い食品を提供するとともに、生活の質の 向上に寄与しています。BASF はこれらの活動を企業目標として「私たちは持続可能な将 来のために、化学でいい関係をつくります」を掲げています。2011 年の売上は約 735 億ユ ーロで、従業員数は約 11 万 1,000 人です。BASF の詳しい情報は、www.basf.com(英 語)、newsroom.basf.com(英語)、www.japan.basf.com(日本語)をご覧ください。 BASF ジャパン株式会社 コーポレート・コミュニケーションズ本部 〒106-6121 東京都港区六本木 6-10-1 六本木ヒルズ森タワー21 階 TEL: 03-3796-4865 FAX: 03-3796-4111 http://www.japan.basf.com
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