8.補装具・日常生活用具 8.補装具・ 補装具・日常生活用具 補装具費( 補装具費(購入・ 購入・修理) 修理) 補装具…身体機能を補完し、又は代替し、かつ、長期間にわたり継続して使用されるもの等。 (義肢、装具、座位保持装置、盲人安全つえ、義眼、眼鏡、補聴器、車いす、電動車いす、座位保持いす(児)、 起立保持具(児)、歩行器、頭部保持具(児)、排便補助具(児)、歩行補助つえ、重度障害者用意思伝達装置) 費用の 費用の支給 平成18年10月より、これまでの現物給付から利用者本人への補装具費の支給へと制度が変わりました。 ただし、三田市については原則代理受領をお願いします。 (代理受領…本来、補装具費は申請者本人に支給されるものですが、申請者に代わって公費負担額を直接業者 が受け取る方法です。 ) 利用者負担については、定率負担となり、原則として1割(上限有り)を利用者が負担することになります。 申請の 申請の流れ ①支給申請(調査)…下記の必要書類により障害福祉課へ支給申請を行なう必要があります。 □申請書 □利用者負担の上限額を決定するための世帯の課税・収入状況を確認できる書類 (三田市で課税状況が確認できる人…課税徴収資料の調査承諾書、年金の振込通知書、源泉徴収票等) (転入等により三田市で課税状況が確認できない方…転入前に居住していた市町村が発行する市民税課税・非課税証明、年金の振込通知書、源泉徴収票等) ※生活保護受給世帯については生活保護受給証明書が必要です。 □身体障害者手帳写し ※以下の書類は種目により必要ない場合があります。 □意見書 □見積書、パンフレット ※補装具の種類により調査(面接による聞き取り)が必要となる場合があります。 ②判 定… 18才以上の人 原則として身体障害者更生相談所の判定が必要となります。 ただし、補装具の種目により意見書での文書判定が可能な場合があります。 18才未満の人 原則として市の判定になります。 ③支 給 決 定… 判定に基づき、種目・金額等が決定され補装具支給券が送付されます。 ④適合判定及び受領… 送付された補装具支給券(代理受領にかかる委任状兼請求書)を業者へ提出、自己負担額 を支払い、補装具を受領します。※一度支給された種目の補装具費については定められた 耐用年数を経過しなければ、原則として再支給することはできません。 利用者負担額 ●補装具費支給制度の利用者負担は原則として定率(1割)となっています。 ただし、課税状況等に応じて次のような負担上限月額が設定されています。 区分 世帯の収入状況 負担上限月額 生活保護 生活保護受給世帯 0円 市民税非課税世帯で、ご本人又は保護者の収入が 低所得1 0円 80万円以下の場合 市民税非課税世帯で、ご本人又は保護者の収入が 低所得2 0円 80万円を超える場合 一 般 市民税課税世帯 37,200円 ※所得を判断する際の世帯の範囲は、住民票上の世帯が原則ですが、税制と医療保険で被扶養者でなければ障害のある 人とその配偶者を別世帯の扱いとすることができます。 なお、世帯の中に市民税所得割額が46万円以上の人がいる場合は、公費負担の対象外となります。 26 8.補装具・日常生活用具 対象者について 対象者について ●補装具費の支給対象者は次のいずれの要件にも該当し、かつ判定により必要と認められた人です。 ・申請される補装具に対応した障害名で身体障害者手帳の交付を受けている人 ・政令で定められた難病の人 ・世帯の市民税所得割最多納税者の納税額が46万円未満である。 ・他の制度によって補装具の交付等を受けることができない人。 (下記参照) 制度間の 制度間の優先順位 ①損害賠償制度 自動車損害賠償責任保険など、加害者が直接、損害賠償を負う制度です。 ②業務災害補償制度 労働者災害補償保険制度、公務員災害補償法などの業務上の負傷等に対する雇用者側の補償制度です。 治療の段階では医療保険制度と同様に治療用装具などの療養費払いを行い、症状固定後は労働福祉事業 として義肢などの補装具を支給します。 ③社会保険制度 健康保険、国民健康保険、介護保険、船員保険等の医療保険で治療用装具や練習用仮義足などを療養費 払いで支給する制度です。介護保険法では、福祉用具として車いす等がレンタルされます。 ④社会福祉制度 戦傷病者特別援護法、障害者 障害者総合 障害者総合支援法 総合支援法による補装具交付です。 支援法 ⑤公的扶助制度 生活保護法により治療材料として補装具が給付されます。 問い合わせ 障害福祉課 079-559-5075・FAX079-562-1294 重度障害者( 重度障害者(児)日常生活用具の 日常生活用具の給付 重度障害者(児)の日常生活の利便をはかるため、用具の給付を行ないます。なお、世帯の課税状況に応じて 自己負担があります。手帳の等級や、年齢、身体状況等により給付要件があります。 重度障害者等日常生活用具…障害に関する機能を有し、日常生活品として一般的に普及しておらず、障害 重度障害者等日常生活用具 に起因する日常生活上の困難を改善し、自立を支援するもの。安全で容易に使用でき実用性が認められるも の。 給付品目等(修理は対象外) 給付品目等 〇介護訓練支援用具 介護訓練支援用具 特殊寝台、特殊マット、特殊尿器、入浴担架、体位変換器、移動用リフト、訓練いす(児童) 訓練用ベッド(児童) 〇自立生活支援用具 自立生活支援用具 入浴補助用具、便器、T字状杖、棒状つえ、移動・移乗支援用具、頭部保護帽、洗浄機能付き便座、聴覚障 害者用火災警報器及び火災警報器用屋内信号装置、自動消火器、電磁調理器、歩行時間延長信号機用小型送 信機、聴覚障害者用屋内信号装置 〇在宅療養等支援用具 在宅療養等支援用具 透析液加温器、ネブライザー(吸入器) 、電気式たん吸引機、酸素ボンベ運搬車、盲人用体温計(音声式) 、 盲人用体重計 27 8.補装具・日常生活用具 〇情報 情報・ 情報・意思疎通支援用具 携帯用会話補助装置、情報通信支援用具、点字ディスプレイ、点字器、点字タイプライター、視覚障害者用 ポータブルレコーダー、視覚障害者用活字文字読上げ装置、視覚障害者用拡大読書器、盲人用時計、聴覚障 害者用通信装置、聴覚障害者用情報受信装置、人工喉頭、点字図書 〇排泄管理用具 排泄管理用具 ストマ用装具、紙オムツ、収尿器 〇住宅 住宅改修費 住宅改修費 居宅生活動作補助用具 制度の 制度の概要 上記のような用具で、三田市重度障害者等日常生活用具給付事業実施要綱に基づき用具の給付を行います。 ただし、世帯の課税状況に応じて自己負担があります。 手続の 手続の流れ ①給付申請(必ず購入前に申請書類を提出していただく必要があります。) □申請書 □賦課徴収資料の調査承諾書※ただし、転入等により三田市で課税状況が確認できない人については下記 のような課税状況を確認できる書類の提出が必要です。生活保護受給世帯については生活保護受給証明書が必要です。 (〇所得税課税の場合…確定申告書の写し等 〇所得税非課税の場合…市民税課税・非課税証明、確定申告書の写し等) 下記のように申請日によって必要な課税資料の年度が違います。 申請日が4月1日~6月末日の場合…前年度の課税資料 (例)平成27年4月1日申請…平成26年度課税資料 申請日が7月1日~3月末日の場合…当年度の課税資料 (例)平成27年7月1日申請…平成27年度課税資料 □見積書、パンフレット ※用具の種類によっては医師の意見書が必要となります。 ②給付決定 申請書類をもとに給付の要否、自己負担額等が決定され、日常生活用具給付券が送付されます。 ③受領 送付された日常生活用具給付券を業者へ提出、自己負担額を支払い、用具を受領します。 ※給付券が届き次第、業者へご連絡いただき、納品の日程調整等を行なってください。 その他 その他 〇一度給付された用具については要綱で定められた耐用年数を経過しなければ再度給付することはできま せん。 〇対象となる用具には公費負担の上限となる額(基準額)が定められています。 〇自己負担額は世帯の課税状況に応じて決定されます。課税額によっては公費負担の対象とならないこと があります。 〇用具をご購入される業者については三田市との契約が必要になりますので、見積書の発行を依頼する前に 契約業者であるかご確認いただきますようお願いします。 〇用具の給付については必ず事前申請が必要となります。 既に購入されたものについて費用の還付等を行な うことは一切できません。 〇障害者手帳の障害名、等級、年齢、又は難病による身体の状態により対象者が決められています。 〇介護保険の対象者で、レンタル、購入が可能な用具については給付の対象となりません。 お問い合わせ 障害福祉課 079-559-5075・FAX079-562-1294 28 8.補装具・日常生活用具 小児慢性特定疾患児日常生活用具 小児慢性特定疾患児日常生活用具の 日常生活用具の給付 三田市小児慢性特定疾患児日常生活用具給付事業実施要綱に基づき、小児慢性特定疾患児に対し、下記のよう な日常生活用具を給付します。ただし、世帯の課税状況に応じて自己負担があります。 給付品目等 疾患や、身体状況により給付の対象とならないことがあります。 〇小児慢性疾患医療受給者 便器、特殊マット、特殊便器、特殊寝台、体位変換器、車いす、頭部保護帽、電気式たん吸引器、 クールベスト、紫外線カットクリーム、歩行支持用具、入浴補助用具、特殊尿器、ネブライザー(吸入器) 、 パルスオキシメーター 手続の 手続の流れ ①給付申請(必ず購入前に申請書類を提出していただく必要があります。) □申請書 □賦課徴収資料の調査承諾書※ただし、転入等により三田市で課税状況が確認できない人については下記 のような課税状況を確認できる書類の提出が必要です。生活保護受給世帯については生活保護受給証明書が必要です。 (〇所得税課税の場合…確定申告書の写し等 〇所得税非課税の場合…市民税課税・非課税証明、確定申告書の写し等) 下記のように申請日によって必要な課税資料の年度が違います。 申請日が4月1日~6月末日の場合…前年度の課税資料 (例)平成27年4月1日申請…平成26年度課税資料 申請日が7月1日~3月末日の場合…当年度の課税資料 (例)平成27年7月1日申請…平成27年度課税資料 □特定疾患医療受給者症の写し □意見書 □見積書 ②調査 面接等により、対象者の状況を把握し用具の必要性を確認します。 ③給付決定 申請書類をもとに給付の要否、自己負担額等が決定され、日常生活用具給付券が送付されます。 ④受領 送付された日常生活用具給付券を業者へ提出、自己負担額を支払い、用具を受領します。 ※給付券が届き次第、業者へご連絡いただき、納品の日程調整等を行なってください。 その他 その他 〇対象となる用具には公費負担の上限となる額(基準額)が定められています。 〇自己負担額は世帯の課税状況に応じて決定されます。課税額によっては公費負担の対象とならないことがあり ます。 〇用具の給付については必ず事前申請が必要となります。既に購入されたものについて費用の還付等を行なうこ とは一切できません。 〇障害福祉制度、介護保険の対象者で、レンタル、購入が可能な用具については給付の対象となりません。 お問い合わせ 障害福祉課 079-559-5075・FAX079-562-1294 福祉用具の 福祉用具の貸出 三田市社会福祉協議会では車いす等を一部有料で貸出を行なっています。 〔窓 口〕 三田市社会福祉協議会 079-559-5940・FAX079-559-5704 29
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