武蔵村山市第四次情報化基本計画 策定支援業務プロポーザル実施要領

武蔵村山市第四次情報化基本計画
策定支援業務プロポーザル実施要領
平成27年4月
総務部文書情報課
1 目的
この要領は、
「武蔵村山市プロポーザル方式実施ガイドライン」に基づき、武蔵村
山市第四次情報化計画策定支援業務委託プロポーザルの実施について、必要な事項を
定めるものとする。
2 業務概要
⑴ 件名
武蔵村山市第四次情報化計画策定支援業務委託
⑵ 業務の内容
本業務の委託者は、次に掲げる項目を完成させるため、本業務の受託者に必要な
指示を行い、受託者はそれに対し、的確な助言を行いながら、業務を円滑に遂行す
るものとする。
ア
次期計画策定に必要となる調査・分析業務
(ア) 国などの情報化政策、情報化社会の動向整理
情報化推進の背景となる国の政策方針や、情報通信利用動向などを整理す
る。
(イ) 市民アンケート調査の実施・分析
市民の情報通信技術の利用状況や情報化推進に係るニーズを把握し、整理
する。
対象者
予想回収率
想定設問数
住民基本台帳から等間隔無作為抽出し
た市内在住の18歳以上の男女1000
40%程度
8頁20問程度
人
①
調査票の作成
調査票の作成は、委託者と協議の上、受託者が行う。なお、設問は、今後のI
CTを使ったまちづくりの方向性や課題についての市民意向が把握できるよう
にする。
② 調査の実施
調査期間は概ね1か月程度とし、郵送による配布及び回収を行う。発送先の
情報については、委託者が抽出及び印刷(宛名シールを含む。)を行い、市専用
封筒とともに受託者に提供する。
返信用封筒、往信・返信用封筒の郵便料(郵便局との調整を含む。)、挨拶文
及び調査票の印刷及び封入封緘等、発送及び回収に係る作業とその費用につい
ては、すべて受託者の負担とする。
1
③
集計及び分析
単純集計と合わせ、必要な項目については地域や年齢層による意識の違いが
把握できるようクロス集計を行う。また、これらをグラフ等により分かりやす
く表現するとともに、解析を行い、アンケート結果をとりまとめる。
なお、回収した市民アンケート票は、番号順にファイリングの上、返却する
こと。
(ウ) 現行計画の進捗状況・課題整理
①
これまでの本市における情報化推進に係る取組を概観し、課題を整理する。
②
現行計画の進捗・実施状況について把握し、施策ごとの達成状況を整理す
るとともに、施策ごとに次期計画での位置付けを整理する。
庁内アンケート及びヒアリングを実施し、職員の情報化推進に係るニーズ課
③
題を把握し、整理する。ヒアリング対象課については別途協議する。
イ
次期計画の策定支援
(ア)
情報化推進の方向性・情報化施策の整理
アの調査・分析結果を基に、次期計画で取り組むべき情報化の方向性を提
①
示する。
情報化の方向性を実現する情報化施策を整理する。
②
(イ)
次期計画書の作成
上記で整理した内容を取りまとめ、計画素案を作成する。
ウ 情報化推進委員会の支援
(ア)
情報化推進委員会運営支援
計画策定に向けた情報化推進委員会(全7回中2~3回程度)へのオブザ
ーバーとしての出席、会議要旨等の作成。(会議要旨の提出期限は、会議終了
後 10 日以内に電子データにより提出する。市民アンケート調査結果、庁内アン
ケート及びヒアリング調査結果については、情報化推進委員会で報告すること
から、電子データにより提出する。なお、提出日については別途協議する。)
受託者は、会議において説明又は意見を求められたときは、適宜対応する。
(イ) 打合せ協議
委託者及び受託者は、必要に応じて作業計画や情報化推進委員会等に関する
打合せを行い、受託者は速やかに打合せ記録用紙を作成し、委託者に提出する。
(ウ) その他
策定に伴う指導・助言及び総合的な支援
エ 計画書等の印刷・製本
成果物等は、仕様書に記載のとおりとする。
⑶ 契約期間
契約締結日の翌日から平成28年3月31日まで
2
⑷ 計画策定スケジュール
計画策定スケジュール概要は以下のとおりとする。ただし、協議の上変更するこ
とは可能とする。
ア 平成27年 6月~
9月:計画策定に必要となる調査・分析業務等
イ 平成27年10月~12月:計画素案作成
ウ 平成28年 1月:パブリックコメントの実施
エ 平成28年 2月:パブリックコメントに基づく計画素案修正
オ
平成28年 3月:印刷・製本、検査
⑸ 提案上限額
4,910,000円(消費税及び地方消費税を含む。)
3 実施形式
公募型プロポーザル方式
4 参加資格
⑴ 本プロポーザルに参加することができる者は、本事業に参加する意欲があり、当
該業務についての必要なノウハウを備えるとともに、提案事業者との契約を締結す
る日までの間において、次に掲げる要件を満たしている必要がある。
ア 武蔵村山市競争入札参加資格を有していること。
イ 市から入札参加資格者指名停止措置を受けていないこと。
ウ 会社更生法(平成14年法律第154号)の規定による更生手続開始の申立て
又は民事再生法(平成11年法律第225号)の規定による再生手続開始の申立
てがなされていないこと。
エ 契約締結日現在において、国税及び地方税の滞納がないこと。
オ
本業務に関する十分な実績及び能力を有し、かつ、実施できること(過去5年
以内に、当市と同規模程度の自治体の情報化計画等の策定支援業務を行った実績
を複数件有していること。
)
。
カ
競争入札参加資格審査申請において、提出された書類の記載事項に虚偽がない
こと。
キ
武蔵村山市契約における暴力団等排除措置要綱(平成23年武蔵村山市訓令
(甲)第7号)の措置要件に該当しないこと。
ク
地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第1項の規定に
該当していないこと。
⑵
提案書の提出時点において要件を満たしていた者が契約締結までに参加資格を
有しなくなったときは、その時点で参加資格を失う。
3
5 参加申込書の提出
プロポーザルへの参加を希望する者は、参加申込書を次により提出すること。
なお、下記の提出期限までに参加申込書の提出がない者からの提案は受け付けない。
⑴ 提出物及び部数
ア
参加申込書
正本1部
イ
武蔵村山市競争入札参加資格証の写し
ウ
過去5年以内に、当市と同規模程度の自治体の情報化に係る基本計画や実施計
1部
画などの策定実績が分かる契約書(1面)の写し(2契約以上)
各1部
⑵ 提出期限
平成27年4月22日(水)正午までに郵送又は電子メールにより提出すること。
なお、電子メールで参加申込書を提出する場合のメール件名は「【会社名】武蔵
村山市第四次情報化基本計画策定支援業務(参加申込書)」とすること。
⑶ 提出先
〒208-8501
武蔵村山市本町一丁目1番地の1
武蔵村山市総務部文書情報課
情報システムグループ
E-mail:[email protected]
なお、送信確認として、電話連絡すること。
042-565-1111
内線387
⑷ 書類審査
参加申込時の提出書類に不備等がないか審査し、書類審査の結果を4月23日
(木)午後5時までに、電子メールにより通知する。
⑸ 留意事項
提出後の差し替えは認めず、書類は返却しない。
6 質問書の提出
企画提案書等の提出に関し質問がある場合は、所定の質問書を次により提出する
こと。なお、期限までに到達しない質問及び口頭での質問には回答しない。
⑴ 提出期限
平成27年4月24日(金)正午までに、所定の質問書を電子メールで提出する
こと。なお、メール件名は「
【会社名】武蔵村山市第四次情報化基本計画策定支援
業務(質問書)
」とすること。
⑵ 提出先
武蔵村山市総務部文書情報課
情報システムグループ
E-mail:[email protected]
なお、送信確認として、電話連絡すること。
042-565-1111
内線387
4
⑶ 回答
平成27年4月27日(月)午後5時までに、参加申込書を提出した全ての業者
に電子メールで回答する。
7 企画提案書の提出
⑴ 提出書類は、企画提案書(様式任意) とし、10部提出するものとする。
⑵ 企画提案書には、別紙「企画提案評価票」に記載する評価内容の全てについて記
述すること。
⑶ 提出期限
平成27年4月28日(水)午後5時までに持参又は郵送により提出すること。
⑷ 提出先
〒208-8501
武蔵村山市本町一丁目1番地の1
武蔵村山市総務部文書情報課
情報システムグループ
なお、送信確認として、電話連絡すること。
042-565-1111
内線387
8 見積書の提出
⑴ 企画提案書とは別に、仕様書での要求要件を全て満たすために必要となる見積書
及び内訳書を提出すること。
(貴社様式)
⑵ 見積書(貴社様式)には、貴社の所在地・商号又は名称・代表者肩書き・氏名・
代表者印(契約に関し、使用印を登録した場合には「使用印」)を記名押印するこ
と。
⑶ 提案上限額(消費税及び地方消費税を含む。)を超えないこと。超えた場合には
失格となるため注意のこと。
⑷ 提出期限
平成27年4月28日(水)午後5時までに持参又は郵送により提出すること。
⑸ 提出先
〒208-8501
武蔵村山市本町一丁目1番地の1
武蔵村山市総務部文書情報課
情報システムグループ
なお、送信確認として、電話連絡すること。
042-565-1111
内線387
5
9 プレゼンテーション
⑴ 日時
平成27年4月30日(木)及び5月1日(金)とし、提案事業者に電子メール
により別途連絡する。
⑵ 場所
4月30日(木) 武蔵村山市民会館 1階 集会室
5月1日(金)
武蔵村山市役所 4階
401大集会室
⑶ 実施要領
ア
1社につき、説明30分、質疑応答15分の合計45分とする。
イ
提案事業者側の出席者総数は3名以内とする。
ウ
プレゼンテーションは、別紙「企画提案評価票」に掲げる記載項目の内容を基
に項目順に主任技術者が中心となって説明する。
エ
プロジェクター、スクリーン及びその他の機材は説明側が用意すること。
オ
プレゼンテーションの内容は、録音する場合がある。
10 審査
⑴ 概要
ア
武蔵村山市第四次情報化基本計画策定支援業務プロポーザル審査委員会(以下
「審査委員会」という。
) を設置し、プレゼンテーション形式で審査を実施する。
イ
審査委員は、全6名とする。
⑵ 審査基準
ア
別紙「企画提案評価表」の評価項目に対し、0点から5点、10点、20点ま
での評価採点を行う。
イ
上記項目により、最高評価点は120点とする。
⑶ 審査方法
ア
提案面(企画提案書・プレゼンテーション)及び価格面(見積書)の視点から
評価を行う。
イ
審査委員の評価点数の合計が最も高得点の者を契約優先交渉権者とする。
ウ 評価点数の合計点数が同点の場合は、 審査会にて協議し最終順位を確定する。
⑷ 審査結果
審査結果は、平成27年5月7日(木)午後5時までに電子メールにより全ての
提案事業者に通知するが、通知内容は、自社の合計得点及び順位、他社の得点(他
社名については、第一契約優先交渉権者のみ)を開示するものとする。なお、審査
及び審査結果に係る電話等での問い合わせには応じないものとする。
また、結果に対して異議を申し立てることができない。
6
11 契約の交渉及び締結
⑴ 通則
契約に際しては、契約優先交渉権者と契約に向けた協議を行い、その上で契約手
続を行うが、提案内容が契約に反映されない場合又は協議が調わなかった場合は、
次点交渉権者との協議に移る。
⑵ 契約金額
契約金額は、契約優先交渉権者から提出された見積額を超えない額とする。
⑶ 契約内容
ア 企画提案書等に記載された内容は、契約時の仕様に反映する。
イ
企画提案書等に記載された内容は、契約後に追加費用なしで実施されるものと
する。
12 日程
内
容
期
日
備
考
参加申込書の提出
平成 27 年 4 月 22 日(水) 持参、郵送又は電子メール
書類審査結果通知
平成 27 年 4 月 23 日(木) 電子メール
質問書の提出
平成 27 年 4 月 24 日
(金) 電子メール
質問書の回答
平成 27 年 4 月 27 日(月) 電子メール
企画提案書の提出
平成 27 年 4 月 28 日(火) 持参又は郵送
プレゼンテーション
平成 27 年 4 月 30 日(木) 5 月 1 日(金)は予備日と
平成 27 年 5 月 1 日(金) する
結果通知
平成 27 年 5 月 7 日(木) 電子メール
13 その他
⑴ 書類の作成、会議への出席に要する費用は、提案事業者の負担とする。また、提
出書類は返却しない。
⑵ 企画提案書等の提出後に、参加資格要件を満たさないことが判明した場合は、提
案を無効・失格とする。
⑶ 提出書類の著作権については、提案事業者に帰属する。ただし、市が本事業に関
し必要と認める場合は、提案事業者の承諾を得た上で全部又は一部を使用できるも
のとする。
⑷ 提出書類は、武蔵村山市情報公開条例(平成18年武蔵村山市条例第20号)第
8条各号に掲げる非公開情報(個人情報、事業活動情報等)を除き、開示の対象と
する。
⑸ 参加申込者が1者の場合は、1者であることを明かさずにプロポーザルを実施す
る。
7
14 連絡・照会先
〒208-8501
武蔵村山市本町一丁目1番地の1
武蔵村山市総務部文書情報課 情報システムグループ
担当 須賀
電 話
042-565-1111 内線387
FAX
042-563-0793
E-mail [email protected]
8
別紙
企画提案評価票
◇件
名:武蔵村山市第四次情報化基本計画策定支援業務委託
◇提
案
者:
(平成27年
◇採
点
者:所属・役職
氏
月
日)
名
◇採 点 項 目
評価項目
評価内容
評価のポイント
情報化基本計画の立案について、コンサルティングに関する専
事業者としての専門性
/5
門性を有しているか。
専門性・実績
(15)
採点
本業務と同等の受託実績が複数あるか。また、本市と同規模の
同種業務の実績
/10
自治体における実績は豊富か。
業務の実施に関して、適切な業務実施体制と各業務従事者の役
業務体制の適確性
/10
割分担が明示されており、業務を適切に実施するための進捗管
理や方法について、明確に提案されているか。
本業務の責任者は、情報システムに関するコンサルティング業
業務遂行力
(25)
担当者の実績
/10
務において、業務責任者としての経験が豊富で、十分な能力・
資格等を有しているか。
業務に対する取組意欲
本市の現状や意向を踏まえた上で、明確な視点で調査方針が企
調査方針・視点
/10
画されているか。
業務の理解度
(20)
/5
業務に対する取組意欲及び熱意が強く感じられるか。
情報化基本計画策定に関
本市の現行計画の内容を的確に分析しているか。また、本市の
する視点
現状についての認識は的確か。
情報化の社会的動向及び
国、東京都等の情報化政策
の動向調査支援
/10
情報化社会の動向及び国、東京都等の動向調査の手法は適切か
/10
つ効率的か。
現行計画の分析の手法は適切かつ効率的か。また、現行計画の
現行計画の分析支援
/10
施策の進捗状況及び課題が把握できるものとなっているか。
提案内容
(40)
アンケート調査及びヒア
リング調査支援
経費
(20)
委託経費
/10
は、ニーズ・課題の抽出が可能な方法となっており、調査の手
法は適切かつ効率的か。
庁内委員会の運営支援及
び計画書案の作成支援
市民アンケート、庁内アンケート調査及び庁内ヒアリング調査
庁内委員会の支援体制が確保されており、専門的な視点から助
/10
言、意見対応等が行えるか。また、計画書案作成の手順は適切
かつ効率的か。
/20
委託経費は妥当か。
/120
合計(120)
◇採 点 基 準
大変優れている
優れている
可
やや劣る
劣る
不記載・不適合
20 点項目
20
16
12
8
4
0
10 点項目
10
8
6
4
2
0
5 点項目
5
4
3
2
1
0
■経費の配点の計算方法について
計算式
価格点
提案上限額超えた場合
失格
-
提案上限額と同額
20点[経費の配点]×0.2
4点
提案上限額の99%から95%
20点[経費の配点]×0.4
8点
提案上限額の94%から90%
20点[経費の配点]×0.6
12点
提案上限額の89%から85%
20点[経費の配点]×0.8
16点
提案上限額の84%以下
20点[経費の配点]×1.0
20点