官民協働危機管理クラウドシステムの推奨設定高度化業務

平成27年4月1日
「官民協働危機管理クラウドシステムの推奨設定高度化業務」の
公募について
国立研究開発法人
防災科学技術研究所
1.企画競争に付する事項
(1)業 務 名
官民協働危機管理クラウドシステムの推奨設定高度化業務
(2)業務の趣旨
本業務は、官民協働危機管理クラウドシステム(注1の推奨設定について、これまでの
実証実験等によって得られた知見を反映し、全面的な高度化を実施するとともに、各推奨設
定に対応する地図レイヤー及び各地物データを再定義することを目的とする。
注1)官民協働危機管理クラウドシステム: 下記のホームページで公開されている情報
共有システム。
http://ecom-plat.jp/k-cloud/
(3)業務内容
本業務は、官民協働危機管理クラウドシステムの推奨設定について、これまでの実証実験
等によって得られた知見を反映し、全面的な高度化を実施するとともに、各推奨設定に対応
する地図レイヤー及び各地物データを再定義することを目的に以下に示す業務を実施する。
また、業務の実施に当たっては、防災科学技術研究所や、その他関係機関と適宜連携を図
るとともに、業務期間中に、防災科学技術研究所が本業務の新たな方針等を示した場合にお
いては、その内容の見直しを適宜図ることとする。
提案に当たっては、下記の内容に留意し、具体的で実施可能な業務計画を示すこと。
1)推奨設定の高度化
平成25、26年度に実施された官民協働危機管理クラウドシステムの実証実験(宮崎
県小林市、千葉県流山市、愛知県西三河9市1町合同)の結果を踏まえ、現行の推奨設定
(3類型:地震・津波災害版、水・土砂災害版、火山災害版)の全面的な高度化を行う。
また、地震・津波災害版を基本として、新たに地震災害版の推奨設定を構築する。
1
再構築した推奨設定を設定シート(注2(4類型:地震災害版、地震・津波災害版、水・
土砂災害版、火山災害版)に整理する。
なお、平成25、26年度の実施した実証実験の結果については、発注者よりアンケー
ト結果等を貸与する。
注 2)設定シート: 下記のホームページで公開されている設定内容を示す資料。
http://ecom-plat.jp/k-cloud/group.php?gid=10175
2)地図レイヤー及び各地物データの再定義
上記1)で再定義した推奨設定に対応する地図レイヤー及び地物データの属性項目を再
定義する。
再定義した地図レイヤー及び地物データの属性項目を、システム仕様書(注3に整理する。
注3)システム仕様書: 下記のホームページで公開されているシステムの仕様を示す
資料。
http://ecom-plat.jp/k-cloud/group.php?gid=10175
3)推奨設定に基づくシステム構築
上記1)2)を基に、推奨設定(4類型)を構築する。対象とする自治体を表1に示す。
なお、表1に示す各自治体は、すでに現行の推奨設定として構築されているシステムに
対して修正作業を行うものとする。現行のシステムの状況については、説明会において、
URL とパスワード等を提示する。なお、説明会に参加することができない場合は、問合
せに対して個別に提示する。
また、システムを構築するクラウド環境は発注者が用意し貸与する。
表1 推奨設定を反映したシステム構築する自治体
災害類型
対象自治体
地震災害
流山市
地震・津波災害
釜石市、遠野市
備
考
―
釜石市と遠野市を相互に外部地図(注4
として参照すること。
水・土砂災害
愛知県及び
愛知県及び西三河9市1町を相互に外
西三河地区の9市1町
火山災害
部地図として参照すること。
宮崎県及び
宮崎県及び小林市、高原町、都城市を
小林市、高原町、都城市
相互に外部地図として参照すること。
岩手県及び
岩手県及滝沢市、雫石町、八幡平市を
滝沢市、雫石町、八幡平市
相互に外部地図として参照すること。
2
注4)外部地図:
下記のホームページで公開されているシステム定義書、及びシステ
ム仕様書において定義されている地図。
http://ecom-plat.jp/k-cloud/group.php?gid=10175
4)自治体への意見聴取及び推奨設定への反映
上記3)によって構築されたシステムについて、基礎自治体に対して、ヒアリングによ
る意見聴取を行い、その結果を検討して、推奨設定に反映する。
なお、自治体へのヒアリングは、岩手県釜石市、愛知県岡崎市、宮崎県小林市に対して
各1回ずつ6月中旬から下旬に実施することを予定している。
5)公開用システムの設定
上記1)~4)によって構築された推奨設定(4類型)を基に、ホームページで公開す
るデモサイト向け設定を構築する。デモサイト(注5はメール配信等の通知機能等を利用で
きないようにすることを基本とする。なお、デモサイトに関しては外部地図の参照を行わ
ない。
デモサイトとして構築する自治体を表2に示す。
表2 推奨設定を反映したデモサイトを構築する自治体
災害類型
対象自治体
備
考
地震災害
流山市
外部地図の設定は行わない。
地震・津波災害
釜石市
外部地図の設定は行わない。
水・土砂災害
岡崎市
外部地図の設定は行わない。
火山災害
小林市
外部地図の設定は行わない。
注5)デモサイト: 下記のホームページで公開されているデモ用のサイト。
http://ecom-plat.jp/k-cloud/group.php?gid=10175
2.企画競争に参加する者に必要な資格に関する事項
(1)防災科学技術研究所契約事務規程第4条の規定に該当しないこと。
(2)全省庁統一資格において「役務の提供等」で「A」、「B」、「C」、「D」の等級
に格付けされている者であること(会社更生法に基づき更生手続開始の申立てがなさ
れている者又は民事再生法に基づき再生手続開始の申立てがなされている者について
は、手続開始の決定後、再認定を受けていること。)。
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(3)警察当局から、暴力団員が実質的に経営を支配する業者又はこれに準ずるものとして、
建設工事及び測量等、物品の販売及び役務の提供等の調達契約からの排除要請があり、
当該状態が継続している者でないこと。
(4)契約担当役等から取引停止の措置を受けている期間中のものでないこと。
(5)適合証明書を提出できる者であること。
(6)自ら業務を実施する以下に示す大学、研究機関、企業等に所属する職員、またはこれ
らの機関に属する職員で構成するグループとする。
・大学及び大学共同利用機関法人
・国公立試験研究機関
・独立行政法人、国立研究開発法人、特殊法人及び認可法人
・民法第三十四条により設立された法人
・民間企業(法人格を有する者)
・特定非営利活動促進法第十条第一項の規定により認証を受けた特定非営利活動法人
なお、応募から業務終了に至るまでの間に資格の喪失、長期にわたる外国出張その
他の理由により、業務の実施者としての責任を果たせなくなることが見込まれる者は、
業務の実施者となることを避けること。
3.提案書類の提出方法等
(1)提案書類の提出方法
提出期限までに、1部を郵送又は持参すること。
(2)提案書類の提出期限等
提出期限:平成27年 4月 30日(木)17時必着
提 出 先:下記に示す場所。
4.説明会の開催日時及び開催場所
開催日時:平成27年4月10日(金)10時から
防災科学技術研究所 研究本館1階 第5会議室
〒305-0006 茨城県つくば市天王台3-1
5.業務規模(予算)及び採択件数
公募要領による。
6.選定方法等
別に定めた審査基準及び公募要領等に基づき、防災科学技術研究所において行う。
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7.その他
・本件に関するその他必要事項については、公募要領等によるものとする。
【本件担当、連絡先】
住
所:〒305-0006 茨城県つくば市天王台3-1
担
当:防災科学技術研究所 総務部総務グループ契約チーム
加藤、今関、飯島
TEL:029-863-7804
FAX:029-863-7900
E-mail : [email protected]
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適合証明書
(当証明書の提出については、契約書捺印者の印をもって捺印の上、提出すること)
「競争参加資格」について、以下のとおり適合することを証明いたします。
(日 付)
(業者名)
平成
年
月
日
所在地
会社名
代表者氏名
印
「官民協働危機管理クラウドシステムの推奨設定高度化業務」
1
件名
2
適合証明
項番
応札者の条件
1
技術士総合技術監理部門、技術士情報
工学部門、又は技術士建設部門のうち、
①都市及び地方計画分野、②河川、砂
防及び 海岸・海洋分野、③道路分野
のいずれかの有資格者、または、土木
学会認定1級土木技術者(防災)の有
資格者を本業務に配置可能であるこ
と。
合否
合否判定の拠となる事由
登録証書等の写しを提出すること
注1:「合否」判定に当たっては、
「○」又は「×」のいずれかを記述すること。
注2:「応札者の条件」及び「合否判定の拠となる事由」において証書類の添付を必要とする場合
は、上
記該当欄に添付の有無及び添付書類名を記述すること。
注3:証明書の提出に係る諸経費は、業者負担とする。
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