業 務 委 託 契 約 書 (案)

業
務
委
託
契
約
書
(案)
1
委託事業名
保育所等訪問療育事業
2
契約期間
平成27年4月1日から平成28年3月31日まで
3
委託料
円
(消費税及び地方消費税相当額を含む。)
4
契約保証金
上記の委託業務について、委託者
倉敷市(以下「甲」という。
)と受託者
(以下「乙」という。)とは、次の条項により委託契約を締結する。
この契約の証として、本書2通を作成し、甲、乙双方記名押印のうえ、各自その1通を保
有する。
平成27年
4月
1日
(甲)倉敷市西中新田640番地
倉敷市
倉敷市長 伊 東 香 織
(乙)
(総則)
第1条 甲及び乙は、頭書の委託契約に関し、この契約書及び別紙仕様書の定めるところにより、
信義に従い誠実にこれを履行しなければならない。
(事業の目的)
第2条 この事業は、保育園、幼稚園など子どもの生活の場において、障がい児や発達の気にな
る子どもに直接、専門的な支援を導入し、子どもの集団適応と、現場スタッフの資質の向上を
図ることを目的とする。
(事業の実施)
第3条 乙は、委託の本旨に従い善良な管理者の注意をもって事業を実施するものとする。なお、
本事業は市内の指定保育所等訪問事業所に委託し実施する。
(委託料の支払)
第4条 甲は、委託事業に要する費用として、頭初の金額を乙に支払う。
2 委託料は、次のように支払うこととする。
上半期(4~9月)分
円
下半期(10~3月)分
円
3 委託料は4月に上半期分を、10月に下半期分を支払う。
4 乙は、保育所等訪問支援事業実施により受けられる給付費及び利用者負担に相当する額を、
年度末に精算し甲に返還するものとする。ただし、保育所等訪問支援員以外の外部講師への謝
金など、保育所等訪問支援事業以外に係る経費については精算の対象としない。
(損害賠償)
第5条 委託業務の実施について生じた損害は、乙の負担とする。ただし、その損害の発生が甲
の責めに帰すべき理由による場合は、この限りではない。
2 乙は、委託業務の実施にあたり、第三者に損害を与えたときは、その損害を賠償しなければ
ならない。ただし、その損害の発生が甲の責めに帰すべき理由による場合は、この限りでない。
(秘密の保持)
第6条 乙は、委託業務の遂行上知り得た秘密を他人に漏らしてはならない。
(個人情報の保護)
第7条 乙は,この契約による事務を処理するための個人情報の取扱いについては,別記「個人
情報取扱特記事項」を遵守しなければならない。
(契約の解除)
第8条 甲は、乙が次の各号のいずれかに該当するときは、この契約を解除することができる。
この場合、乙に損害が生じても甲はその責めを負わないものとする。
(1) 乙の責めに帰すべき理由により、委託業務を継続できる見込みがないと甲が認めるとき
(2) その他契約の条項に違反したとき
2 乙は、前項の契約解除により甲に損害を与えたときは、その損害を賠償しなければならない。
(事業報告書等の提出)
第9条 乙は、甲に対し、業務終了後速やかに委託事業の実績を取りまとめ、所定の事業報告書
を提出し、甲の承認を受けなければならない。また、甲が各月の実績等について報告を求めた
場合は、乙は速やかに応じなければならない。
(危険負担)
第10条 委託業務の実施中において乙の受けた損害については、甲はいかなる責めも負わない。
ただし、甲の責めに帰する理由によるときは、この限りではない。
(権利義務の譲渡等の禁止)
第11条 乙は、この契約によって生じる権利又は義務を第三者に譲渡してはならない。ただし、
あらかじめ書面により甲の承諾を得た場合は、この限りでない。
(再委託の禁止)
第12条
乙は、委託業務の全部又は一部を第三者に委任し、又は請け負わせてはならない。た
だし、あらかじめ甲の承認を得た場合は、この限りでない。
(疑義の取扱)
第13条
この契約に定めのない事項、又はこの契約の条項について疑義が生じた場合は、甲・
乙協議して決定する。
別記
個 人 情 報 取 扱 特 記 事 項
(基本的事項)
第1 乙は,個人情報の保護の重要性を認識し,この契約による事務を処理するための個人情報
の取扱いに当たっては,個人の権利利益を侵害することのないよう,個人情報を適正に取り扱
わなければならない。
(秘密の保持)
第2 乙は,この契約による事務に関して知り得た個人情報をみだりに他人に知らせ,又は不当
な目的に利用してはならない。この契約が終了し,又は解除された後においても同様とする。
(使用者への周知)
第3 乙は,その使用する者に対し,在職中及び退職後においてもこの契約による事務に関して
知り得た個人情報をみだりに他人に知らせ,又は不当な目的に使用してはならないことなど,
個人情報の保護に関して必要な事項を周知しなければならない。
(適正な管理)
第4 乙は,この契約による事務に係る個人情報の漏えい,滅失,改ざん及びき損の防止その他
の個人情報の適正な管理のために必要な措置を講じなければならない。
(収集の制限)
第5 乙は,この契約による事務を処理するために個人情報を収集するときは,当該事務を処理
するために必要な範囲内で,適正かつ公正な手段により収集しなければならない。
(使用等の禁止)
第6 乙は,甲の指示又は承諾があるときを除き,この契約による事務に関して知り得た個人情
報を当該事務を処理するため以外に使用し,又は第三者に引き渡してはならない。
(複写等の禁止)
第7 乙は,甲の指示又は承諾があるときを除き,この契約による事務を処理するために甲から
貸与された個人情報が記録された資料等を複写し,又は複製してはならない。
(再委託の禁止)
第8 乙は,この契約による事務を処理するための個人情報を自ら取り扱うものとし,甲の承諾
があるときを除き,第三者に取り扱わせてはならない。
(資料等の返還等)
第9 乙は,この契約による事務を処理するために甲から貸与され,又は乙が収集し,若しくは
作成した個人情報が記録された資料等を,この契約の終了直後直ちに甲に返還し,又は引き渡
すものとする。ただし,甲が別に指示したときは,当該方法によるものとする。
(事故発生時における報告)
第10 乙は,この個人情報取扱特記事項に違反する事態が生じ,又は生ずるおそれがあること
を知ったときは,速やかに甲に報告し,甲の指示に従うものとする。この契約が終了し,又は
解除された後においても同様とする。
(契約の解除及び損害賠償)
第11 甲は,乙がこの個人情報取扱特記事項に違反していると認めたときは,契約の解除及び
損害賠償の請求をすることができるものとする。
別紙
仕
様
書
1 事業名
平成27年度保育所等訪問療育事業
2 委託期間
平成27年4月 1 日~平成28年3月31日
3 委託業務内容
(1) あらかじめ倉敷市と訪問の調整をした保育所、幼稚園又は倉敷市が指定する場所に保育所
等訪問支援員1名以上とその他支援スタッフの合わせて2~3名を週1回派遣し、保育所
等訪問支援の支給決定を受けた障がい児に対し、小集団及びマンツーマンの療育指導を実
施し、在籍園での集団生活を支援すること。
(2) 保育所等訪問支援の支給決定を受けていない発達の気になる子どもに対する支援、園全体
に対する支援も柔軟に行うこと。
(3) 訪問先の保育士等に、園生活に必要な支援や訪問先の園児への対応などの助言、研修会の
開催などを行うこと。
(4) 必要に応じて保育所等訪問の支給決定の根拠となる所定の意見書を作成すること。
(5) 保育所等訪問の支給決定を受けていない子どものうち,当該事業の利用を希望する子ども
については,支給決定を受けるために必要な医療機関の受診干渉,申請手続きの支援も併
せて行うこと。
(6) 障がい児保育アドバイザーと必要な連携を行ない、園に対する支援の一貫性を担保するこ
と。
(7) 訪問先の保育士等と連携し、保護者に対する理解促進や保護者支援に努めること。
(8) その他については、指定保育所等訪問支援事業の内容に沿って事業実施すること。
4 その他
(1) 訪問先については、あらかじめ障がい福祉課と協議した4~5か所の保育園、幼稚園又は
倉敷市が指定する場所とする。
(2) 訪問頻度は原則として1カ所につき週 1 回の訪問とする。ただし、訪問先の状況により増
減することも有り得る。
(3) 委託事業者以外の外部の支援スタッフに応援を要請する場合は、あらかじめ倉敷市の了承
を得ること。
(4) 訪問先の園、保育・幼稚園課、障がい福祉課と密に連絡を取り合い、業務を遂行すること。