柏崎市新地方公会計導入支援業務等委託 プロポーザル要項 平成27年4月 新潟県柏崎市財務部 財政課 目 次 Ⅰ 事業の趣旨と概要 ………………………………………………………………P1 1 事業の趣旨 2 事業全体の基本的な概要 Ⅱ 柏崎市新地方公会計導入支援業務等委託プロポーザルの概要 ……………P2 1 柏崎市新地方公会計導入支援業務等委託プロポーザルについて 2 プロポーザルの実施について Ⅲ 本プロポーザルへの参加等について …………………………………………P3 1 本プロポーザル参加者に求められる資格要件 2 本プロポーザル参加者等に係る制限事項 3 本プロポーザル要項等に係る質疑応答について 4 提案書等の提出等について Ⅳ 審査及び最優秀提案者の決定方法 ……………………………………………P6 1 審査体制 2 失格事項 3 審査の方法 4 審査の内容 5 審査及び結果の通知 Ⅴ 本プロポーザルの条件等及び提案課題 ………………………………………P7 1 条件等 2 提案要件 3 本プロポーザルに係る提案課題 Ⅵ 業務委託契約 ……………………………………………………………………P8 1 契約締結の交渉 2 契約期間 3 契約に係る予算見込み Ⅶ その他 ……………………………………………………………………………P9 1 本プロポーザルに係る提出書類等の作成及び提出に要する費用等 2 本プロポーザルに係る提出書類等の複製 3 本プロポーザルに係る提出書類等の返還 4 本プロポーザルに係る提出書類等における留意事項 5 本プロポーザルに係る提出書類等の著作権 6 異議申し立て 7 その他 別紙様式(別添) Ⅰ 事業の趣旨と概要 1 事業の趣旨 柏崎市は、平成 19 年 10 月に自治財政局長通知「公会計の整備推進について」 により、平成 20 年度決算から「総務省方式改訂モデル」により財務4表及び 連結財務書類を作成している。 平成27年1月23日の総務大臣通知「統一的な基準による地方公会計の整備促 進について」における固定資産台帳の整備と複式簿記の導入を前提とした財務 書類の作成において、公有財産としては、一定程度管理はしているものの、総 務省から求められている「固定資産台帳整備」には至っていない状況である。 このため、固定資産台帳整備に向けた早急な対応が求められている。 また、複式簿記による財務4表及び連結財務書類においても、対応可能な職 員等の組織的な体制が整っていない状況である。 こうした背景の中、当市においても平成27年度から統一的な基準による地方 公会計の整備促進による財務書類の作成に向けた準備を進めることとし、財政 状況の情報の公開等により、行財政の信頼性の向上を目指すものである。 2 事業全体の基本的な概要 (1)事業主体 新潟県柏崎市 (2)事業の名称 柏崎市新地方公会計導入支援業務等委託 (3)事業全体スケジュール 現時点でのスケジュール想定は、以下のとおりである。 事業者選定 平成27年4月~平成27年5月末まで(約2か月間) 固定資産台帳整備 平成27年6月~平成28年3月末まで(約10か月間) 財務4表作成事前処 理の構築 平成28年4月~平成29年3月末まで(約12か月間) 財務4表及び連結財 務書類作成及び分析 平成29年4月~平成30年2月末まで(約11か月間) 1 Ⅱ柏崎市新地方公会計導入支援業務等委託プロポーザルの概要 1 柏崎市新地方公会計導入支援業務等委託プロポーザルについて この「柏崎市新地方公会計導入支援業務等委託プロポーザル要項」 (以下「プ ロポーザル要項という。」)は、柏崎市が柏崎市新地方公会計導入支援業務等 を委託する者をプロポーザル方式により選定するために必要な事項について 定めたものである。 本プロポーザルにおいて、最も優れた提案を行った者と「柏崎市新地方公会 計導入支援業務等委託契約」の締結交渉を行い、契約確定後に発注する(合意 に至らなかった場合等については、Ⅵ-1契約締結の交渉参照)。 なお、本プロポーザルは、新地方公会計導入支援業務等を適切に行うことの できる者を選定するものであり、作成・処理方法案等を選定するものではない。 2 プロポーザルの実施について (1)プロポーザルの方式 ア 公募型プロポーザル方式とする。 イ 審査は、1段階方式(提案書にて実施する。) ウ 最優秀、優秀の提案者を選定する。 (2)プロポーザル実施スケジュール プロポーザル要項配布期間 平成27年4月10日~平成27年4月30日 プロポーザル要項等に係る 平成27年4月10日~平成27年4月24日 質問書提出期間 プロポーザル要項等に係る 平成27年5月7日 質疑回答 提案書提出期間 平成27年4月10日~平成27年5月15日 審査 平成27年5月22日(予定) 審査結果の通知 平成27年5月25日(予定) 契約締結交渉 平成 27 年 5 月 25 日~平成 27 年 6 月 1 日頃ま で 2 Ⅲ 本プロポーザルへの参加等について 1 本プロポーザル参加者に求められる資格要件 本プロポーザルに参加しようとする者は、次に掲げる全ての要件を満たして いる者でなければならない。 (1)提案書提出日において、柏崎市入札参加有資格業者の指名停止措置を受 けていない者 (2)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4の規定に 該当していない者 (3)新潟県柏崎市暴力団排除条例(平成24年条例第56号)第2条規定する暴 力団、暴力団員等又はこれらと密接関係者ではないこと。 (4)各都道府県及び各市町村の税の未納がない者 (5)過去5年以内に、本業務と同種又は類似業務で他の地方公共団体等にお いて業務実績があること。 (6)契約の履行を複数の事業者で分担することを想定して参加する場合は、 上記(1)から(4)までの条件を満たす複数業者による連合体(以下 「コンソーシアム」という。)を形成し、契約は、事業者側で定めた代 表事業者と当市の間で締結する。 (7)契約締結時までに、平成27年度柏崎市競争入札参加有資格者名簿に登 録している者であること。 2 本プロポーザル参加者等に係る制限事項 (1)本プロポーザル参加者の重複参加は認めない(担当者の重複参加を含む。)。 (2)次に掲げる事項に該当する者は、本プロポーザル段階において、プロポ ーザル参加の主任者(4(1)ウ(第3号様式)に記載される担当者全て をいう。)及び協力者などの関係者になることはできない。 ア プロポーザルの審査委員(Ⅳ-1参照)及びその家族 イ 事務局関係者及びその家族(事務局については、下記のとおり) ウ 本プロポーザルの審査委員、事務局関係者及びその家族が主宰、役員、 顧問をしている営利組織に所属する者 エ 審査委員が他に所属する場合において、その委員の現所属に属する者 ※ 本プロポーザル事務局は、以下のとおり 柏崎市財務部財政課及び用地管財課 3 本プロポーザル要項等に係る質疑応答について 本プロポーザル要項及び本プロポーザルの実施に係る公告について疑義を 生じた場合は、次に定めるところにより、質問書(第1号様式)を提出するこ 3 と。 なお、提出された全ての質問書に対する回答は、平成27年5月7日(木)に柏 崎市ホームページに掲載することとする。 (1)質問書の提出期間 平成27年4月10日(金)から平成27年4月24日(金)まで(新潟県柏崎市の 休日を定める条例(平成元年条例第31号)第1条第1項各号に規定する日を 除く。)の各日の午前8時30分から午後5時15分まで (2)質問書の提出方法 持参、郵送又はFAXによる。 持参により提出する場合は、上記(1)のとおり、市の休日条例第1条第 1項各号に規定する日を除く。 郵送により提出する場合は、配達証明書付書留郵便(封筒の表に「柏崎市 新地方公会計導入支援業務等委託プロポーザル質問書在中」と朱書きするこ と。)とし、平成27年4月24日(金)午後5時15分まで必着とする。 FAXによる質問書の提出においては、押印後の用紙を送信することとし、 送信時に下記(3)に記載の提出場所に必ず電話※で連絡をして送受信の確 認を取ること。 (3)質問書の提出場所 新潟県柏崎市財務部財政課 〒945-8511 新潟県柏崎市中央町5番50号 FAX 0257-24-7714 (4)質問書における制限事項 次に掲げる事項に該当する質問は、一切受け付けない。 ア 本プロポーザル要項及び本プロポーザル実施に係る内容以外の質問 イ 上記(1)から(3)までを遵守しない質問 ウ 質問書以外による質問(電話、メール等による質問) エ コンソーシアムの場合は、代表事業者からの質問のみを受け付け、コ ンソーシアムの構成員からの質問は、受け付けない。 ※ FAX送信時の連絡先 柏崎市財務部財政課 TEL:0257-21-2326 4 提案書等の提出等について (1)提案書等の提出 本プロポーザルに参加しようとする者は、次に掲げる参加表明書兼誓約書、 4 提案書及びその他の資料(以下「提案書等」という。)に必要事項を記入し、 署名・捺印の上、提出すること。 ア 参加表明書兼誓約書(第2号様式その1) イ コンソーシアムで参加する者 参加表明書兼誓約書(コンソーシアム 用 第2号様式その2) ウ 業務実施推進体制(第3号様式) エ 過去5年間における本業務と同種又は類似業務の主な業務実績(第4 号様式) オ 見積書(見積書(内訳)を別に添付のこと。)(第5号様式) カ 提案書は、次に掲げるとおり作成し、当市に提出すること。 (2)提案書の様式は、指定以外は任意とする。 用紙のサイズ 日本工業規格「A4判」を基本とし、両面印刷で左綴りと する(「A3判」を使用する場合は、折綴り)。(1)の ア~カの順で綴じ込みを行うこと(背表紙付きのファイ ルブック等の使用可)。 フォント 10.5ポイント以上、書体は任意 言語、通貨及び単位 日本語及び日本円、日本の標準時及び計量法(平成4年法 律第51号)に定める単位とする。 文書を補完するための写真、イラスト、イメージ等は使 用可能 その他 (3)提案書等の提出方法等 ア 提出期間 平成27年4月10日(金)から平成27年5月15日(金)までの(市の休日 条例第1条第1項各号に規定する日を除く。)各日の午前8時30分から午後5 時15分まで イ 提出方法 持参又は郵送の方法による。 持参により提出する場合は、上記アのとおり、市の休日条例第1条第1 項各号に規定する日を除く。 郵送により提出する場合は、配達証明書付書留郵便(封筒の表に「柏 崎市新地方公会計導入支援業務等委託提案募集提案書在中」と朱書きす ること。)こととし、平成27年5月15日(金)午後5時15分まで必着とす る。 ウ 提出場所 新潟県柏崎市財務部財政課 〒945-8511 新潟県柏崎市中央町5番50号 エ 提出部数 提出部数は、7部(正本1部、副本1部、写し5部)とする。 5 Ⅳ 審査及び最優秀提案者の決定方法 1 審査体制 提案書等の審査は、 「柏崎市新地方公会計導入支援業務等委託プロポーザル 審査委員会」(以下「審査委員会」という。)が行う。 審査委員会は、次に掲げる6名で構成する。 役 1 ◎ 柏崎市財務部 2 ○ 柏崎市総合企画部 職 部長 部長 3 柏崎市会計管理者 4 柏崎市ガス水道局 5 柏崎市財務部財政課 6 柏崎市財務部用地管財課 局長 課長 課長 ◎審査委員長 2 ○審査副委員長 失格事項 次のいずれかに該当する場合は、失格とする。 (1)Ⅲ-1に掲げる資格を有しない者又はⅢ-2に掲げる制限事項に該当す る者が提出した場合 (2)提出書類等に提示すべき事項の全部又は一部が提示されない場合 (3)虚偽の記載がされた場合 (4)Ⅲ-4に掲げる作成方法、提出方法等を遵守しない場合 (5)審査委員又は関係者等と本プロポーザルに関する接触を求めた場合 (6)その他、審査委員会が不適格と認めた場合 3 審査の方法 Ⅳ-2の失格事項に該当しない提案者を対象に、審査委員会において審査を 行う。審査は、全て非公開とする。 4 審査の内容 提案書の内容について、記載事項、実施体制・計画性・実行性・的確性・総 額経費等を総合的に審査する。 5 審査結果通知 審査結果は、決定後速やかに提示した全ての提案者に書面で通知する(ただ し、契約締結交渉が短期間であるため、第1報は、審査当日又は翌日にFAX で連絡し、正式な書面は後日送付することとする。)。 6 Ⅴ 本プロポーザルの条件等及び提案課題 1 条件等 本プロポーザルにおける業務の提案内容は、固定資産台帳の整備から、最終 的に財務4表及び連結財務書類作成と分析までの作業における提案とするこ と。 作業スケジュールは、Ⅰ-2のスケジュールに捉われることなく提案者の考 えに基づき提案を可能とすること。 柏崎市の財務会計システムは、固定資産台帳、複式簿記の仕分け、財務4表 及び連結財務書類作成機能は有していない(NEC GPRIME GPRIME 統合基盤システムV1.04.00_Patch05 GPRIME財務会計システム V6.02.07)。 固定資産台帳整備に関する知識、複式簿記による財務4表及び連結財務書類 作成知識等を持った職員は、現行の業務担当課には在籍していない状況である。 2 提案要件 (1)作業スケジュール要件 最終的に財務4表及び連結財務書類作成と分析までに必要な、各年度の 作業工程、時間的要素、必要事項、要件等を分かりやすく示すこと。 (2)システム要件 固定資産台帳、複式簿記の仕分け、財務4表及び連結財務書類作成機能 的なシステムについては、提案者による提供又は総務省が開発及び無償提供 予定のソフトウェアの活用を妨げるものではない(ただし、必要な機器類、 ランニングコスト、その他の経費が生ずる場合は、Ⅲ-4(1)オの見積書 に必ず含むこと。また、提案書の中に詳細を必ず記載すること。)。 なお、現行の財務会計システムにおけるシステム開発は、現在想定して いない。 (3)必要経費 最終的に財務4表及び連結財務書類作成と分析までに必要な全体経費及 び各年度の必要経費(消費税及び地方消費税相当額を含む。)をⅢ-4(1) オの見積書に記載すること(この経費には、上記(2)の経費を含み、内訳 は、(2)の経費のみが判別できるようにすること。) 3 本プロポーザルに係る提案課題 提案書には、下記の提案課題を分かりやすく盛り込むこと。 (1)提案課題1:作業の効率化の提案 固定資産台帳、複式簿記の仕分け、財務4表及び連結財務書類作成まで について、当市の対応可能な職員等の組織的な体制が整っていない状況を踏 まえ、財務4表及び連結財務書類作成できる条件・手法等についての作業の 7 効率化の提案を行うこと。 (2)提案課題2:システム的な処理機能 固定資産台帳、複式簿記の仕分け、財務4表及び連結財務書類作成に対 応でき、継続して処理可能な状況の実現に向けたシステムの考え方及び当市 へのシステム提供等の内容を示し、具現化に向けた提案を行うこと(経費に ついては、2提案要件の(2)に留意すること。)。 (3)提案課題3:イニシャルコスト及びランニングコストの削減・軽減 (1)、(2)におけるイニシャルコスト及びランニングコストの削減・ 軽減策の考え方を示すこと。 (4)提案課題4:提案者の独自提案及び他者にない独自性・有効性・実行性・ 的確性・効率性等 柏崎市新地方公会計導入支援業務等委託において、提案者が独自に提案 を行いたい事項、本プロポーザル要項等から柏崎市の状況を熟慮して提案者 が独自に提案したい事項を記載すること。 また、提案者の支援業務における他者にない独自性・有効性・実行性・ 的確性・効率性等を示すこと。 Ⅵ 業務委託契約 1 契約締結の交渉 柏崎市は、最も優れた提案を行った者と業務委託契約の締結交渉を行う。 ただし、最も優れた提案を行った者と契約条件等で合意に至らなかった場 合又は本プロポーザル終了後失格事項(Ⅳ-2失格事項参照)又は地方自治 法施行令第 167 条の 4 の規定のいずれかに該当となった場合は、契約の締結 を行わないこととし、次点の者と契約締結の交渉を行う。 2 契約期間 本年度の契約は、契約締結の日から平成28年3月31日までとする。 なお、翌年度以降の契約については、地方自治法第240条の規定に基づ く「債務負担行為」により、各年度において随意契約を締結する予定である。 3 契約に係る予算見込み 本業務委託契約に係る本年度予算は、3,240千円(消費税及び地方消 費税相当額を含む。)を上限とする。 8 Ⅶ その他 1 本プロポーザルに係る提出書類等の作成及び提出に要する費用等 本プロポーザルに係る提出書類等の作成及び提出に要する費用等は、本プ ロポーザルに参加する者の負担とする。 2 本プロポーザルに係る提出書類等の複製 本プロポーザルに係る提出書類等については、必要な範囲において複製を 作成することがある。 3 本プロポーザルに係る提出書類等の返還 本プロポーザルに係る提出書類等は、返還しない。 4 本プロポーザルに係る提出書類等における留意事項 (1)書類の差替え 提出後の書類の差替え等、再提出は、受け付けない。 (2)提案書提出時に発生した汚損・破損等 提案書提出時に発生した汚損・破損等については、柏崎市は、一切の責 任を持たない。 5 本プロポーザルに係る提出書類等の著作権 本プロポーザルに係る提出書類等の著作権は、参加者に帰属するものとす る。 ただし、本プロポーザルに関する公表等及び柏崎市が必要と認める場合に は、提出書類等の提出物を無償で使用できることとする。 6 異議申立て 審査結果についての異議申立ては、認めない。 7 その他 質問書による問合せ以外には、一切応じない。 9
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