東京学芸大学 平成27年度 研 修 番 号 4 研 修 理科教員高度支援センター 理数系教員指導力向上研修 (9004) 名 被子植物の受粉と花粉管伸長 —花の進化を考える—(実習) 日 時 平成 27年6月24日(水) 13:30~17:00 会 場 東京学芸大学自然科学系研究棟1号館 M102/CN206 定 員 15名 用 無料 費 受 講 対 象 中学校教員 受 講 者 像 地区や校内の中心となっている実践や研究に実績のある中堅教 員 担 当 講 師 堂囿いくみ 東京学芸大学自然科学系環境科学分野 専門:植物進化生態学・送粉生態学・保全 准教授 (ねらい)被子植物の花の形・色・匂いは、花粉を運搬する送粉者 との関わりから進化してきたと考えられています。この研修では 野外・室内の観察によって、植物と送粉者の密接な関係から、生 態系を形作る生物間相互作用と進化について考えます。花粉の観 察からは、遺伝的な多様性が生み出される仕組みについて考えま す。 研 修 内 容 (内容)被子植物の花の形・色・匂いは、花粉を運搬する送粉者 との関わりから進化してきたと考えられています。①植物の花粉 が昆虫によって運搬される過程について、学芸大学の構内で植物 や送粉昆虫の観察と昆虫の体に付いた花粉を観察します。②野外 で採取した花の柱頭についた花粉を顕微鏡で観察し、さらに花粉 管伸長実験を行います。植物と送粉者の密接な関係から、生態系 を形作る生物間相互作用と進化について考えます。花粉の観察か らは、遺伝的な多様性が生み出されるしくみついて考えます。 筆記用具・動きやすい服装(長袖シャツなど羽織るものがあると 便利です) (持ち物等) 小雨の場合は野外観察をします(傘持参、雨具は不要です) 注 意 事 項 5
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