技 術 提 案 書 作 成 要 領 1.技術提案書の提出について 本技術提案書は、江戸川区立葛西小学校・葛西中学校改築工事に係る基本設計及 び実施設計業務プロポーザル参加表明書を提出した事業者が提案(プロポーザル) を行うためのものである。以下の要領に基づき提出すること。 2.提案項目について (1)業務の実施方針(様式8)(A4 1枚) (設計工期・施工工期が短い中での取組方針にふれること。) (2)テーマ別課題(様式9−1、様式9−2) 本プロポーザルにおいては、江戸川区のホームページに掲載する「江戸川 区学校改築の基本的な考え方について(第一次報告)」 「学校改築における 小学校施設のあり方」 「学校改築における中学校施設のあり方」 「江戸川区 小中連携教育基本方針―小中一貫教育を見据えて―(H28年1月26日HP掲載 予定)」 「江戸川区立葛西小学校 江戸川区立葛西中学校改築基本構想・基 本計画」を踏まえ、以下の課題について提案すること。 ※http://www.city.edogawa.tokyo.jp/kyouiku/shiryo/keikaku/ kaichiku/index.html 1.下記項目についての具体的提案(A4 2枚以内)。 ① 学習空間について ② 環境・省エネへの配慮について ③ 災害(地震、水害)対策について (参考:江戸川区洪水ハザードマップ) ④ 周辺の環境に配慮した景観・植栽計画について (既存樹木の活用を基本とする) ⑤ 地域活動の拠点としての機能性・快適性について ⑥ ライフサイクルコストの最小化について ⑦ 実施設計図書において、建築図と構造図・設備図との整合をチェックす る体制について(入札不調時の対応及び工事発注までの体制を含む) ⑧ 工事監理手法について 工事監理業務は、別添 参考資料-1に示す業務事項を想定した上で、工 事監理 手法(発注時(H29年1月)以降の価格変動の取り扱いを含む) 及び工事監理業務料(別紙様式11に記載する)について提案すること。 ただし、工事監理契約は別途協議の上、行うものとする。 ※ 小中一貫校の設計実績がある場合は参考に資料を添付すること。 (様式指 定無し) 1 2.本件における仮設校舎を含む敷地利用と教室等の空間構成の提案 (A3 2枚以内)。 ※1 近時の建築費高騰に鑑み、施工コストが低廉となるよう、平面計 画・延面積・空間構成等を計画すること。また、工法・使用材料等 の選定にあたっては上記目的を満たした計画とすること。 ※2 別添 参考資料-2を考慮して提案すること。 ※3 計画(提案)にあたっては、敷地周辺状況を十分に考慮した計画と すること。(別添 参考資料-3,4) また、新設校舎による隣接地への日影が、既存校舎による日影に比 べて著しく増大しないよう配慮すること。(別添 参考資料-4) ※4 屋内運動場および物資・資機材倉庫は災害時に避難所となることを 想定し、原則2階に設置すること。なお、小学校用と中学校用を併 設することにより、一体的に利用できることが望ましい。天井高さ は、梁下でH=8.5m程度は確保出来る計画とすること。 ※5 武道場においては、天井高さをH=4.0m程度確保することが望まし い。 ※6 全体面積縮減のため、廊下幅員は壁芯で、両側居室では3m程度、 片側居室では2.5m程度以下とすることが望ましい。 ※7 図書室は、小中共用として一体的整備することも、プラン上及び設 計コンセプト上別々に整備することも可とする。 ※8 上記1.の各項目についての提案説明を付記すること。 (3)設計工程計画(様式10)(A4 1枚) (4)基本設計・実施設計業務及び工事監理業務の見積額(様式11) (A4 1枚) 3. 技術提案書の内容 (1)提案書は、別添の様式に基づき作成する。様式に既に記載されている文字 等は削除・変更しないこと。但し、枠線および文字の大きさと書体につい ては見やすさを損なわない範囲で調整可能とする。 (2)用紙の大きさは様式8、9-1、10,11がA4判タテ(片面印刷)と し、様式9−2がA3判ヨコ(片面印刷)とする。 (3)「技術提案書表紙」の提出者欄には、担当者のE メールアドレスを記入す ること。 (4)設計共同企業体で参加するものは「技術提案書表紙B」に必要事項を記入 すること。 (5)本件に係る実際の設計担当チームが作成し、記入する。 (6)各様式の記載要領は次のとおりとする。 ① 様式8は、本件業務及び提案事項を実施するにあたっての取組方針、体 制(協力事務所がある場合は、その体制を含む。)、特に配慮すべき事項 などについて簡潔に記載すること。記入する文字の大きさは、11 ポイ 2 ント以上とする。また、提案者(事業者名等)が特定できる内容は記載 しないこと。 ② 様式9に記載する内容は、下記のとおりとする。 ア.テーマ別課題に言及して基本的考え方を文章で簡潔に記述すること。 イ.文章を補完するために図、表、簡単なイラスト、簡易な外観イメージ 図等の使用は認める。 ウ.記入する文字の大きさは、11 ポイント以上とする。 ※図中等の文字は除きますが、見やすさには配慮すること。 エ.提案者(事業者名等)が特定できる内容は記載しないこと。 オ.様式9−1は、テーマ別課題1.をA4判2枚以内にまとめ記載する こと。なお、⑦については、参考業務料を併せて提案すること。 カ.様式9−2は、テーマ別課題2.をA3判2枚以内にまとめ記載する こと。なお、様式9−1のテーマ別課題①∼⑥が提案する空間構成の どの場所に反映されたのかがわかるよう、項目毎に引出し線等でその 「見出し(提案内容)」を付けること。 ③ 様式11は、基本設計・実施設計業務及び工事監理業務に係る業務委託 金額の見積額を記載すること。なお、工事監理業務料見積額については、 審査の評価に含まないが、監理業務委託を発注する際の参考とする。 (7)提出書類について、この書面及び別添の所定様式に示された条件に適合 しない場合は、無効とすることがある。 4.技術提案書の提出 技術提案書の提出は以下による。 (1) 提出様式 :A4判とし、本要領に定められた様式とする(A3判はA4 サイズに折込むこと)。 (2) 提出部数 :提案書表紙に会社名等の記載をしたもの(正本)を2部。 提案書に担当者・会社名等を一切記載しないものを12部。 左2か所ホチキス綴じ。上記14部の他、ホチキス綴じをし ていない原稿1部(押印有)。以上15部。 また、技術提案書一式のPDFデータをCD1枚(ラベル面 に業務名、会社名を記入)にて提出のこと。 *なお、指定の様式以外に、背表紙ならびにファイル等を付 加したものやコーティング紙の使用を禁ずる。 (3) 提出場所:〒132-8501 江戸川区中央1丁目4番1号 江戸川区役所 都市開発部 学校建設技術課 電 話:03-5662-8729 FAX:03-5879-6505 (4) 提出期限:平成28年2月29日(月)午後5時まで (5) 提出方法:持参または郵送(書留郵便)とする(宅配便可)。 3 5.提案書に関するヒアリング 第一次審査で選定された参加者に対して、以下のとおりヒアリングを実施する。 (1) 実施場所 : 別途通知する。 (2) 実施日時 : 平成28年3月下旬(予定) (3) 出 席 者 : 総括責任者、主任技術者を含め3名以内 なお、詳細については別途通知する。 6.その他 (1)要求された内容以外の書類、図面等については受理しない。 (2)提出された提案書は返却しない。 (3)提案書は日本語で記述すること。 4
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