平成27年度 田原市6次産業化等促進支援事業費補助金 公募要領 1

平成27年度
田原市6次産業化等促進支援事業費補助金 公募要領
1.目的
田原市では、全国屈指の産出量を誇る豊富な「農畜水産資源」を活用した新商品開
発等を推進し、6次産業化や農商工連携による産業振興に取り組んでいます。
本補助金は、市内で生産等される農畜水産資源を活用した新商品開発や販路拡大を
推進するため、新商品開発等の事業プランを募集・選考し、優秀なプランを支援しま
す。
2.募集内容及び対象者
(1)募集内容
本市で生産等された農畜水産資源を活用した以下の事業プラン
区分
事業内容
新商品開発事業
6次産業化、農商工連携によって、新商品、新サービス
(販路開拓事業を含む)
等の研究開発を行う事業
販路開拓事業
6次産業化、農商工連携によって研究開発した、新商品、
新サービス等、又は農林漁業者自らが生産等した農畜水
産資源の商談を目的とした展示会出展や企業訪問及び
新たな流通経路の開発事業
※1 新商品開発事業にあって、「従来製品の素材及びデザインの変更」、「実現
可能性のない事業」は対象としない。
※2 販路開拓事業にあって、新商品、新サービスは、過去2年以内に開発された
ものに限る。また、展示会等は市外で開催されるものに限る。
(2)対象者
本市に住所を有する農林漁業者及び本市に活動の拠点又は本社若しくは事業所を
有する中小企業者で、次に掲げる要件のいずれにも該当する者。ただし、過去にこ
の補助金を受けていない者を優先する。
① 市税を滞納していない者
② 宗教活動や政治活動を目的としていないこと
③ 集団的に、若しくは常習的に暴力的不法行為を行う、又は行うおそれのある組織
の構成員でないこと
④ 事業の実施にあたり、本市で実施する他の補助金を受けていないこと又は受ける
予定がないこと。
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⑤ その他市長が不適当と認める者ではないこと
3.支援内容
事業プランに対する補助金の支出。
補助率
2分の1以内
補助金の額
10万円以上、50万円以内
ただし、販路開拓事業のみを実施する場合は、5万円以上、20
万円以内
4.補助対象経費
事業プランを実施するために必要な経費で、次に掲げるもののうち、田原市が必要
かつ適正と認めるもの。ただし、国、県その他の機関等から補助金等(申請段階を含
む)がある場合は、その補助金等を控除して算出した経費。
① 原材料費
② 消耗品費
③ 機械装置等借上費
④ 外注加工費
⑤ 専門家謝金・旅費
⑥ 開発費
(技術コンサルタント料、デザイン料、システム開発費、試作費、実験費、設計
費等)
⑦ 知的財産権取得に要する経費
⑧ マーケットリサーチ経費
⑨ 広告宣伝費
(PR資材の作成、ホームページ作成費等)
⑩ 展示会出展費等
(出展料、旅費、PRチラシ・ポスター・リーフレット作成費、展示用什器費)
⑪ その他事業に必要と認められる経費
※1 事業に直接必要な経費として明確に区分できるもので、採択決定以降に、発注、
購入、契約等を行い、当該年度内に事業が完了し、かつ証拠書類によって補助
事業に使った金額が確認できる経費を対象とする。
※2 借入に伴う支払利息、公租公課、不動産購入費、機械装置等購入費、飲食・接
待費、税務申告・決算書作成のため税理士等に支払う費用、振込手数料、その
他公的資金の使途として社会通念上不適切と認められる費用は対象外とする。
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※3 専門家旅費及び旅費についての交通手段は、公共交通機関を利用するものに限
る。また、グリーン車、ビジネスクラス等の特別に付加された料金及びタクシ
ー代は対象外とする。なお、実績報告書には、旅行の日時、目的、行き先、旅
行者、料金、内容を記載した報告書を添付すること。
※4 委託費については、理由が明確、かつ妥当なもののみ対象とする。
※5 交付申請は、事業実施年度において1事業主体1申請とする。
※6 補助金の交付決定を受けた事業について、翌年度以降に同一の補助対象事業に
ついて申請があった場合は補助の対象としない。
5.事業の実施期間
事業の実施期間は、交付決定を受けた日から平成28年3月31日までとする。
6.応募方法
(1)提出書類
次の提出必要書類を、田原市役所産業振興部商工観光課まで、郵送又は持参する。
① 田原市6次産業化等促進支援事業補助金交付申請書(交付要綱様式第1号)
② 田原市6次産業化等促進支援事業補助金事業計画書(交付要綱様式第2号)
(添付書類)
・登記事項証明書(個人の場合は住民票)
・その他必要と認められる書類
(2)公募期間
平成27年4月1日から平成27年5月29日まで
※ 受付時間は、平日の午前8時30分から午後5時までとする。また、郵送の
場合は5月29日必着とする。
7.採択方法
(1)採択方法
事業の採択は、次項に定める審査委員会による審査結果を踏まえ、評価基準の充
足性の高いものから予算の範囲内で決定する。
(2)審査の手順
① 形式要件の確認
担当課において、応募資格や申請内容に関する形式要件の確認を行う。
② 審査委員会による審査
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商工観光課と農政課で組織する審査委員会において次項の評価基準に基づいて
事業計画の審査を行う。
③ 現地調査
必要に応じて現地調査を行う。
(3)評価基準
ア 田原産地域産業資源の活用度合
・農産物や地域資源等の特長が商品に十分に活用されているか。
イ 計画の妥当性、実現の可能性
・事業計画の内容に無理がなく、商品化が可能であるか。
ウ 商品の新規性、独創性
・事業内容に類似性がなく、新規性、独創性のある商品開発となっているか。
エ 田原市や使用する農畜水産資源の魅力向上への効果
・開発する商品等に、田原市や農畜水産資源の魅力や知名度の向上に繋がるよう
な特長はあるか。
<以下、販路開拓事業>
オ 事業実施の妥当性
・事業の目指す成果が妥当であり、その実現が期待できるか。
カ 市場性
・新商品等に市場ニーズがあるか。また、今後の事業活動による販路拡大が期
待できるか。
キ 田原市や使用する農畜水産資源の魅力向上への効果
・事業内容に、田原市や農畜水産資源の魅力や知名度の向上に繋がるような特長
はあるか。
(4) 審査結果
審査の結果については、6月中旬に書面にて通知する。
(5) 公表
採択された事業については、事業主体、事業名、事業概要を公表することがある。
8.採択事業の義務
(1)事業実施にあたっての条件
① 事業の実施にあたっては、田原市6次産業化等促進支援事業費補助金交付要綱の
規定に従うこと。
② 事業の内容に変更(市長が認める軽微なものを除く。)が生ずる場合は、あらか
じめ承認を受けること。
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③ 事業が予定期間内に終了できないと見込まれるときや、事業の遂行が困難となっ
たときは、速やかに所定の報告書を提出し、指示を受けること。
④ 事業を中止又は廃止しようとするときは、あらかじめ承認を受けること。
(2)実績報告
事業が完了したときは、所定の実績報告書に次に掲げる関係書類を添付して提出
すること。
・当該補助金交付決定通知又は交付決定変更通知の写し
・事業実績書(経費明細)
・成果品、写真等
・支援事業に要した経費を証する領収書の写し
・その他必要と認められる書類
(3)関係書類の整備
補助事業にかかる収支を記載した帳簿及びその証拠となる書類を整備し、これら
の書類を補助事業完了の翌年度から5年間保存すること。
(4)立入検査等
支援事業の適性を期すために必要があるときは、事務所、事業所に立ち入り、帳
簿書類その他の物件を検査、若しくは、関係者に質問することがある。
(5)事業終了後の調査
事業終了後においても、事業成果に関する調査を実施する。
9.問合せ及び申請書提出先
田原市役所産業振興部商工観光課
田原市田原町南番場30番地1
電話 0531-23-3522
FAX 0531-22-3817
E-mail [email protected]
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