学生ゼミ資料 C言語1

C言語 はじめに
2016年 吉田研究室
今日の内容
1.
2.
3.
4.
プログラミング言語とは
新しいプログラムの作成方法
プログラムの実行方法
プログラムの作成
1. プログラミング言語とは
プログラミング言語
コンピュータプログラムを記述,編集するために用いる人工言語
C/C++言語,Fortran等
気合い
日本語
コンパイル
プログラミング言語
機械語
2. 新しいプログラムの作成方法
空のソリューション(*.sln)を作成する
その中に新しい項目(*.c,*.cpp)を作成する
①新しいプロジェクトを作成する
②win32 コンソールアプリケーションを選択
③名前を入力し,OK
④次へ
⑤空のプロジェクトにチェックを入れ,完了
⑥プロジェクト>新しい項目の追加
自分が設定したソリューションが表示されていることを確認
②C++ファイル(.cpp)を選択
③名前を入力し,OK
ここに自分で書き込んでプログラムを作成する
行番号の設定
ツール>オプション
>テキストエディター
>C/C++>全般にある
行番号にチェックを入れ,
OK
ビルド用アイコンの設定
バーの左端を右クリックし,ビルドを選択
新しいアイコンが追加される
3. プログラムの実行
プログラムを作成したら実行する
任意のxとyを入力させ,
それらの和と差を表示する
プログラム
プログラムを作成したら,ビルドをする
プログラムに異常がないか確認する
1 正常終了,残り全てが0であればOK
デバッグ>デバッグなしで開始を選択
自分の書いたプログラムが実行される
ビルドとコンパイル
コンパイル
コンピュータが実行するのに適した形式に変えて,実行可能なファイル
に変換すること
ビルド
コンパイルをし,さらに,使っているライブラリ(*.lib)のリンクを行うこと
リンクを行うことで,関数をライブラリから呼び出すことができる
ヘッダーファイル(*.h)
ライブラリ関数を利用するために必要なことが書かれているファイル
4. プログラムの作成1
stdio.hを取り込む
(stdio.h:入出力関係の関数を記録したファイル)
mainという関数のブロック
{}で囲まれたブロックの中に文を書く
文の終わりには必ず「;」をつける
コンパイル
1つ目の文:printfという関数によって
HELLO!を出力する
(printf:画面に文字列を出力する関数)
(\n:出力先で改行する)
出力したい文は「”」で囲む
2つ目の文:システムに0を返す
一般的に0は成功したことを意味する
あらかじめ指定した数値を出力する
データ型の指定
ex. 整数型:int,short,long
小数型:float,double,long double
文字型:char
変数の宣言
xに5を代入する
int x,y,z;
x=1;
y=2;
z=3;
変数は複数設定が可能
printf(“%d %d %d”,x,y,z); 変数の順番によって
→1 2 3と出力される
出力される順番も決まる
値の出力
printf(“文字列”,変数);
出力する変数の書式を設定する
フォーマット指定子
ex. 10進整数:%d
浮動小数:%f
文字:%c
(\n:改行)
任意のxとyを入力させ,それらの和と差を表示するプログラム
データ型の指定
int型の変数xとint型の変数y
カンマで区切ると複数設定可能
値の出力
printf(“文字列”);
プログラム実行後に
行ってほしい内容を出力
する
値の出力
x+y=%d \n x-y=%d, x+y, x-y
始めの%dにはx+yの値
次の%dにはx-yの値が入力されている
値の入力
scanf(“変換指定子”,&変数);
アンパサンド(&):アドレス演
算子
&x:変数xの保存先(メモリの
番地,アドレス)
4.2. 練習問題
任意の数x,y入力させ,それらの四則計算をせよ
使用する関数
main,printf,scanf
printf(“文字列”,変数)
scanf(“変換指定子”,&変数);
値の入出力
フォーマット指定子
ex. 10進整数:%d
浮動小数:%f
文字:%c
データ型の指定
ex. 整数型:int,short,long
浮動小数を表す%fについて
小数型:float,double,long double 5÷3=1.666...
文字型:char
%[表示する桁数].[小数点以下の桁数]f
(表示する桁数は小数点も含む)
%3.1f→1.7
%5.3f→1.667
4.2. 練習問題 解答
任意の数x,y入力させ,それらの四則計算をせよ
5. 課題
高さ 10 cm,上辺a cm,下辺b cmの台形の面積を求めよ
a cm
10 cm
b cm