地域資源創成学部の概要 ※本内容は構想中につき変更になる場合があります。 設置の趣旨・背景 共通の地域課題 ①本格的な少子高齢化・人口減少時代の到来 ②社会・経済・産業のグローバル化 ③地方分権の進展と国・地方を通じた厳しい財政状況 宮崎地域の特徴と課題 全国第2位の合計特殊出生率 → 若年層の県外へ流出に歯止めをかけられれば、人口減少克服につながる。 ①農林水産業が盛んで高い食料・木材供給能力 →(課題)販売・流通の強化、高付加価値化、国際展開 ③温暖な気候を活かした環境保全型の生活文化、豊富で多様な自然、古い歴史や観光資源。 →(課題)交通機関整備の遅れ、観光や関連産業の活性化 学部の概要 学部学科名(1学部1学科): 地域資源創成学部 地域資源創成学科 学 位:学士(地域資源創成学) 入学定員: 90名 専任教員: 24名 開設時期:平成28年4月 今日、我が国の地域社会は、少子高齢化・人口減少、グローバル化、さらには地方分権の進展と厳しい財政状況等様々な課題に 直面している。特に、少子高齢化が加速度的に進行する中山間地域を抱え、後継者不足や若者の県外流出、グローバル化に伴う 産業間競争の激化により地域社会経済全体が衰退傾向にある宮崎県などの地域では、持続可能な地域創成と地域産業の振興 に向け、地域資源を経済的価値に転換できる仕組みや、国内外市場の開拓やリンケージ構築、地域活動の有機的連結とその活 性化を実現できる人材の存在が強く望まれている。 地域資源創成学部では、「マネジメントの専門知識」と、「社会・人文科学、及び農学・工学分野の利活用技術の基礎知識」を教授 する異分野融合のカリキュラムを構築するとともに、研究者教員と実務家教員とが協働した実践的教育、宮崎県全域をフィール ドとした実習や国内・海外インターンシップによる地域の方たちと一体となった協働教育を導入する。 これらにより、「企画力」「実践力」の育成を図り、地域の活性化に不可欠な社会を牽引するイノベーション創出に向けたマネジ メントの知識と、地域資源の価値を複眼的に捉える視野を持った人材を養成し、地域から要望が高い、実社会で即戦力として活 躍できる人材の輩出を目指す 養成する人材像 新産業創出人材 地域創造人材 企業マネジメント人材 地域資源(農業・自然・文化等)の価値を理解し、地域 資源を活用した新商品の企画、ビジネスの新展開、 様々な切り口からの地域資源の魅力発信等を通じて 地域資源に新たな価値を創出することができる人材 中山間地域における過疎・高齢化、中心市街地衰退 等の課題解決や、地域社会の維持発展及び地域資源 の価値創出に向けて、地方都市・農山村の経済機能、 社会機能、環境機能を総合的に捉え、地域活動を有 機的に連結し、活性化できる持続可能な地域づくり をトータルマネジメントできる人材 国内外の産業経済構造を俯瞰的に捉え、地域の社会 経済状況を調査・分析し、その知見をもって、国内市 場や海外市場の開拓やリンケージ構築、企業誘致、 起業等、地域経済の発展に向け、既存の地域産業に 新たな価値創造(イノベーション)を引き起こし、地域 産業振興に寄与する次世代のビジネスリーダー 行政(国・県・市町村)、交通事業者、都市計画関係コン サルタント、NPO(まちづくり系)、開発業者 等 起業(経営コンサルタント等)、地場企業、メーカー、金 融機関、商社(総合)、情報通信事業者 等 フードビジネス関連企業、農業生産法人、6次産業化 事業者、農業団体、商社(食料品)、流通業(百貨店・ スーパー)、旅行業、観光関連企業、商工団体 等
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