健康講座事業(健康経営支援事業) に係る企画書作成のための仕様書 1 委託業務の概要 (1)業務の委託 平成27年度における全国健康保険協会滋賀支部(以下「滋賀支部」という。)保健事業のう ち、職場の健康経営意識の啓発のための健康講座事業(健康経営支援事業)について、医師、臨 床心理士、保健師等を有する事業者に委託する。 (2)主な業務内容 健康経営意識の啓発のため、講師の派遣について依頼のあった全国健康保険協会管掌健康保険 の滋賀支部適用事業所(以下「適用事業所」という。)に、医師、臨床心理士、保健師等が赴き、 各種リーフレット等を活用し健康経営支援講座(メンタルヘルス対策、糖尿病対策)を開催する。 (3)実施場所 委託者の管轄区域における適用事業所または適用事業所が準備した会場 2 委託期間 平成27年6月1日から平成28年3月31日まで 3 委託予定件数 委託予定件数は次の件数以上を標準とする。 ・健康講座事業(健康経営支援事業) 医師、臨床心理士、保健師等による健康講座の開催 参加予定人数 合計30回 450人(15人/回) 4 委託条件 (1)委託条件 受託事業者は、業務の遂行にあたり、医師、臨床心理士、保健師等の確保が十分にでき、保健 事業の実施にふさわしい事業者であること。 (2)情報の管理について 被保険者等のプライバシーに十分配慮することが必要であるため、個人情報保護の取扱いに関 して適切な対応がとれる体制が整備されていること。 委託契約の締結にあたって、個人情報の漏えい等の防止に関する次の事項を盛り込むものとす ること。 ① 善良なる管理者の注意義務の遵守 ② 知り得た個人情報の漏えいの禁止 ③ 再委託の禁止 ④ 契約事項に違反した場合における契約解除及び損害賠償請求に関すること。 5 委託業務の内容 対 象 会 者 全国健康保険協会滋賀支部の加入者 場 申込のあった適用事業所内または適用事業所が準備した会場 実 施 方 法 講師による集団指導(60分間以上、受講事業所の希望に応じ調整する) 開 催 日 等 事業所の希望する日時(土日、夜間を含む) 1. 職場におけるメンタルヘルス対策について(予防的な内容) 2.糖尿病対策について(予防的な内容) 指 導 内 容 ※本事業は協会けんぽの委託事業であること、及び、協会作成のパンフレ ット等を用い、医療費適正化の取組みを説明すること。(10分間) 栄養、運動、休養等の指導を含む複数の教材を用意し、受講事業所の希望 教 材 等 により、必要に応じ使用すること。 なお、講座内容に応じてプロジェクター等を活用すること。 広 報 周知チラシ用の原稿(案)を作成すること。(印刷は委託者が行う) また、作成したチラシについては、委託者のホームページ等で活用する。 ※広報(チラシ原稿の作成)について (1)チラシ原稿(案)の作成の費用は、受託事業者が負担すること。 (2)チラシ原稿(案)の作成にあたっては、次のことを記載すること。 ①具体的な指導内容に関すること。(複数内容) ②協会けんぽ滋賀支部の加入者が対象であること。 ③受講者は5人以上を目安とし、2以上の事業所が合同で受講することは可であること。 ④健康講座は、適用事業所内または適用事業者が準備した会場で開催すること。 6 業務の流れ (1)受託事業者が事業内容、申込み方法等を記載したチラシ原稿(案)を作成のうえ、滋賀支部に 提供する。受託事業者が作成したチラシ原稿(案)を元に、滋賀支部がチラシ等を作成し、対象 となる全適用事業所に案内を行う。(広報紙、ホームページ、メールマガジン等) (2)受託事業者は、健康講座を希望する適用事業所(2以上事業所の合同受講可)から参加申込書 を受理(FAX可)し、受託事業者の医師、臨床心理士、保健師等と適用事業所の日程を調整 のうえ健康講座を実施する。なお、被保険者証等により、保険者番号(01250018)及び健康保険 記号(数字7ケタまたは8ケタ)の提示をうけ、参加申込者が協会けんぽ滋賀支部の適用事業所で あるか必ず確認すること。 また、講座実施後には、協会けんぽからの健診・保健指導に関するアンケートを配布し、提 出を依頼するとともに、事業所担当者名、連絡先電話番号を必ず聴取すること。 (3)実施結果については、下記7により滋賀支部に報告する。 7 結果報告 (1) 受託事業者は、毎月の実施状況を様式1により翌月10日までに滋賀支部に報告する。報告 の際には、健康講座で使用した資料、様式2により参加者の意見、感想などを作成、添付する こと。 (2) 委託者からの求めに応じ、受講者の満足度調査(アンケート等)を実施すること。 (3) 平成28年3月分の実施状況については、平成28年4月11日(月)までに滋賀支部に報 告すること。なお、平成28年3月分の報告の際には、本事業についての受託事業者総括(任 意様式)をあわせて添付すること。 8 委託費の限度額 毎月の実施結果報告に基づき、次の額を限度として支払いを行う。 限度額 金1,620,000円 ※上記金額には、消費税及び地方消費税相当額を含む。 ※上記金額には、企画、デザイン、原稿作成、編集、校正、印刷、製本及び納品運送費用費、 並びに移動に係る講師の交通費等、今回の委託業務に要する一切の費用を含む。 9 企画書に記載すべき事項 下記の(1)~(12)の項目については、項目順に、企画書に必ず記載すること。 (1)健康講座開催趣旨(健康講座を取組む姿勢、考え方等) (2)健康講座で実施するテーマ及び具体的な内容。(複数内容必要) (3)使用する教材の内容に関すること。 (4)管理者及び責任者等の体制に関すること。 (5)講師の実務経験等に関すること。 (6)健康講座の年間開催予定回数及び開催時間に関すること。 (7)休日(土曜・日曜等)の実施に関すること。 (8)北部地域の開催可能回数に関すること。(開催時間については制限できる。) (9)プロジェクター等の機材保有若しくは使用の有無に関すること。 (10)個人情報保護の取扱いに関すること。(プライバシーマークの取得、保護規定の有無等) (11)協会けんぽの保健事業(健診・保健指導等)に対し、自社で協力できること。 (12)その他、健康講座実施にあたり自社でPRできること。 10 見積書に記載すべき事項 次の事項については、見積書に必ず記載すること。 (1)健康講座の1回あたりの開催費用並びに年間開催予定回数、年間開催費用及び消費税(地方 消費税相当額)。 (2)1回あたりの開催費用の中にチラシ作成費用、交通費、事務手数料等一切の諸経費を含める こと。 11 その他 (1)健康講座実施状況の確認のため、協会けんぽ職員が、随時、講座開催時に立ち会うことがあ る。(1~2回) (2)受講の勧奨・広報等は協会けんぽが行うため、受託者は個別に行わないこと。 以上
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