議案第 号 試 案

苫小牧市呼吸器内科クリニック条例(案)
(設置)
第1条 市民の健康の保持に必要な医療を確保するため、医療法(昭和23年法律第205号)
第1条の5第2項に規定する診療所として、苫小牧市呼吸器内科クリニック(以下「クリニッ
ク」という。
)を苫小牧市双葉町3丁目7番3号に設置する。
(事業)
第2条 クリニックは、次の各号に掲げる事業を行う。
(1)市民の保健意識の向上及び普及に関する事業
(2)患者の診療に関する事業
(3)その他クリニックの設置目的を達成するために必要な事業
(診療科目)
第3条 クリニックの診療科目は、内科及び呼吸器内科とする。
(使用料等)
第4条 クリニックにおいて診療を受ける者は、次の各号に掲げる区分に応じ、当該各号に定め
る使用料を納入しなければならない。
(1)健康保険法(大正11年法律第70号)、国民健康保険法(昭和33年法律第192号)、
高齢者の医療の確保に関する法律(昭和57年法律第80号)その他の法令の適用を受ける
診療であって、当該法令によりその額が定められている診療
健康保険法第76条第2項の
規定に基づき厚生労働大臣が定める療養の給付に要する費用の額の算定方法(以下「費用の
額の算定方法」という。
)その他の当該法令に定める算定方法により算定した額
(2)前号に規定する診療以外の診療であって、費用の額の算定方法に定めのある診療
費用の
額の算定方法により算定した額に、その額の5割に相当する額を加算した額。ただし、消費
税法(昭和63年法律第108号)の規定により消費税が課される診療については、当該加
算した額に100分の108を乗じて得た額(その額に50銭未満の端数があるときはこれ
を切り捨て、50銭以上1円未満の端数があるときはこれを1円に切り上げた額)とする。
(3)前2号に規定する診療以外の診療 実費を勘案して市長が別に定める額
2
クリニックにおいて診断書又は証明書の交付を受ける者は、1通につき4,500円を超え
ない範囲内で市長が定める額の手数料を納入しなければならない。
3
市長は、特に必要と認めるときは、使用料及び手数料の全部又は一部を免除することができ
る。
4
既納の使用料及び手数料は、還付しない。ただし、市長が特別の理由があると認める場合は、
使用料及び手数料の全部又は一部を還付することができる。
5
前各項に定めるもののほか、使用料及び手数料に関し必要な事項は、市長が定める。
(損害賠償)
第5条 クリニックの建物、附属設備等を損傷し、又は滅失した者は、市長の定めるところによ
り、その損害を賠償しなければならない。ただし、その者の責めに帰することができないと市
長が認めるときは、この限りでない。
(指定管理者による管理)
第6条 市長は、クリニックの管理運営上必要があると認めるときは、指定管理者(地方自治法
(昭和22年法律第67号)第244条の2第3項に規定する指定管理者をいう。以下同じ。
)
に、クリニックの管理に関する業務のうち、次に掲げるものを行わせることができる。
(1)第2条各号に規定する事業の計画及び実施に関する業務
(2)クリニックの維持管理に関する業務
(3)その他クリニックの管理運営上必要と認める業務
(利用料金)
第7条 市長は、前条の規定により指定管理者にクリニックの管理に関する業務を行わせるとき
は、当該指定管理者に、当該業務に係るクリニックの利用に係る料金(以下「利用料金」とい
う。
)を収受させるものとする。
2
クリニックにおいて診療を受ける者は、第4条第1項の規定にかかわらず、利用料金を指定
管理者に支払わなければならない。
3
利用料金の額は、第4条第1項各号に定める金額の範囲内であらかじめ市長の承認を得て指
定管理者が定める額とする。
4
指定管理者は、あらかじめ市長が定める基準に従い、利用料金の全部又は一部を免除するこ
とができる。
5
既納の利用料金は、あらかじめ市長が定める基準に該当する場合を除き、還付しない。
(委任)
第8条 この条例に定めるもののほか、クリニックの管理運営に関し必要な事項は、市長が定め
る。
附 則
この条例は、平成28年4月1日から施行する。
-------------------------------------------------------------------------------------理
由
呼吸器内科クリニックを設置するため、本条例を制定する。