社会教育だより - 相双教育事務所

27-第1号(1)
相双教育事務所社会教育だより
平成27年4月14日発行
社会教育だより
編集・発行:相双教育事務所長
木 村 政 文
『相双教育事務所 社会教育だより』発行にあたって
相双域内の社会教育の充実に向けて、参考になる実践や研修などを紹介し、各市町村
の社会教育に関する情報発信の場のひとつとして、昨年度に引き続き『相双教育事務所
社会教育だより』を発行していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
相双教育事務所 社会教育担当所員の紹介
し
が
志賀
こうせい
くさ の
宏政
草野
おさむ
いながき
りゆうい ち
収
稲垣
隆一
(相双教育事務所次長〔総務担当〕
兼 総務社会教育課長)
(防災力向上、学校・地域支援、
読書活動、文化財保護 他)
(家庭教育、青少年・成人教育、
放課後支援、体験活動 他)
人事異動に伴い4月か
ら相双教育事務所勤務とな
りました。よろしくお願い
します。
社会教育を通じて、人と
地域がつながり、子どもか
らお年寄りまで心豊かな生
活ができるよう各種事業の
推進に努めてまいります。
震災後、厳しい状
況にありますが、誰で
も参加できる社会教育
活動の推進や地域の教
育力の再生、向上に努
めてまいりたいと思い
ますので、よろしくお
願いいたします。
今年、2年目です。
絆を大切にした社会
教育と、いつでも誰で
も取り組める生涯学習
を目指したいと考えて
います。様々な情報を
発信していきます。よ
ろしくお願いします。
平成27年度
社会教育関係事業について
平成27年度中に相双教育事務所が関わる社会教育の主
な事業を御紹介させていただきます。
【自然に親しみ、自然を尊重するこころをはぐくみます】
(1)「ふくしまっ子自然体験・交流活動支援事業」
① 幼稚園・保育所自然体験活動等支援事業
② 社会教育団体自然体験活動支援事業
③ ふくしまっ子体験活動応援補助事業
南 相 馬 合 同 庁 舎 の 桜
④ ふくしまっ子自然の家体験活動応援事業
(※ 小中学校自然体験・交流活動等支援事業についても補助を行います。)
○ 昨年同様に、活動費・交通費及び宿泊費を補助します。詳しい内容については、
県社会教育課ホームページを御覧ください。
【子どもたちの豊かな心をはぐくみます】
(1)子どもがふみだす ふくしま復興体験応援事業 新規事業
○ 子どもたちが主体的に復興に寄与する社会体験活動に対して、その一部を補助し
ます。詳しい内容については、県社会教育課のホームページを御覧ください。
(2)子どもの夢をはぐくむ読書活動推進事業
○ 高校生の読書習慣の形成や読書活動支援者のさらなる知識・技能を推進します。
① 読書活動推進事業
・ 書評合戦(ビブリオバトル)新規事業
・ 福島県子ども読書活動推進会議
② 読書活動支援者育成事業
・ 人材育成基礎研修(研修A)
・ ステップアップ研修(研修B)
27-第1号(2)
相双教育事務所社会教育だより
(3)2015発見! 相双の宝物 相双子どもプロジェクト
○ 夏休みに小学校5・6年生を対象に、相馬市の農場や社会教育施設を活動の場
として、農業体験・伝統文化体験活動に取り組みます。
【地域全体で子どもたちを教え育てる取り組みを支援します】
(1)子どもの本がつながるスマイルプロジェクト
① 親子ふれあい読書フェスティバル(絵本はともだち)
○ 7月4日(土)南相馬市民情報交流センター(予定)で、後
援会・読み聞かせ会・わらべうた実演その他を実施します。
② 親子ふれあい読書フェスティバル(本はともだち)
○ 後援会、おはなし会、ブックトークなどを予定しています。
(2)学校・家庭・地域連携サポート事業
○ 学校・家庭・地域が連携して、未来を担う子どもたちを健やかにはぐくむ支援体制
を進めます。
① 学校支援実践研修会(相双地区2回・県1回)
② コーディネーター養成研修会(年2回)
(3)学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業(放課後支援事業)
○ 放課後に子どもたちの安全で健やかな居場所づくりを推進します。
(4)学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業(学校支援事業)
○ 地域全体で学校教育を支援する体制を推進していきます。
(5)学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援事業(地域支援推進事業)
○ 学校や社会教育施設に学習活動をコーディネートする人材を配置し、地域コミュ
ニティの再生を図ります。
【家庭における教育を支援します】
(1)地域でつながる家庭教育応援事業
○ 「親の学び」を支援するためにモデルPTAと連携し、
家庭教育について親自身が学ぶ機会を充実できるように支
援していきます。
(2)十七字のふれあい事業
○ 家庭や地域における人と人とのかかわりの中で感じた思
いや願いなどを十七音で表現することで、豊かな心を育て、
絆を強め、家庭や地域の教育力を向上させます。
【生涯を通じて学習し、その成果が生きる環境を整備します】
(1)地域における防災力向上支援事業
○ 今後の災害に備えるため、社会教育関係者を支援し、防災拠点である公民館等社
会教育施設の防災体制の整備・充実を図り地域防災力を向上させます。
(2)東日本大震災福島県復興ライブラリー整備事業
○ 東日本大震災に関する資料等を収集・保存し、広く県民に情報を提供します。
(3)災害復旧国庫補助事業
○ 激甚災害に指定された東日本大震災で被災した、公立社会教育施設の災害復旧事
業を補助するため、災害査定等の事務処理をします。
(4)美術館、図書館、博物館の整備、充実
○ 常設展・企画展・教育普及事業の充実を図るとともに、利用者の視点に立った施
設運営に努めます。
※ 県立美術館は、空調改修工事中のため、本年度休館になります。