平成 26 年度後期ビジネス・キャリア検定試験の試験問題における誤り

平成 26 年度後期ビジネス・キャリア検定試験の試験問題における誤りについて
平成 26 年度後期ビジネス・キャリア検定試験の3級ロジスティクス管理及び3級ロジスティクス・
オペレーションの試験問題において、下記のとおり、誤りがありましたので、お知らせいたしますとと
もにお詫び申し上げます。
記
1
3級ロジスティクス管理
問題番号
該当箇所
誤
正
本問の取扱
試験結果から見て、左記の誤植が受験者の
10
設問文
適性
適正
解答行動に影響を与えてはいないものと
判断し、特段の措置は講じないものとしま
した。
2
3級ロジスティクス・オペレーション
問題番号
該当箇所
38
選択肢ウ
誤
正
本問の取扱
以下のとおり。
本問は、労働法規に関する記述として正しいものを選ばせる設問であり、選択肢ウの「労働安全衛
生法では、道路貨物運送・港湾運送の場合で常時50人以上の労働者を使用する場合は、安全衛生委員
会の設置が義務づけられている。」を正解としていたところです。
しかしながら、労働安全衛生法(昭和47年法第57号)によれば、第17条第1項で安全委員会の設置
義務が、第18条第1項で衛生委員会の設置義務がそれぞれ規定されているとともに、第19条第1項にお
いて、「事業者は、第17条及び前条の規定により安全委員会及び衛生委員会を設けなければならない
ときは、それぞれの委員会の設置に代えて、安全衛生委員会を設置することができる。」とあります。
したがいまして、安全委員会及び衛生委員会をそれぞれ設置する場合には、安全衛生委員会を設置
する必要がないものとされ、本問につきましては、正解肢がないこととなり、問題として不成立であ
ると認められるため、受験者全員に加点することとしました。
(参考)
第17条
事業者は、政令で定める業種及び規模の事業場ごとに、次の事項を調査審議させ、事業者
に対し意見を述べさせるため、安全委員会を設けなければならない。
(略)
第18条
事業者は、政令で定める規模の事業場ごとに、次の事項を調査審議させ、事業者に対し意
見を述べさせるため、衛生委員会を設けなければならない。
(略)