怪獣のいる公園 六郷 タイヤ公園 京浜東北線に乗り、蒲田から川崎方面

怪獣のいる公園 六郷 タイヤ公園
京浜東北線に乗り、蒲田から川崎方面に向かう途中、電車の窓の外
に、突然、黒い大きな物体が現れるのをご存知ですか?
その黒い物体の正体はタイヤでできた大きな怪獣。そして、その物
体があるのは六郷にある「西六郷公園」
、通称「タイヤ公園」です。
春の陽気に誘われて、久しぶりにこどもと遊びに行ってきました!
<本文>
西六郷公園は、京浜東北線雑色駅から徒歩 10 分、JR 蒲田駅から徒歩 15 分ほどの場所、JR
の線路のすぐわきにあります。
こちらの公園は廃タイヤを使った遊具がたくさんあり、通称「タイヤ公園」と呼ばれて親
しまれている公園です。
幼稚園の園外保育などでよく利用される公園で、大田区で子育てしている方なら必ず一度
は聞いたことはがある公園ではないでしょうか。
公園の入り口の花壇には四季折々のお花が咲きほこり、訪れ
る人を迎えてくれます。
暖かくなったばかりのこの日はポピーやパンジー、チューリ
ップが咲き誇り、怪獣のモニュメントをバッグにとてもきれ
いでした。
「タイヤ公園」は通称通り、園内にたくさんのタイヤを使った遊具
があります。使われているタイヤの数は約 3000 本もあり、大きな
怪獣やロボット、さらにロケットなどのユニークな形のタイヤのモ
ニュメントがあります。
大きい方の怪獣は、親ゴジラと呼ばれていて、足から頭までの高さ
が 8m、頭からシッポまでの長さが 20mあるそうです。みんな、
よじ登ったり、中に入って隠れたり…と、楽しんでいましたよ。
モニュメントの他にも、地面にはたくさんのタイヤがうめこまれていたり、タイヤがその
まま無数に置かれていたりして、こどもたちは思い思いにタイヤを使って遊ぶこともでき
ます。
また、芝生はなくほとんどが砂場であるというのもこの公園の特徴です。
公園にあるコンクリートで作られた幅の広い大小の滑
り台も大人気です。傾斜がやや急で、体の軽いこどもた
ちが滑ると結構なスピードがでます。
おもしろくて何度もやってしまうのですが、やりすぎる
とズボンなどのおしりに穴が開いてしまうことも…(笑)
あるのでご注意を。
小学生くらいになると園内に置かれたタイヤを滑り台
の上に持ってあがって、そちらをおしりに敷いて滑ることもできます。
また、上からタイヤを転がして遊ぶ子たちもいました。勢いよく転がるのを眺めているの
は楽しいようです。園内の注意書きにも書かれていますが、転がす時は、下に人がいない
か注意して転がしてくださいね。
この他にも、大きなタイヤのブランコや、タイヤを使ったいろいろな遊具がありますよ。
暖かかったこの日はお昼を挟んで行きましたが、園内には屋根が付いたベンチなどがあり、
ちょっとしたお昼を食べることもできます。混んでいる日はベンチが足りなくなるほどで
すが、皆さん敷物を敷いて、お弁当を食べていました。
公園には、すぐそばの自動販売機以外に、お店などはないので、お昼ごはんは持参するか、
近くにコンビニエンスストアがあるのでそちらを利用すると便利だと思います。
ちなみに、JR 線のすぐわきにあるという立地から、
京浜東北線や東海道線などの電車が往来する様子を
すぐそばから、また滑り台の上からも楽しめます。
電車好きのお子さんには別の意味でたまらないスポ
ットかもしれません。
訪れた日は春休みの良いお天気の日。暑いくらいの気
候でしたが、街中にある公園とは思えないほどの親子
づれでにぎわっていました。
幼稚園の園外保育で何度も来たことがある娘は久し
ぶりの公園に大はしゃぎ。
初めて体験する弟は怪獣のモニュメントに歓喜していました。初めは怖がっていた滑り台
も姉と一緒に大喜びで滑ることができるようになりましたよ。
歩けるようになった幼児から小学生まで楽しむことができる公園ですが、遊具によっては
小さいこどもたちはすこしあぶないものもあるかもしれないので、ついてみてあげてくだ
さい。
普段とはちょっと違う公園に行きたいな、などという時にはとてもおすすめの公園です。
みなさんも、ぜひ一度、行ってみてくださいね。(nao)