2015年4月10日 アジア アジア新興国の内需 アジア新興国が高成長なワケは? 人口が「若く」、生産年齢人口の増加率が高い国では、内需がけん引し今後の経済 成長も高い見込みです。経済協定などによる相互の貿易の拡大も期待されます。 ■インド、インドネシア、フィリピンなどは近年、高い 経済成長を実現しています。若い労働力が豊富 なことを背景に産業が発展し、内需が拡大してい ることが主な背景です。 ■人口が「若い」国では生産年齢人口の今後の増 加率も高い傾向にあり、経済成長を支えていま す。アジア地域は、こうした国々が互いに地理的 にも近く、経済協定などによる貿易拡大を通じて 相互に成長を高めることも期待されます。 【「中位年齢」と経済成長率(2012~2014年平均)】 【生産年齢人口の増加率予想と経済成長率予想】 (%、経済成長率) 8 フィリピン 6.7% インド 高成長/高人口増 7 5.1% 中国 5.4% マレーシア インドネシア インド 6 フィリピン ベトナム インドネシア 5.7% マレーシア 5 ベトナム 5.4% タイ 中国 4 7.6% タイ 3.4% 世界 韓国 3 シンガポール 3.1% シンガポール 韓国 3.0% 1.5% 先進国 1 3.3% 経済成長率(%) 中位年齢 世界 15 低年齢 20 先進国 2 25 30 35 高年齢 40 低成長/低人口増 0 45 (歳) (注)「中位年齢」は人口分布の中央値。経済成長率の先進国はG7、「中位年齢」 の先進国は国連の区分による。 (出所)IMF、国連のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成 ▲4 ▲2 0 2 4 6 8 10 12 14 (%、生産年齢人口増加率) (注)生産年齢人口(15~64歳)の増加率は2015年から2020年の国連による予想。 経済成長率予想は2014年~2019年の平均、予想はIMFによる。 経済成長率の先進国はG7、生産年齢人口の先進国は国連の区分による。 (出所)IMF、国連のデータを基に三井住友アセットマネジメント作成 ■当資料は、情報提供を目的として、三井住友アセットマネジメントが作成したものです。特定の投資信託、生命保険、株式、債券等の売買を推奨・勧誘するも のではありません。■当資料に基づいて取られた投資行動の結果については、当社は責任を負いません。■当資料の内容は作成基準日現在のものであり、 将来予告なく変更されることがあります。■当資料に市場環境等についてのデータ・分析等が含まれる場合、それらは過去の実績及び将来の予想であり、今 後の市場環境等を保証するものではありません。■当資料は当社が信頼性が高いと判断した情報等に基づき作成しておりますが、その正確性・完全性を保証 するものではありません。■当資料にインデックス・統計資料等が記載される場合、それらの知的所有権その他の一切の権利は、その発行者および許諾者に 帰属します。■当資料に掲載されている写真がある場合、写真はイメージであり、本文とは関係ない場合があります。
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