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ニセコ町
国際交流新聞
www.facebook.com/nisekokokusaikouryuu
第30回
ちゅうごく
はかまい
じ じょう
あき
ひ がん
平成27年4月
★ 中 国のお墓参り事 情 ★
あつ
さむ
ひ がん
はる
ひ がん
い
かた
ひ がん
「暑さも寒さも彼岸まで」
。日本では「春のお彼岸」と「秋のお彼岸」という言い方があります。そして、お彼岸
はか まい
あたま
うか
ちゅうごく
に ほん
ぼん
そう とう
がつ
せい めい
ひ
はか まい
といえば、お墓参りが 頭 に浮かびます。 中 国では、日本のお盆に相当する4月の「清明」の日にお墓参りをしま
せい めい
に じゅうよん せっ き
ひと
がつ
か ぜん ご
じ
き
き おん
あたた
くう き
す。
「清明」は二 十 四節気の一つで、4月5日前後になります。この時期は気温が 温 かく、空気もすがすがしくな
はな
さ
はじ
ほん とう
うつく
じ
き
せい めい
な
り、花も咲き始め、本当に 美 しい時期なので、
「清明」と名づけられたそうです。
むかし
はか まい
も
もの
はな
せん こう
か
し
さけ
た
もの
か
し
くだ もの
昔 、お墓参りの持ち物は、お花とお線香や、お菓子やお酒などの食べ物でした。もちろん、お菓子や果物などは、
そな
も
かえ
た
そな
た
もの
た
な
お供えしてから、持ち帰って食べます。お供えした食べ物を食べると、亡くな
こ じん
まも
せつ
った故人が守ってくれるという説があります。
はっ てん
いちじる
ちゅうごく
そな
もの
か
さい きん
せい めい
発展が 著 しい 中 国では、お供え物も変わりつつあります。最近は「清明」
そな
もの
はん ばい
みせ
い
かみ
かみ マージャンぱい
かみ
かみ
にお供え物を販売する店に行くと、紙ケイタイ、紙麻 雀 牌、紙パソコン、紙ク
ほん もの
かみ
そな
もの
レジットカードなど、本物とそっくりの紙のお供え物がたくさん!伝統的なお
た
もの
はな
くわ
にち よう ひん
ご らく よう ひん
そな
もの
しゅ るい
ゆた
供え物の食べ物やお花に加えて、紙の日用品や娯楽用品でお供え物の種類も豊
かみ
そな
もの
も
てん ごく
とど
ふう
かになりました。このような紙のお供え物は、燃やして天国に届けるという風
しゅう
習 があります。
むかし
ちゅうごく
いま
ゆた
ひと びと
い
せい いっ
昔 の 中 国は、今ほど豊かではなかったため、人々は、生きることだけで精一
ぱい
そな
もの
たべ
ものちゅうしん
じ だい
ちゅうごく じん
た
杯でした。お供え物が食べ物 中 心だったことも、その時代の 中 国人は、
「食べ
なに
たい せつ
おも
いま
かみ
そな
もの
紙のお供え物
ちゅうごく
ることが何よりも大切だ」と思っていたからです。しかし、今の 中 国はだんだ
ゆた
☆国際交 流 イベントカレンダー☆
ぶん か
からだ
きた
ちょう じ ゅ
よ
じ ぶん
たい きょくけん
ちゅう ご く
た い きょく け ん
き がる
はじ
ぶ じゅつ
た い きょく け ん
た い きょく け ん
なに
しょ
しょう かい
心者でも気軽に始められる武 術 です。太極 拳とは何かを紹 介す
き ほん
うご
がつ
にち
ど
じ
ちょうみ ん
い じょう
こ じん
なに
そな
もの
せん たく し
ふ
げたいという思いから、お供え物の選択肢が増えたわけ
です。
そな
もの
か
こ じん
おも
か
お供え物がいくら変わっても、故人への思いは変わら
おも
こ じん
まん ぞく
おも
ラ
ウ セイ
ちゅうごくしゅっしん
ると思います。
(羅 宇晴、 中 国 出 身)
じ
・日時:4月18日(土)10時~11時
ば しょ
こう てん
ないですね。この思いがあるだけで、故人も満足してい
おし
るほか、基本の動きをお教えします。
にち じ
せい かつ
おも
健康と長 寿に良いとされている中 国の太極 拳!太極 拳は初
しんしゃ
さか
す。自分の生活が好転した以 上 、故人にも何かしてあ
文化イベント「 体 を鍛える太 極 拳」
けん こ う
ご らく
んと豊かになり、いろいろな娯 楽 も盛 んになっていま
こ く さ い こ う りゅう
しょう
・場所:ニセコ町民センター 小ホール
せ かい
みみ
ラジオニセコ 76.2MHz「世界の耳へ」
きん よ う び
ご
ご
じ
じ かん
なま ほ う そ う
とど
金曜日、午後3時から1時間!生放送でお届けします。
がつ
か
ら
ちょう
う せ い
・4月10日 羅 宇晴
ちゅうごく
に ん き
わたし
に ほ ん せいひん
こ く さ い こ う りゅう い ん
クォン ジ ュ ヒョン
ねん
がつ
ねん か ん
ちょう
せいかつ
お
私 は2015年4月、3年間のニセコ町での生活を終えて
「中国で人気な日本製品」
がつ
みな さ ま
ニセコ町の皆様、国際交流員の権 珠賢です。
かん こ く
にち
き こく
韓国に帰国することになりました。
・4月17日 ロミー ベール
ねん か ん
はっけん
ちょう
かた
で
あ
3年間、ニセコ町で、たくさんの方に出会い、
「ヨーロッパ発見!」
けいけん
たくさんの経験をさせていただきました。
こ く さ い こ う りゅうし ん ぶ ん お よ
と
あ
さき
こころ
<国際交流新聞及びイベントについての問い合わせ先>
ちょう こ く さ い こ う りゅうすい し ん きょう ぎ かい
ニセコ町 国際交流推進 協 議会
ちょう や く ば
き か く かん きょう か
たん と う
(ニセコ町 役場企画環 境 課 担当:ロミー)
・TEL:0136-44-2121
・FAX: 0136-44-3500
ひら
わたし
せっ
みな
いつも心 を開いて私 に接してくださった皆さんのおかげで
たの
おも
で
も
かん こ く
もど
楽しい思い出をいっぱい持って、韓国に戻ることができました。
ほん と う
本当にありがとうございました。
こ く さ い こ う りゅう い ん
かつ ど う
お うえん
これからも、国際交流員の活動を応援してください!
・E-mail: [email protected]
か ん こ く しゅっ し ん
こ く さ い こ う りゅう い ん
クォン ジ ュ ヒョン
-韓国 出 身 国際交流員 権 珠賢より
に ほん ご
うら めん
‐日本語は裏面にあります‐
Niseko Town’s
Monthly
International Exchange
www.facebook.com/nisekokokusaikouryuu
Volume 30, April 2015
★ How the Chinese visit their ancestors’ graves ★
‘Neither heat nor cold lasts beyond the equinox’. In Japan, there are the phrases ‘Spring Equinoctial Week’
and ‘Autumn Equinoctial Week’. Many people visit ancestor’ graves during these weeks. In China, Qing-Ming
in April is the day when people visit their ancestors’ graves, like the Japanese O-Bon. Qing-Ming, one of the 24
solar terms, falls around 5th April. Because this season is a beautiful period when the air is clear and flowers
start to bloom, it is named Qing-Ming which means “clear and bright” in Chinese.
In the past, Chinese people usually prepared flowers, incense sticks, and foods such as sweets and alcohol
when they visited a grave. Of course, afterwards they took home the sweets
and fruits offered to their ancestors and ate them. There is a saying that
ancestors protect you when you eat offering foods.
However, offerings are changing due to China’s rapid development.
Nowadays when you go to offering stores during Qing-Ming season, you can
find paper cellphones, paper mahjong tiles, paper computers, paper credit
cards and other paper items which are identical to the real thing! With the
addition of these paper versions of recreational items and daily necessities,
as well as traditional offering items like foods and flowers, the selection of
offerings has become very diverse. The Chinese believe that these paper
offerings will reach heaven if you burn them.
Because China was not that rich in the past, Chinese people struggled just
to survive. Eating was a more important activity than anything else. That’s
Paper Offerings
why offerings mainly consisted of foods. However, as China became more
affluent, leisure and entertainment activities have also become popular.
And since their own lives have got better, people want
☆International Exchange Events Calendar☆
to express their gratitude to the ancestors. This
mindset has increased the selection of offerings.
Monthly International Culture Event
Even if the type of offering has changed, the sense of
“Learn Tai Chi to Strengthen Your Body”
gratitude to the ancestors remains the same. I think
Traditional Chinese Shadow Boxing, also known as Tai that the ancestors are happy just knowing this.
Chi, is said to be good for your health and improve
(Yuqing Luo, China)
longevity! Tai Chi is a martial art that even beginners can
learn easily. I will give an introduction to Tai Chi and teach
you its basic movements.
・Date and Time: 10am-11am, 18th April (Sat.)
・Place: Niseko Chomin Center, Sub Hall
Radio Niseko 76.2MHz
“To the Ears of the World”
Dear Niseko Town residents
The CIRs’ Live Radio Show from 3pm to 4pm on Friday!
・10th April: Luo Yuqing
“Popular Japanese Goods in China”
・17th April: Romy Beer
“Discover Europe”
Hello, I am Joohyun Kwon, CIR of Niseko Town.
This April, I go back to Korea after 3 years living in Niseko.
During these 3 years, I met many people and
experienced lots of new things in Niseko.
<Inquiries about Monthly International Exchange and Events>
Niseko International Exchange Association
(Niseko Town Council Planning & Environment Division,
Representatives: Romy Beer)
・Tel: 0136-44-2121
Thanks to your warm hearts and open minds,
I can go back to Korea with happy memories.
Thank you so much.
Please keep on supporting the CIRs in Niseko!
・Fax: 0136-44-3500
・E-mail: [email protected]
-
CIR Joohyun Kwon from Korea