グローバル化に対応した英語力の育成を目指します NEW CROWN ３つの約束 21世紀を生きる生徒たちにゆるぎない英語の力を著者代表　ストリ -DO N CA 根岸雅史社会が複雑になった現代では，多くの正解のない課題に向かわなければなりません。問題を 21世紀型スキルことばを使う力を育てます発見し，解決していく力や論理的・批判的思考力などの育成が必須で，教育の力点は，従来型の知識・技能の「習得」から「活用」へと移行してきています。そうした教育のパラダイム変換の中核を担うのは言語教育であり，「英語科」はその一翼を担英語で授業います。いまや多文化共生の時代。異なる生活・文化・思考を持つ人々との双方向コミュニケー実生活で役立つ英語力の基礎を身につけさせ，豊かな言語観を小・中・高の接続養います。ションは，程度の差こそあれ，多くの人々に必要な要件となっています。そこにおいては，how（伝え方）の部分と what（伝える中身）の両輪が大切で，骨太の英語力が必要となります。教室においても，協働学習，アクティブ・ラーニングなどが象徴するように，主役が教師から生徒へと変わってきています。社会に出ても自ら考え，自ら行動する人間となるべく，多様な生徒が集まる学校という場で生徒たちを鍛えていく必要があります。そうした時代背景の中， NEW CROWN は，「ことばを使う力」「自ら学ぶ力」「他とかかわる力」という 3 本の柱を立て，教科書づくりを行ってきました。習得から活用へのプロセスを体現したレッスン構成，確かな読解力をつける USE Read は，平成 24 年度の改訂のテーマでした。平成 28 年度の改訂においては，時代背景を受け，「活用」を担う USE の活動の大幅な改訂と自律的な学習者を育てる内容の強化を中心に作業をすすめ自ら学ぶ力他とかかわる力学び方を身につけさせ，学ぶ自己を確立させ，他人や他文楽しみに気づかせ，学ぶ意欲化を尊重し，それらとかかわを養います。る力を養います。を育てますを育てますてきました。新しい NEW CROWN を使って英語を学ぶ中で，英語の運用力はもちろんのこと，英語を自律的に学んでいく力，さまざまな事柄に興味を持つとともに主体的にそれらに関わっていく力，それら 3 つの力を，生徒一人ひとりに育んでもらいたいと切に願っています。 2015 年 4 月 2 ユニバーサルデザインーニングアクティブ・ラ学習働協 3