意見の概要と意見に対する市の考え方(PDF文書)

第4期調布市障害福祉計画(案)に対するパブリック・コメントの実施結果
【パブリック・コメント手続の実施概要】
1 意見募集の概要
(1) 意見の募集期間 平成26年12月20日(土)~平成27年1月19日(月)
(2) 周知方法 平成26年12月20日号市報及び市ホームページ
(3) 資料の閲覧場所 市役所2階障害福祉課,公文書資料室,神代出張所,各図書館・各公民館・各地域福祉センター,みんなの広場(たづくり11階),
市民活動支援センター(市民プラザあくろす2階),子ども発達センター,障害者相談支援事業所(ドルチェ,ちょうふだぞう,希望ヶ丘),
こころの健康支援センター,希望の家,知的障害者援護施設なごみ
(4) 意見の提出方法 氏名,住所,御意見を記入し,直接または郵送,FAX,Eメールで市役所障害福祉課まで提出
2 意見募集の結果概要
(1) 意見提出件数:67件(15人)
<提出意見の内訳>
全般に対する意見・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9件
第1章「計画作成の趣旨」に対する意見・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 0件
第2章「計画の理念・基本的考え方」に対する意見・・・・・・・・・・・・・・・・ 1件
第3章「障害福祉サービス等の見込み量・目標値」に対する意見・・・・・・・・・・41件
第4章「地域生活支援事業の見込み量」に対する意見・・・・・・・・・・・・・・・ 6件
第5章「計画の推進」に対する意見・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10件
(2) 意見の概要と意見に対する市の考え方 別紙のとおり
1
【意見の概要と意見に対する市の考え方】
全般
項目
全般
全般
全般
全般
全般
全般
全般
全般
No
御意見の概要
市の考え方
1
受動喫煙の有害性は既に調布市でも認識されているところですが、身体に障がいを
持つ方にとっては、特に身体的症状の悪化や場合によっては命を落とす懸念があり
ます。
したがいまして、調布市内の相談支援機関やデイケアサービス等の障がい福祉事業
者に対し、できれば敷地内禁煙、最低でも屋内禁煙は徹底するよう、計画の中で明
記するか、困難であれば対象施設へ通知を出して欲しい。
本計画への明記は,「調布市施設の受動喫煙防止に関する基本方針」に基づき,市
立の障害者施設等においては施設の建物及び敷地内を全面禁煙としています。民間
障害福祉サービス事業者につきましては,健康増進法に定められた受動喫煙を防止
するための必要な措置を講じられるよう,今後も連携を図って参ります。
2
◇その他(パブコメには関係ないかもしれませんが…)
・「福祉の窓」広報誌は、毎月の発行にして欲しい。
お知らせしたい内容は、実際はたくさんあると思われる。イベントの案内もあまり
先のこと過ぎて予定が分からなかったりする。もっと旬の情報や当事者の話し、各
委員会や協議会の模様など、障害や福祉のために、みなさんに広報して欲しいこと
はたくさんあると思います。
「ふくしの窓」への御意見につきましては発行元である調布市社会福祉協議会にお
伝えさせていただきます。市としても市報,ホームページやツイッター等を通じ
て,今後も障害者福祉に関する情報を積極的に,よりわかりやすい形で提供できる
よう努めて参ります。
・発達障がいをもっている一般就労希望者向けの、通勤寮が欲しい。
大学や専門学校等卒業したが、今まで支援機関とうまくつながれてなかった本人
が、安心して自分で稼げて社会参加することができ、時には相談も出来る、本人の
生活拠点としての住居(寮)があるといい。
発達障害者専門の通勤寮は現在ありませんが,制度上は発達障害のある方も現在あ
る通勤寮(宿泊型自立訓練)やグループホームを利用することが可能です。また,
寮の機能はありませんが,こころの健康支援センター就労支援室ライズで発達障害
者の方を対象とした就労支援事業を行っておりますのでご相談いただければと思い
ます。
・教育や高齢のサービスは堂々と語られるのに、障がいのことは、ひっそり語られ
るイメージがある。
教育も高齢も人が生きていく上で必ず通る道だが、障がいは全ての人が持つもので
はないという事だろう。初めから何でも知っていて社会を生きていける人も、完全
な人もこの世にいないし、高齢になればほとんどの方が、出来ない事を人の手に委
ねる。私たちの心の中に住んでいるこの社会的障壁を自分も含め色々な方法で、取
り払って行きたいと思っている。
・調布市内の事業者の内で、障がい者の就労に前向きに取り組んでいる事業者を紹
介するなどして欲しい。身近なところからの発信が、障がいを持つ人が地域で当た
り前に過ごせることを応援しているという、実感に結びつくのではないかと思いま
す。
本計画の基本的考え方においては,障害の有無に関わらず市民全体が,互いの人格
と個性を尊重しあう社会を構築していくことを目標としています(P.8)。平成2
8年4月の障害者差別解消法(障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律)
の施行へ向けて,同法の周知を含め,今後も様々な方法で「社会的障壁」の除去へ
向けて取り組んで参ります。
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4
5
6
7
8
ご担当がパブリック・コメントの意見の概要を作成するにあたって、提出者の意見 御意見の内容により分野別にわけて整理して記載しておりますが,個々の御意見に
の趣旨を曲げられることがあるので、無断で要約しないこと。要約する必要がある ついては,省略せず全文を掲載しております。
場合は、必ず意見提出者の了解を得ること。なお、要約不要になるように簡潔に記
載したつもりである。
● 全体
評価をいただきありがとうございます。
しっかり読む時間がとれず、深く内容について意見を述べられないが、調布市の他
の計画と比べると出色の出来である。無駄なく大変よくまとまっている。しっかり
と前期の評価がされていて、今期の目標が立てられている。
● 全体 概要版・検討経過
評価をいただきありがとうございます。議事録(要旨)の掲載も計画作成委員会で
「概要版・検討経過」に、計画作成委員会議事録(要旨)が載せてあることが大変 の意見によるものであり,御意見につきましては委員会でも御報告させていただき
良い。また、計画作成委員会が多くの分野の方で構成されていることがよく、それ ます。
が、よい計画になっているのかもしれない。
● 全体
しいて言えば、課題(予算の制約を含む)が見えるとよい。
全般
調布市福祉作業所等連絡会では,市内の各事業所の情報をまとめたガイドブック
「わくわーく」を発行しています。商品やサービス,事業所の紹介,イベント情報
に加えて,障害者をとりまく地域や暮らしについて様々な角度から紹介しており,
調布市ホームページでも電子版をご覧いただくことができます。調布市としても今
後も同連絡会との連携を深めつつ,情報発信に努めて参ります。
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本計画の作成にあたっては,調布市基本計画(平成25年度~平成30年度)の時
点修正内容と整合性を図っております。特に基本計画に重点事業として位置づけて
いる分野の施設開設支援につきましては,中長期的な財政フレームとの整合性を図
りつつ開設数の目標を設定しております。今後も予算の制約もありますが,可能な
限りニーズに応じたサービスの拡大を図っていきたいと考えております。
第2章 計画の理念・基本的考え方
案
No
第2章ー1 障害者施策の理念
7ページ
10
御意見等の概要
市の考え方
◇7ページ
御指摘のとおり修正したうえで,第4回委員会で検討
障害者施策の理念・基本的考え方
○生活の向上を図るサービスの確保
(本文)安全、快適、人間らしさなど
→理念の項目なので「人間らしさ」というよりその人らしさ、という言い方ががい
いのではないか(細かいことですが…)
第3章 障害福祉サービス等の見込み量・目標値
案
No
第3章-1 訪問系サービス
12~15ページ
11
第3章-1 訪問系サービス
12~15ページ
12
第3章-1 訪問系サービス
12~15ページ
13
第3章-1 訪問系サービス
12~15ページ
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御意見等の概要
市の考え方
P13 第3期計画の評価と今後の課題の説明における居宅介護の身体、知的の種 「福祉人材育成拠点の整備」により,人材の量的確保を図ることでいずれの課題も
別時間数が、減少傾向を示しております。サービス全体として伸びているものの、 解決を目指したいと考えております。
①従事者の不足により利用できない、②利用者の希望時間帯に提供できない等の事
例がみられる、とあります。ここでは、異なる人材確保の課題を示されております
が、
ⅰ)従事者の不足に対する対応と取り組みにはどのような解決策があるとお考えで
すか?
ⅱ)時間帯のミスマッチに対しては、どのような取り組みと解決策があるとお考え
ですか?
① 障害の専門性のある人材を養成するしくみをつくってください。
障害者に対応できる事業所、ヘルパー少ないのにはいろいろな理由があると思
います。単に資格取得のための研修だけでは、なかなか実際に従事するというとこ
ろまではいかないのではないでしょうか。以下のような観点で充実をお願いしたい
です。
・障害者のヘルパーというお仕事の認知を高め、専門の研修を。
障害者のヘルパーと言う仕事自体がまだまだ知られていないと思います。
障害別の対応法の研修や、実際に従事されている方から仕事のやりがいを聞く機
会、事業所間の情報交換などができるような仕組みなどがあるといいと思います。
・若い人、男性を増やす対策を。
高齢者以上に障害のある方のヘルパーは体力勝負なので、若い人、また男性が求
められると思いますが、不足しています。これは先に書いた仕事自体が知られてい
ないということのほかに、やはり低賃金等の雇用条件の問題もあるのではないで
しょうか。
ある程度の収入で安定して働き続けられるような環境のためには、行政からの援
助も必要ではと思います。
☆ 「第三期計画の評価と今後の課題」の中で、「ヘルパーの不足により利用でき
ていない」「利用者のニーズに対して提供量が不足している」という記述があり、
「提供体制確保のための方策」について、障害者ホームヘルパー養成研修をより充
実させるために、市内に福祉人材養成拠点を設置する、ということが書かれていま
す。
これによってヘルパーの不足が解消されることを期待していますが、ヘルパー不足
は、働き続けられる環境が十分に整っていないという点も大きいのではないでしょ
うか。ヘルパーの雇用条件、労働条件が十分でないという面を解決するために、雇
用条件の改善のために事業所になんらかの補助をする等、積極的な施策も求められ
ていると思います。
行動援護などのヘルパーには若い年代も含めた幅広い年齢層のヘルパーが必要と思
われます。ぜひ幅広い年代のヘルパーの人材育成と、若い世代が働ける環境を整え
るための積極的な施策をお願いいたします。
「福祉人材育成拠点の整備」において御意見のとおり専門性のある人材育成を図っ
て参ります。一方で従業者の賃金については,国の定める報酬基準に大きく左右さ
れるものであり,単独自治体での助成は困難とも考えております。報酬基準のアッ
プを国等に要望しつつ,その他の部分での支援を市では充実させていきたいと考え
ております。
②「行動援護」のできるヘルパー、事業所を作ってください
「ちょうふだぞう」での行動援護事業の実施は現在のところ検討しておりません
行動援護のヘルパー、やってくれる事業所が絶対的に足りないと思います。
が,御意見にある行動援護事業所の不足については認識しており,「福祉人材育成
「ちょうふだぞう」など行政の目の届く事業所でやっていただけないでしょうか。 拠点の整備」の中で拡大を図って参ります。
3
案
No
御意見等の概要
市の考え方
支給量の基準は障害支援区分により市で定めておりますが,実際の個々の利用者の
支給決定における支給量は,市職員や相談支援事業者のアセスメントに基づき個別
に様々な事項を勘案し決定しております。今後「サービス等利用計画」対象者の拡
大により,より一層個別のアセスメントを充実させ,その中でサービスの必要性の
有無や,障害福祉サービス以外の社会資源等の活用も含め,適切なサービス支給量
を検討していきます。
15
◇13ページ・14ページ
訪問系サービス 第3期計画と今後の課題
(本文)従事者不足により利用できていない、利用者の希望する時間帯にサービス
が提供できない…人材確保が課題です。
(本文)…ニーズに対して、受給量が不足…提供体制の確保による増加を見込みま
す。
→サービスの受給量は障害程度区分で決まると思うのですが、サービス利用に関し
てのアセスメントはしっかりとれているでしょうか。言い方は厳しいですが、世の
中には、置かれた環境を自分だけの力では変える事が出来ずに様々な我慢や大変な
思いをしている一般の方々も多い。人が人を支えるのであるから、障がいを持つ人
を支える事に限界もあると思う。障がいを持った方は、即支援という考え方は逆差
別でもある。また慢性的な人材不足は解消されないと思えます。
P21 提供体制確保のための方策
事業所の開設を検討する事業者との情報交換、連携を緊密に行うとともに、調布市
福祉作業所等連絡会などを活用し、~中略~、あわせて、新規開設及び運営に係わ
る各種補助制度を継続し、市内における日中活動系サービス事業所の新規開設及び
運営をします。とありますが、一方で、障害者の仕事を創出する取り組みが、就労
支援とは別に雇用を増加させていく方策と考えられます。
平成25年4月から障害者優先調達法がスタートしている現在、調布市として調布
市福祉作業所等連絡会と協働し、製品やサービスの販売を公共に留まらず、民間に
対しても促進することが求められていると考えますが、今後の供給体制確保には、
具体的にどのような取り組みをお考えですか?
障害者優先調達推進法に基づく市の調達方針においては,調布市福祉作業所等連絡
会による共同受注の取組を支援することとしており,作業所等経営ネットワーク事
業を実施し,地域の企業・商工団体・NPO法人など関係団体と連携を図り,共同
受注,販路拡大,新製品の開拓につなげる積極的な取組をしています。また市民等
へのPR,民間企業等からの発注増大のための取組として,地域への情報発信ツー
ルである作業所等連絡会ガイドブック「わくわ~く」の刊行補助のほか,市ホーム
ページに障害者施設の受注可能な作業一覧の常時掲載,障害者就労施設等の公共施
設での物品の展示販売や市内で実施するイベント等での販売スペースの確保など,
販売機会を確保する等情報発信の基盤づくりを実施しているところです。今後も本
事業を活用した提供体制の確保に努めるほか,新規開設事業所の作業所等連絡会へ
の加入を推進します。また庁内連携を一層強化し,監理団体や市内企業等へのPR
についても推進して参ります。
P23(目標2)障害者就労支援事業による一般就労者数についての質問です。
国の基本方針→ 平成25年度末×1.6
調布市の平成25年度一般就労者数=54人 ×1.6 ≒86人(単純計算値)
目標値61人<単純計算値86人
調布市の平成25年度の54人は全国の実数値を上回っていることは推察できます
が、
調布市独自の61人(=1.13)とした根拠はなんですか?東京都の方針とは同
じですか?
(目標2)につきましては,国が基本指針で定めた目標とは別に,独自目標を設定
することとしたため,国の基本指針に従った計算による値とはなっておりません。
また,目標値については東京都が定めた目標値を参考として設定しております。い
ずれの部分についても記載が不足しわかりにくかったため,誤解のないよう文章を
改めました。
<第3-2 日中活動系サービス>
① 短期入所(ショートステイ)のできる所を増やしてください
「なごみ」のショートは大変予約が取りにくいと先輩保護者から伺っています。
何とかならないでしょうか。施設を増やすことはお考えではないでしょうか。
なごみショートステイの予約方法につきましては,利用者の方等の御意見を踏ま
え,平成27年1月より予約方法を変更し改善を図っております。短期入所の施設
増加については,グループホームへの短期入所ベッド併設などの方策を含め,今後
増床を図って参ります。
② 発達障害の専門性のある就労支援施設が必要だと思います
一般企業の障害者雇用は今後も増え続けると予想されますが、それと同時に、企
業就労はしてみたけれど合わなかったので作業所に、というような方も増えると思
います。特に、知的に軽度の発達障害の方には、単純作業を延々とやり続けるよう
な従来の知的の作業所のやり方には合わない方もいます。
特定のお名前を出して恐縮ですが、足立区や西東京市、世田谷で発達障害の就労
移行支援事業所や行政の委託を受けて支援事業をしておられる、「トポスの会」
(代表平雅夫先生)のような専門性のある法人に事業所を作ってもらいたいと思い
ます。
① 就労Bや就労移行支援について、知的障害のない発達障害のある方が利用しや
すい事業所ができていくようにすすめてほしいです。現在は、知的障害をもつ方の
利用が多い事業所や精神障害をもつ方の利用が多い事業所で、試行錯誤・苦労しな
がら受け入れているときいているが、特有の対応法が必要ともききます。専門性の
高い法人にあらたに開設してほしいです。その後押しをしてほしいです。また、現
在苦労して受けいれてくれている事業所に対して、専門性のある充実した研修を市
として実施してほしいです。都内あちこちで研修会は実施されていると思います
が、限られた人数の事業所で、頻繁に市外に研修に出るのは難しいと思います。市
として系統だった専門性の高い研修会が実施されることは、市全体のケアのレベル
アップに直結すると思います。
発達障害者への支援の充実は市においても重要であると認識しております。新規事
業所の開設支援におきましては,御意見をいただきました「発達障害の専門性のあ
る就労支援施設」を含め,利用者のニーズに対して市内で不足している障害分野な
ども念頭に,事業者と整備(開設支援)を検討して参ります。
従業者への研修につきましては,「福祉人材育成拠点の整備」において今後充実さ
せていく予定であり,御意見のとおり専門性の高い研修の実施による市全体のケア
のレベルアップにつなげて参りたいと考えております。
第3章-1 訪問系サービス
12~15ページ
第3章ー2 日中活動系サービス
16~24ページ
16
第3章ー2 日中活動系サービス
16~24ページ
17
第3章ー2 日中活動系サービス
16~24ページ
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第3章ー2 日中活動系サービス
16~24ページ
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第3章ー2 日中活動系サービス
16~24ページ
20
4
案
No
御意見等の概要
市の考え方
21
◇19ページ・20ページ
(本文)精神障害者デイ事業について障害者総合支援法に基づく「自立訓練」への
移行が検討されて…
→その割には、【サービス見込み量】自立訓練(生活)の人数が少ないのではない
か。
精神障害者デイ事業の自立訓練(生活訓練)の移行につきましては,事業定員(1
日あたり)を20人と見込んでおり,当該人数を計画案における増分として見込ん
でおりました。その後,移行準備の進捗に伴い,実際に現在のデイ事業からの移行
者等,事業利用予定者数がおおよそ見込めたため,あわせてサービス見込み量の上
方修正を行いました。
◇21ページ
(本文)西町の調布基地跡地について、多機能型の総合福祉施設の設置検討を行な
う
→具体的にはどのようなものを考えておられますか。
◇22ページ・23ページ
【第三期計画の評価と今後の課題】
…地域に上記事業を実施する事業所が少ないことから、利用者は大きく伸びていま
せん。
→なぜ少ないのでしょうか?出来れば一般就労したい、と考えている方も多いはず
と思います。
事業内容については現在三市(調布市・三鷹市・府中市)で検討中であり,今後各
市におけるニーズ等を集約しつつ協議を進めて参ります。
第3章ー2 日中活動系サービス
16~24ページ
第3章ー2 日中活動系サービス
16~24ページ
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第3章ー2 日中活動系サービス
16~24ページ
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第3章ー2 日中活動系サービス
16~24ページ
第3章ー2 日中活動系サービス
16~24ページ
第3章ー2 日中活動系サービス
16~24ページ
第3章ー3 居住系サービス
25~29ページ
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第3章ー3 居住系サービス
25~29ページ
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第3章ー3 居住系サービス
25~29ページ
29
就労移行支援は26年度に1か所開設があり,今後は利用者の増加を見込んでおり
ます。障害者の一般就労への支援につきましては,就労移行支援や就労継続支援A
型などの障害福祉サービスによる支援に限らず,障害者就労支援事業を中心に幅広
く進めて参ります。
(目標2)障害者就労支援事業による、一般就労者数
東京都の第4期障害福祉計画における目標値(案)をもとに,過去の都全体の実績
○調布市の考え方
における調布市の実績分の比率により算定しています。御意見を踏まえ,上記の考
→独自に目標を設定する、ということですがこの61人という数字はどのように出 え方について計画に明記することとしました。
て来たものですか
・全般的に、知的に遅れのない発達障害児者向けのサービスが不足していると感じ 発達障害者への支援の充実は市においても重要であると認識しております。専門性
ています。さらなるサービス内容の充実と、専門性のある人材の確保、情報提供等 のある人材の確保については,今後「福祉人材育成拠点の整備」のおいて対応を
の拡充をお願いいたします。
図って参ります。
②基地跡地調布・府中・三鷹の三市共有地の計画時には、是非様々な障害者の意見 今後の検討過程において配慮させていただきます。
を聞いていただけますようお願いいたします。
4. P26~P27 施設入所 協働生活援助のサービス見込み量
についてですが、例えば保育園や特養老人ホームの待機人口のメディア報道がなさ
れていますが、調布市内の障害者の待機人口は捉えられているのでしょうか?
見込み量は、事業者の施設収容人員のことでしょうか?
施設入所等についてはおおよその待機者数を把握しており,計画作成委員会でも資
料として提示しております(第3回委員会 資料4)。各サービスの見込み量は,
調布市が支給決定の実施主体となる利用者数として定めております。市外の施設を
利用する市民も含んでおり,また一方で,施設定員とは一致するものではありませ
ん。
◇27ページ
長期間の引きこもり状態にあった方も,何らかの障害(精神疾患の診断等)がある
(3)第四期計画のおけるサービス見込み
方であれば現在の制度においてグループホームをご利用いただくことは可能です。
【基本的な考え方】
実際の利用については個別のケースごとに相談等の過程において検討して参ります
○入所施設や精神科病院への入院などからグループホームへの地域移行を進めるた が,支援の過程においても障害種別で施設等を振り分けるのではなく,個々の利用
め… グループホームの利用拡大を見込みます。
者の状況等を勘案し,常にその人にとって最適なサービスを提案,提供できる体制
→ただ障害種別でけで振り分けられるグループホームではなく、さまざまな障がい の確保に向けて取り組んで参ります。
を持つ方が、その方々らしくけれど一緒に生活できるような、柔軟な対応のできる
グループホームを望みます。
→自宅で長い間引きこもっていたような方についてはどうですか
④新しい形のグループホームを作ってほしいです。
知的の方、精神の方の単身・ワンルームの集合住宅で、1か所は集会室?があり、
管理人室に支援者がいるような形でのホームが始まっていると聞きました。 杉並
か渋谷?でしたか。
そこに、短期入所できる部屋もあったりすると。
将来の一人暮らしの練習にもなるし。 親の病気の時に、留守番が出来るから自宅
ではなく、近くに支援者や障害者だけど、助けてくれる仲間として集合住宅の人が
応援。
埼玉の高齢化した団地に学生を呼び込み、安く貸す代わりに、地域の行事に参加す
る義務とかの障害者版みたいな形です。
障害者が、障害者同士で助け合いながら、かつ、プライバシーとか、一人の空間を
維持した、普通の暮らしができる場所を開発してほしいです。
5
様々な利用者の障害の状況,ニーズ等に適した多様なグループホームの整備は今後
も課題として認識しており,整備を進める過程で考慮して参ります。また,御意見
において例として挙げられているような短期入所の併設についても,短期入所とし
てのニーズの充足に加え,グループホームの体験や将来の単身生活へ向けての訓練
等の場として有効と考えており,整備を促進して参りたいと考えております。
案
No
御意見等の概要
市の考え方
御意見のうち「ⅱ)事業所・従事者の不足」によるところが大きいと考えておりま
す。今後につきましては,これまでの計画作成の経験蓄積による専門員の熟練度の
向上や,調布市障害者地域自立支援協議会に設置している専門部会「サービスのあ
り方検討会」による作成手法の確立による加速化等を見込んでおりますが,いずれ
にしても計画作成の遅滞を理由に利用者のサービス利用に影響が出ることのないよ
う取り組んで参ります。
30
P30 相談支援
計画相談支援において、平成24年度より対象が拡大され、平成27年度からは、
サービスを利用する方の全員が「サービス等利用計画」を作成することとされてい
ます。
とありますが、平成25年度~平成26年度の実数値が50%以下であり、27年度
以降の数値が26年度実績の3倍にもなっています。26年度が50%にとどまった
理由はなんですか?
ⅰ)対象者への周知の不足や調査不足
ⅱ)利用計画策定要員の不足
ⅲ)計画のスタート遅れ
ⅳ)その他
24~26年度の消化、達成率の不足があったために、27年以降の計画が、実現
不可能となることはありませんか?又、実現を可能とする方策にはどんなことが考
えられていますか?
御意見を踏まえ,「サービス等利用計画」を作成するメリット等についての記載を
計画に追加しました。27年度以降は,すべての方がサービスの支給の変更や更新
を申請する際に,計画の作成が必須となります。計画作成の必要性等については市
ホームページにも掲載しておりますが,今後も一層の周知を図って参ります。
31
<第3章―4 相談支援>
「サービス等利用計画」とはどういうものなのか、この文書ではよくわかりませ
ん。「利用者全員に作成する」ことが目標になってしまい、単なる形だけの書類が
増えるだけなら必要ないです。
現在作成している方々はどういう方々で、作成したことでどんなメリットがあっ
たのか、今後作成実績数を増やすにあたりどういう層から、どんな優先順位でやく
つもりなのかの考え方を示していただきたいです。
個人的には、たとえば小学校就学や進学、就労などの節目タイミングに合わせて
(その時ではなく1年~半年くらい前に)案内が来て、今後の生活スタイルに合わ
せた適切なサービスの利用の仕方や必要な手続きのコンサルティングをしてもらっ
て一緒に作成する、みたいなイメージがあります。
◇31ページ 相談支援
(2)第三期計画の評価と今後の課題
○「サービス等利用計画」事業所及び相談支援員の不足により大幅に遅れています
○計画相談支援をあわせて実施しているため、拡大が進んでいません
→都内他区では、支援員養成を区が行なっていると聞いとことがあります。調布市
は、質の良い計画がたてられていると聞いたことがあります。今後の継続される支
援を念頭に置いて、相談支援員の養成は考えられないでしょうか。
これをやることによって、障害のサービスを行う事業所も増え、質も上がり、ひい
ては必要な人に必要な量のサービスが行き届くという、質・量共に合理的な配慮が
されたサービスが出来ると考えます。
「サービス等利用計画」を作成するために必要となる「相談支援専門員」の資格取
得のための研修については都道府県で実施しており,「サービス等利用計画」の対
象者拡大に伴い,東京都でも養成が進められております。市においては,「サービ
スのあり方検討会」を通じて,相談支援専門員の質の向上及び均質化と,事業所間
の情報共有を推進しており,今後も継続していくことでサービスの充実を図って参
ります。
◇33ページ
【提供体制確保のための方策】
○調布市障害者地域自立支援協議会に設置している専門部会「…」を通じて…
→自立支援協議会と一層連携を取って欲しいです。具体的に何かお考えですか。
専門部会「サービスのあり方検討会」での協議・検討内容については,自立支援協
議会だけでなく,同協議会の下部組織であるワーキンググループ等との連携を深
め,「サービスのあり方検討会」で抽出された課題等について共有することで,さ
らに検討を進め,サービスの充実を図って参ります。
第3章ー4 相談支援
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第3章ー4 相談支援
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第3章ー4 相談支援
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第3章ー4 相談支援
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第3章ー4 相談支援
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第3章ー4 相談支援
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☆ 小学生、中学生、高校生で、その年代に適したサービス、利用のしかたがある 「サービスのあり方検討会」では,事例検討等の活動を通じて様々な利用者に適し
と思う。サービス等利用計画を作る際には、そのあたりのコンサルテーション、将 た「サービス等利用計画」を各事業所で作成できるよう努めており,今後も同様の
来を見据えたアドバイスもしてほしい。(そういう相談機関が現在ないのならば、 活動を継続して参ります。
作ってほしい)
・障害福祉サービス等の見込み量・目標値について
相談支援事業 地域移行支援に関して、平成26年度利用実績5人から平成29年度
見込み量6人というところは、6人という数値が拘束力を持たないという解釈のも
とにも少ないと思いますし、地域移行支援の利用人数を増やしていく上で、それに
ついてきちんと系統立った実行性のある計画を立てて実行していっていただくこと
を要請したいと思います。これは、障害者計画の中ででもよいかと考えます。
6
平成24年度から障害者地域生活移行・地域定着支援事業を実施し,障害者の地域
定着及び障害者支援施設等に入所する障害者の地域移行が円滑にできるような取組
を試行的に実施しているほか,入所施設を退所して地域生活へ移行する重度障害者
等の地域生活への移行及び定着化を支援するための地域移行障害者個別支援事業を
実施しているところです。地域移行支援の利用も推進しつつ,様々な方策により地
域移行の推進を図ります。また各事業の検証はもとより,障害者自立支援協議会に
おいても,障害者の地域移行については主要な検討課題となっております。今後も
協議・検討を進めて参ります。
案
No
御意見等の概要
市の考え方
36
1.児童通所サービスの中でも放課後等デイサービスについて
計画(案)の26年度(参考)のサービス量見込み230人以降、毎年15人ずつ
増加する見込み量が提示されています。その見込み量から単純に推計すると、27
年度以降、定員10人の事業所を毎年1.5箇所以上計画的に開設することが必要と
なります。
現在、市内には肢体不自由や重度重複障害のある放課後等デイサービス事業所が
なく、利用できずに困っている保護者の方が多くあり、計画(案)の方策にもそれ
らの施設の検討が記述されています。
これは最優先事項であるため、是非実現をしていただきたいのと同時に、重症心
身障害児の施設は定員が5人であるので、重症心身障害児以外の放デイ開設は27
年度以降も計画的に1事業所以上の開設支援をお願いたします。
見込み量は市外施設の利用者も含めて算出しております。「放課後等デイサービス
の充実」は「調布市基本計画」(平成25年度~平成30年度)でも重点事業とし
て位置づけられており,障害者福祉においても優先度の高い事項と市においても認
識しております。また,肢体不自由や重度重複障害のある児童の放課後活動につい
ても,本計画に記載のとおり重要課題と考えております。
また,新たな事業所の開設については,市が支援する新規開設とあわせ,市の補助
金による支援を受けない事業所の開設も考慮し,計画的に施設整備を図って参りま
す。
開所時間は各事業所の運営規定により定められるものであり,運営時間や延長の可
否等国が定める報酬基準の体系よるところが大きいものとなっております。これら
に対する単独自治体での助成等は困難とも考えており,報酬基準のアップを国等に
要望して参ります。事業所によっては学校や自宅までの送迎を実施ている事業所も
あり,現状ではその他の方策を含め,具体的には個別の相談の中で検討して参りた
いと考えます。
37
現在、知的障害、聴覚障害のある息子は、けやきの森学園の高等部1年です。
卒後作業所などに通えたとして、今現在一人通学が出来ていない息子は、作業所の
開始時間、退所時間に送り迎えが必要になると、現在の作業所の開所時間内では、
私が現在の仕事を続けていくことが出来るのか不安に思っております。
現在私は、パートで9時から16時(時間の調整が付けば17時)で看護師の仕事
をしております。
障害児者の介護をしている介護者が常勤で働くことは、障害児者の自立度に大きく
左右されていると感じています。
高齢者を介護をしている介護者も同じような状況にあると思われます。
介護者がきちんと就業できる環境になれば、人材の確保にもつながり、障害児者、
高齢者を受け入れる事業所の雇用環境が良くなれば、働き手が増えこれからの、高
齢化社会での人材不足の減少にもつながるのではないかと考えます。
障害児者の受け入れ可能な時間が8時くらいから18時くらいになることを願いま
す。
保育所等訪問支援事業は,調布市内に限らず事業所数がまだ少なく,市においても
子ども発達センターでの確実な実施をまず考えております。保護者の方の受給者証
申請への抵抗感等につきましては,個別に丁寧な説明を行っていくとともに,同セ
ンターが別途実施している独自事業での保育所等への訪問による相談などにおいて
も対応を図って参ります。
38
<第3章-5 児童通所サービス>
① 保育所等訪問支援事業の拡充を
通常学級に6.5%何らかの支援を必要とするお子さんがいると言われている
中、ここに書いてある実績数はあまりにも少ないように思います。
この事業そのものがあまり認知されていないようにおもいますし、利用するのに
受給者証を取得するというのも幼児のお母さんにとってはハードルが高いと思いま
すので、そのあたりを配慮した積極的な取り組みをお願いしたいです。
現場の先生方がよくおっしゃるのが「就学時に支援が必要だとわかっている子よ
りも、そうでない子(就学後発達障害を指摘された)の方が大変で問題がこじれ
る」ということです。気にかかりつつも、就労等の事情で子ども発達センターを利
用しない家庭もあります。保育所等訪問支援事業にもっと力を入れていただきたい
です。(告知及び人材の確保)
② 放課後デイサービスの質の維持を
地域によっては放課後デイが乱立し、外出もなく単なる保育部屋みたいな事業所
もあると聞きます。もちろん調布ではそんなことはないとは思いますが、質を維持
するための研修や、保護者への情報開示の仕組みなどを考えていただきたいです。
放課後等デイサービスにおける質の維持につきましては,現在国においても「障害
児通所支援に関するガイドライン策定検討会」を設置し,「放課後等デイサービス
ガイドライン」の作成へ向けて検討が進められております。調布市においても,
「福祉人材育成拠点の整備」の中で,今後事業所従事者への研修等を通じた質の向
上に努めて参ります。
第3章ー5 児童通所サービス
34~36ページ
第3章ー5 児童通所サービス
34~36ページ
第3章ー5 児童通所サービス
34~36ページ
第3章ー5 児童通所サービス
34~36ページ
39
第3章ー5 児童通所サービス
34~36ページ
40
☆ 放課後デイによって個性があるのはいいが、保育・療育の質の保障、維持のた
めの研修等を、市が企画して実施してほしい。新人職員とベテランがいる、程度の
差ならいいが、心配な噂も聞くので。
7
案
No
第3章ー5 児童通所サービス
34~36ページ
41
第3章ー5 児童通所サービス
34~36ページ
第3章ー5 児童通所サービス
34~36ページ
市の考え方
③ 義務教育終了後の放課後デイに代わる居場所を
障害のある方の余暇活動については,現在調布市障害者地域自立支援協議会におい
高等部を卒業したら放課後デイはなくなるので、夕方や休日に何もすることがな ても主要な検討課題の一つとなっております。今後も同協議会において,障害者が
く困るという声を先輩保護者からよく聞きます。特にここ数年で放課後デイサービ より多様な活動に参加できるための検討を進めて参ります。
スが急増し、現在学齢期の保護者のほとんどは、放課後は夕方までデイで預かって
もらうことが当たり前になっているので、卒業したらどうなるか、想像すると頭が
痛いです。
放課後デイに代わる居場所としてのサービスを、今後考えていっていただければ
と思います。例えば、放課後デイがお休みの時に事業所開放してもらうとか…制度
的には地域生活支援事業になるのだと思いますが、全く違うものではなく、本人達
がなじんだ放課後デイと連携したような形のものが利用しやすいと思います。
42
③放課後の居場所、就労後の余暇活動の場
軽度の知的障害、精神障害の方の居場所が少ないです。
親が元気なうちは、スポーツジムに通わせる、月謝の応援も出来ますが。
親が高齢になった時、本人が中年になった時、同じように、通えるのか。
市のスポーツプログラムを利用できれば問題ありませんが。 微妙に思えます。
市の体育館だけでなく、地域のたとえば中学の体育館を定期的に(月に1度でも)
利用できる
何か、うまい方法が生まれてほしいです。
43
☆ 義務教育を修了した後に利用できる放課後、休日の「居場所」としてのサービ
スが不足している。放課後等デイサービスの高校生対象の事業所でも、小学低学年
と一緒の場ではすごしにくい高校生もいると思います。
第3章ー5 児童通所サービス
34~36ページ
44
第3章ー5 児童通所サービス
34~36ページ
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第3章ー5 児童通所サービス
34~36ページ
御意見等の概要
46
第3章ー5 児童通所サービス
34~36ページ
47
放課後デイサービスについての意見です。
障害のある娘は現在小学1年、楽しく通わせていただいてるので現況は満足してい
ます。ですが、周りでお困りの話もちらほら聞くので要望を言わせていただきたい
と思います。
◎出前講座などの説明会で就学前に情報の共有をお願いします。
放課後デイサービスについては就学前に先輩お母さんからの情報をもらえたため、
早めに申込みもでき、待機はあるものの安心はしていました。ですが、入学後放課
後デイを初めて知ったお母さんや市外から転入してきたため放課後デイの情報がな
かったお母さんもいらっしゃったので、このありがたいサービスはぜひ就学前に
知っておいたらよいかと思います。
個人的には、年一回それぞれの放課後デイの特徴や様子などを載せた新聞や一覧表
などあると、子供との相性も考えられ選ぶこともできるかと思います。(12月の
市報に地図つきで放課後デイがのっていたのはとてもよいと思いました)
◎待機が長いようです。
低学年はやはり待機が多く、人気のあるところは利用したいのにできない方もい
らっしゃるようですが、新たに放課後デイも増えており利用しやすい方向に向かっ
ているのはとてもありがたいです。
支給される日数25日は待機を長くする原因の一つなのかなとも感じています。
出前講座については,市民の方々のご要望に応じてその都度実施しております。放
課後等デイサービスをはじめ,就学以降利用できるサービスについての出前講座も
開催する予定ですが,市民の方がより利用しやすくするために,生涯学習交流推進
課が所管する出前講座一覧のメニューに加えて参ります。また放課後等デイサービ
ス事業所の特徴等を記載した一覧等については,作成に向けて検討して参ります。
◎肢体不自由児も安心して受け入れられる体制をお願いします。
知識やケアがないため受け入れてもらえず、預かり場所がないのはとてもお気の毒
です。医療ケアも受けられる放課後デイが増えてくれるとありがたい方はたくさん
いらっしゃると思います。
御意見のとおり,肢体不自由児を対象とした放課後活動場所の不足は重要な課題で
あると認識しており,計画においても確保を進めることとしております。今後,事
業者等との情報交換や開設への働きかけ等を通じて,サービスの充実に努めて参り
ます。
①放課後の肢体不自由児の預け先の不足に困っております。
兄弟児の教育費がこれからますます必要になってまいりました。障害を持った息子
の体力もつき、てんかんの発作も安定しつつあるため、母親としてはパートでもい
いので、就労したいと考えているのですが、放課後の安定した預け先がありませ
ん。
現在は「みずき」の日中一時支援とヘルパーさんの生活介護を利用しております
が、全校が早下校の時などは希望者が集中してしまい安定的に預かってもらえない
状況です。
毎日でなくてもいいので、安定的に利用できるところがあると嬉しいです。
8
放課後等デイサービスの支給量は,現在年齢や障害状況等に関わらず25日を上限
としているところです。御意見にある待機の長さは,今後も事業所の増加等によっ
て解消を図って参りたいと考えており,支給基準につきましては,児童の障害の状
況や家庭環境等を踏まえ,公平かつ必要な方に必要な支給量が確保されるために望
ましいあり方について,今後の待機状況の推移等も踏まえ必要に応じて見直しを検
討して参ります。
案
No
御意見等の概要
市の考え方
48
5.児童通所サービス(児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援
など)
☆ 小学生になり、障害福祉サービス受給者証をもらった段階で、サービス利用の
初回ガイダンスをしてほしい。
放課後デイや移動支援、緊急一時、あんしんネットなどの適切な利用のしかたを面
談で最初の段階で教えてもらえたら、支給量をやみくもに消化すべく三つ、四つの
事業所と契約するような人は減ると思う。愛の手帳を取った時に「福祉のしおり」
を含む資料がセットで渡されているはずだと思うが、これは手帳をもっていない人
も利用できるサービスなので、そうした資料もその時に渡していただけるとありが
たい。
各種福祉サービス等の利用説明については,保護者の方からご相談のあった際に,
市や関係機関の職員から適宜ご案内しているところですが,よりわかりやすい説明
に努めて参ります。さらに今後,平成27年度以降に障害福祉サービス受給者証が
必要なサービスを利用される場合には,サービス等利用計画の作成が必須となりま
す。計画作成に関わる相談支援専門員の役割として,個々の特性に応じた適切な
サービスの利用の仕方について説明させていただくこととなります。
第3章ー5 児童通所サービス
34~36ページ
第3章ー5 児童通所サービス
34~36ページ
49
第3章ー5 児童通所サービス
34~36ページ
・学齢期には通常学級に通っていて手帳等を持たないタイプの発達障害のある方 放課後等デイサービスの充実とともに,サービスや事業所等の情報提供について
は、放課後や休日に安心して過ごせる場所が見つからず、家に引きこもっているよ は,教育委員会等を通じて,市内小・中学校へ周知・PRするほか,その他の方策
うな状態で過ごしているケースが少なくありません。対応した放課後等デイサービ についても今後検討して参ります。
ス事業所が市内にもあればと思います。また、そういったサービスがあること自体
を知らない当事者家族がほとんどです。情報提供もあわせてお願いしたいです。
☆ 知的障害のない、精神の手帳を所持している発達障害の方に適した放課後の居
場所が少ない。適切な相談機関も少ない。このタイプの方たちは不登校になる確率
が通常よりも高いと思われ、小学生から学齢期を通じて学校に行きにくく、日中の
居場所がなく、家庭にとじこもる例もある。家庭内暴力、虐待などに発展した事例
もある。
50
第3章ー6 地域生活支援拠点の整備
37~38ページ
51
知的障害のない発達障害児についても放課後等デイサービスを利用できますが,職
員対応や環境整備等については,個々の特性に応じた支援が必要となります。調布
市を管轄する東京都多摩府中保健所において「発達障害児支援に向けた効果的な母
子保健ネットワークのありかた」をテーマに地域関係者向けに研修会を実施し,研
修会から得られた学びをもとに,現場で活用できるハンドブックが作成されており
ます。こうした取組の活用を推進するほか,「福祉人材育成拠点の整備」におい
て,放課後等デイサービスの従事者を対象とした研修等を実施し,資質の向上を
図って参ります。また学齢期の障害児を対象とした相談機関としては,市内では子
ども発達センターや保健センター,教育相談所,各学校のスクールカウンセラー等
があるほか,広域では多摩府中保健所や東京都発達障害者支援センター
(TOSCA)等があります。こうした相談機関に関する情報提供についても今後進
めて参ります。
◇38ページ
平成25年度の実績において,障害福祉サービスを利用していない対象者に対する
【安心ネット】
戸別訪問や相談支援:33件,休日・夜間等の緊急時における短期入所,ホームヘ
安心ネットの取り組みはとてもいいと思います。現状どのような利用がどの程度あ ルパー等の調整:1件,等となっております。現在まで知的障害を伴わない発達障
るのか。また今まで、発達障がい者の利用はあるのか、教えて下さい。
害者の利用実績はありませんが,今後も事業の周知に努めて参ります。
第4章 地域生活支援事業の見込み量
案
第4章-1 必須事業
(1) 理解促進研修・啓発事業
41ページ
第4章-1 必須事業
(2) 自発的活動支援事業
42ページ
No
52
53
御意見等の概要
市の考え方
◇41ページ
御意見を受け止め,御期待に応えられるよう今後も一層の周知を図って参ります。
「障害者地域活動支援センター事業」 地域との交流促進、ボランティア育成支
援、障害者に対する理解促進…支援し、その促進を図ります。
→調布市では既に当事者活動の支援などを行ってきていますが、その存在を多くの
方々に知って欲しい。
②「自発的活動支援事業」に期待します。ぜひ積極的に告知お願いします。
先に書いた「義務教育終了後の居場所づくり」なども、行政にお任せするだけで
なく保護者が危機感を持って作って行かねばと思っています。ぜひ多くの人に知っ
てもらい、使いやすい事業にしてください。
9
案
No
第4章-1 必須事業
(5) 成年後見制度法人後見支援事業
46ページ
54
第4章-1 必須事業
(9) 移動支援事業
52ページ
55
第4章-1 必須事業
(9) 移動支援事業
52ページ
56
第4章-2 任意事業
(2) 日中一時支援援事業
55ページ
57
御意見等の概要
市の考え方
P46(5)成年後見制度法人後見支援事業(新設)
平成25年4月より、新たに市町村の「必須事業」とされた事業
調布市では、近隣4市と共同で設立・運営している一般社団法人多摩南部成年後
見センターにおいて、福祉面に配慮した法人による後見事務等を実施して、障害者
の権利や利益を擁護しています。
とありますが、成年後見制度のこれまでは、認知症高齢者の主として財産管理に
偏った制度利用であったのに対し、新たに障害者の福祉面に配慮した制度利用に焦
点を当てて下さいました。65歳未満の子の世代の権利擁護を法人後見支援事業と
してもっと活用できないものでしょうか?
今後の事業の推進には、一般的な広報や個別相談だけではなく、親なき後に悩みを
抱える知的障害者団体や精神障害者団体の親の声から、埋もれた悩みを抱える権利
擁護を必要とする障害者情報を拾い上げる情報交流の取組が必要なのではないか、
と考えます。これまでに、そうした取組はされてきているのでしょうか?
又、サービス見込み量欄の成年後見制度 法人後見支援事業の単位有無の有は、高
齢者、障害者の区分がされず、共通のために数値が不記載なのでしょうか?その場
合、調布市としておよそ何名ぐらいを見込み量として想定されていますか?
市では,当事者団体が開催する講演会などに多摩南部成年後見センター職員ととも
に企画団体から参画し情報交換を行うなど,当事者団体と連携した取り組みを行っ
ています。また,市役所の窓口に社会福祉士の資格を持った専門の相談員を配置し
て成年後見の制度説明や多摩南部成年後見センターの事業内容や利用などの市民の
皆様からの相談を受け付けています。こうした中,65歳未満の子の世代について
も,個々の支援体制や家庭環境などを把握して,多摩南部成年後見センターの法人
後見事業や調布市社会福祉協議会の地域権利擁護事業と連携して適切に対応して参
ります。
サービス見込み量の表記につきましては,成年後見制度法人後見支援事業は地域生
活支援事業の中でも必須事業とされており,見込み量の設定にあたっては,国が定
める基本指針において実施の有無を見込み量(活動指標)として設定することとさ
れており,本計画においても当該指針に沿った表記方法を採用しております。
<第4章―地域生活支援事業>
移動支援のサービス内容は,目的地までの移動支援と考えています。プール内での
① 移動支援で通学通所、プール支援を認めることはできませんか
支援は,スポーツや遊び相手との区別ができないので対象外とさせていただいてお
国の制度なので難しいとは思いますが、市の特例で一定の条件下で通学や通所を認 ります。
めてもらえると、本当に困っている方がもっと利用できると思います。プールも同
様です。
・地域生活支援事業の実施の方向性と見込み量について
現在の制度においても精神障害者も利用対象としております。個々の利用者の方へ
移動支援支援事業に関して、精神障害の方々にまで利用の枠を広げて頂けるように の支給決定については,個別にご相談をいただく中で必要性を含め個別に判断させ
要請したいと思います。精神障害の方々は、一般的には移動支援が必要でないよう ていただいております。
に見えますが、人の目が怖い、対人不安そのものが強い、交通機関の利用が一人で
は甚だ不安である等の困難を抱えた方々ある範囲でいらっしゃいます。誰かが一緒
に付き添ってくれることで不安が軽減され、行動の幅も広がっていくこと(例えば
交通機関道中の不安さえなければ施設外就労の場にも行くことが可能であったり
等)、ひいては実際にやってみることで、徐々にその問題自体が軽減されていくこ
とも多いのではないかと考えます。
2.日中一時支援事業について
日中一時支援事業のニーズが高いのも把握されていると思いますが、サービス見
込み量が児童に特化すると見込み量はどのくらいでしょうか?
放課後等デイサービスの制度上では延長加算が8時間以上の場合のみ適用となる
のですが、平日の場合は下校後の利用ですので、ご利用者様からご希望があっても
延長加算をつけることはできず、法外の扱い(サービス的な扱い)で延長の支援を
しております。また、長期休暇中であっても延長加算は事前登録制であるため、急
な延長利用者には適応できません。
放課後等デイサービス事業は実質、保護者の就労を支援せざるを得ない立場にあ
ります。というのも、現在調布市では学童クラブの障害児の利用可能な学年を年々
上げて対応するようになりましたが、数年前までは障害児の学童利用は小学校3年
生迄でした。したがって、その頃迄に学童を卒会した障害児の保護者達は現放課後
等デイ事業所(以前の障害児放課後クラブ)に頼らざるを得ず、現在に至っている
のが実情です。
調布市では障害児の保護者の就労支援についてはどのような計画がありますで
しょうか?
一案として、保護者の就労を支えるためにも、放課後等デイサービス+日中一時支
援の組み合わせができればよいのですが、日中一時支援事業所が少ないだけでな
く、支給日数も12日と就労している方にとっては不足しています。また、日中一
時支援事業を開始したくても、短期入所事業とのセットが規定されているため、
ハードルが高いのが実情です。日中一時支援は、市で事業所の要件を定めて実施が
可能な事業なので、要件の緩和を直ちにお願いしたいところです。
10
日中一時支援の平成26年度実績(推計)は105人,3,934日分となっておりま
すが,そのうち18歳未満の利用者は41人(39.0%),1,620日分(41.2%)
となっております。日中一時支援を含む地域生活支援事業につきましては,障害福
祉サービスと比較して実質的な国庫及び都費の負担割合が低く,拡大のための市の
財政負担等,予算の制約も大きいところではありますが,利用者のニーズに応える
ため,今後どのような対応が可能か,事業者等と協議しながら検討を進めて参りた
いと考えております。
また,放課後等デイサービスの充実とは別途,障害児を持つ保護者の就労支援に関
しては,「(仮称)調布市子ども・子育て支援事業計画」(平成27年度~平成3
1年度)において,重度の障害児専門の学童クラブの整備を計画しております。
第5章 計画の推進
案
No
第5章ー2 計画の推進体制(重点事業)
(1) 相談支援体制の整備
58ページ
58
第5章ー2 計画の推進体制(重点事業)
(1) 相談支援体制の整備
58ページ
第5章ー2 計画の推進体制(重点事業)
(1) 相談支援体制の整備
58ページ
市の考え方
② 高校年齢ではじめて発達障害をうたがったような場合、頼れる相談先がないの
です。ずっと発達センターを利用してきた人にとっては、発達センターが18歳ま
で相談に応じてくれるようになったのはいいと思うのですが、高校年齢になってか
ら初めて相談したい人が発達センター・教育相談所にはじめて相談するというのは
ちょっと違う感じがします。高校年齢からは(本当は中学年齢からだと思うが)就
労が視野に入ってくるので、18歳より先に続いていってくれないと困ります。特
に本人が相談したい場合にはすごく困ります。せめて高校年齢からはちょうふだぞ
う・こころセンターで相談にのれるようになってほしいです。
発達センター・教育相談所が18歳まで、それ以降はちょうふだぞう・こころセン
ターで対応するので「市の相談としては切れ目がありません」というのが市の考え
方のようですが、相談する側からすれば、相談相手と場所が変わってしまうという
のは「おおごと」なのです。そこを理解していただきたいです。
稲城市のように「幼児から高齢者まで、だれでもOkです。」という発達支援セン
ターのように1つのセンターがずっと相談にのってくれるのが理想ですが、それが
無理であれば、せめて「中学校高校年齢については、発達センター・教育相談所
と、ちょうふだぞう・こころセンターのどちらも利用できる」という「重なり」を
つくっていただけますようお願いします。
こころの健康支援センターでは,発達障害者支援体制整備推進事業を実施し,相談
支援のほか,生活支援,就労準備支援等を実施しています。原則18歳以上の発達
障害者を対象としておりますが,18歳前後の高校生の相談も受けております。
知的障害を伴う発達障害者についてはちょうふだぞうが支援機関となりますが,子
ども発達センターや教育相談所等にご相談されていた方がこころの健康支援セン
ターやちょうふだぞうに相談先を変更する際は,これまでの支援機関との情報共有
に努め,円滑に引継ができるよう,心がけております。今後も引き続き,発達障碍
者が地域で自立した生活を営むことができるよう,丁寧な対応を行って参ります。
59
*生徒および保護者の相談機関について
教育相談所からちょうふだぞう・こころの健康支援センターへの、相談機関の移行
が難しいです。軽度の方なども、高校から大学進学や就労にあたっての相談が、大
事なところで一度途切れてしまい、新たに相談し直すにはハードルが高いと思われ
ます。 「ゆりかごから墓場まで」が理想ではありますが、それが無理なら、せめ
て3年ぐらいは重複して相談を継続できる仕組みを求めます。
60
③ ②(No.58の御意見)ともつながりますが、思春期の知的障害・発達障害の子 子ども発達センターや保健センターでは,市民への普及啓発や保護者支援の取組と
育てについての講座を開いてほしいです。息子が中学生になったときに感じたので して,講演会や講習会などを毎年開催しています。ご意見のテーマについても今後
すが、調布市内で思春期の講座というのがないのです。各学校のPTA主催の家庭 検討し,市民ニーズに沿った事業を進めて参ります。
教育セミナーではたくさんあるのですが、障害児向けのものは本当にないのです。
今、私は稲城市主催の連続講座に参加しています。通常の思春期に輪をかけて対応
にコツと忍耐が必要で、保護者たちはとても困っています。
第5章ー2 計画の推進体制(重点事業)
(1) 相談支援体制の整備
58ページ
61
第5章ー2 計画の推進体制(重点事業)
(1) 相談支援体制の整備
58ページ
御意見等の概要
62
④ 障害児者の保護者がどんどん高齢化しています。40代50代の障害者が、
弱ってきた親の面倒をみるために作業所等に通うのをやめるというケースもききま
す。そのような場合、「いろいろな相談」に対応できるのは、地域包括支援セン
ターではないかと思います。親の年齢が一定以上に達したとき、全戸訪問をして
「何かあったら地域包括支援センターに相談してください」という情報提供をして
おくのが効果的ではないかと考えます。地域包括支援センターの職員は増員が必要
だと思います。
障害者を地域で支える体制づくりの一環として,安心ネットワーク事業を実施し,
作業所通所をはじめ,福祉サービスを何も利用していない知的障害者について,個
別訪問等による世帯の状況確認をしています。また,高齢者福祉分野のサービス調
整等が必要な世帯については,地域包括支援センターと連携し,支援しています。
地域包括支援センターの情報提供につきましては,センターで実施している見守り
ネットワーク事業「みまもっと」とあわせ,市報・市ホームページをはじめ,調布
FM,ケーブルテレビ,民間バス広告,ティッシュ広告,冷蔵庫等に貼るマグネッ
トシールの配布等,様々な機会を通じ行っております。
また,地域包括支援センターにつきましては,今後も適正な人員体制による運営が
行うるよう対応して参ります。
・発達障害についての存在は認識されるようになっていますが、まだまだ誤解や偏
見が多く、本人や家族がそのことで傷つくことは避けられないのが現状です。一般
の方への啓発や、本人や保護者向けの相談機関の充実を望みます。引きこもりや不
登校、鬱病などの二次障害が起きる前のセイフティネットとなる支援体制の構築を
強く希望します。
発達障害者への支援及び理解促進については今後も一層推進の必要があり,調布市
修正基本計画(平成25年度~平成30年度)においても,発達障害者支援体制整
備推進事業において,発達障害者及びその家族への支援,関係機関との連携による
ネットワーク強化,発達障害者への支援に困難さを抱える市内サービス事業所等へ
の支援及び一般市民等への普及啓発の充実による発達障害への理解促進を課題とし
て掲げています。
11
案
No
第5章ー2 計画の推進体制(重点事業)
(2) 福祉人材養成拠点の整備
59ページ
63
第5章ー2 計画の推進体制(重点事業)
(2) 福祉人材養成拠点の整備
59ページ
64
第5章ー2 計画の推進体制(重点事業)
(2) 福祉人材養成拠点の整備
59ページ
65
御意見等の概要
市の考え方
①(仮称)福祉人材研修センターの開設に向けて
事業実施にあたっての御意見として受け止め,今後の事業の実施において参考とさ
障害者ホームヘルパー、移動支援、行動支援等や相談支援まで幅広い層、分野の研 せていただきます。
修センター(教室)になって欲しい。
たとえば私自身が、息子が学校を卒業して、企業への福祉就労ができて、完全に自
由になり。新たに、職を探そうとした場合。
年齢が、まもなく、50歳。 約20年一般就労から離れているので、以前の資格を
生かした働き方はできないので。
スーパーのレジ等のパート、清掃分野でのパートになるか。
もしくは、子育て経験を生かした形を考えた時に、やはり、何らかの研修を受ける
か、勉強をやり直したいと考え。
その時、ヘルパー研修を受けたいし、その時に。 大学の先生、医師からの研修も
継続して、受けたいと思う。
以前、中学の先生用の夏季研修に、親も参加出来る機会があり、学校を巡回し、ま
た地域の病院での精神科外来担当医師の話は大変良かった。
最近は、発達障害(発達心理学)に詳しい先生を(たとえば、せいさ大学、明星大
学、白梅大学)ヘルパーやサポーターの養成講座に招き、人材育成を応援する行政
が増えてきているので、なんとか、調布市でも採用してほしい。
以前の教員経験者にお願いするのが費用面で安いかもしれないけれど、カリスマ性
と、現在進行形の発達支援の政策などが違う。
若い人が教わるなら、どんな知識でも吸収する早さがあると思うが。
以前のように、専門の本を2~3回読んだら、頭に入るなんて事が無くなり。 良
い刺激的な内容だと、頷けるが。
普通に助かる話では、忘れてしまうので。 せっかく人材センターを立ち上げるな
ら、始めが肝心なので。
研修の中身や協力していただける先生は、よくよく吟味していただきたい。
私のような親世代が分かれば、私には成人した子供はいないけれど、兄弟で教師や
福祉関連に興味をもった子やその友人に
評判が広がれば、新しい人材確保にもなると、確信があるので、よろしくお願い申
し上げます。
調布市は、都内と多摩地域の分岐点の場所。
後発で、今一つの人材センターだと、他の魅力的に発展していくところへ、若い人
は流れてしまうかと。
*人材の教育について
調布市内に福祉人材研修センターを設けるというお話でした。そちらでは新たな人
材の研修などを行うのでしょうが、すでに従事されている学校の職員や障害施設で
働く方々の質の向上や、トラブル時の対応に対してのプロフェッショナルな見地か
らのアドバイスや学習の場が確保されて欲しいです。今までのような机上の論理だ
けでなく、学校内のトラブルの透明化とともに、職員自らが、学校以外の場所に相
談できるシステムも盛り込んでほしいです。
◎スタッフが楽しく子供たちに接することができますように。
「福祉人材育成拠点の整備」において,放課後等デイサービスの従事者向けの研修
一人一人に目が行き届くよう余裕を持った人数の配置、また研修などで知識をつけ 等も実施し,資質の向上を図って参ります。
てもらえるとスタッフ・子供・親もより安心できるかと思います。ハンデのある子
供たちは学校で頑張り疲れて放課後デイに向かうと思います。親も安心して預けら
れ、子供たちにとって楽しくてよりよい居場所になりますように。
12
案
No
第5章ー2 計画の推進体制(重点事業)
(3) 障害者の就労支援
60ページ
66
第5章ー2 計画の推進体制(重点事業)
(7) 障害理解の促進
63ページ
67
御意見等の概要
市の考え方
②就労支援、定着支援
障害者の就労支援は,「調布市基本計画」(平成25年度~平成30年)において
ちょうふだぞう、こころ、の人材を増やしてほしいです。
も重点事業として掲げており,今後も人員配置の増加を含め,支援体制の充実を
精神科の医師も、子供が大きくなれば、高齢になられます。=先々、相談先がなく 図って参ります。
なる。
そうした時に、相談できるとしても、1から説明しなければいけないし。
本人が、支援を自力で求めやすい場所、相談機関であってほしいので。
今まで、ほとんどサービスを利用しないで、生きてこれたので。サービスの求め方
がわかりません。
現在、受けられるサービスは、限定的で。(障害手当てのみ)
市のケースワーカに、手帳関連での自宅訪問でも、昨年夏の学校での訪問でも、
「お手伝いすること、できることない」と言われてます。
確かに、今は必要ないのですが。
地域の支援学校だけでなく、就労技術科に入学できた生徒は、倍増しています。
通信制、チャレンジスクールに進学した方も増えてます。今のままでは、ここ数年
以内に、パンクして、おかしくないかと。
また、施設外就労の形で、企業の中に、施設職員と利用者が場所を借りて、実地訓
練的な仕事のやり方をしていく良い例も聞くと、調布市でも、なんとか、ならない
か。実現しないかと思います。
特例子会社は、利益を求められますが。企業の中に、1部署として入り込めると、
利益を常に求めなくても、職の向上を生かせるので、取組始めた企業も、地域もあ
ります。新しい形で成功している地域の例を調布でも取り入れてください。
◇63ページ
障害者差別禁止法上の、②「合理的配慮」を提供しないこと
・どのような配慮が「合理的配慮にあたるかは、」個別のケースで異なります
→発達障がいは、社会的障害の部分が大きいと考えています。発達障がいについて
は、合理的配慮をどのように捉えますか。
※御意見は,原則,いただいた原文を基に掲載しています。
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実際に提供されるべき合理的配慮については,個人のニーズに基づくものであり,
それぞれの方の必要に応じて変わってくるものと考えますが,具体例として,静か
で集中できる場所の提供等の環境整備,より具体的,Yes/Noで回答できるような
質問の仕方における配慮,視覚情報(図・フローチャート等)を活用したわかりや
すい案内文・説明文の提供等が挙げられると考えます。