RFC 2016年活動方針について発表いたします。

平成 28 年 1 月 18 日
任意団体 RFC
http://www.railway-fan-club.com/
[事業計画]
2016 年の RFC 活動方針について
より多くの方に鉄道運行の魅力を感じてもらうために
任意団体 RFC(以下、RFC)は、より多くの方に鉄道運行の魅力を実感してもらうために 2016 年も様々
な取り組みを行ってまいります。
1.2015 年をふり返り
RFC は 2013 年に策定した「明日へ走る、未来を描く」をコミュニケーションメッセージに据え、
「オンリ
ーワンを重ねて No.1 へ」をビジョンのもと活動してきました。RFC はダイヤグラムがキーアイテムであると
いうことを再定義し、鉄道運行実演を行うことが RFC の存在意義であると考え、この鉄道運行実演の完成度
を高める事業を進めてまいりました。再定義により明確化された展示の完成度を高めることに向け課題を洗い
出し、それに開発・投資をおこないました。
・[安全への取り組み]
輸送の安全確保のための信号や連動装置の拡充への投資、装置のスリム化による障害発生低減に向けた電
子連動装置の開発、DCC 設備の更新、使用 7 年程度を経過した軌道設備の更新など設備については過去
最大の投資を行いました。また、ご覧いただくお客さまの安全向上に向けた保護設備への投資も継続して
います。
・[楽しさへの取り組み]
お客さまにお楽しみいただくための演出方法の改善や ICT を活用した情報提供装置の開発を行いました。
駅発車案内表示やお客さまご自身のモバイル端末上への情報提供などの仕組みをすべての実演に導入しま
した。
また、多くの方に鉄道運行実演の魅力に触れていただく機会を増やすため出展機会を広げる法人向け提案活
動も結果に結びついています。それにより、京急ファミリー鉄道フェスタ及びリリスの大冒険トレインフェス
タの 2 つの新規イベントに出展いたしました。また、法人向け出展の増加に伴い 2014 年まで出展しておりま
した国際鉄道模型コンベンションでの展示は終了し、将来的に鉄道事業者とともに歩む方向に向けた道筋をた
てることができました。
2.2016 年の活動について
一定の出展品質を作り出すことを目的とした 2015 年から、
次はこれを広げていくことが今年のテーマです。
【RFC のノウハウを広げます】
ダイヤ運転をさらに広げるために、他の鉄道模型サークル(以下、他団体)へ RFC のノウハウを提供しま
す。具体的には、運行実演イベントにおいて、他団体に一部区間の運行管理を移管します。ただし、軌道や運
行管理のシステムは RFC が用意し、その上で運転や管理を他の団体に依頼します。これにより、他団体は RFC
の運行実演のノウハウを習得することができ、いずれは単独でも RFC 式のダイヤ運転を行えるようになるた
めの支援を継続的に実施していきます。これにより、ダイヤ運転という楽しみ方そのものを広げていきたいと
考えております。
【ご観覧のチャンスを増やします】
これまで、東急電車まつり、京急ファミリーフェスタ、RFC ダイヤ運転フェスタの 3 イベントを中心に展
示してまいりましたが、鉄道事業者様との調整を進めさらなるご観覧いただく機会を増やします。次回の実演
は平成 28 年 3 月 12 日、13 日の 2 日間に開催される北越急行株式会社主催「特急はくたかフェス in まつだ
い」に展示協力いたします。
【新機軸:タイムトラベルの導入】
RFC は従来から時間の変化の概念を取り入れています。東急電鉄東横線の渋谷駅地下化切り替え前後の再
現などを行ってきましたが、これをさらに広げ、その路線の時代の変化を毎回の実演に反映させていきます。
【新しい路線への挑戦】
毎年、異なるテーマを設けそれを RFC ダイヤ運転フェスタにて実施しております。今年はタイムトラベル
方式にて長期間の路線の推移を再現いたします。従来にはなかった様々な運行形態や要素を取り入れた路線を
検討中です。
【エンタテインメント性を高める】
従来おっておりました MC による説明や映像や音楽を連動させた運行実演の演出を行ってきましたが、さ
らに時間帯の表現の追加や物語性を高めてまいります。さらには、タイムトラベルによる効果の中で、「開業
式」や「引退セレモニー」などの様々なイベントを織り交ぜ、模型だけではなく展示すべてステージと見立て
て演じてまいります。また、実際のテーマ路線の鉄道事業者様と連携した運行実演も導入いたします。
【安全への投資・新システムの開発】
引き続き運行関連設備の更新に投資を進めてまいります。また、列車の運行管理をより高度化し、定時性の
向上や異常時対応のスピード化を実現するために、新たな列車運行管理システムの開発を進めてまいりました
が、いよいよ導入の時期となりました。年内のイベントにて導入を予定しております。また、ATC 区間にお
ける速度管理方法についても現在開発を進めております。
<ダイヤ運転とは>
<団体概要>
RFC では、実際の鉄道会社と同様にダイヤグラムを作成
サークル名
任意団体 RFC
し、信号機などの設備を設け、運転士だけでなく指令や車
設立
1997 年 4 月 1 日
両検修、保線など鉄道を動かす上で欠かせない業務を分担
会員数
35 名
することで鉄道の一日を鉄道模型上で再現します。
活動概要
鉄道路線の一日を実演
<本件に関するお問い合わせ>
RFC 経営統括本部 広報部
E-mail:[email protected]