低温プラズマガス滅菌器ステラッド 保守点検業務仕様書 平成27年3月 大阪府立成人病センター 1. 点検の目的 地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪府立成人病センターが保有する低温プラズマ ガス滅菌器ステラッド 100NX(以下、100NX という。)及び低温プラズマガス滅菌器ス テラッド 100S(以下、100S という。)を常に正常な状態で作動することを目的とする。 2.履行期間 平成 27 年 4 月 1 日から平成 28 年 3 月 31 日まで 3.装置設置場所 大阪市東成区中道1丁目 3 番 3 号 地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪府立成人病センター 中央手術室及び中央滅菌室 4.装置明細 機器名称 製造元 プラズマガス滅菌器ステラッド 100NX ジョンソンエンドジョンソン㈱ プラズマガス滅菌器ステラッド 100S ジョンソンエンドジョンソン㈱ 5.点検業務 (1)点検の実施 履行期間中に 6 ヶ月メンテナンスと 1 年メンテナンスの年 2 回の点検を行う。 点検については当センター職員と日程を相談の上、指定技術者を派遣し行う ものとする。 (2)点検内容 下記項目について点検を行うこと。 実施項目(100NX) 6 ヶ月点検 1 年点検 バキュームポンプオイル交換(フラッシング含む) ○ ○ オイルミストフィルター交換 ○ ○ コンバータおよびアダプタ交換 ○ ○ インレットフィルター交換 --- ○ ニードル交換 --- ○ ニードル O リング交換 --- ○ デリバリーバルブ交換 --- ○ ガスケット交換 --- ○ エアポンプ・シリコンチューブ交換(Duo モジュール) ○ ○ エアフィルター・継手交換(Duo モジュール) ○ ○ トランジションバルブの交換・清掃 ○ ○ トランスファーバルブの交換・清掃 ○ ○ エアフィルター交換(AC エンクロージャー下) ○ ○ ファン清掃 ○ ○ ヘパフィルター交換 --- ○ UV ランプ交換 --- ○ △(清掃のみ) ○ UV ランプガラス部 O リング --- ○ 電極清掃 ○ ○ 電極スペーサートップ交換 ○ ○ 電極スペーサーボトム交換 ○ ○ 電極スペーサーサイド交換 ○ ○ 上段棚レール交換 ○ ○ 下段棚レール交換 ○ ○ 上段棚ストッパー交換 ○ ○ 下段棚ストッパー交換 ○ ○ 棚ハンドル交換 ○ ○ △(清掃のみ) ○ チャンバー内清掃 ○ ○ ドアシール面の清掃 ○ ○ ドア O リング交換 --- ○ サーミスタ交換(7 箇所) --- ○ パネル・機器内部の清掃 ○ ○ 製品検定 ○ ○ 滅菌プロセス確認(スタンダードサイクル 1 回) ○ ○ BI 試験 ○ ○ UV ランプガラス交換(ランプ側) チャンバー内 UV ランプガラス交換 実施項目(100S) 6 ヶ月点検 1 年点検 作業前動作確認 ○ ○ 真空ポンプオイル交換 ○ ○ オイルミストフィルターの交換 ○ ○ コンバーターの交換 --- ○ オイルリターンホースの確認 ○ ○ ヘパフィルターの交換 --- ○ エアータンクからの水抜き ○ ○ 圧力レギュレータートラップからの水抜き ○ ○ ミストフィルターの交換 --- ○ エアフィルター類の清掃 ○ ○ インジェクションバルブの交換 --- ○ スロットルバルブ(ON・OFF バルブの清掃) ○ ○ 電極スぺーサーの交換 --- ○ 上段ストッパーの交換 --- ○ エレクトロードエクステンダーの交換 --- ○ 電極研磨 --- ○ ドアシール・O リングの交換 --- ○ ドアシール面の清掃 ○ ○ ドアワイヤーの確認 ○ ○ チャンバー内の清掃 ○ ○ 過酸化水素注入気化器の清掃 ○ ○ インピンジャーの交換 ○ ○ カセット機構ブラテンの清掃 ○ ○ パネルの清掃 ○ ○ 製品検定 ○ ○ オートテスト ○ ○ 滅菌プロセス確認 ○ ○ BI 試験 ○ ○ (3)修理作業 装置に障害や支障が生じた場合、業務に支障がないよう可能な限り迅速に指 定技術者を派遣し、装置の修復を行うものとする。 6.保守点検業務の実施時間帯 月曜日から土曜日の 9 時 00 分∼18 時 00 分 但し、国民の祝日、年末年始を除く。 7.費用の負担 (1)年 2 回の定期メンテナンスに加え、履行期間中の全ての故障修理に必要な技 術料、出張費、部品代の全てを含むものとする。 (2)次の各号に該当するものは本業務に含まれず別途有償とする。 1 火災、地震、風水害等の天災地変その他不可抗力及び異常電圧により生 じた故障及び損傷の修復作業 2 設置場所変更による本機器の移動ならびに設置調整作業 3 当センター職員の本機器取扱の誤用または乱用等に起因する故障及び損 傷の修復作業 4 指定技術者の取扱品以外の部品、付属品、消耗品の使用に起因する故障 及び損傷の修復作業 5 指定技術者以外で修理、分解、改造、または移動がなされたことによる 故障及び損傷の修復作業 6 当センター職員による使用中に発生した本機器の外観上の傷、へこみ等 8.報告書の提出 受注者は保守業務完了後、速やかに報告書を作成し、当センター担当者の確認を受け 提出するものとする。 9.個人情報の保護 受注者は業務上知り得た情報を第三者に漏らしたり、他の目的に使用してはならない。 10.その他 本仕様書に定めない事項については、その都度発注者及び受注者で協議し決定する。
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