新座市いじめ防止基本方針【概要】（案） いじめは「どの子供にも、どの学校でも起こり得るもの」であり、全ての子供に関係する問題である。 いじめは、いじめを受けた子供の尊厳を傷つけ、教育を受ける権利を著しく侵害し、その心身に深刻な影響を与えるのみ ならず、その生命や身体に重大な危険を生じさせるおそれがある人権問題である。 新座市いじめ防止基本方針は、これまでの取組を更に実効的なものとし、市及び学校、家庭、地域その他の関係者が連携 し、いじめの防止等のための対策を総合的かつ効果的に推進するために策定するものである。 第Ⅱ章 第Ⅰ章 新座市いじめ防止基本方針の策定 い じ め の 防 止 や 早 期 発 見 、 い じ めへ の 対処 が 、 組 織 的 、 計画的かつ迅速に行われるよう、対策の内容を示す。 ① いじめの防止等に係る日常的な取組 ② 検証・見直しを図る仕組み ③ 啓発活動や教育的取組 ④ 基本方針の点検、評価 いじめの防止等のための対策の内容に関する事項 新座市が実施する施策 学校が実施する施策 重大事態への対処 新座市いじめ問題対策連絡協議会の設置 学校いじめ防止基本方針の策定 重大事態への対処の流れ ① 委員 学識経験者、児童相談所、地方法務局、埼玉県警 察、教育職員、教育委員会事務局職員等 ② 所掌事項 ・いじめの防止等に関係する機関及び団体の連携に 関する事項 ・いじめ防止基本方針の策定及び推進に関する事項 ・いじめの防止等のための対策の総合的かつ効果的 な推進に関する事項 新座市いじめ問題対策審議会の設置 ① 委員 弁護士、医師等、地域福祉活動団体の代表者、保 護者の代表者、教育職員等 ② 所掌事項 ・いじめの防止等のための対策に関すること ・重大事態の調査に関すること 国や県、市の基本方針を参考にして、基本的な方向 ① へ報告する。 や取組の内容等を各校の実情に応じて定める。 学校におけるいじめの防止等の対策のための組織の設置 ① 構成員 各校の実情により教職員の中から充てるほか、ス ク ー ル カ ウ ン セ ラ ー 、 新 座 市 教 育 相 談 員 、新 座 市 学 校 カ ウ ン セ ラ ー 、 新 座 市 ス ク ー ル ソ ー シ ャル ワ ー カ ー 、 い じ め ・ 非 行 防 止 サ ポ ー ト チ ー ム 、 地域 ふ れ あ い連絡協議会の参加を図る。 ② 活動内容 ・ 学 校 い じ め 防 止 基 本 方 針 に 基 づ く 取 組 の実 施 や 具 体的な年間計画の作成や実行、検証、修正 ・いじめの相談や通報の窓口 ・ い じ め の 疑 い に つ い て の 情 報 や 児 童 生 徒の 問 題 行 動等に係る情報の収集、記録、共有 ・いじめ事案に対する組織的な対応 重大事態の発生を学校は教育委員会を通じて市長 ② 調査組織を設置し、調査を行う。 ③ いじめ行為の事実関係を、可能な限り網羅的に明 確にする。 ④ 明らかになった事実関係をいじめられた児童生徒 及びその保護者に適切に提供する。 ⑤ 調査結果を市長へ報告する。 ⑥ 市長は、必要があると認めるときは、市長が設置 した附属機関等により調査結果についての調査を行 う。 ⑦ 上記⑥の調査結果をいじめられた児童生徒及びそ の保護者に適切に提供する。 ⑧ 市長は、重大事態への対処、同種の事態の発生の 防止のために必要な措置を講ずる。 ⑨ 市長は、上記⑥の調査結果を新座市議会に報告す る。 新座市全体の取組 ① ② ③ ④ ⑤ ⑥ 児童生徒アンケート（無記名式）の毎月の実施 保護者用チェックリストの定期的な実施 教師用チェックリストの毎月の実施 いじめ問題担当者の校内組織への位置づけ 教育委員会への月例報告の実施 インターネットを通じて行われるいじめ防止対策 学校の取組 第Ⅲ章 ① ② ③ ④ いじめの未然防止のための取組 いじめの早期発見への取組 いじめの早期解決への取組 インターネットを通じて行われるいじめ防止対策 いじめの防止等のための対策に関する重要事項 新 座市 いじ め問題 対策 連 絡協 議会 にお い て毎年 度、 新 座 市 いじ め防 止 基本方 針にあ る 各施 策の効 果 を検 証 し、 新 座 市 いじ め防 止 基本方 針の見 直 しを 検討す る 。検 討 の結 果 、 必 要が ある と 認めら れると き は、 その結 果 に基 づ いて 必 要 な措置を講じる。
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