「笑いの処方箋」開催案内

朝日・大学パートナーズシンポジウム
「笑いの処方箋∼現代社会での役割」
木津川 計氏
(きづがわ けい)
和歌山大学客員教授
雑誌「上方芸能」代表・発行人
1935年生まれ。大阪市立大学文学部社会学科卒業。
1968年雑誌『上方芸能』を創刊。以来1999年3月まで編
集長をつとめる。1986年4月立命館大学産業社会学部教
授。2001年4月立命館大学産業社会学部特別任用教授。
2006年3月立命館大学を定年退職。民放連盟賞中央審査
委員会審査委員長(2004、2005年度エンターテイメン
ト部門)、文化庁芸術祭賞選考委員、芸術選奨文部科
学大臣賞選考委員会主査ほかを経て、現在は和歌山大
学経済学部客員教授、雑誌『上方芸能』代表・発行人。
【主な役職】
文化庁国際芸術交流支援事業審査委員会副主査、兵庫
県川西市生涯学習短期大学学長ほか
【受賞】
京都市芸術功労賞、京都新聞文化賞、第46回菊池寛賞(1998
年12月)
織田正吉氏
(おだ しょうきち)
日本笑い学会理事、作家
1931年神戸市生まれ。55年、神戸大学法学部を卒業。
以来、テレビ・ラジオの演芸番組などの作、構成に当
たる。77年、「小倉百人一首」の成立に関して新説を
唱える。現在、日本笑い学会理事、関西演芸作家協会
顧問。『笑いとユーモア』(筑摩書房/ちくま文庫)、
『ジョークとトリック』(講談社現代新書)、『百人一
首の謎』(講談社現代新書)、『日本のユーモア』(筑
摩書房)など、著書多数。笑いとユーモアについて、
幅広い知識と経験に裏づけられた理論家として著名で
ある。上方お笑い大賞功労賞受賞、兵庫県文化賞受賞、
地域文化功労者文部大臣表彰。
主催:
・朝日新聞社
筒井康隆氏
(つつい やすたか)
作家
1934年生まれ。同志社大学文学部で美学芸術学を専攻
し、卒業後展示装飾を専門とする会社を経て、デザイ
ンスタジオを設立する一方、昭和35年SF同人誌「NULL」
を発刊し、推理小説界の長老・江戸川乱歩に認められ
創作活動に入る。昭和56年「虚人たち」で泉鏡花文学
賞、昭和62年「夢の木坂分岐点」で谷崎潤一郎賞、平
成元年「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、平成4
年「朝のガスパール」で日本SF大賞、平成12年「わた
しのグランパ」で読売文学賞小説賞をそれぞれ受賞。
また、フランスから文化勲章のシュバリエ章並びにパ
ゾリーニ賞も受賞。海外での評価も高い。平成5年、マ
スコミの用語自主規制に抗議して断筆宣言。平成8年、
主要文芸出版社3社から自主規制の撤廃覚書を勝ち取り
執筆再開。平成9年、さらに5社と覚書締結。平成14年、
秋の褒章の紫綬褒章を受章。
茂山千之丞氏
(しげやま せんのじょう)
大蔵流狂言師
3世茂山千作の次男。
大正15年『以呂波』のシテで初舞台。
昭和10年『三番三』、21年『釣狐』を披らく。
日本能楽会会員。重要無形文化財総合指定保持者。
平成8年芸術選奨文部大臣賞受賞、他受賞多数。
藤澤良行
(ふじさわ よしゆき)
大阪樟蔭女子大学
英米文学科准教授
1955年生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科後期博
士課程英文学専攻単位取得満期退学。大阪医科大学専
任講師、大阪樟蔭女子大学専任講師を経て、現在、同
大学准教授。
専門分野:20世紀アメリカ文学(特に南部小説)及び小
説における「語り」について。英語教育(特に授業に
関する実践的研究)