ワダイノカフェ歴史かふぇ第 15 回おふなうた和歌祭の歴史と御船歌 - 御船歌を体験してみよう- 吉村旭輝（紀州経済史文化史研究所特任准教授）歴史かふぇとは、歴史関係研究の専門家と一般市民が、飲み物を片手に気軽に歴史に関する話題について語り合う場です。第 15 回歴史かふぇのテーマは「和歌祭の歴史と御船歌―御船歌を体験してみよう―」です。和歌祭は元和 8 年 (1622)に始まった紀州東照宮の祭礼。城下を挙げて盛大に開催していたこの祭礼で、もっとも華やかなのが「練り物」と呼ばれる芸能の数々とうふねふなかごうたでした。「唐船」と呼ばれる山車では「舟水主歌」が、海上の関船では「御船歌」が歌われ、練り物に花を添えていました。しかし、いずれも長い歴史の中で途絶えてしまいます。こうした芸能の断絶は、祭礼だけでなく、現代の私たちの生業や生活などにも大きな変化を与える要因となっています。今回のかふぇでは、平成 22 年に復興された御船歌の歴史を通してこれらの問題を考えるとともに、実際に御船歌を体験し、芸能の「継承」を考える機会になればと思います。【日時】平成 27 年 4 月 22 日（水） 19:00∼20:30 頃【場所】和歌浦支所 2 階会議室（和歌山市和歌浦 2-1-19）【対象】中学生以上【参加費】200 円（ワンドリンクオーダー）【定員】20 名程度（先着順）メールまたは FAX で申込み【問い合わせ・申込み】まちかどサテライト（地域連携・生涯学習センター内） TEL：073-435-5472 FAX：073-427-7616 E-mail：[email protected] http://www.wakayama-u.ac.jp/machikado/ 主催：和歌山市・和歌山大学地域連携推進協議会共催：和歌山市、和歌山大学