ベネッセのWork&Care研究会のご案内 ベネッセでは20年近く展開してきた介護事業と、従業員の両立支援で培ってきたノウハウを活かし、企業の「仕事と介護の 両立支援サービス」を開始いたしました。 しかしながら「企業が介護の問題にどういうスタンスでどこまで関わっていけばよいのかわからない」「まだそれほど問題 になっていないので、会社としての方針が決まっていない」という企業が少なくありません。 そこで私たちは「企業は従業員の介護の問題にどこまで関わればよいのか」ということをテーマとして継続的な勉強会を実施 していくことにいたしました。 各領域の専門家を講師として招き、各社のご担当者同士でディスカッションし、テーマを深め考えていく場を提供させてい ただきます。ぜひこの機会をご活用ください。 <実施概要> 【開 催】年5回予定 5月・7月・9月・11月・1月 【会費】1社 10万円 【開催場所】TKP新宿ビジネスセンター(予定)> http://tkpshinjuku.net/access.shtml 【申し込み】㈱ベネッセシニアサポート 「お問い合わせ」ページよりお申し込みください https://www.benesse-senior-support.co.jp/contact/index.php ※お問い合わせ内容に「Work&Care研究会参加希望」とご記入ください 5/21(木) 15:00 – 17:30 【テーマ】見えないところで進む介護問題 【講師】労働政策研究・研修機構 副主任研究員 池田 心豪氏 【内容】介護の問題は顕在化しにくいと言われますが、なぜ顕在化しないのか、顕在化させて取り組むことの メリットは何か?を考えます。 7/13(月) 15:0017:30 【テーマ】企業として育児や介護の問題にどこまでの配慮が必要か 【講師】石嵜山中総合法律事務所 弁護士 山中 健児氏 【内容】育児や介護の事情を抱えている社員について、日本の法制度は企業にどのような責任を課しているのか。 それを踏まえて実務上何をどこまで行う必要があるのか、を人事担当者の視点で考えます。 9/9(水) 15:0017:30 【テーマ】介護者のメンタルケア 【講師】メンタルコンシェルジュ 精神科医 野口 海氏 【内容】仕事と介護の両立するためには働く時間や場所などの物理的な側面での支援も必要ですが、実は「メンタ ル面のサポート」も重要であると指摘されています。実際に両立生活が始まった際のメンタル面でのアプ ローチについて考えます。 3月12日(木)「ダイバーシティ推進のための働き方改革」セミナーを実施しました 先日3月12日に新宿NSビルスカイカンファレンスにて、セミナーを実施いたしました。 社員のワークライフバランスの実現、女性活躍推進、男性の育児参加、仕事と介護の両立支援など、さまざまな切り口から 語られるこれらのテーマですが、その本質はどこにあるのか、各々のテーマはどんなふうにつながっているのか、そして企業 の担当者に求められることは何か、をワークライフバランス、女性労働論の第一人者である武石恵美子氏の講演をもとに考え ました。 当日は約80名の企業の人事やダイバーシティの担当者の方々にお申し込みいただき、盛況なうちに終えることができました。 アンケートでは参加者の満足度は98%でした(「大変役立った」「役立った」の回答)。ご協力ありがとうございました。 当日のプログラム ベネッセシニアサポート代表取締役社長 伊藤 <当日の武石恵美子先生の講演は> 敬幸よりご挨拶 第一部 しのびよる介護 1.超高齢社会において医療制度はどのように変わっていくか (株)ベネッセスタイルケア 医療連携部 雫石 健 2.仕事と介護の両立を妨げていたものは何か~事例紹介から~ 主任相談員 看護師 介護支援専門員 寺田 敦子 第二部 ダイバーシティ推進のために 3.ベネッセのワークライフマネジメントのご紹介 Work&Careサービス責任者 鬼沢 裕子 4.ダイバーシティ推進のための働き方改革 法政大学キャリアデザイン学部教授 武石 恵美子 質疑応答 ~当日のアンケート結果より~ 「すごく学ぶことが多くありました。『介護=自 分が担う』という図式かなと思っていました。社 内の制度検討に役立つ考え方がたくさんありまし た」 「様々な要素を盛り込まれていて大変充実した内 容でした。全体像を知ることができ、その上で企 業が取りくむべき課題などもわかりました。」 次の3点について約60分間お話いただきました。 1.なぜ今ダイバーシティなのか 2.ダイバーシティを推進することにおける 「働き方改革」の意味 3.個人の仕事と介護の両立における企業の役割 ダイバーシティマネジメントを経営上の課題として捉えることの意味を わかりやすく解説するところから始まり、国際比較の視点から日本の 「働き方」の現状を解説。 企業、また職場のマネジメントの中でダイバーシティマネジメントに取 り組む際のポイントとなる視点が提示されました。さらに「仕事と介護 の両立」が今後の企業社会にとっていかに重要なものとなるかを、厚労 省の委託調査結果をもとに説明していただきました。 その後、会場の参加者の方から「経営への有 効な説明方法について教えてほしい」 「短時 間勤務制度の活用など、権利主張に偏る社員 に対してどう対応すればよいのか」等、たく さんの質問が寄せられ、それに対しても武石 先生からお答えをいただきました。 (当日の質疑応答の様子) Work&Care研究会ご入会のお手続きについて ◆ご入会の手続き 入会を希望される法人・団体は指定の入会申込書に必要事項をご記入の上、お申し込みください。お申 し込み月の翌月初旬に請求書をお送りいたします。請求書発行月の末日までにお振り込みをお願いいた します。 個人でのお申し込みの場合には、当研究会の目的に照らし、研究会の内容を所属する企業や団体への 還元していただくことを条件とさせていただきます。 入会は年度単位(4~3月)といたします。年度途中からのご入会についてはご相談ください。 ◆会費 年間10万円(消費税込)とし、講師への謝礼、会場費、資料代の一部に充てさせていただきます。 年度途中での退会が発生した場合、各研究会への参加ができなかった場合にも返金は致しかねますの でご了承ください。(ご欠席の場合には追って資料を提供させていただきます)。 万一、当研究会の都合により年間5回の実施運営が不可能となった場合には、会費の一部を返金させて いただきます。
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