我 孫 子 市 水 道 事 業 実 施 計 画 書 中期計画 第Ⅲ期4か年実施計画 (平成27年度∼平成30年度) 我 孫 子 市 水 道 局 【 目 次 】 Ⅰ 事 業 計 画 書 ・・・ 1 1 趣旨 ・・・ 3 2 基本方針 ・・・ 3 3 第Ⅰ、Ⅱ期4か年実施計画の総括と評価 ・・・ 3 4 施策・年度別事業計画表 <表 1> ・・・ 4 5 建設改良事業一覧(資本的支出) <表 2> ・・・ 7 6 経常的事業一覧(収益的支出) <表 3> ・・・ 8 ・・・ 9 1 業務量 ・・・ 11 2 収支の見通し ・・・ 12 3 財政の見通し ・・・ 13 ・・・ 15 1 安全で快適な水を供給できる水道 ・・・ 17 2 将来にわたり安定して供給できる水道 ・・・ 17 3 環境に配慮した水道 ・・・ 17 4 お客さまに信頼される水道 ・・・ 17 Ⅱ 財 政 の 見 通 し Ⅲ 施 策 目 標 一 覧 <資 料> 1 我孫子市水道事業中期計画 第Ⅲ期4か年実施計画策定方針 2 同 第Ⅰ期、第Ⅱ期4か年実施計画取り組み内容の総括・評価一覧表 3 同 第Ⅲ期4か年実施計画取組事業の個別調書 1 Ⅰ 事 業 計 画 書 1 3 1 趣 旨 「我孫子市水道事業中期計画」に基づき、平成27年度から平成30年度までの4か年の実施事業計画を策定する。 当該計画期間に重点的に取り組む施策を中心に事業を整理し、併せて財政収支の見通しを立て、中期計画の最終実行 計画に位置付ける。 2 基 本 方 針 「我孫子市水道事業中期計画」に掲げる4つの施策目標 1 「安全で快適な水を供給できる水道」 2 「将来にわたり安定して供給できる水道」 3 「環境に配慮した水道」 4 お客さまに信頼される水道」 の実現に向け、同計画の施策に基づき計画的に事業を進める。また、当該計画期間において、緊急性の高い事業は これを実施し、併せてコスト縮減方策の強化により、経営・財政基盤の安定確保を図るものとする。 また、第Ⅲ期計画が中期計画の最後の実施計画となることから、第Ⅲ期4か年実施計画策定方針に基づき、次期 基本計画への継続を意識しながら、次の第Ⅰ、Ⅱ期計画の総括と評価を踏まえ策定する。 3 第Ⅰ、Ⅱ期4か年実施計画の総括と評価 平成19年度から26年度までの第Ⅰ、Ⅱ期計画期間に掲げた施策目標に対する総括と評価は、次のとおり。 1 安全で快適な水を供給できる水道 水質管理の充実、高度浄水処理施設の効率的運用、貯水槽水道対策、残留塩素濃度の低減化、給水装置の 適正な維持管理、水道未普及地区の解消については、ほぼ目標を達成したが、鉛給水管の解消、直結増圧給 水方式普及については、目標に達しなかった。 鉛給水管の解消 管理目標値 解消率 47.11% 達成値 38.47% 達成度 81.66% 直結増圧給水方式普及 管理目標値 普及率 22% 達成値 10.61% 達成度 48.23% 2 将来にわたり安定して供給できる水道 地下水の適正利用と企業団からの浄水受水、施設の耐震化と水運用機能の強化、緊急給水・復旧体制の整 備、水道施設の危機管理体制整備、取水施設(深井戸)の保全、浄水場施設の更新については、ほぼ目標を達 成した。 しかし、施設の耐震化のうち、浄水施設、ポンプ所、配水池については耐震化率を100%とし、目標を達成し たが、管路については、26度末耐震化率約38%、うち基幹管路については29%と、中期計画が目標としてい る基幹管路の耐震化率30年度末100%は達成が困難な状況となっている。 なお、石綿セメント管については、22年度末に更新完了となった。 3 環境に配慮した水道 資源消費の節約と環境負荷の低減について、管理目標とした水道水の有効率95.6%に対し達成値97.5%、 建設副産物のリサイクル率100%と、目標を達成した。 なお、小水力、新エネルギーの活用については、費用対効果等から導入は困難とし、27年度以降、新技術の 開発、改善等の動向を注視し、検討を継続することとした。 4 お客さまに信頼される水道 事業運営の効率化による諸経費の縮減化、民間的経営手法の活用、親しまれる窓口サービスの提供、積極的 な情報公開とお客様ニーズの把握について、管理目標とした委託業務の拡大(包括業務委託の実施)、職員定 数削減(目標値3名減に対し6名減)、窓口業務の機能拡大(お客様センターの機能拡充)、高度浄水処理水の ボトリング等の目標を全て達成した。 3 4 4 施策・年度別事業計画表 <表 1> 施策(目標/施策名/取組内容/実施事業) 実 施 事 業 施策(目標/施策名/取組内容) 建設・改良事業(資本的支出) 水質検査の的確な推進 平成 27年度 (事業費) 平成 28年度 (事業採択) 平成 29年度 (事業採択) 平成 30年度 (事業採択) 経常的事業(収益的支出) 連続自動水質監視装置点検 3,240 千円 ○ ○ ○ 水質管理業務委託(洗管作業) 3,018 千円 ○ ○ ○ 着水井清掃 2,139 千円 ○ ○ ○ 68 千円 ○ ○ ○ (包)浄水場設備運転及び維持管理業務 等包括委託 92,048 千円 ○ ○ ○ 原水水質監視及び水質検査箇所の拡充 4,117 千円 ○ ○ ○ (包)ろ過槽粒状活性炭及びオゾン分解 塔破砕炭交換 5,724 千円 ○ ○ ○ 15,958 千円 ○ ○ ○ a 水質管理の充実 放射性物質測定検査 原水水質監視及び水質検査箇所の拡充 (1) 安全な水の 供給 オゾン及び活性炭処理機能の維持 (包)高度浄水処理施設保守点検 b 高度浄水処理施設の効率的運用 ○ 接触槽及びろ過原水ポンプ井清掃 1 安全で快適 な水の供給 高度浄水処理機能の性能評価 c 鉛給水管の解消 鉛給水管の布設替 d 貯水槽水道対策 貯水槽水道の衛生管理強化 高度浄水処理機能の性能評価 鉛給水管の布設替 ○ 0 千円 ○ ○ ○ 0 千円 ○ ○ ○ ○ 貯水槽実態調査 貯水槽水道の衛生管理強化 0 千円 ○ ○ ○ 水質情報の集中管理 水質情報の集中管理 0 千円 ○ ○ ○ 塩素注入管理の最適化 塩素注入管理の最適化 0 千円 ○ ○ ○ 直結・直圧給水の普及促進 直結・直圧給水の普及促進 0 千円 ○ ○ ○ c 給水装置の適正な維持管理 給水装置管理の適正化 給水装置管理の適正化 0 千円 ○ ○ ○ d 水道未普及地区の解消 配水管の拡張整備と水道の普及促進 64,300 千円 ○ ○ ○ a 残留塩素濃度の低減化 (2) 快適な水道 b 直結・直圧給水の普及促進 水の利用 配水管の拡張整備 4 5 施策(目標/施策名/取組内容/実施事業) 平成 28年度 (事業採択) 平成 29年度 (事業採択) 平成 30年度 (事業採択) 0 千円 ○ ○ ○ 管路の耐震化 345,134 千円 ○ ○ ○ 基幹管路の耐震化 128,950 千円 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 2,994 千円 ○ ○ ○ 166,094 千円 ○ 実 施 事 業 施策(目標/施策名/取組内容) 建設・改良事業(資本的支出) (1) a 地下水の適正利用と企業団からの浄 水源の安定 適正な取・受水量管理 水受水 確保 a 施設の耐震化と水運用機能の強化 (2) 災害・事故 対策の充実 b 緊急給水・復旧体制の整備 と水運用機 能の強化 平成 27年度 (事業費) 経常的事業(収益的支出) 適正な取・受水量管理 浄水場施設の耐震化 耐震型緊急用貯水槽設置工事 緊急時復旧体制の強化 緊急時復旧体制の強化 災害・事故対応能力の向上 災害・事故対応能力の向上 テロ対策 テロ対策 3,413 千円 0 千円 c 水道施設の危機管理体制の整備 a 取水施設(深井戸)の保全 (事業は全て第Ⅱ期計画期間中に完了) 二重ケーシングによる井戸の更生 妻子原浄水場配水ポンプ室内配管更新 工事 2 将来にわたり 安定して供給 できる水道 6,329 千円 妻子原浄水場配水副管流量計更新工事 31,461 千円 湖北台浄水場オゾン濃度計更新工事 湖北台浄水場配水ポンプ用インバータ更 新工事 (3) 施設の計画 的更新 b 浄水場施設の更新 ○ 湖北台浄水場活性炭ろ過機流出弁交換 工事 浄水場設備の適正な保守と更新 14,580 千円 湖北台浄水場ろ過入口流量調整弁交換 工事 ○ 久寺家浄水場遠方監視制御設備更新工 事 ○ 妻子原浄水場監視制御設備更新工事 (包)3浄水場自家発点検 27,000 千円 5 ○ ○ ○ ○ ○ (包)3浄水場電気計装保守点検 (包)末端局保守点検 ○ ○ 1,830 千円 ○ ○ 6 施策(目標/施策名/取組内容/実施事業) 実 施 事 業 施策(目標/施策名/取組内容) 建設・改良事業(資本的支出) 3 環境に配慮 した水道 (1) 環境保全へ a 資源消費の節約と環境負荷の低減 の積極的貢 献 (2) エネルギー a 小水力、新エネルギーの活用 の有効利用 a 親しまれる窓口サービスの提供 (2) お客さま サービスの b 積極的な情報公開とお客さまニーズ 充実 の把握 平成 29年度 (事業採択) 平成 30年度 (事業採択) 経常的事業(収益的支出) (包)漏水調査 0 千円 ○ ○ ○ 水道システムの効率的運用とエネルギー の省力化 水道システムの効率的運用とエネルギー の省力化 0 千円 ○ ○ ○ 小水力・マイクロ発電、NaS電池等の導 入検討 小水力・マイクロ発電、NaS電池等の導 入検討 0 千円 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 151,427 千円 ○ ○ ○ 工事コスト縮減方策の検討と実施 0 千円 ○ ○ ○ 民間的経営手法の導入 民間的経営手法の導入 0 千円 ○ ○ ○ 窓口業務の機能拡大 窓口業務の機能拡大(窓口一元化) 0 千円 ○ ○ ○ 積極的な情報提供 積極的な情報提供 1,151 千円 ○ ○ ○ 高度浄水処理水のボトリング 高度浄水処理水のボトリング委託 1,483 千円 ○ ○ ○ 料金体系見直しに向けた調査・検討 次期水道事業基本計画の策定 (1) 経営基盤の 包括業務委託の検討と推進 b 事業運営の効率化による諸経費の縮 強化 減化 工事コスト縮減方策の検討と実施 c 民間的経営手法の活用 平成 28年度 (事業採択) 漏水防止対策事業による漏水量の削減 a 水需要動向を踏まえた料金体系の構 需要構造の変化に対応した料金体系の 築 見直し 4 お客さまに信 頼される水道 平成 27年度 (事業費) (包)料金・給水・会計業務等包括委託 6 7 5 建設改良事業一覧(資本的支出) <表 2> 施策目標 種別 1 安全で快適な水を供 給できる水道 2 将来にわたり安定し て供給できる水道 事 業 名 27年度 (事業費) 事 業 内 容 28年度 (事業採択) 29年度 (事業採択) 30年度 (事業採択) 備考 建設 配水管の拡張整備 水道未普及地区への配水管の拡張整備 64,300 千円 ○ ○ ○ 工事費のみ 改良 管路の耐震化 26年度末計約534㎞の配水管の耐震化 345,134 千円 ○ ○ ○ 鉛給水管の布設替を含む 工事費+設計委託料 改良 基幹管路の耐震化 26年度末計約100㎞の基幹管路の耐震化 128,950 千円 ○ ○ ○ 工事費+設計委託料 改良 耐震型緊急用貯水槽設置工事 西部地区への耐震型貯水槽設置の調査・検討 ○ ○ 調査・検討 改良 妻子原浄水場配水ポンプ室内配管更新工事 老朽化した配水ポンプ室内配管の更新工事 改良 妻子原浄水場配水副管流量計更新工事 調整不能となった流量計の更新工事 6,329 千円 改良 湖北台浄水場オゾン濃度計更新工事 発生オゾン濃度計2台他の更新工事 31,461 千円 166,094 千円 ○ 本体、電気工事費+監理委託料 改良 湖北台浄水場配水ポンプ用インバータ更新工事 №1、№6計2台のインバータ更新工事 ○ 改良 湖北台浄水場活性炭ろ過機流出弁交換工事 流出弁径200ミリ×6台の交換工事 改良 湖北台浄水場ろ過入口流量調整弁交換工事 流量調整弁径300ミリ×1台の交換工事 ○ 改良 久寺家浄水場遠方監視制御設備更新工事 老朽化した遠方監視制御設備の更新工事 ○ 改良 妻子原浄水場監視制御設備更新工事 中央操作室内の監視制御設備の更新工事 事 業 費 計 14,580 千円 ○ 756,848 千円 7 ○ 28年度設計、29年度工事 ○ 29年度設計、30年度工事 8 6 経常的事業一覧(収益的支出) <表 3> 事 業 名 施策目標 1 安全で快適な水を供 給できる水道 2 将来にわたり安定し て供給できる水道 3 環境に配慮した水道 4 お客さまに信頼され る水道 連続自動水質監視装置点検 水質管理業務委託(洗管作業) 着水井清掃 (包)浄水場設備運転及び維持管理業務委託 (包)ろ過槽粒状活性炭及びオゾン分解塔破砕炭交換 (包)高度浄水処理施設保守点検 接触槽及びろ過原水ポンプ井清掃 放射性物質測定検査 原水水質監視及び水質検査箇所の拡充 高度浄水処理機能の性能評価 貯水槽実態調査 貯水槽水道の衛生管理強化 水質情報の集中管理 塩素注入管理の最適化 直結・直圧給水の普及促進 給水装置管理の最適化 (包)3浄水場自家発点検 (包)3浄水場電気計装保守点検 (包)末端局保守点検 適正な取・受水量管理 緊急時復旧体制の強化 災害・事故対応能力の向上 テロ対策 (包)漏水調査 水道システムの効率的運用とエネルギーの省力化 小水力・マイクロ発電、NaS電池等の導入検討 (包)料金・給水・会計業務等包括委託 料金体系見直しに向けた調査・検討 次期水道事業基本計画の策定 工事コスト縮減方策の検討と実施 民間的経営手法の導入 窓口業務の機能拡大(窓口一元化) 積極的な情報提供 高度浄水処理水のボトリング委託 27年度 (事業費) 事 業 内 容 市内4か所の監視装置の保守点検 水道管末端等の水抜き作業 湖北台浄水場着水井2槽の清掃作業 27∼31年度5年間の浄水場系包括委託 湖北台高度浄水処理施設の活性炭交換 湖北台高度浄水処理施設の保守点検 湖北台オゾン接触槽他の清掃(隔年) 湖北台浄水場原水及び浄水の検査(月1回) 原水、浄水の水質検査計画に基く水質検査 高度浄水に係る点検データの分析、評価 小規模貯水槽の定期調査(5年に1回) 小規模貯水槽設置者への衛生管理指導等 末端給水区域の残留塩素等水質情報の管理 中央監視装置による残留塩素濃度の管理 直結・直圧(増圧)給水方式の普及促進 水道メータ等給水装置に係る情報提供 湖北台、妻子原、久寺家浄水場の自家発点検 同、電気計装設備の保守点検(隔年) 市内5か所の圧力末端局の保守点検(隔年) 北千葉受水と湖北台地下水の効率的運用 仮設配管材、非常用発電機2台の賃貸借 災害対策マニュアル整備と応急給水訓練等 3浄水場の24時間機械警備と監視カメラ設置 漏水調査による漏水箇所の早期修繕と節水 単位水量当たり電力使用量の削減 新エネルギーの活用についての検討 27∼31年度5年間の料金系包括委託 31年度以降の料金体系の調査、検討 31年度以降30年間の基本計画等の策定 適切な管口径や使用材料の検討 包括業務の拡大と32年度以降の経営手法の検討 お客様センターの機能拡大と充実 ホームページ、広報等の活用 我孫水(500ミリリットル)1万本のボトリング 事 業 費 計 3,240 3,018 2,139 92,048 5,724 15,958 千円 千円 千円 千円 千円 千円 68 千円 4,117 千円 0 千円 29年度 (事業採択) 30年度 (事業採択) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 0 0 0 0 0 27,000 千円 千円 千円 千円 千円 千円 1,830 0 3,413 0 2,994 0 0 0 151,427 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 千円 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 0 0 0 1,151 1,483 千円 千円 千円 千円 千円 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 315,610 千円 8 28年度 (事業採択) ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 備考 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 事業費は、料金系包括委託に含まれる。 9 Ⅱ 財 政 の 見 通 し 9 11 1 業 務 量 給水人口は、「我孫子市の将来人口推計報告書」(平成25年9月)を基に、計画期間内において2,990人(747人/年)の減少を見込んだ。 また、給水量は節水機器普及等の使用態様変化も踏まえ、生活用原単位が239ℓ/人・日から233ℓ/人・日まで減少する見込みとした。 なお、給水戸数は、世帯数の増加傾向を踏まえ、980世帯(245世帯/年)の増加見込みとし、これに伴う検針・調定等の事務負担増が 見込まれる。 <業務の予定量> 第Ⅲ期4か年実施計画期間 年 項 度 目 平成26年度 (見込み) 平成27年度 (予算) 平成28年度 平成29年度 平成30年度 備 考 口 (人) 133,200 132,800 132,004 131,146 計 画 給 水 区 域 内 人 口 (人) 136,718 137,305 137,893 138,485 我孫子市将来人口推計報告書(H25.9)の推計値 130,221 から直線補間し、各年度末数値を設定 行政区域内人口+小堀・取手地区人口 139,100 計画給水人口変更(H19.6)に伴う推計値 現 口 (人) 124,600 124,200 123,400 122,540 121,610 率 (%) 93.3 93.3 93.2 93.2 93.1 数 (戸) 54,000 54,400 54,610 54,800 一 人 一 日 平 均 使 用 水 量 (l/人/日) 239 237 236 235 一 日 平 均 使 用 水 量 (m3/日) 29,851 29,430 29,141 28,760 28,381 一 日 平 均 使 用 水 量 (m3/日) 2,713 2,674 2,654 2,635 2,615 工 場 用一 日 平 均 使 用 水 量 (m3/日) 290 286 283 281 279 一 日 平 均 使 用 水 量 (m3/日) 69 68 68 68 68 水一 日 平 均 使 用 水 量 (m3/日) 0 0 0 0 0 (m3/日) 32,923 32,458 32,146 31,744 31,343 (m3/日) 30 30 30 30 30 行 政 区 在 域 給 普 途 別 水 水 水 有 効 人 有 収 戸 生 活 用 業務・営業用 水 (その他)用 水 量 分 量 量 計 無 収 無 一 人 及 給 用 内 日 効 平 水 量 水 均 給 水 一 日 最 大 給 水 我孫子市将来人口推計報告書(H25.9)の推計値 3 54,980 の世帯数増加率を適用 生活用原単位: 233 給水人口及び日有収水量からの相関で設定 (m /日) 710 768 760 751 741 量 (m3/日) 33,663 33,256 32,936 32,525 32,114 270 268 267 265 264 39,200 39,000 38,610 38,130 37,650 314 314 313 311 310 量 一 人 一 日 最 大 給 水 量 (l/人/日) 3 (m /日) (l/人/日) 有 収 率 (%) 97.8 97.6 97.6 97.6 97.6 有 効 率 (%) 97.9 97.9 97.9 97.9 97.9 負 荷 率 (%) 85.9 85.3 85.3 85.3 85.3 27,300 11,900 28,560 10,440 28,560 10,050 28,560 9,570 28,560 9,090 水源 日最大給水量ベース 給水人口/行政区域内人口 の相関で設定 量 一 人 一 日 平 均 給 水 量 H28年度以降は、行政区域内人口の減少率を適用 北千葉受水 (㎥/日) 地 下 水 (㎥/日) 11 実績(比率)勘案の上設定 実績(比率)勘案の上設定 実績(比率)勘案の上設定 平成25年2月分水解消済 日平均給水量×有収率 年間給水量の減少トレンド勘案 一日平均給水量/負荷率 平成27年度予算値で設定 平成27年度予算値で設定 平成27年度予算値で設定 12 2 収支の見通し 収益的収支は、主たる収益となる料金収入が給水量の減少に伴い、年平均約5,000万円の減少で推移するものとした。 一方の費用は、支払利息は減少するものの、受水費、減価償却費等の固定費負担が大勢を占めることから、計画期間の収支構造では黒字確保 が一段と厳しい情勢となる見込みである。 資本的収支における収入は、消火栓設置等に伴う他会計負担金(市一般会計)のみ見込んだ。一方、支出には基幹管路の耐震化、経年施設 の更新等、計画事業に対応した費用を計上した。この結果、資本的収支不足額は増大傾向となる見込みである。 <財政収支> 第Ⅲ期4か年実施計画期間 *は閏年 年 度 区 分 収 料金収入 その他 入 平成25年度 決算 平成26年度 予算 平成27年度* (予算) 平成28年度 平成29年度 単位:千円 平成30年度 備 考 2,078,161 2,063,414 1,995,421 1,951,551 1,906,697 244,732 514,465 544,977 533,000 531,000 計 2,322,893 2,577,879 2,540,398 2,484,551 2,437,697 人件費 事務費 動力費 作 薬品費 支 業 受水費 費 その他 税 出 抜 計 支払利息 減価償却費等 その他 201,203 212,290 182,269 164,069 165,000 165,000 業務改善方針(H26.3)に基づく職員体制 158,509 165,052 194,574 195,184 195,794 196,404 80,706 82,035 85,216 85,000 85,000 85,000 1,702 2,419 1,650 1,650 1,650 777,725 780,684 785,284 785,000 785,000 ︵ 損 益 勘 定 ︶ 計 損 益 ︵ 企業債 収 国庫補助 資 一般会計繰入 本 入 その他 勘 定 計 建設改良事業費 ︶ 税 支 込 企業債償還金 出 その他 計 収支(△不足)額 利 益 剰 余 金 1,860,758 給水人口及び原単位減少実績勘案 525,000 長期前受金戻入益漸減 2,385,758 1,650 785,000 H28年度以降単価据置 303,787 273,102 311,572 290,074 280,726 312,507 1,163,920 1,138,240 1,183,722 1,161,724 1,152,376 1,184,157 42,760 31,169 28,431 25,576 22,598 19,492 697,072 690,381 756,205 743,900 712,800 692,400 2,334 29,514 10,049 10,000 10,000 10,000 2,265,798 2,266,646 2,355,250 2,300,453 2,258,568 2,267,453 57,095 311,233 185,148 184,098 179,129 118,305 11,623 9,131 9,362 9,000 9,000 11,623 9,131 9,362 9,000 9,000 655,233 914,152 822,013 942,699 1,052,631 457,775 64,304 67,042 69,897 72,875 9,000 他会計負担金等 9,000 1,230,025 4か年実施計画事業に基づく計上 75,981 1,113,008 978,456 889,055 1,012,596 1,125,506 1,306,006 △ 1,101,385 △ 969,325 △ 879,693 △ 1,003,596 △ 1,116,506 △ 1,297,006 前年度繰越額 a 400,930 400,025 400,258 400,406 400,504 400,633 当年度発生額 b 57,095 311,233 185,148 184,098 179,129 118,305 当年度処分額 年度末残高 d=a+b−c c 58,000 311,000 185,000 184,000 179,000 118,000 400,025 400,258 400,406 400,504 400,633 400,938 d 利益剰余金は、利益積立金及び未処分利益剰余金とし、損益勘定の欠損補てん財源とする。 12 13 3 財政の見通し 料金収入の顕著な減少や更新需要の増大に伴う建設改良事業費の負担増加により、資金需要は一層高まることとなる。 建設改良事業への投下資金は、計画期間中に発生する損益勘定留保資金の水準を大幅に上回ることで、内部留保資金(累積資金)が 4か年で約10億800万円減少する見込みとなる。この結果、内部留保資金残高は、平成29年度末で次年度の総事業費を下回る水準となり、 本計画期間では、財政面において一層厳しい状況となることが見込まれる。このため事業推進にあたっては、次期基本計画での資金需要 の高まりを見据えての財政規律の確立とこれに基づく適債事業への計画的な地方債(公営企業債)借入等、新たな資金調達について適時 的確な検討が必要となる。 <資本的収支補てん財源計算表> 年 度 区 分 資本的収支(△不足額) 財 源 内 訳 補 て ん 財 源 残 高 決算 平成25年度 第Ⅲ期4か年実施計画期間 *は閏年 予算 平成26年度 平成27年度* (編成値) 平成28年度 平成29年度 単位:千円 平成30年度 △ 1,101,385 △ 969,325 △ 879,693 △ 1,003,596 △ 1,116,506 消費税調整額 e 29,135 64,426 57,672 63,422 71,565 84,706 損益勘定留保資金 f 1,022,251 299,899 764,021 803,897 806,875 809,981 備 考 △ 1,297,006 その他 g 50,000 605,000 58,000 計(h=e+f+g) h 1,101,386 969,325 879,693 867,319 878,440 894,687 前年度繰越高 i 2,643,103 2,439,097 2,209,269 1,992,839 1,746,224 当年度使用額 j=h-e j 904,899 822,021 803,897 806,875 809,981 当年度利益処分額 k 311,000 185,000 184,000 179,000 118,000 l 当年度留保資金 389,893 407,193 403,467 381,260 375,741 (減価償却+資産減耗)-長期前受戻入 当年度末残高 m m=i-j+k+l 2,643,103 2,439,097 2,209,269 1,992,839 1,746,224 1,429,984 資本的収支補てん財源は、損益勘定留保資金、減債積立金、建設改良積立金とする。尚、消費税資本的収支調整額は当年度分を全額使用する。 内部留保資金推移d+m 3,043,128 2,839,355 2,609,675 2,393,343 13 2,146,857 1,830,922 15 Ⅲ 施 策 目 標 一 覧 15 17 1 安全で快適な水を供給できる水道 施 策 第Ⅲ期実施計画期間(平成30年度末)の管理目標(指標等) *指標の()内の番号は、水道事業ガイドラインの業務指標(PI) 当初中期計画(平成30年度末)の管理目標(指標等) 1-1-a 水質管理の充実 右記に同じ 指標(1101)原水水質監視度 69項目 1-1-b 高度浄水処理施設の効率的運用 右記に同じ 管理目標値なし(性能評価に基づく運用の最適化) 1-1-c 鉛給水管の解消 鉛製給水管集中地区の解消 指標 鉛製給水管残存率 0% 1-1-d 貯水槽水道対策 右記に同じ 指標(5115)貯水槽水道指導率 100% 1-2-a 残留塩素濃度の低減化 右記に同じ 1-2-b 直結・直圧給水の普及促進 指標 直結増圧給水方式普及率 15%(増圧方式合計/受水槽合計) 指標 直結増圧給水方式普及率 30%(増圧方式合計/受水槽合計) 右記に同じ 管理目標値なし(給水装置管理の適正化) 1-2-c 1-2-c 1-2-d 給水装置の適正な維持管理 水道未普及地区の解消 指標(1103)連続自動水質監視度 0.105台/1,000㎥/日 指標 末端給水栓残留塩素濃度 0.1∼0.4㎎/ℓ 管理目標値なし(地域に根ざした給水装置工事事業者の確保) 右記に同じ 指標(2006)普及率98.5% 2 将来にわたり安定して供給できる水道 施 策 2-1-a 2-2-a 地下水の適正利用と企業団からの浄水受水 施設の耐震化と水運用機能の強化 第Ⅲ期実施計画期間(平成30年度末)の管理目標(指標等) 当初中期計画(平成30年度末)の管理目標(指標等) 日最大:北千葉受水32,900㎥、地下取水11,800㎥計44,700㎥の確保 日最大:北千葉受水37,300㎥、地下取水7,400㎥計44.700㎥の確保 指標(2207)浄水施設耐震率 100%を達成済 指標(2207)浄水施設耐震率 100%(25年度) 指標(2208)ポンプ所耐震施設率 100%を達成済 指標(2208)ポンプ所耐震施設率 100%(25年度) 指標(2209)配水池耐震施設率 100%を達成済 指標(2209)配水池耐震施設率 100%(25年度) 指標(2210) 管路の耐震化率 44% 管理目標値なし(ダクタイル鋳鉄管、耐震型継手による布設) 指標 基幹管路の耐震化率 39% 指標 基幹管路の耐震化率 100% 指標 石綿セメント管残存距離 全面解消済 指標 石綿セメント管残存距離 全面解消(22年度) 指標 耐震型緊急用貯水槽容量 50㎥×2基 100㎥ 2-2-b 緊急給水・復旧体制の整備 右記に同じ 2-2-c 水道施設の危機管理体制の整備 右記に同じ テロ対策 浄水場等基幹施設の24時間監視体制の充実・強化 2-3-a 取水施設(深井戸)の保全 右記に同じ 指標 自己水源水量の確保 取水許可水量19,600㎥/日 2-3-b 浄水場施設の更新 26年度配水池の耐震化完了済 湖北台浄水場耐震性配水池築造(22、23年度予定) 2-3-c 管路の更新 施策は管路の耐震化と統一 指標(2103)経年化管路率 6%以下 指標 飲料水の確保水量(13万人分×10日間分)19,433㎥ 3 環境に配慮した水道 施 策 第Ⅲ期実施計画期間(平成30年度末)の管理目標(指標等) 当初中期計画(平成30年度末)の管理目標(指標等) 指標 有効率 96.3% 3-1-a 資源消費の節約と環境負荷の低減 右記と同じ 3-2-a 小水力、新エネルギーの活用 小水力・マイクロ発電等の導入検討 単位水量当たり電力使用量0.5kwh/㎥(H18年度平均)を10%減 指標(4005)建設副産物のリサイクル率 100% 小水力・マイクロ発電、NaS電池等の調査、研究、導入(22年度末) 4 お客さまに信頼される水道 施 策 4-1-a 水需要動向を踏まえた料金体系の構築 4-1-b 事業運営の効率化による諸経費の縮減化 4-1-c 第Ⅲ期実施計画期間(平成30年度末)の管理目標(指標等) 当初中期計画(平成30年度末)の管理目標(指標等) 31年度以降の料金体系の見直しと検討 料金体系・負担金等の見直し 22年度実施予定 料金系及び浄水場系包括業務委託を27∼31年度実施済 技術系包括業務委託の推進 22年度導入予定 27年度2名、28年度さらに2名の職員定数削減 職員定数削減(19年度当初29人、特別職除く。削減目標なし) 民間的経営手法の活用 32年度以降の民間的経営手法の選択・導入 民間的経営手法の選択・導入(25年度) 4-2-a 親しまれる窓口サービスの提供 お客様センターの機能拡充 窓口業務の機能拡充(ワンストップサービスの提供、22年度) 4-2-b 積極的な情報公開とお客さまニーズの把握 毎年500ミリリットルのペットボトル1万本の製造 高度浄水処理水のボトリング(20年度∼) 17 我 孫 子 市 水 道 事 業 実 施 計 画 書 中期計画 第Ⅲ期4か年実施計画 2015年(平成27年)度∼2018年(平成30年)度 編集 我孫子市水道局経営課経営担当 〒270-1166 千葉県我孫子市我孫子1684番地 TEL 04-7184-0114 FAX 04-7184-0118 E-mail [email protected]
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