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「地域生活」バス・タクシー実証運行事業（川北地区）
委託業務仕様書
１．目
的
豊橋市下地校区及び、大村校区並びに、津田校区において、新たな乗合型の公
共交通として「地域生活」バス・タクシーの実証運行を行うことにより住民の移
動手段を確保するとともに、その運行内容を検証し本格運行につなげることを目
的とする。
２．業務名
「地域生活」バス・タクシー実証運行事業（川北地区）委託業務
３．業務場所
豊橋市下地町地内ほか
４．契約期間
契約日から平成２８年３月３１日まで
５．業務内容
(1)｢地域生活｣バス・タクシーの運行及び運行に必要な関係法令上の手続き
(2)停留所標識の購入・設置・維持・管理
(3)停留所に掲出する時刻表等の作成・掲出
(4)運賃等の収受
(5)地域運営団体（｢地域生活｣バス・タクシー運行事業の運営をするために地域
住民により設立された団体として市長が認定した団体。以下同じ。）が実施する
事業計画の検討、利用促進策の取組などへの協力
(6) 豊橋市広告掲載要綱に基づく運行車両を用いた広告事業への協力
６．運行方法
豊橋市地域公共交通活性化推進協議会（以下、「協議会」という。）において
協議・合意された運行計画に基づき、道路運送法第４条の許可を受けて運行する。
７．運行内容
運行は、以下の事項を基に、地域運営団体、協議会及び受託者の協議により
策定し、協議会の会議で協議の上、合意された運行計画に基づき行うものとする。
(1)運行期間
平成２７年１０月１日～平成２８年３月３１日
(2)運行態様
路線定期運行
(3)運行日数
１２０日
運行日：週５日（月曜日から金曜日）
ただし、土曜日、日曜日、祝休日、年末年始（１２月２９日～１
月３日）は運休
(4)運行本数
６循環
(5)運行区間
豊橋駅前⇔下地郵便局⇔津田小学校⇔大村小学校⇔豊橋駅前
（別紙運行経路図参照）
(6)運
賃
協議会の会議において協議・合意された運賃で、国土交通省の認可を得るこ
ととし、受託者が収受する。
また、本路線の運行にあたり、回数券等のきっぷを設定する場合には、受託
者は地域運営団体が作成する回数券等のきっぷを無償で受け、販売するものと
する。
(7)運行ダイヤ
運行ダイヤは下記の運行ダイヤを基本として地域運営団体、受託者、協議会
の協議により決定するものとする。
なお、運行ダイヤの決定にあたっては、地域運営団体の意向を尊重するととも
に、豊鉄バス豊川線及び新豊線等との乗り継ぎや沿線施設等の営業時間などに配慮
するものとする。
経由地（左回り）
1便
3便
5便
経由地（右回り）
11:20
14:30
1
豊橋駅前
2便
4便
6便
9:10
12:20
15:30
1
豊橋駅前
2
おやぢの台所
8:18
11:28
14:38
2
下地通１丁目公民館
9:18
12:28
15:38
3
大村小学校
8:28
11:38
14:48
3
下地郵便局
9:20
12:30
15:40
4
変電所前
8:31
11:41
14:51
4
津田小学校
9:26
12:36
15:46
5
津田小学校
8:42
11:52
15:02
5
変電所前
9:37
12:47
15:57
6
下地郵便局
8:48
11:58
15:08
6
大村小学校
9:40
12:50
16:00
7
下地通１丁目公民館
8:50
12:00
15:10
7
おやぢの台所
9:50
13:00
16:10
8
豊橋駅前
8:58
12:08
15:18
8
豊橋駅前
9:58
13:08
16:18
８．運行車両
(1)運行車両
運行車両は乗車定員が９人以上（乗務員を含む。）で、別紙運行経路を走行するこ
とが可能な車両とする。なお「自動車から排出される窒素酸化物及び粒子状物質
の特定地域における総量の削減等に関する特別措置法」及び「道路運送車両法」
の保安基準ならびに「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」
など本事業にかかる関係法令に適合し、車いす乗降用リフトを備えた車両とす
る。
(2)車両デザイン等
運行車両には、地域運営団体から無償で貸与されるネームプレートを張る等、
通常の路線バスと異なることを明確にするものとする。
(3)車両の維持管理および費用
運行車両の維持管理は受託者が行い、それに伴う費用等（自動車税、自動車
重量税、自動車損害賠償責任保険強制賠償保険、任意保険、燃料費、車両修理、
整備費等）は全て受託者が負担するものとする。
９．停留所
(1)停留所標識
停留所標識（３０基）は新品かつ道路占用許可を受けることが可能なもの（た
だし、移動ができるものに限る。）を購入し、その設置・維持・管理・撤去は受
託者が行うものとする。
(2)設置場所
ア
地域運営団体、受託者及び協議会の協議により決定するものとする。
また停留所を施設内に設置する場合は、地域運営団体、協議会及びその
施設を管理する者等と事前に協議するものとする。なお、施設内への乗入
れ等に関し、必要に応じ受託者は協議会及びその施設を管理する者と協定
等を締結するものとする。
イ
停留所を設置するために工事が必要な場合は、協議会が対応するものと
する。
１０．運賃収入
受託者は、収受した運賃等の収入を毎月集計し、翌月１０日までに運賃等相当
額とその内訳明細書を協議会に提出するものとする。また、銀行振り込みを利用
する場合、これに係る振込み手数料は受託者の負担とする。なお、協議会は、収
入等の現地調査をできるものとする。
１１．国等の補助金の取り扱い
受託者は、本業務に関して国等から補助金の交付を受けた場合は、受領した日
から起算して１５日を経過した日又は当該補助金の交付決定年度の翌年度の５
月３１日のいずれか早い日までに、当該補助金に相当する額を、協議会に納入す
るものとする。なお、契約の終了後及び解除後に補助金の交付を受けた場合にあ
っても同様とする。
１２．業務報告
受託者は、随時、協議会に対して利用状況等について報告するとともに、翌月
１０日までに前月の「業務完了報告書」及び利用状況を集約した「運行結果月次
報告書」を作成し協議会に書面により報告するものとする。
１３．調査協力
地域運営団体及び協議会は、ＯＤ調査等のために受託者に対し、調査員の車両
への乗車を要請することができるものとする。この場合、地域運営団体及び協議
会は書面により受託者に要請するものとし、受託者は可能な限りこれに応ずるも
のとする。なお、受託者はこれに係る乗車運賃について請求しないものとする。
１４．支払金額
委託費は、運行経費及びその他本業務に必要な経費とする。
１５．委託費の請求
委託費は、仕様書第１２「業務完了報告書」及び「運行結果月次報告書」を協
議会が確認した後、請求できるものとする。
１６．事故等の責任及び報告
受託者は、運行上の事故等に関する業務遂行上の一切の責任を負い、一般旅客
自動車運送事業標準運送約款の定めにおいて賠償するものとし、受託者が行った
処理内容等は、速やかに書面をもって協議会に報告するものとする。また、旅客
から運行上の苦情があった時も受託者の責任において対応するものとし、その内
容について速やかに協議会に書面で報告するものとする。
１７．運行業務の変更
天候その他やむを得ない事由により運行業務を変更する場合は、受託者と協議
会との協議の上、決定するものとする。なお、緊急時等やむを得ない場合は受託
者が決定し、事後、速やかに協議会に報告するものとする。
１８．利用促進に向けた取り組み
受託者は、地域運営団体や協議会が行う利用促進に向けた取組に協力すると
ともに、適時、路線や停留所、ダイヤ等の改善や路線図や時刻表などの工夫を
行うものとする。
１９．運行内容の変更
受託者は、利用状況を勘案し、利用促進に向けて運行内容を検証するものと
する。なお、運行内容を変更する場合は、事前に地域運営団体及び協議会と協
議の上、合意を得るものとする。
２０．広告事業
受託者は、豊橋市が募集した広告を運行車両に掲載するものとする。なお、
これにより発生する広告掲載料は豊橋市が収受するものとする。
２１．その他
この仕様書に定めのない事項及び契約に疑義が生じたときは、受託者と協議会
が誠意をもって協議し、決定するものとする。
運行経路図
サークルＫ豊橋長瀬町店【１】
大村小学校【１】
ＪＡ豊橋大村支店【１】
魚市場【２】
ＪＡ豊橋津田支店【１】
大蚊里【２】
勘太【１】
ファミリーマート
豊橋瓜郷町店【１】
サンコーポラス
下五井【２】
為金【１】
セブンイレブン豊橋横須賀町店【１】
サンクス豊橋下地店【１】
玄米工房【２】
一期家一笑【２】
津田小学校【２】
下地郵便局【２】
おやぢの台所【１】
下地通１丁目
公民館【１】
【凡例】
運行経路
豊橋駅周辺の運行経路
バス停
※【】内数字は設置するバス停の個数
【運行距離】
左回り：１７．５ｋｍ
（豊橋駅前⇔おやぢの台所間２．０ｋｍ）
右回り：１７．０ｋｍ
豊橋駅前【１】
魚町【２】
西浦【２】
■豊橋駅周辺の運行経路
１）左回り⇒右回り
魚町
魚町
豊橋駅前
運行経路（左回り）
運行経路（右回り）
停留所
２）右回り⇒左回り
魚町
魚町
豊橋駅前
運行経路（左回り）
運行経路（右回り）
停留所

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