○松本市建設コンサルタント業務前金払制度実施要綱 最終改正 平成２３年３月３１日 告示第１４６号 平成２７年３月３１日告示第１４０号 改正箇所：朱書き下線部 （目的） 第１条 この要綱は、地方自治法施行令（昭和２２年政令第１６号）附則第７条及び 松本市財務規則（平成３年規則第１０号。以下「規則」という。）第７５条の規定 に基づき、建設コンサルタント業務の前金払に関し必要な事項を定めることを目的 とする。 （前金払の対象） 第２条 市長は、受注者から公共工事の前金払保証事業に関する法律（昭和２７年法 律第１８４号）第２条第４項に規定する保証事業会社（以下「保証事業会社」とい う。）と、契約書記載の履行期限の時期を保証期限として締結した同条第５項に規 定する保証契約（以下「保証契約」という。）に係る建設コンサルタント業務に要 する費用について前金払の請求があったときは、建設コンサルタント業務前金払審 査書（様式第１号）によりその内容及び使途等を審査し、正当と認めたときは、当 該費用を前払いすることができる。 第３条 前金払の適用範囲は、業務委託料が１件５０万円を超える建設コンサルタン ト業務で、次の各号のいずれかに該当するものとする。 ⑴ 土木建築に関する工事の設計及び調査（用地取得のための調査を含む。）で、 直接工事に関連するもの ⑵ 土地の測量、地図の調整及び測量用写真の撮影で、次のいずれかに該当するもの ア 測量法（昭和２４年法律第１８８号）に規定する基本測量、公共測量並びに 基本測量及び公共測量以外の測量 イ 土木建築に関する工事に関する測量（用地取得のための測量を含む。） （前金払の使用等） 第４条 受注者は、前金払を次に定める経費以外の支払いに充当してはならない。 ⑴ 前条第１号に該当するもの 当該設計又は調査の材料費、労務費、外注費、機 械購入費（当該設計又は調査において償却される割合に相当する額に限る。）、 動力費、支払運賃及び保証料に相当する額として必要な経費 ⑵ 前条第２号に該当するもの 当該測量の材料費、労務費、外注費、機械器具の 賃借料、機械購入費（当該測量において償却される割合に相当する額に限る。）、 動力費、交通通信費、支払運賃、修繕費及び保証料に相当する額として必要な経費 （前金払の割合及び限度額） 第５条 前金払の割合は業務委託料の１０分の３以内とする。 （前払金の支払い） 第６条 市長は、第２条の規定による請求があったときは、その日から起算して１４ 日以内に前払金を支払わなければならない。 （前金払額の変更） 第７条 受注者は、著しく業務委託料が増額された場合は、その増額後の業務委託料 と既に支払われた前払額との差額を請求することができる。この場合においては、 前条の規定を準用する。 ２ 受注者は、著しく業務委託料を減額された場合は、当該減額に係る前金払を返還 し、又は業務委託料の支払いを受ける際、これを精算しなければならない。 （保証契約の変更） 第８条 受注者は、前条第１項の規定により差額を請求する場合は、あらかじめ保証 契約を変更し、変更後の保証証書を市長に寄託しなければならない。 ２ 前条第２項の規定により業務委託料が減額された場合において、保証契約を変更 したときは、変更後の保証証書を市長に寄託しなければならない。 （前金払の不払いに対する業務中止） 第９条 受注者は、市長が第６条又は第７条の規定に基づく支払いを遅延し、相当の 期間を定めて催告しても応じないときは、業務の全部又は一部の業務を一時中止す ることができる。この場合において、受注者は、その理由を明示した書面により、 直ちにその旨を市長に通知しなければならない。 ２ 前項に規定する場合において、受注者が損害を受けたときは、市長は、その損害 を賠償するものとする。 （前金払の返還） 第１０条 市長は、規則第１２８条の規定により契約を解除した場合において、出来 高部分を検査したうえで、当該検査に合格した部分及び部分引渡しの対象となった 業務の引渡しを受けるものとし、当該引渡しを受けたときは、当該引渡しを受けた 出来高部分に相応する業務委託料と前金払額との差額を精算し、前金払額に残額が ある場合は、受注者は、その残額を直ちに市長に返還しなければならない。 （補則） 第１１条 この要綱に定めるもののほか必要な事項は、市長が別に定める。 附 則 この告示は、平成２３年４月１日から施行し、同日以後に行う入札の公告又は通知 に係るものから適用する。 附 則（平成２６年３月３１日告示第９１号） （施行期日） １ この告示は、平成２６年４月１日から施行する。 （経過措置） ２ この告示の施行の際現にこの告示による改正前の松本市建設コンサルタント業 務前金払制度実施要綱の規定により使用されている様式は、この規則による改正後 の松本市建設コンサルタント業務前金払制度実施要綱の規定による様式とみなす。 附 則(平成２７年３月３１日告示第１４０号) （施行期日） １ この告示は、平成２７年４月１日から施行する。 （経過措置） ２ この告示による改正後の規定は、この告示の施行日以降の契約から適用し、施行 日の前日までに契約したものについては、なお従前の例による。 ３ この告示の施行の際現にこの告示による改正前の松本市建設コンサルタント業 務前金払制度実施要綱の規定により使用されている様式は、この規則による改正後 の松本市建設コンサルタント業務前金払制度実施要綱の規定による様式とみなす。 様式第 1 号(第 2 条関係) 係 係長 課長 建設コンサルタント業務前金払審査書 年 月 日 業務名 受注者 業務委託料 委託期間 円 着手 年 月 日 完了 年 月 日 上記業務について、別添のとおり業務委託料の前払請求がありましたので、下記について 審査したところ、適正と認めます。 審査者 職氏名 印 記 1 適用範囲 前払金額 ・ ・ 円 ×30％＝ 業務委託料 1 件 円以内 50 万円超え 2 添付書類 記載内容等に誤りなし 3 使途 松本市建設コンサルタント業務前金払実施要綱第 4 条の規定のとおり
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