事業等の進捗状況編 ~ 平 成 26 年 度 事 業 等 に つ い て 44 ~ 平成26年度事業等の進捗状況について 目 次 平成26年度事業等の進捗状況について .................................................. ................................ .................. 46 (1)農 業雪害 対策 事業 について ................................................................ ................................ ............................................... ................................ ............... 46 (2)農 (2 )農 地中間 管理 事業 について ................................................................ ................................ ............................................... ................................ ............... 46 (3)多 面的機 能支 払交 付金 について ................................................................ ................................ ....................................... ................................ ....... 47 (4)人 工光 ・閉 鎖型苗生 産装 置『苗テラス』について .............................................. ................................ .............. 48 (5)上 水道事 業 について ................................................................ ................................ ............................................................ ................................ ............................ 48 (6)下 水道事 業 について ................................................................ ................................ ............................................................ ................................ ............................ 49 (7)学 校統合 事業 について ................................................................ ................................ ........................................................ ................................ ........................ 50 45 平成26 平成2 6 年度事業等の進捗状況について (1)農業雪害対策 (1) 農業雪害対策事業について 農業雪害対策 事業について 平成25年の大雪に伴う農業雪害復旧支援対策事業につきまして は、平成26年9月の県及び国の事業承認を受け、10月中旬から 事業完了報告と補助金交付申請の受付を開始し、被災した農業用 施設の復旧並びに樹園地等の再生に要した費用の一部を助成して おります。 なお、本事業は、国の被災農業者向け経営体育成支援事業と県の 農業経営等復旧・再開支援対策事業を活用して助成を行っている ものでありますが、最終的にはハウス、ぶどう棚等の施設復旧事業 で287人に対し1億4,500万円、果樹等の樹園地再生事業で 302人に1,700万円の補助金額となる見込みであります。 また、雪害予防対策として補正予算で実施した果樹強靭化対策 事業でありますが、木柱の支援については、52件に対し、138 万円、堆肥及び石灰資材などの支援については、117件に対し、 191万円の見込みとなっております。 ( 2 ) 農地中間管理事業につ 農地中間管理事業 につい につ い て 農地利用の集積や集約化などを狙いとした「秋田県農地中間管理 機構」が設立され、相談窓口などの業務を横手市農業再生協議会が 46 受託し、各地域局とJA秋田ふるさとで昨年7月1日から申込書の 受付を開始しております。 農地の借受希望者の公募は、これまで3回行っており、350件、 1,595ヘクタールの応募がありました。 また、農地の貸出希望については7月1日から通年で受け付けて おり、1月31日現在で484件、481ヘクタールの申請を受け ております。 このうち、交渉が成立した出し手農家224戸から機構が農地を 借り受け、これを受け手農家98戸へ貸し出しており、その総面積 は249ヘクタールとなっております。 今後も、JA秋田ふるさとをはじめ農業再生協議会のメンバーや 農地中間管理機構など関係団体と連携しながら、事業を活用した 農地利用の集積や集約化を推進してまいります。 ( 3 ) 多面的機能支払交付金に 多面的機能支払交付金 に ついて 「農地・水保全管理支払交付金」から「多面的機能支払交付金」 への制度改正に伴う単価の増額と新規取組地域への対応として、 昨年の6月議会において約6,900万円を増額補正させていた だきました。 この間、市報への掲載やパンフレットの配布による啓発、集落 47 説明会等を実施したことで、新たに10組織が増加し全体では96 組織の活動となりました。 また、取組面積においては約1,300ヘクタール増加し、 総面積で11,300ヘクタールに達したことにより、全組織への 交付額は5億7千万円程の実績となりました。 ( 4 ) 人工光・閉鎖型苗生産装置『苗テラス』について 実験農場に昨年12月に導入した『苗テラス』は、天候や季節に 左右されずに、良質の苗生産を可能にすることが最大の特徴であり ます。 人工的に植物の生育環境を整える特性を確認するため、主力の トマトの他、ベビーリーフやホウレンソウなどを試験栽培しており、 2月からは本格稼働し、トマト苗を中心に野菜苗の生産を行って おります。 今後は、農業所得の向上のため良質苗の安定供給と新規園芸品目 の導入に向けた取組みを活発に行ってまいります。 ( 5 ) 上水道事業について 平成25年度から継続して実施しております水源から蛇口に至る までの一連の水質管理を目指す「水安全計画」については、平成 48 26年度末までに策定する予定としております。 この計画に基づき全ての浄水、給配水工程において危害評価と 危害管理を行い、安全な水を常時供給し続けることを目指します。 次に、平成26年度の主要な配水管整備工事は、各地域の18 カ所で実施しており、横手、雄物川、十文字地域の緊急時給水拠点 確保事業などは12月下旬までにすべての工事が完了しております。 なお、施工中の増田高区配水池築造工事については、造成工事の 繰越し工事に伴う発注時期の遅延に加え、低入札価格調査対象と なり、調査に時間を要したために契約が遅れ、コンクリート工事が 冬期間施工の工程となっております。 そこで、配水池本体の品質を考慮し、厳寒期のコンクリート工事 が困難となったため、繰り越して施工する予定としております。 ( 6 ) 下水道事業 下水道 事業について 事業 について 市の下水道の課題を踏まえ、より効果的・効率的な事業運営を 行うため、取組むべき課題や施策を示す基本計画となる「横手市 下水道中長期ビジョン」策定につきましては、平成26年度中に 素案を作成し、平成27年6月の公表を予定しております。 次に、下水道事業の管渠築造工事につきましては、平鹿馬鞍地区、 横手八王寺地区は工事が完成し、横手中央線管渠移設工事は3月の 49 完成を予定しております。 また、平成21年度より事業着手してまいりました、金沢地区 集落排水事業につきましては、金沢浄化センターの外構工事が完成 し、事業が完了いたしました。 今後は水洗化率向上に向けて、啓発活動に努めてまいります。 ( 7 ) 学校統合事業について 学校統合事業 について 平成27年4月1日に開校する雄物川小学校の建設工事につきま しては、工事が順調に進んでおり、工期の3月13日までに完成 する予定となっております。同じく大雄小学校につきましても2月 27日に完成の予定となっております。 また、建設工事以外でも、スクールバスや備品の配置などについ て、万全の体制で開校を迎えることができるよう準備を進めている ところであります。 平成28年度開校予定の横手北小学校の建設につきましては、 現在校舎棟とプール・付属棟で基礎コンクリート打設を行っており ます。また、スクールバス車庫は内装工事を残すのみとなっており、 1月末現在の進捗率は9.5パーセントとなっております。 現在の学校統合計画終了後につきましては、山内中学校と十文字 地域の小学校の統合について、これまでに地域住民と小・中学校の 50 児童生徒及び保育所・幼稚園児童の保護者に対する説明会を開催し てご意見を伺っております。今後は、各「学校統合検討委員会」に おいてこれらの意見を取りまとめていただき、これを参考に学校 統合の方針を決定してまいります。 51
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