公募型プロポーザル方式実施要領(PDF)

資料1
横手市上下水道部料金業務委託公募型プロポ-ザル方式実施要領
第1章 一般事項
(目的)
第1条 この要領は、横手市上下水道部料金業務委託(以下「業務委託」という。)を実施
するにあたり、公募型プロポ-ザル方式(以下「プロポ-ザル」という。)により受託事
業者を選定するために必要な事項を定めることを目的とする。
(定義)
第2条 プロポ-ザルとは、委託業務に関する業務提案を公募し、業務に対する意欲、技術
的能力等の審査を行い、最も優れていると認められる者を特定する方式をいう。
(委託業務の範囲)
第3条 委託業務の範囲は、次のとおりとする。
(1) 窓口業務
(2) 開閉栓業務
(3) 検針調定業務
(4) 収納業務
(5) 還付業務
(6) 滞納整理業務
(7) 給水停止業務
(8) 電算処理業務(料金システムを含む)
(9) メーター交換業務
(10) その他付帯業務
(参加募集方法)
第4条 プロポーザルへの参加募集は、横手市公告式条例(平成17年横手市条例第3号)別表
に規定する掲示場において公告するとともに、横手市ホームページにおいて閲覧に供する
方法により行う。
(参加資格要件)
第5条 プロポ-ザルへ参加を申し込む事業者(以下「参加事業者」という。)に必要とさ
れる参加資格要件は、次のとおりとする。
(1) 単独事業者での参加資格要件
ア
法人として登録されている者
イ
平成27・28年度における横手市物品及び役務の提供等指名競争入札参加申請書
を提出している者
ウ
地方自治法施行令第167条の4第2項の各号の規定に該当しない者
-1-
エ
会社更生法に基づく更生手続開始の申立て及び民事再生法に基づく再生手続開
始の申立てがなされていない者
オ
本件の公告日において、横手市長から指名停止の措置を受けていない者
カ
市税等に滞納のない者
キ
横手市暴力団排除条例に基づく暴力団及び暴力団と密接な関係を有する者に該
当しない者
ク
水道料金等の調定・収納・徴収に係る電算システムの開発及び運用実績を有し
ている者
ケ
水道料金等徴収(公共料金の徴収を含む。)に係る業務実績を有している者
コ
水道料金等徴収等業務について3年以上の実務経験を有する業務責任者及び水
道法に基づく給水装置工事主任技術者の資格を有する者を配置できる者
(2) 単独事業者(業務提携)による参加資格要件
ア
参加事業者は、受託業務に関し必要な技術や人員などを提供する事業者(以下
「提携事業者」という。
)と業務提携を行って参加することができる。
イ
提携事業者数は、自社を除く2者以下とする。
ウ
事業者間で業務提携合意書(様式第1号)に準じた合意書を締結していること。
エ
参加事業者及び提携事業者は、前号アからキに掲げる者であること。
オ
参加事業者又は提携事業者は、前号クからコに掲げる者であること。
カ
提携事業者は参加事業者にはなれず、2つ以上の参加事業者の提携事業者には
なれない。
(参加申込)
第6条 参加事業者は、公募型プロポ-ザル参加申込書(以下「参加申込書」という。)(様
式第2号)と次に掲げる添付書類を、別に定められた期間内に横手市長(以下「市長」と
いう。)に提出しなければならない。
(1) 単独事業者で参加の場合
ア
登記簿謄本 1部
イ
納税証明書 1部
ウ
社会保険料納付確認書
エ
就業規則 1部
オ
労働基準法第36条の時間外及び休日労働に関する協定書
カ
水道料金等電算システム開発・運用実績調書(任意様式) 1部
キ
水道料金徴収等に係る業務実績調書(任意様式)
ク
配置予定業務責任者の業務経歴書(任意様式) 1部
ケ
配置予定給水装置工事主任技術者の資格証の写し
1部(様式第3号又は任意様式)
1部
1部
1部
(2) 単独事業者(業務提携)による参加の場合
ア
参加事業者及び提携事業者に係る前号アからウに掲げるもの
イ
参加事業者に係る前号エ及びオに掲げるもの
ウ
参加事業者又は提携事業者に係る前号カからケに掲げるもの
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エ
業務提携合意書(様式第1号に準じたもの)
(実施要領等の交付)
第7条 市長は、参加事業者に対し、次の書類を貸与する。
(1) 「横手市上下水道部料金業務委託公募型プロポーザル方式実施要領」(以下「実
施要領」という。)
(2) 「横手市上下水道部料金業務委託公募型プロポーザル方式事務実施基準」(以
下「実施基準」という。)
(3) 「横手市上下水道部料金業務委託仕様書」(以下「仕様書」という。)
(4) 「横手市上下水道部料金業務委託要求水準書」
(5) 「横手市上下水道部料金システムの要求水準書」
(6) 「横手市上下水道部業務の概要」
(7) 「横手市上下水道部料金業務委託公募型プロポーザル方式による事業者審査基
準」
(8) その他参考資料
(業務提案書等の提出)
第8条 参加事業者は、実施要領及び実施基準に従い、次の各号に定める項目についての業
務提案書等を作成し、所定の表紙(様式第4号)を付けて別に定められた期間内に市長に
提出しなければならない。
(1) 会社概要及び財務状況
(2) 受託実績
(3) 業務実施体制
(4) 業務実施計画
ア
窓口業務に対する考え方
イ
開閉栓業務に対する考え方
ウ
検針調定業務に対する考え方
エ
収納業務に対する考え方
オ
還付業務に対する考え方
カ
滞納整理業務に対する考え方
キ
給水停止業務に対する考え方
ク
電算処理業務に対する考え方
ケ
メーター交換業務に対する考え方
コ
個人情報保護体制に対する考え方
サ
災害時及び緊急時対策等の危機管理体制に対する考え方
シ
その他委託業務に係る提案
ス
提案見積書及び積算内訳書
(5) 地域貢献(地元経済・地元雇用)に対する考え方
2
市長は、参加事業者に対し、前条の書類の貸与と併せ、業務提案書の作成に必要な資料
-3-
等を貸与することができる。ただし、参加事業者は業務提案書提出と同時に、これらの資
料等を市長に返還しなければならない。
(質問書の受付)
第9条 参加事業者は、業務提案書作成等に係る質問について、質問書(様式第5号)を電
子メールで提出することができる。ただし、質問書は別に定められた期間内に提出しなけ
ればならない。
2
市長は、参加事業者から前項に係る質問書を受け付けた場合は、参加事業者に速やかに
電子メールで回答する。
(辞退)
第10条 参加事業者は、いつでもプロポーザルの参加を辞退することができる。
2
プロポーザルの辞退は、公募型プロポーザル方式参加辞退届(以下「辞退届」という。)
(様式第6号)を市長に提出することにより行うものとする。
第2章 審査方法等
(選考委員会及び評価委員会の設置)
第11条 業務委託を実施するにあたり、参加事業者を公平かつ公正に評価するため、横手
市上下水道部料金業務委託選考委員会及び評価委員会(以下「選考委員会等」という。)
を設置する。
(参加資格要件の審査)
第12条 評価委員会は、提出された参加申込書等により参加資格の適否の確認を行って選
考委員会に報告し、選考委員会はその報告を審査する。
2
市長は、前項の審査結果を公募型プロポーザル方式参加資格確認通知書(様式第7号)
により通知する。この場合において、参加資格を有すると認められなかった者については、
その理由を付するものとする。
(業務提案書等の評価)
第13条 業務提案書による評価は、業務実施体制の妥当性、業務提案書の的確性、実施手
順の妥当性、収納率向上対策、電算処理システムの妥当性・安定性、情報保護体制、効率
性、地域貢献の度合い、提案内容の根拠等を基準とする。
2
市長は、参加事業者にプレゼンテーションの日時及び会場を、プレゼンテーション参加
要請書(様式第8号)により通知する。
3
プレゼンテーションは、提出された業務提案書に基づいて行うものとし、業務提案書に
添付されていない新たな資料等の提出や新たな提案はできない。
(受託候補者の選考)
-4-
第14条 選考委員会等は、業務提案書及びプレゼンテーションの内容等を総合的に判断し、
最終受託候補者(以下「受託候補者」という。)を選定する。ただし、業務提案書の内容
等によって業務委託の目的を達成することができないと判断されたときは、受託候補者を
選定しない場合がある。
(受託候補者の決定)
第15条 市長は、前条の報告を受け受託候補者を決定し、公募型プロポーザル方式選定結
果通知書(様式第9号)により通知する。
(非選定結果の通知)
第16条 市長は、受託候補者に選定されなかった参加事業者(以下「非選定事業者」とい
う。)に対し、公募型プロポーザル方式非選定結果通知書(様式第10号)により通知する。
2
非選定事業者は、市長に対し、非選定となった理由の説明を求めることができる。なお、
当該要求は別に定められた期限までに書面をもって行わなければならない。
3
市長は、前項の要求を受けた場合に限り、その非選定事業者の評価点及び順位に限り書
面にて回答するものとし、審査内容及び他の事業者に関する説明要求は認めない。
第3章 契約その他
(業務委託契約)
第17条 市長は、受託候補者に決定した者と契約条件について協議の上、横手市契約規則
(平成17年横手市規則第58号)に基づき、受託候補者と随意契約を締結する。
2
業務委託契約の条件等については、業務提案書の内容を基本として、横手市と受託候補
者との協議により定め、仕様書等を補正するものとする。
3
市長は、協議の結果、円滑に業務委託を施行できると認められない場合には、契約を締
結しない。
4
受託者は、円滑に受託業務を行うことができるように自らの責任において準備を行い、
準備に必要な経費を負担するものとする。ただし、市長が必要と認める場合は、経費の負
担に関し受託者と協議するものとする。
(プロポーザルの瑕疵)
第18条 プロポーザルにおける参加事業者の提出書類及び内容に瑕疵があることが判明し
た場合は、その瑕疵について選考委員会等で協議を行い、対応を決定する。
2
選考委員会等は、必要に応じて参加事業者に対し、前項の瑕疵についてヒアリングを行
うことができる。
3
市長は、第1項に定める瑕疵が重大又は悪質であり、プロポーザルの公平性、公正性を
著しく損なう恐れがあると認められる場合は、プロポーザルに係る既決定事項を取り消す
ことができる。
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(参加資格等の取り消し)
第19条 市長は、参加事業者が次の各号に定める事由に該当した場合は、参加事業者又は
受託候補者と決定した者に対し、プロポーザルへの参加資格又は受託候補者の決定を取り
消すことができる。
(1) 業務提案書の作成に関して不正行為が認められた場合。
(2) 業務委託契約前に横手市建設工事等入札参加者指名停止基準の規定により指名
停止となった場合。
(3) 定められた期日までに、関係書類等を提出しなかった場合。
(4) 提出された業務提案書(様式第4号を除く)に、事業者名及び金額の記載があ
った場合。
(5) プロポーザル関係者と不正な接触等を行った場合。
(次順位者との交渉)
第20条 市長は、受託候補者が業務委託契約を履行することができない事由が生じた場合、
プロポーザルにおいて次順位以下となった参加事業者のうち、順位が上位だった者から当
該業務委託について交渉を行うことができる。
(委任)
第21条 この要領に定めるもののほか、プロポーザルの実施に関し必要な事項は、市長が
別に定める。
附
則
(施行期日)
1
この要領は、公告の日から施行する。
(要領の廃止)
2
この要領は、受託候補者が当該業務委託契約を締結した日をもって廃止する。
-6-