チャペルへの招き 2012

時間 10:45~11:05a.m.
場所 清泉礼拝堂
建学の精神を考える
チャペルヘの招き
2012 年 4 月 9 日
№399(2012-1 号)
全地よ、主に向かって喜びの叫びをあげよ。
喜び祝い、主に仕え/喜び歌って御前に進み出よ。
(詩編 100 編 1‐2 節)
4月9日(月)
担 当 杉本孝作(副学長)
題 目 地の塩、世の光
聖 書 マタイによる福音書5:13-16
讃美歌 21-493
奏
楽
村上しのぶ(本学非常勤講師)
奏
楽
村上しのぶ(本学非常勤講師)
4月10日(火)
担 当 末吉高明(学長)
題 目 Vos estis sal terrae.(汝らは地の塩である)
聖 書 マタイによる福音書5:13
讃美歌 21-493
奏 楽 野町太郎
4月17日(火)
担 当 村上茂樹(宗教委員長)
題 目 神の招き
聖 書 ルカによる福音書5:1-11
讃美歌 21-475
奏 楽 野町太郎
4月11日(水)
担 当 神野 明(副学長)
題 目 食べていいの?悪いの?
聖 書 レビ記11:1-4
讃美歌 21-493
4月18日(水)
担 当 清水幸一(本学教授)
題 目 四国学院大学設立者の想い
聖 書 コリントの信徒への手紙一13:13
讃美歌 21-475
奏
楽
野町太郎
奏
4月12日(木)
担 当 漆原光徳(副学長)
題 目 コーヒーはお好きですか?
聖 書 サムエル記上25:14-19
讃美歌 21-493
奏
四国学院大学
宗教センター
www.sg-u.ac.jp
メールアドレス [email protected]
4月16日(月)
担 当 得永幸子(宗教委員長補佐)
題 目 よろこびよろこぶ
聖 書 フィリピの信徒への手紙4:4-7
讃美歌 21-475
楽
野町太郎
/日本基督教団琴平教会牧師)
題
目 あなたの土台は何ですか
聖
書 ルカによる福音書6:46-49
讃美歌
奏
楽
21-493
野町太郎
野町太郎
4月19日(木)
担 当 速水清隆(本学教授)
題 目 真理はあなたを自由にする
聖 書 ヨハネによる福音書8:31-36
讃美歌 21-475
奏
4月13日(金)
担 当 木村一雄(本学非常勤講師
楽
楽
野町太郎
4月20日(金)
担 当 山﨑和明(本学教授)
題 目 復活のイエス
聖 書 使徒言行録2:32
讃美歌 21-475
奏 楽 野町太郎
新年度チャペル・アワーを始めるにあたり
-私たちに伝えられているものを大切に-
村上茂樹(宗教委員長)
1:1 初めからあったもの、わたしたちが聞いたもの、目で見たもの、よく見て、手で
触れたものを伝えます。すなわち、命の言について。(ヨハネの手紙Ⅰ 1章14節)
新年度が始まりました。新入生の皆さんようこそ、在学生の皆さんお帰りなさい。
今年度もチャペルアワーで、聖書の言葉を通して、語られる話に耳を傾け、今、私
たちに何が求められているか?私たちは何をすべきか?を聞きたいと思います。
キリスト教は今から 2000 年ほど前に生きたイエスという人のことをキリスト、日
本語で「救い主」と呼んでいます。イエスは苦しい思い、悲しい思いをしていた人た
◆◆チャペルの心得◆◆
チャペルでは、
1.脱帽
2.喫煙、飲食は厳禁
3.携帯電話等の電源を切る。
4.静粛を保つ。
チャペルアワーにおいては、
1.開始時刻まで、聖書箇所を黙読し、黙想をする。
2.司会者、担当者の指示に従う。
3.讃美(讃美歌斉唱)は、歌詞を味わいつつ、心を合わせて行う。
4.聖書朗読の際は、自身の聖書、または配布プリントに目をやり、
朗読に耳を傾ける。
5.語られるメッセージを静かに拝聴する。
6.讃美、聖書朗読、メッセージの間、一切私語は慎む。
7.「キリスト教概論(5)」の登録者は、受付で出席カードを受け取り、
退出時に指定のボックスに入れる。
ち、社会の片隅に追いやられていた人たちと共に生き、彼らを人と人とが支え合
って生きる共同体で生きられるように命を懸けて尽くしました。イエスによって助け
られた人たち、またイエスの働きに共感した人たち、イエスの言葉を聞いた人たち、
イエスの行ったことを見た人たち、そしてイエスと共に生きた人たちはイエスのこと
を、次の世代に、言葉で、行動で伝えて行きました。
春季キリスト教強調週間のご案内
私たち人間は心弱い存在です。時には間違い、時には自己中心的に物事を考
え、他者のことを思いやることができず、傷つけ、傷つけられることもあります。け
4 月 24 日(火)~26 日(木)の 3 日間
講師として吉田好里先生をお招きしてチャペルでお話していただきます。
れどもイエスが伝えようとしたものを大切に、大切に伝えようと努力し、今を生きる
私たちのところまで伝えられてきました。
キリスト教は決して、一方的な考えを押し付ける宗教ではなく、いろいろな考え
講
師: 吉田好里 先生
(日本基督教団 新松戸幸谷教会牧師)
方を互いに理解し合う多様性を持っています。チャペル・アワーで、聖書に基づい
て、様々な経験をしている方々にお話頂き、少しでもチャペルに集う方々の生きる
支えになれば、励ましになれば、慰めになれば、そして喜びになればと願っていま
す。
テ ー マ: 「よい出会いーあなたの人生に」
チャペルヘの招き
2012 年 4 月 23 日
№400(2012-2 号)
キリスト・イエスによって与えられる信仰と愛をもって、
わたしから聞いた健全な言葉を手本としなさい。
(テモテへの手紙二1:13)
時間 10:45~11:05a.m.
場所 清泉礼拝堂
春季キリスト教強調週間
総合教育研究センター週間
4月23日(月)
担 当 得永幸子(宗教委員長補佐)
題 目 恵みにむすばれた家
聖 書 マタイによる福音書12:49-50
讃美歌 21-544
奏
楽
村上しのぶ(本学非常勤講師)
奏
楽
村上しのぶ(本学非常勤講師)
4月24日(火)※10:45-11:25
担 当 吉田好里(日本基督教団新松戸幸谷教会牧師)
題 目 あぶない-偉大な人物と自称する人
聖 書 使徒言行録8:4-24
讃美歌 21-544
奏 楽 村上しのぶ(本学非常勤講師)
5月8日(火)
担 当 宮橋小百合(本学助教)
題 目 帰る場所
聖 書 コリントの信徒への手紙一2:9
讃美歌 452
奏 楽 野町太郎
4月25日(水)※10:45-11:25
担 当 吉田好里(日本基督教団新松戸幸谷教会牧師)
題 目 気をつけよう-腹黒い人に
聖 書 使徒言行録8:9-24
讃美歌 21-544
5月9日(水)
担 当 生天目知美(本学准教授)
題 目 導かれると言うこと
聖 書 コリントの信徒への手紙一2:9
讃美歌 452
奏
楽
野町太郎
奏
4月26日(木)※10:45-11:25
担 当 吉田好里(日本基督教団新松戸幸谷教会牧師)
題 目 近づくな-偽預言者に
聖 書 ヨハネの手紙一4:1-6
讃美歌 21-544
奏
四国学院大学
宗教センター
www.sg-u.ac.jp
メールアドレス [email protected]
5月7日(月)
担 当 清水幸一(本学教授)
題 目 神さまのはかりごと
聖 書 コリントの信徒への手紙一2:9
讃美歌 452
楽
野町太郎
/日本基督教団琴平教会牧師)
題
目 身を起こして頭を上げなさい
聖
書 ルカによる福音書21:20-28
讃美歌
奏
楽
21-544
野町太郎
野町太郎
5月10日(木)
担 当 阪本麻郁(本学助教)
題 目 人生に無駄なし
聖 書 コリントの信徒への手紙一2:9
讃美歌 452
奏
4月27日(金)
担 当 木村一雄(本学非常勤講師
楽
楽
野町太郎
5月11日(金)
担 当 中澤加代(本学助教)
題 目 愛されたい。愛したい。
聖 書 コリントの信徒への手紙一2:9
讃美歌 452
奏 楽 野町太郎
※春季キリスト教強調週間は10:45~11:05までです。
よろこびをよろこぶ
得永幸子(宗教委員長補佐)
新しい 1 年が始まりました。新入生の皆さんはもちろんのこと、上級生の皆さんにとって
も、新学年というのはなにがしかの緊張と期待があって、新鮮な気持ちがすると思います。
先日、小学校の入学式に向かう親子連れが次々歩いてくる中を出勤しました。幼い子
どもにとって小学校に入るということは、どれほど誇らしいことなのでしょう。子どもたちはそ
れぞれに胸を張り、世界を背負って立っているような緊張した背中で、お母さんたちの手
を握り締めて歩いていました。私自身授業初日で、これまた十分すぎるほど緊張してお
りましたので、子どもたちの姿が微笑ましいと同時に、同志のような親しみを感じました。
新しい 1 年、私たちは何を学ぶでしょうか。どんな新しい世界が開けてくるでしょうか。ど
んな出会いをすることができるでしょうか。新しい 1 年を喜びをもって迎えたいと願います。
喜んだり、期待することに臆病にならずに、新しい「時」に向かって飛び込んでいきたいと
願います。
主において常に喜びなさい。重ねて言います。喜びなさい。あなたがたの広い心がすべ
ての人に知られるようになさい。主はすぐ近くにおられます。どんなことでも、思い煩うのは
やめなさい。何事につけ、感謝をこめて祈りと願いをささげ、求めているものを神に打ち明
けなさい。そうすればあらゆる人知を超える神の平和が、あなたがたの心と考えとをキリス
ト・イエスによって守るでしょう。(フィリピの信徒絵の手紙4:4~7)
聖書にはこのように書いてあります。ここに書いてある喜びはいたずらな空さわぎでもな
ければ、不自然な空げんきでもありません。神は私たちのすぐ近くにいて、私たちの心の
中にある悲しみや苦しみ、不安や恐れをすべて知っていてくださる。その神に自分の思い
を打ち明けて素直に語りかければ、神は私たちが予想もできないような平和を私たちの
内に与えてくれる。聖書はそう言います。そのような神との出会いをこの 1 年、ぜひお互い
に祈り求めましょう。そうできることの喜びを素直に喜びつつ、新しい 1 年に向かって歩み
出しましょう。
◆◆チャペルの心得◆◆
チャペルでは、
1.脱帽
2.喫煙、飲食は厳禁
3.携帯電話等の電源を切る。
4.静粛を保つ。
チャペルアワーにおいては、
1.開始時刻まで、聖書箇所を黙読し、黙想をする。
2.司会者、担当者の指示に従う。
3.讃美(讃美歌斉唱)は、歌詞を味わいつつ、心を合わせて行う。
4.聖書朗読の際は、自身の聖書、または配布プリントに目をやり、
朗読に耳を傾ける。
5.語られるメッセージを静かに拝聴する。
6.讃美、聖書朗読、メッセージの間、一切私語は慎む。
7.「キリスト教概論(5)」の登録者は、受付で出席カードを受け取り、
退出時に指定のボックスに入れる。
時間 10:45~11:05a.m.
チャペルヘの招き
2012 年 5 月 14 日
№401(2012-3 号)
わたしの助けは、天地を造られた主の御名にある。
(詩編
124:8)
5月14日(月)
担 当 清水幸一(本学教授)
題 目 大切な友との出会い、別れ、そして再会
聖 書 ローマの信徒への手紙8:28
讃美歌 312
奏
楽
村上しのぶ(本学非常勤講師)
5月21日(月)
担 当 得永幸子(宗教委員長補佐)
題 目 勝利をのぞみ
聖 書 ローマの信徒への手紙
8:31-32,37-39
讃美歌 21-471
奏
楽
村上しのぶ(本学非常勤講師)
5月15日(火)
担 当 水村光義(日本伝道隊津田キリスト教会牧師)
題 目 人生は出会いで決まる
聖 書 マルコの福音書2:13-17
讃美歌 312
奏 楽 野町太郎
5月22日(火)
担 当 吉田豊(本学教授)
題 目 淡淡麗麗
聖 書 マタイによる福音書6:25-34
讃美歌 21-471
奏 楽 村上しのぶ(本学非常勤講師)
5月16日(水)
担 当 隅野徹(日本基督教団香川教会牧師)
題 目 復活に希望をおいた生き方
聖 書 コリントの信徒の手紙一15:30-34
讃美歌 312
5月23日(水)
担 当 丸畑望(本学卒業生)
題 目 内なる力
聖 書 詩編23:1-6
讃美歌 21-471
奏
楽
野町太郎
奏
5月17日(木)
担 当 上島一高(日本基督教団今治教会牧師)
題 目 預けられたいのち
聖 書 コリントの信徒への手紙二12:9-10
讃美歌 312
奏
四国学院大学
宗教センター
www.sg-u.ac.jp
メールアドレス [email protected]
場所 清泉礼拝堂
楽
野町太郎
高松新生教会牧師)
題
目 母のその子を慰めるように
イザヤ書66:12-14
讃美歌 312
奏 楽 野町太郎
聖
書
野町太郎
5月24日(木)
担 当 三好一弘(父母の会事務局長)
題 目 四国学院で気付いたこと
聖 書 フィリピの信徒への手紙4:8
讃美歌 21-471
奏
5月18日(金)
担 当 小野淳子(日本イエス・キリスト教団
楽
楽
野町太郎
5月25日(金)
担 当 山下慶親(本学理事長)
題 目 恐れてはならない
聖 書 マタイによる福音書10:26-31
讃美歌 21-471
奏 楽 野町太郎
真理はあなたを自由にする
◆◆チャペルの心得◆◆
速水清隆(本学教授)
イエスは、御自身を信じたユダヤ人たちに言われた。「わたしの言葉にとどまるならば、
あなたたちは本当にわたしの弟子である。あなたたちは真理を知り、真理はあなたたちを
自由にする。」(ヨハネによる福音書 8 章 31・32 節)
主イエスは、ここで「弟子」という言葉をお使いになっている。弟子とは、師匠について教
えを受ける者であるが、多くは厳しい指導を師より受けんがために、不自由な状態を甘
受せねばならない。それ故、主イエスのお言葉は実に矛盾するかに思われる。
しかし、どうであろうか。真に師の下で、忠実に教えを乞うた者は、やがて師より受けた
教えを自らのものとしていく。たとえば、礼拝堂でお聞きするオルガニスト野町先生の演
奏は、指を、足を、身体全体をお使いになられ、素人の私からすると、実に自由自在に
なされておるようにお聞き、また、お見受けする。それは、先生ご自身が忠実に師匠から
チャペルでは、
1.脱帽
2.喫煙、飲食は厳禁
3.携帯電話等の電源を切る。
4.静粛を保つ。
チャペルアワーにおいては、
1.開始時刻まで、聖書箇所を黙読し、黙想をする。
2.司会者、担当者の指示に従う。
3.讃美(讃美歌斉唱)は、歌詞を味わいつつ、心を合わせて行う。
4.聖書朗読の際は、自身の聖書、または配布プリントに目をやり、
朗読に耳を傾ける。
5.語られるメッセージを静かに拝聴する。
6.讃美、聖書朗読、メッセージの間、一切私語は慎む。
7.「キリスト教概論(5)」の登録者は、受付で出席カードを受け取り、
退出時に指定のボックスに入れる。
教えを受けてこられ、そして、また、師匠の教えを今も尚受け続けておられるからでいらっ
しゃる、すなわち、師の「言葉にとどまり」続けておられるからである、と私は考える。
先の主イエスのお言葉は、私たちに語り掛けます。
「わたしの言葉にとどまるならば、あなたたちは本当にわたしの弟子である。あなたたちは
真理を知り、真理はあなたたちを自由にする。」
日本基督教団
香川教会
〒761-8078 高松市仏生山町甲2159-4
087-889-4311
大学時代は、人生の中でも最も多くの自由が与えられている時代かもしれない。しか
し、最も不自由な状態に置かれる、そのような時期でもある。大学は「真理」を学ぶ場で
ある。多くの学問に触れ、貪欲に真理の探究を行っていっていただきたい。そのように学
今治教会
〒794-0043 今治市南宝来町1-1-2
生の皆さんにお勧めするが、しかしながら、究極の真理は、イエスキリストご自身である、
日本伝道隊
と聖書は語る。そして、その主イエスを知る者は弟子となり、自由とされるのである。
津田キリスト教会
聖書のこの箇所で主イエスを信じた、とされているユダヤ人たちであるが、彼らは結局
〒769-2401 さぬき市津田町津田1010-7
主イエス様のお言葉を受け入れることが出来ず、果ては主イエスを石打ちにしようとまで
日本イエス・キリスト教団
している。彼らは、主イエスのお言葉にとどまることが出来なかったわけである。
高松新生教会
この四国学院に集められた学生の皆さんに、是非お勧めしたい。日々、聖書から神の
言葉、イエスキリストの言葉をお聞きし、耳を傾けていっていただきたい。とどまり続けてい
ただきたい。そして、本当の真理を、本当の自由を知る者となっていっていただきたい。そ
のように願う。
〒760-0054
高松市宮脇町2-10-67
0897-40-4735
0879-42-5170
087-861-0328
時間 10:45~11:05a.m.
チャペルヘの招き
2012 年 5 月 28 日
№402(2012-4 号)
わたしはお前たちに新しい心を与え、お前たちの中に新しい霊を置く。
(エゼキエル書36:26)
5月28日(月)
担 当 得永幸子(宗教委員長補佐)
題 目 つくり主への感謝
聖 書 詩篇91:1-2
讃美歌 21-6
奏
楽
村上しのぶ(本学非常勤講師)
5月29日(火)
担 当 合葉やよひ(日本長老教会
満濃キリスト教会信徒)
題
目 イエス様に会えて幸せ
聖
書 ガラテヤの信徒への手紙3:3-5
讃美歌
奏 楽
21-6
野町太郎
5月30日(水)
担 当 詫間佳子(キャンパスソーシャルワーカー)
題 目 喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい
聖 書 ローマの使徒への手紙12:15
讃美歌 21-6
奏
四国学院大学
宗教センター
www.sg-u.ac.jp
メールアドレス [email protected]
楽
野町太郎
5月31日(木)
担 当 中島美和(救世軍高松 小隊長)
題 目 恐れよ、さようなら
聖 書 ヨハネの手紙一4:16-18
讃美歌 21-6
奏
楽
野町太郎
6月1日(金)
担 当 岡田真希(日本基督教団丸亀教会牧師)
題 目 わたしの血、契約の血
聖 書 マタイによる福音書26:26-30
讃美歌 21-6
奏 楽 野町太郎
場所 清泉礼拝堂
6月4日(月)
担 当 得永幸子(宗教委員長補佐)
題 目 神の翼の陰に抱かれるとき
聖 書 詩篇91:1-5
讃美歌 21-18
奏
楽
村上しのぶ(本学非常勤講師)
6月5日(火)
担 当 成田信義(日本基督教団土佐教会)
題 目 「できない」という力
聖 書 出エジプト記1:22-2:10
讃美歌 21-18
奏 楽 野町太郎
6月6日(水)
担 当 中村寿夫(日本長老教会
満濃キリスト教会牧師)
題
目 私のところに来なさい
聖
書 マタイによる福音書11:28
讃美歌
21-18
奏
野町太郎
楽
6月7日(木)
担 当 丸畑幸夫(本学元教授)
題 目 「迷い出た羊」のたとえ
聖 書 マタイによる福音書18:10-14
讃美歌 21-18
奏
楽
野町太郎
6月8日(金)
担 当 渡邉祐(日本キリスト教会
観音寺教会牧師)
題
目 必要なことはただ一つ
聖
書 ルカによる福音書10:42
讃美歌 21-18
奏
楽
野町太郎
◆◆チャペルの心得◆◆
「神を愛する者たち、つまり、御計画に従って召された者たちには、万事が益となるよう
に共に働くということを、わたしたちは知っています。」
ローマの信徒への手紙
8
28
神さまを信じるということはどういうことでしょうか。
まず、私は信じるということは、結局、目に見えないものを「ある」と思っていることだ
と思っています。たとえば、命や魂などは決して見ることができません、また手でふれる
こともできません。しかし、我々は、生き物や草花が生きている姿を見て、私たちは「命
があること」「魂があることを」知ることができるのです。
私が信じている神さまも決して目で見えません。手でさわることもできません。ただ、
神さまが生きて働いておられるのではないか、と思われる出来事を通して、「神さまの存
在」を我々は知るのではないかと思います。
私は信じるということは、自分を決して洗脳することではなく、「神さまがいると考え
たほうが納得できる。」という場合に神さまを信じれば良いと思っています。言葉を選ば
なければならないですが、むやみやたらに何でも神の恵みだと思い込むよりは、疑う気持
ちを持っているほうが人間として、むしろ当然の思いかもしれません。
私たちは嬉しいことがあると、「神さまのおかげだ」と喜びます。悲しいことがあると
「神さまなんかいない」と嘆きます。良く考えてみると、それらは、あくまでもすべて自
分の利害で考えていて、神さまの本意がどこにあるのかはまったく無関係であったりする
のです。多くの場合、どんな時でも神は沈黙を守ったままです。沈黙のまま神さまは、私
たちのすることをただ見守っておられる場合が多いのです。
神さまのご計画というのは、多くの場合、人間の予想よりもはるかに長い時間をかけて
実現するものと実感しています。
四国学院大学が、神さまのご計画によって存在していること、この大学で学ぶみなさん
は、神さまに愛され、神さまがみなさん一人ひとりを導いて下さっていること、そして、
我々、この大学で働く教職員は、神さまのご計画によって、集められ、みなさん一人ひと
りをサポートする役割も担っていることをお伝えしたいと、心から望んでいます。
チャペルでは、
1.脱帽
2.喫煙、飲食は厳禁
3.携帯電話等の電源を切る。
4.静粛を保つ。
チャペルアワーにおいては、
1.開始時刻まで、聖書箇所を黙読し、黙想をする。
2.司会者、担当者の指示に従う。
3.讃美(讃美歌斉唱)は、歌詞を味わいつつ、心を合わせて行う。
4.聖書朗読の際は、自身の聖書、または配布プリントに目をやり、
朗読に耳を傾ける。
5.語られるメッセージを静かに拝聴する。
6.讃美、聖書朗読、メッセージの間、一切私語は慎む。
7.「キリスト教概論(5)」の登録者は、受付で出席カードを受け取り、
退出時に指定のボックスに入れる。
日本基督教団
丸亀教会
〒763-0026 丸亀市六番丁9-4
0877-22-4450
土佐教会
〒780-0863 高知県高知市与力町5-18
088-872-7127
日本長老教会
満濃キリスト教会
〒766-0013 仲多度郡満濃町東高篠181-2
0877-75-2510
日本キリスト教会
観音寺教会
〒768-0012 観音寺市植田町西下1875-2
清水幸一(本学教授)
0875-25-0025
救世軍
高松小隊
〒760-0026 高松市錦町2-9-26
087-851-0752
チャペルヘの招き
2012 年 6 月 11 日
№403(2012-5 号)
希望はわたしたちを欺くことがありません。
わたしたちに与えられた聖霊によって、
神の愛がわたしたちの心に注がれているからです。
(ローマの信徒への手紙5:5)
時間 10:45~11:05a.m.
場所 清泉礼拝堂
文学部週間
社会学部週間
6月11日(月)
担 当 東城眞造(本学名誉教授)
題 目 チャペルの思い出
聖 書 マタイによる福音書7:7-13
讃美歌 21-522
奏
楽
村上しのぶ(本学非常勤講師)
奏
楽
村上しのぶ(本学非常勤講師)
6月12日(火)
担 当 速水清隆(本学教授)
題 目 水を注ぐ
聖 書 コリントの信徒への手紙一3:6-9
讃美歌 21-522
奏 楽 野町太郎
6月19日(火)
担 当 べドロー・マイケル(本学教授)
題 目 帝国の栄枯盛衰
聖 書 詩編137:1-4、歴代誌下36:19-
21、エズラ記1:1-11
讃美歌 21-575
奏 楽 野町太郎
6月13日(水)
担 当 池内功(本学教授)
題 目 あなたを罪に定める者
聖 書 ヨハネによる福音書8:1-11
讃美歌 21-522
6月20日(水)
担 当 土井省吾(本学教授)
題 目 空の空、そして結論
聖 書 コヘレトの言葉1:2-11、11:9-1
2:2,12:9-10,13,14
讃美歌 21-575
奏
楽
野町太郎
6月14日(木)
担 当 須浪敏子(本学教授)
題 目 祈り
聖 書 マタイによる福音書6:22-23
讃美歌 21-522
奏
四国学院大学
宗教センター
www.sg-u.ac.jp
メールアドレス [email protected]
6月18日(月)
担 当 ムアンギ・ゴードン(本学教授)
題 目 危機の時こそ真実を
聖 書 ヨハネの黙示録3:15-16
讃美歌 21-575
楽
野町太郎
6月15日(金)
担 当 山本精一(本学教授)
題 目 死と愛
聖 書 ヨハネの手紙一3:13-16
讃美歌 21-522
奏 楽 野町太郎
奏
楽
野町太郎
6月21日(木)
担 当 片山昭彦(本学准教授)
題 目 健康は何のために?
聖 書 イザヤ書38:16
讃美歌 21-575
奏
楽
野町太郎
6月22日(金)
担
当
題
目
聖
書
讃美歌
奏
楽
橋本一仁(本学教授)
レンギョウの咲く国で2
マタイによる福音書5:43-48
21-575
野町太郎
かかわりつづける
詫間佳子(キャンパス・ソーシャルワーカー)
喜ぶ人と共に喜び、泣く人と共に泣きなさい(ローマの使徒への手紙 12:15)
◆◆チャペルの心得◆◆
私は、2008 年に四国学院大学にキャンパス・ソーシャルワーカーとして配置され、今
年で 5 年目を迎えます。
よく聞かれることのひとつに、ソーシャルワーカーって何ですか?スクールカウンセラ
ーとどう違うんですか?というものがあります。ちょっと荒っぽい表現になりますが、カ
ウンセラーは、その人の心の中に起こっている問題をカウンセリングによって整理するこ
とで解決していこうとします。ソーシャルワーカーは、その人と環境との間がうまくつな
がっていない、折り合いがとれていないために問題が起こっていると考えます。環境とい
うのは、家族だったり、友達だったり、学校や社会、制度だったりもします。そして、何
ができるのかを一緒に考えるのが役割だと考えています。
ソーシャルワーカーとして、まず、その人の話をよく聴くことから始めます。ただ話を
聴いてほしいというなら、そうします。その上で、先生と一緒に話すことが必要であれば、
そうしますし、お父さんやお母さんと話すことが必要であれば、そうします。先生や家族
の人に来ていただくのも、自分でお願いできるなら、その方法を一緒に考えますし、難し
いのならソーシャルワーカーのほうから出かけても行きます。あるいは、病院に行く事こ
とが必要であれば一緒に病院にも行きます。話を聞いた上で、ソーシャルワーカーが必要
だと考えることをすすめ、その人が納得できるまで伝えたり、待ったりもします。大学の
中だけで解決が難しい時は、学外の資源、人や場所を紹介してつなぎます。
まずは、話を聴くこと、そして一緒に考えること、これがワーカーのできること、する
ことです。
仕事柄、人との出会いは多く、また、その人の人生、生活そのものに触れる機会がたい
へん多くあります。そのひとの人生からすれば、ほんの一瞬の時であったり、あるいは、
しばらくのひとときを寄り添っていたりします。
特に、出会いの時や場面は、困難な出来事の真っ最中であったり、自分だけではどうす
ることもできなくて、くじけてへこんでいたりします。そのような中にあっても、人はま
た「自分」を見つめ直し、自分の進んでいきたい道を見つけ、笑顔で自分の人生を生きて
いきます。
また、一方で多くの人との出会いの中には、未だに心に重く残る苦い思い出もあります。
もっと何かできたのでないか。もっと自分に力があれば、その人の生活が変っていたので
はと思いながら、変えることのできない過去や動かない現実の前に、結局何もできないま
までいた自分がいます。
そのような思いを一つひとつ肩に背負いながら、だからこそ、今ここの、現実や人とか
かわりつづけていくことに一心になろうとし、力をももらっているのだと感じています。
チャペルでは、
1.脱帽
2.喫煙、飲食は厳禁
3.携帯電話等の電源を切る。
4.静粛を保つ。
チャペルアワーにおいては、
1.開始時刻まで、聖書箇所を黙読し、黙想をする。
2.司会者、担当者の指示に従う。
3.讃美(讃美歌斉唱)は、歌詞を味わいつつ、心を合わせて行う。
4.聖書朗読の際は、自身の聖書、または配布プリントに目をやり、
朗読に耳を傾ける。
5.語られるメッセージを静かに拝聴する。
6.讃美、聖書朗読、メッセージの間、一切私語は慎む。
7.「キリスト教概論(5)」の登録者は、受付で出席カードを受け取り、
退出時に指定のボックスに入れる。
時間 10:45~11:05a.m.
場所 清泉礼拝堂
社会福祉週間・マイノリティーウィーク
チャペルヘの招き
2012 年 6 月 25 日
№404(2012-6 号)
しかし、その方、すなわち、真理の霊が来ると、
あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。
(ヨハネの福音書 16:13)
6月25日(月)
担 当 合田盛人(本学准教授)
題 目 人を咎めない、裁かない
聖 書 ヨハネによる福音書8:3-7
讃美歌 21-532
奏
楽
新宮久子(本学非常勤講師)
善通寺キリスト教会牧師)
友情
聖 書 サムエル記下1:17-27
讃美歌 461
題
目
奏
楽
新宮久子(本学非常勤講師)
7月3日(火)
担 当 加藤親平(日本キリスト改革派
6月26日(火)
担 当 森内智子(本学准教授)
題 目 人を理解すること
聖 書 コリント人への手紙一13:12
讃美歌 21-532
奏 楽 新宮久子(本学非常勤講師)
題
目 ラッキーな人
聖
書 エフェソの信徒への手紙1:11
6月27日(水)
担 当 崔 雅 絹(本学卒業生)
題 目 かけがえのない時
聖 書 伝道の書3:1-11
讃美歌 21-532
7月4日(水)
担 当 久保量生(善通寺バプテスト教会牧師)
題 目 聖書の有益性について
聖 書 テモテへの手紙二3:16
讃美歌 461
奏
楽
野町太郎
6月28日(木)
担 当 片岡信之(本学助教)
題 目 震災とマイノリティ
聖 書 マタイによる福音書25:35-40
讃美歌 21-532
奏
四国学院大学
宗教センター
www.sg-u.ac.jp
メールアドレス [email protected]
7月2日(月)
担 当 斎賀稔(日本福音キリスト教会連合
楽
野町太郎
6月29日(金)
担 当 石井洗二(本学教授)
題 目 貧しく小さくされている人たち
聖 書 マタイによる福音書5:1-3
讃美歌 21-532
奏 楽 野町太郎
善通寺教会牧師)
461
奏 楽 野町太郎
讃美歌
奏
楽
野町太郎
7月5日(木)
担 当 鎌倉克英(本学非常勤講師)
題 目 人のおもな目的とは
聖 書 コリントの信徒への手紙一10:31
讃美歌 461
奏
楽
野町太郎
7月6日(金)
担
当
題
目
聖
書
讃美歌
奏
楽
島達夫(文学部教授)
奇蹟について
マタイによる福音書4:1-11
461
野町太郎
「すべて疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところに来なさい。わたしが
あなたがたを休ませてあげます」
マタイによる福音書 11 章 28 節
◆◆チャペルの心得◆◆
イエス・キリストが語られたことばの中でも、特に多くの人々の心に残って来たも
のがあります。その中の一つが今朝のことばです。
1. このことばは、疲れた人、重荷を負っている人に向けられています。
徳川家康は「人の一生は重荷を負うて遠き道を行くがごとし」と言ったそうです
が、まことに私たちの人生には、担うべき重荷がたくさんあり、疲れはててしまうこ
とも多いのです。そして、もしあなたも疲れているなら、重荷に耐えかねているなら、
イエス様はあなたに向かってこのことばを語っておられます。イエス様は、あなた
を休ませてくださるのです。
2. イエス様は、「来なさい」と言っておられます。
これは「遠慮するな」「私なんか駄目ではないかと思うな」ということです。
私たちは、イエス様のところに行きたくても行けないと思っています。ある人は、
「自分はイエス様を信じたいが、親が許してくれない」とか、「今は勉強がある」「就
職しなくてはならない」とか、いろいろな理由があります。それも重荷なのです。
イエス様は、その重荷を持ったまま、「わたしのところに来なさい。あなたがた
を休ませてあげます」と言っておられます。
3. イエス様は、「わたしが休ませてあげよう」と言っておられます。
イエス様は、「わたしのところに来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげ
よう」と言われました。「自分で疲れをいやしなさい」「重荷は自分で軽くしなさい」
でもありません。 因果応報ということばがあります。私たちが苦しむのは、自分の
した ことだから仕方がない。あるいは先祖のしたことの報いを受けているのだか
ら、あきらめなさい、と言うのです。「自己責任」は大切ですが、自分で解決出来な
いこともあるでしょう。人間にとって最大の重荷は、何でしょう。それは罪の重荷で
す。私たちは自分の犯した罪を忘れることが出来ません。自責の念を持つのです。
しかし、イエス様は、私たちの犯した罪をさえも自ら背負い、十字架にかかって死
んでくださいました。私たちの身代わりになってくださったのです。
イエス様は、「すべて重荷を負っている人、疲れた人はわたしのところに来な
さい」 とおっしゃっています。イエス様があなたの重荷を負い、疲れをいやしてくだ
さるのです。
チャペルでは、
1.脱帽
2.喫煙、飲食は厳禁
3.携帯電話等の電源を切る。
4.静粛を保つ。
チャペルアワーにおいては、
1.開始時刻まで、聖書箇所を黙読し、黙想をする。
2.司会者、担当者の指示に従う。
3.讃美(讃美歌斉唱)は、歌詞を味わいつつ、心を合わせて行う。
4.聖書朗読の際は、自身の聖書、または配布プリントに目をやり、
朗読に耳を傾ける。
5.語られるメッセージを静かに拝聴する。
6.讃美、聖書朗読、メッセージの間、一切私語は慎む。
7.「キリスト教概論(5)」の登録者は、受付で出席カードを受け取り、
退出時に指定のボックスに入れる。
日本キリスト改革派
善通寺教会
〒765-0013 善通寺市文京町4-9-22
0877-62-1521
単立
善通寺バプテスト教会
〒765-0022 善通寺市稲木町506-5
0877-62-7799
日本福音キリスト教会連合
善通寺キリスト教会
〒765-0011 善通寺市上吉田町3-2-2 0877-62-0966
中村寿夫(満濃キリスト教会牧師)
時間 10:45~11:05a.m.
場所 清泉礼拝堂
チャペルヘの招き
2012 年 7 月 9 日
№405(2012-7 号)
疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
(マタイによる福音書11:28)
学生週間
7月9日(月)
担 当 得永幸子(社会福祉学部教授)
題 目 御国が来ますように
聖 書 マタイによる福音書6:10
讃美歌 228
奏
楽
新宮久子(本学非常勤講師)
7月10日(火)
担 当 谷原博信(本学非常勤講師)
題 目 移動する神殿
聖 書 マタイによる福音書 21:12-13、
コリントへの手紙一6:19、ローマ人への手紙10:13
讃美歌 228
奏 楽 新宮久子(本学非常勤講師)
7月11日(水)
担 当 浜島敏(本学名誉教授)
題 目 地の果て日本
聖 書 使徒言行録1:8
讃美歌 228
奏
楽
野町太郎
7月12日(木)
担 当 新垣努(恵みキリスト教会シャローム牧師)
題 目 アテネの説教
聖 書 使徒への働き17:22-34
讃美歌 228
奏
四国学院大学
宗教センター
www.sg-u.ac.jp
メールアドレス [email protected]
楽
野町太郎
7月13日(金)
担 当 木俣努(本学監事)
題 目 今は学ぶとき
聖 書 フィリピの信徒への手紙3:12-16
讃美歌 453
奏 楽 野町太郎
7月16日(月)
担 当 安田声(社会福祉学部 3 年)
題 目 復興ふうせん
聖 書 イザヤ書60:22
讃美歌 21-515
奏
楽
新宮久子(本学非常勤講師)
7月17日(火)
担
当
題
目
聖
書
讃美歌
奏
楽
三木満(社会福祉学部 2 年)
弱さ~このままの姿で~
コリントの信徒への手紙二12:9-10
21-515
野町太郎
7月18日(水)
担 当 野口ひかり(社会福祉学部 2 年)
題 目 私の支え
聖 書 マタイの福音書11:28
讃美歌 21-515
奏
楽
野町太郎
7月19日(木)
担 当 中島歩(社会福祉学部 3 年)
題 目 わかちあい
聖 書 ローマ人への手紙15:7
讃美歌 21-515
奏
楽
野町太郎
7月20日(金)
担
当
題
目
聖
書
讃美歌
奏
楽
コルデロ・ホァン(文学部 1 年)
祈りの大切さ
ルカによる福音書18:1-8
21-515
野町太郎
日本キリスト教会観音寺教会 渡邉 祐
「主はお答えになった。『マルタ、マルタ、あなたは多くのことを思い悩み、心乱し
ている。しかし、必要なことはただ一つだけである。マリアは良い方を選んだ。それ
を取り上げてはならない』」(新共同訳:ルカによる福音書10:41、42)
「必要なただ一つのこと」とは皆さんにとって何でしょうか。
この物語は「マルタとマリア」の姉妹の物語の一節です。ある日、二人の家に主イ
エスがおいでになりました。出来る限りのもてなしをしようと心砕く姉のマルタに対
して、何もせずに静かに御言葉に耳を傾ける妹のマリアがいます。
マルタは、世の常識や規範を重視する生真面目な女性だったのでしょう。しかし
妹のマリアは、大切な客人の接待を放棄してまで、ただ主イエスの足もとに座って主
の言葉に聞き入る態度を崩しませんでした。マルタは、そんな妹の常識外れの立場に
腹を立て、思わず主イエスにまで不満をぶつけてしまったのです。
そこで、主イエスはマルタに優しく語り掛けました。それが冒頭の御言葉です。口
語訳聖書では、
「思い悩む」という言葉は、
「多くのことに心を配って」と、また「心
を乱している」は「思い煩っている」と訳されています。つまり、「忙しさ」が「無
くてならぬもの」を見失わせ、あれもこれもと思いながら、心が分裂している状態が
言われているのです。
このマルタの姿の中に、「忙しい」と言って日々を生きる私たちの姿を見ることが
できます。現代はスピードが求められ、能率が重視される時代です。短時間で多くを
達成することが要求され、数の多さが幅をきかせ、その質や内容は二の次になります
。そこに情報網のさらなる発達が拍車をかけ、私達を多忙の中に押し流していくので
す。そこには心のゆとりがありません。忙しいとは、まさに心が滅びるということで
す。素晴らしい才能を持ち、高度な技術を身につけても、心や魂を失ってしまったな
らば、それは本当に残念なことですね。
この物語は、人間が「肉体的な限界を持つ存在」であることを示しています。そう
であるがゆえに、私たちは日々の生活に追われながらも、しかし完全に日常性に埋没
してしまうことはできない存在なのです。そして、それを自覚するからこそ、人間を
超えた永遠なる存在の確かさ、神様の確かな導きを求めざるを得ないのではないでし
ょうか。
マリアにとって、それは「神の言葉」でした。彼女が主イエスの足元の座ってただ
御言葉に聞き入っていたのは、自分が主イエスの愛によって生かされていることを深
く知り、主の言葉に自分の存在の拠り所を見出していたからなのです。それこそがマ
リアにとって「必要なただ一つのこと」なのです。私たちは、自分一人で生きている
ように見えますが、実は、生かされて生きているのです。
大学における毎朝の礼拝は、そうした目に見えないものに心の目を注ぐ重要な機会
です。皆さんも学生生活の中で、また卒業後も忙しい日々の中で自分を見失いそうに
なった時には、主イエスの御言葉を思いだしてください。「必要なことはただ一つだ
けである」とおっしゃった主イエスの言葉に静かに耳を傾けてみてください。
◆◆チャペルの心得◆◆
チャペルでは、
1.脱帽
2.喫煙、飲食は厳禁
3.携帯電話等の電源を切る。
4.静粛を保つ。
チャペルアワーにおいては、
1.開始時刻まで、聖書箇所を黙読し、黙想をする。
2.司会者、担当者の指示に従う。
3.讃美(讃美歌斉唱)は、歌詞を味わいつつ、心を合わせて行う。
4.聖書朗読の際は、自身の聖書、または配布プリントに目をやり、
朗読に耳を傾ける。
5.語られるメッセージを静かに拝聴する。
6.讃美、聖書朗読、メッセージの間、一切私語は慎む。
7.
「キリスト教概論(5)」の登録者は、受付で出席カードを受け取り、
退出時に指定のボックスに入れる。
単一
恵みキリスト教会シャローム
〒765-0073 善通寺市中村町2088-3
宗教委員長
宗教センタースタッフ
0877-63-3738
清水幸一(総合教育研究センター教授)
澤井愛梨
時間 10:45~11:05a.m.
音楽週間
チャペルヘの招き
7月23日(月)
担 当 平垣聖大(文学部人文学科 2 年)
題 目 その日全世界が~新しい賛美の時間~
聖 書 歴代誌上15:16
2012 年 7 月 23 日
№406(2012-8 号)
疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
(マタイによる福音書11:28)
7月24日(火)
担 当 一粒の麦
題 目 みんなで賛美しましょう!
聖 書 歴代誌上15:16
7月25日(水)
担 当 速水清隆(本学教授)
題 目 永遠の命とは・・
~「ヨハネ福音書」をうたう~
聖 書 歴代誌上15:16
7月26日(木)
担 当 野町太郎(本学オルガニスト)
題 目 オルガン音楽
聖 書 歴代誌上15:16
四国学院大学
宗教センター
www.sg-u.ac.jp
メールアドレス [email protected]
7月27日(金)
担 当 金子えつこ(本学非常勤講師)
題 目 だんだんとゆきづまってゆく時に
聖 書 歴代誌上15:16
讃美歌 461
奏 楽 野町太郎
場所 清泉礼拝堂
◆◆チャペルの心得◆◆
ミッション・スクールのセミナリウム
山本精一(本学教授)
日本には「ミッション・スクール」と呼ばれる学校が沢山ある。四国学院もそうした「ミ
ッション・スクール」の一つである。この様によく耳にする言葉ではあるが、その実態如
何となると存外おぼつかない。この英語を辞書首っ引きで直訳すると、「派遣・学校」と
訳すことも可能である。しかし「派遣・学校」と聞いて反射的に、「あー、あの派遣業で
やりくりしている学校のことね」などと早とちりする人がいるかもしれない。しかしその
人を頭ごなしに非難するわけにもいかない。現代日本を生きる若者にとって、「派遣」と
いう言葉のリアリティーは、むしろそちらの側にあるからである。そのことの背景には、
かつて自民党小泉政権時に改悪された、いわゆる「改正」派遣法以後の派遣型労働の蔓延
がある。この法の下で、派遣労働者の地位待遇は、雇用者のご都合と貪りに曝され、格差
拡大は若年層を中心に広がり続けている。ミッション・スクールのミッションとは、そう
した貪りの「派遣」と、言葉の上だけでなく実態としても、馴れ合うものであってはなら
ない。
ここで思いを潜めるべきミッションとは、破れきったこの私のためにそしてそのような
私の代わりに、イエスが自らの生と死を捧げつくしたということ、そのことにすべての基
礎を置く。使命(=ミッション)とは、そこから贈られ手渡されてくる使命のことである。
このイエスの使命を、教育という人間にとっての根源的活動のうちに、さまざまな軋轢に
もかかわらず、悔い改めと形成の礎石として全面的に迎え入れるという決断の下されたと
ころ、そこにミッション・スクールは立つ。すなわち使命(ミッション)が学校(スクー
ル)を建立するのであって、ゆめゆめその逆ではない。この順序が逆転するとき、ミッシ
ョン・スクールの退嬰が始まる。
その際、その現場に立たされる者は、第一義的には、「大学教授」でもなければ「大学
職員」でもなければ「大学人」でもない。一人の裸の罪人でしかない。ミッション・スク
ールとは、「知」に対するこの躓きを孕んでいる。しかしその罪人をこそ、イエスは最後
に至るまで愛し通された。ミッションの現場に押し出され派遣される人は、自分自身の最
も汚れたところをしゃがみこんで洗うイエスに、かつてどこかで出会い、今ここで出会い
、今後どこかで出会うかもしれない。その出会いに賭けることがなければ、「最後まで愛
し通される」(ヨハネ福音書 131-11)というイエスについての証言は、権力を愛好してや
まない祭司・律法学者にとってと同様、聞き流すべき絵空事にしかなるまい。この「愛の
経験」に洗われた教育・研究のかたちを呻き求めるところ、そこにミッション・スクール
の苗床(セミナリウム)がある。
チャペルでは、
1.脱帽
2.喫煙、飲食は厳禁
3.携帯電話等の電源を切る。
4.静粛を保つ。
チャペルアワーにおいては、
1.開始時刻まで、聖書箇所を黙読し、黙想をする。
2.司会者、担当者の指示に従う。
3.讃美(讃美歌斉唱)は、歌詞を味わいつつ、心を合わせて行う。
4.聖書朗読の際は、自身の聖書、または配布プリントに目をやり、
朗読に耳を傾ける。
5.語られるメッセージを静かに拝聴する。
6.讃美、聖書朗読、メッセージの間、一切私語は慎む。
7.「キリスト教概論(5)」の登録者は、受付で出席カードを受け取り、
退出時に指定のボックスに入れる。
宗教センターからのメッセージ
27 日をもちまして、しばらくチャペルアワーはお休みとなります。23 日か
らの 5 日間の前期最後のチャペルアワーは音楽週間ということで、それぞ
れが思い思いの曲を選曲し、楽器を持ち寄って演奏したり、歌を歌った
りとミニコンサートを開きます。テスト期間中で、忙しい時間を過ごしてい
る学生さん!その慌しい毎日の中で、チャペルで一息つき、心静かにパ
イプオルガンの美しい調べややさしい歌声に耳を傾ける時間を楽しんで
みませんか? (澤井)
宗教委員長
宗教センタースタッフ
清水幸一(総合教育研究センター教授)
澤井愛梨
時間 10:45~11:05a.m.
場所 清泉礼拝堂
チャペルヘの招き
2012 年 10 月 1 日
№407(2012-9 号)
疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
(マタイによる福音書11:28)
総合教育研究センター週間
10月1日(月)
担 当 得永幸子(社会福祉学部教授)
題 目 疲れて帰る家のように
聖 書 マタイによる福音書11:27-30
チャペルアワーはお休みです。
賛美歌
517
奏
新宮久子(本学非常勤講師)
楽
10月2日(火)
担 当 清水幸一(宗教委員長)
題 目 出来ることを誇るのではなく、
出来ないことを誇ろう
聖 書 マタイによる福音書18:1-5
10月10日(水)
担 当 山崎晶(総合教育研究センター准教授)
題 目 「イミフ」な言葉
聖 書 ローマの信徒への手紙5:1-5
517
奏 楽 野町太郎
賛美歌
308
奏
野町太郎
10月4日(木)
担 当 渡邉祐(本学非常勤講師/日本キリスト教会観
音寺教会牧師)
題
目 敵を愛す
聖
書 ルカによる福音書6:27-28
517
奏 楽 野町太郎
賛美歌
10月5日(金)
担 当 木村一雄(本学非常勤講師/
メールアドレス [email protected]
308
奏 楽 野町太郎
10月3日(水)
担 当 速水清隆(文学部教授)
題 目 失われたものを捜して
聖 書 ルカによる福音書19:1-10
賛美歌
www.sg-u.ac.jp
10月9日(火)
担 当 生天目知美(総合教育研究センター准教授)
題 目 その力はどこから来るのか
聖 書 ローマの信徒への手紙5:1-5
賛美歌
517
奏 楽 野町太郎
賛美歌
四国学院大学
宗教センター
10月8日(月)
日本基督教団琴平教会牧師)
題
目 すでに、地の塩、世の光
マタイによる福音書5:13-14
ペトロの手紙一2:9-10
讃美歌 517
奏 楽 野町太郎
聖
書
楽
10月11日(木)
担 当 宮橋小百合(総合教育研究センター助教)
題 目 女性として生きること
聖 書 ローマの信徒への手紙5:1-5
賛美歌
308
奏
野町太郎
楽
10月12日(金)
担 当 中澤加代(総合教育研究センター助教)
題 目 出会わなければ…
聖 書 ローマの信徒への手紙5:1-5
308
奏 楽 野町太郎
賛美歌
★☆チャペルアワー担当者からのメッセージ☆★
★皆さん、キャンパスにお帰りなさい。後期のチャペルアワーが「ただいま!」と言って皆さんが帰
って来られるような温かいものになりますように!
得永幸子(社会福祉学部教授)
★出来ないことを知らない出来る人になることではなく、出来ないで苦しんでいる人の苦労がわかる
出来ない人になることに、私たちは招かれていることを、四国学院大学で神さまと出会った同窓生と
して語ります。
清水幸一(宗教委員長)
★学生時代に多くの出会いを経験していただきたい。とりわけ、主イエスとの出会いを。そう願いつ
つ、チャペルに立たせてもらいます。
速水清隆(文学部教授)
★皆様のお働きの上に主の御支えをお祈りいたします。
渡邉祐(本学非常勤講師/日本キリスト教会観音寺教会牧師)
★ 聖書の旅(イスラエル・ギリシャ・ドイツ)ガイド,渓流つり,自然観察。特技:アマゴ(渓流魚)の手掴み,
料理(和・洋・中)。牧師歴:24 年、講師歴 23 年。
木村一雄(本学非常勤講師/日本基督教団琴平教会牧師)
★持てる力が発揮できない時があれば、思う以上に発揮できることも。どうしたら発揮できるのかを
考えます。
生天目知美(総合教育研究センター准教授)
★何を言っているのか理解できない人の言葉も、無駄ではありません。聖書の言葉と共に考えてみま
しょう。
山崎晶(総合教育研究センター准教授)
★ 働き始めて、女性であることについて色々考えるようになりました。そのお話をしたいと思いま
す。
宮橋小百合(総合教育研究センター助教)
★四国学院大学の同窓生です。本学では初年次教育と外国語科目の英語を担当しています。
中澤加代(総合教育研究センター助教)
互いを受け入れあえる人に
(2012年7月19日のチャペルトークから)
社会福祉学部 4 回生
中島
歩
養護学校での実習をとおして、考えさせられことがあります。職員の方々は、毎日子どもたちと時
間を共に過ごしています。その中で、納得のいかないと感じた私の考えは、勉強不足であり、甘い考
え、感情的と自分の中で理由をつけて自分自身消化しようとしていました。しかし、もやもやした気
持ちを消化しきれず、実習生の話は受け入れられない、とわかっていても、どこかで受け止めてほし
招きの言葉
7 月から宗教委員長に就任した清水幸一です。微力ですが、神さまに祝福と導きをいた
だき、今までもそうであったように神さまと人に愛される宗教センターを目指したいと
願っています。
私は35年前、四国学院大学在学中にチャペルアワーで神さまの愛を知りました。私
自身、また多くの同窓生たちがそうであったように、まず、学生のみなさんに、チャペ
ルアワーに足を運んでもらいたいと願っています。四国学院大学のチャペルアワーは教
会の礼拝とは違います。もちろん、礼拝は主なる神さまを讃美する時間と場所を神さま
から与えられたものです。ただ、大学での礼拝は、みなさんに四国学院大学の建学の精
神のベースとなるキリスト教と出会ってもらうことが大切な目的です。
さて、神さまを信じるとは、どういうことでしょうか。神さまは目に見えないし、手
でさわることはできませんが、神さまが生きて働いておられるのではないかと思われる
出来事を通して、「ああ、やっぱり神さまはいる。」と思うことがあるのです。ただ、最
初から「神さまはいない。」と決めつけると、神さまの働きを感じることもできません。
「神さまはいるかもしれない。
」と思って心の準備ができている人しか、神さまの存在を
感じることはできないのです。私は、このように考えています。信じることは、自分を
洗脳することではありません。「神さまがいると考えたほうが納得ゆく。」という場合に
神さまがいると信じたら良いのです。
四国学院大学で毎朝、行われているチャペルアワーでは、いろんな人が、キリスト者
がどうか関係なく、自分自身の体験を語ってくれます。それぞれの体験に、神さまの存
在を私は強く感じます。もちろん、みなさんの仲間の学生たちも語ってくれます。
冒頭に書いたように、私は、四国学院大学で神さまと出会いました。こうして宗教委
員長としての役割を与えられたのも、神さまによって導かれ、これからも良い方向に導
いてくれると心から信じています。
私たち教職員は、みなさん一人ひとりが、四国学院大学のチャペルで、神さまと出会
えるように、心からサポートしたいと思っています。どうぞ、
「神さまはいるかもしれな
い。」と思ってチャペルアワーに参加してみて下さい。
清水幸一
い、共感してほしいという思いでいっぱいとなっていました。そんな時に、
「そう考えてしまうよね。」
と自分の気持ちに共感してくださった方との出会いがありました。自分の思いをわかってくれたと感
宗教センターからのメッセージ
じた時、受け取めてくれる人がいてくれるとわかったとき、なんだかわからないですが理屈ではなく、
ようこそチャペルへ。四国学院大学は、沢山のきっかけに溢れた大学でチャペルアワーでは
自分の気持ちを受け止めることができました。
ローマ人への手紙15:7には「私たちを受け入れてくださったように、あなたがたも互いに受け
入れなさい。
」という箇所があります。キリストは神様の御心のために生き、神様の栄光のために私
たちを受け入れてくださいました。私がよいからではなく、あるがままの姿を受け入れてくださった
ものごとの様々な考え方や捉え方に気付け、その気付きは今後の生活においても躓いた
時に答えを見つける道しるべになると思います。かけがえのない大学生活の中で、後期
も皆様に素晴らしい出会いがありますように。(澤井)
のです。「神様は私を受け止めてくださっている。」「神様は結果ばかりではなく、まずは受け止め
てくださり、否定せず、私を理解してくださっている。」神様が私を受け止めてくださっていること
を実感し始めたとき、誰かに受け入れられていると感じたとき、安心と安定を感じました。そして、
人から受け止められて始めて、周りの人を受け止めようとしている自分に気がつきました。神様が、
受け止めてくださっている。だから私も周りの人を受けとめたい。私も神様からの恵みに感謝をしな
がら、聖書の箇所のように「互いを受け入れあえる人」になりたいと強く願います。
日本キリスト教会 観音寺教会
〒768-0012 観音寺市植田町西下1875-2
0875-25-0025
日本基督教団 琴平教会
〒766-0004 仲多度郡琴平町榎井387-6
0877-75-1810
宗教委員長
清水幸一(総合教育研究センター教授)
宗教センタースタッフ
澤井愛梨
チャペルヘの招き
2012 年 10 月 15 日
№408(2012-10 号)
疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
(マタイによる福音書11:28)
時間 10:45~11:05a.m.
場所 清泉礼拝堂
建学の精神週間
秋季キリスト強調週間
10月15日(月)
担 当 安辰男(在日大韓基督教会
新居浜グレース教会牧師)
題
目 放蕩息子を招く神の愛
聖
書 ルカによる福音書15:11-32
賛美歌
422
奏
新宮久子(本学非常勤講師)
楽
メールアドレス [email protected]
奏
楽
新宮久子(本学非常勤講師)
10月23日(火)※10:45-11:25
担 当 ウイリアム・ロイド・モーア(本学理事)
題 目 ジャパン・ミッションとは
聖 書 マタイによる福音書28:18-20
賛美歌
21-412
奏 楽 野町太郎
賛美歌
10月17日(水)
担 当 漆原光徳(副学長)
題 目 野菜を食べていますか?
聖 書 ローマの信徒への手紙14:1-3
10月24日(水)※10:45-11:25
担 当 ウイリアム・ロイド・モーア(本学理事)
題 目 四国学院大学の始まり
聖 書 マタイによる福音書13:31-32
21-412
奏 楽 野町太郎
賛美歌
21-402
奏
野町太郎
10月18日(木)
担 当 神野明(副学長)
題 目 聖書における塩
聖 書 マタイによる福音書5:13
10月25日(木)※10:45-11:25
担 当 ウイリアム・ロイド・モーア(本学理事)
題 目 四国学院大学のこれからの歩み
聖 書 マルコによる福音書4:26-29
21-412
奏 楽 野町太郎
賛美歌
21-402
奏
野町太郎
賛美歌
www.sg-u.ac.jp
賛美歌 21-402
10月16日(火)
担 当 杉本孝作(副学長)
題 目 自主ゼミのこと(2)
聖 書 詩編121
賛美歌
四国学院大学
宗教センター
10月22日(月)
担 当 得永幸子(社会福祉学部教授)
題 目 小さな器に大きな希望
聖 書 マルコによる福音書1:16-20
学院創立63周年記念礼拝
10月19日(金) ※10:45-11:25
担
当
題
目
聖
書
讃美歌
奏
楽
山下慶親(本学理事長)
主イエスの模範に倣う
マタイによる福音書20:20-28
21-412
野町太郎
21-402
奏 楽 新宮久子(本学非常勤講師)
楽
楽
10月26日(金)
担 当 清水幸一(宗教委員長)
題 目 創立者たちの想いの源泉
聖 書 コリントの信徒への手紙一13:1-7
21-402
奏 楽 野町太郎
賛美歌
★☆チャペルアワー担当者からのメッセージ☆★
人生という名の旅
中澤加代(総合教育研究センター助教)
★放蕩息子とは誰でしょう。神は愛をもって放蕩息子を招いておられます。十字架にその愛は満ちているのです。
安辰男(在日大韓基督教会 新居浜グレース教会牧師 )
~多くの学生にチャペルアワーに足を運んでもらいたいという願いを込めて~
★四国学院に来て31年目になります。初期の教え子の子どもたちが入学しています。伝統が受け継がれています。
杉本孝作(副学長)
★院生の時、茨城県の教会にて受洗。1986 年に四国学院大学へ赴任現在に至る。専門はスポーツ科学。
漆原光徳(副学長)
★幼少より虫を愛す。現在も家では日本ミツバチを飼育したり、ジャコウアゲハの成長を観察したりしている。
神野明(副学長)
★今年は学院創立63周年。百周年には、どんな大学になっているだろうか。みんなで元気に前進していこう。
山下慶親(学校法人四国学院 理事長)
★創設期の四国学院キャンパスの中、教員住宅で最初に生まれた赤ん坊は多分私です。
得永幸子(社会福祉学部教授)
★本学を創立した先人たちの熱き想いの源泉である、キリスト教価値観について私なりの言葉でお伝えします。
清水幸一(宗教委員長)
タイトル:「その力はどこから来るか」
(2012 年 10 月 9 日のチャペルトークから)
生天目知美(総合教育研究センター准教授)
今年の夏、ロンドンオリンピックが開催されました。4年に一度の夢舞台で、選手たちはどの
ような過程を経て代表を勝ち取り、結果を残したのでしょうか。彼らがどのように持てる力を発
揮したのかを、2つの点から考えてみます。
1つ目は「心・技・体」のうちの「心」です。背泳ぎで銅メダルを獲得した寺川綾選手は、2004
年のアテネオリンピックで入賞してから低迷し、2009 年に平井コーチの元に来ました。3年後
のオリンピックで寺川選手がメダリストにまで成長した理由について、平井コーチは目標の持ち
方の明確化を挙げました。「日本一か?世界を目指すのか?」「どこを強化するのか?」。明確で
具体的な目標を持つことは、精神状態の波や不安要素の減少を生み、その結果、自分の実力が発
私は四国学院大学の同窓生ですが、在学中はチャペルアワーやチャペルでのイベント
に自主的に出席したことはほとんどありませんでした。当時の私は、チャペルはクリス
チャンでなければ本来は入ることが許されない神聖な場所であると信じていました。そ
のため、クリスチャンでない私にとっては近くにありながらも遠い存在でした。それに
加え、キリスト教の教えや眼に見えないイエス・キリストの存在とその愛について、わ
かるようでわからないという想いが膨らむにつれ、自然とチャペルから足が遠のいてい
たことを記憶しています。
時を経て、今度は学生ではなく教える立場として四国学院大学に戻ってくることが叶
い、自らの歩んできた人生(奇跡とも思える出会いや出来事・忘れ去りたい辛い思い出
についてなど)を振り返ってみようと思い、緊張しながらチャペルアワーに足を運び始
めました。クリスチャンであるかないかに関係なく、そこに集う人をいつも暖かく迎え
てくれるチャペルでチャペルトークと讃美歌に耳を傾けているうち、かつては敷居の高
いと感じていたチャペルが今では私にとって心休まる癒しの場所になっているように感
じられます。
私自身も今までに何度かチャペルアワーで自らの体験を語るという機会に恵まれまし
た。その時に必ず学生のみなさんに次のようなメッセージを伝えています。それは、人
生という旅を続けて行く中で人生を変える出会いがみなさんの未来には必ずあるという
こと、そしてあなたを愛してくれる人、あなたを必要としている人が必ずどこかに存在
していて奇跡とも言える確率であなたに出会うことを待ってくれているという「運命」
を信じてほしいということです。
これからも続くみなさんの人生という名の旅にはきっとたくさんの「運命」が用意さ
れていることでしょう。その旅の途中で運命に導かれ扉を開いた学び舎、四国学院大学。
みなさんがこの地で多くの素晴らしい出会いに恵まれ、「四国学院大学に入学してよか
った」と笑顔で卒業することができますように!
揮されやすくなるそうです。目標が具体化すれば、見える風景が変わります。ただがむしゃらに
泳いでいる時には見えなかったものが、目標をより強く意識することで見えるようになり、学ぶ
のだと思います。
2つ目は目標に対して行う努力の仕方です。ヒントになるのは、多くのオリンピック選手たち
宗教センターからのメッセージ
学園祭がもうすぐ始まります。宗教センターの新しい試みとして 10 月 20 日(土)の16時より
本学礼拝堂にて「オータムチャペルコンサート」を開催いたします。本学のパイプオルガン奏者で
が口にした、頑張る理由が自分のためだけではなく、自分以外の人のためでもあるということで
ある野町先生の奏でるパイプオルガンの音色や聖歌隊の歌声にどうぞ癒されてください。
す。今回のオリンピックで戦後最多の 11 個のメダルを獲得した競泳陣の推進力となったのは、
無料でどなたでも参加していただけます。詳しい案内につきましては、宗教センターの掲示板を
チーム力だと言われています。銅メダルを獲得した荻野公介選手、銀メダルを獲得した男子メド
ご覧ください。(澤井)
レーリレーの選手の言葉にはチームへの思いが込められていました。
目標に向かうとき、自分一人ではどれだけ強い気持ちを持っていても、さまざまな状況で頑張
りきれなくなってしまうことがあります。そこで力を貸してくれるのが、他の人への思いではな
いでしょうか。他の人のためにと考えることが、あともう一息踏ん張る力をもたらしてくれるの
です。
これら2つのヒントが学生の皆さんの目標に向かう力となるよう願っています。
在日大韓基督教会新居浜グレース教会
〒792-0802 愛媛県新居浜市新須賀町 4-5-20
宗教委員長
宗教センタースタッフ
0897-34-7953
清水幸一(総合教育研究センター教授)
澤井愛梨
チャペルヘの招き
2012 年 10 月 29 日
№409(2012-11 号)
疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
(マタイによる福音書11:28)
時間 10:45~11:05a.m.
場所 清泉礼拝堂
学生プロデュース週間
音楽週間
10月29日(月)
担 当 西原和代(本学非常勤講師)
題 目 愛について
聖 書 コリントの信徒への手紙一2:9
賛美歌
21-513
奏
新宮久子(本学非常勤講師)
楽
10月30日(火)
担 当 深津黎(文学部 1 年)
題 目 外に出てわかること
聖 書 コリントの信徒への手紙一13:12-13
21-513
奏 楽 野町太郎
11月5日(月)
担 当 新宮久子(本学非常勤講師)
得永幸子(社会福祉学部教授)
題 目 時には母のない子のように
聖 書 詩篇71:5-8
11月6日(火)
担 当 野町太郎(本学オルガン奏者)
題 目 さまよう人々への救い
聖 書 詩編78:35-39
イザヤ書55:12
賛美歌
10月31日(水)
担 当 得永幸子(社会福祉学部教授)
題 目 いのちをかける
聖 書 ヨハネによる福音書12:24
21-513
奏 楽 野町太郎
賛美歌
11月1日(木)
担
当
題
目
聖
書 チャペルアワーはお休みです。
11月7日(水)
担 当 速水清隆(文学部教授)
題 目 しもべは聞いております
~旧約聖書をうたう~
聖 書 サムエル記上3:10,
創世記12:1-3
出エジプト記3:11-12 他
11月8日(木)
担 当 一粒の麦
題 目 愛を賛美しよう
聖 書 詩編34:1
賛美歌
奏 楽
四国学院大学
宗教センター
www.sg-u.ac.jp
メールアドレス [email protected]
11月2日(金)
担
当
題 目 チャペルアワーはお休みです。
聖 書
讃美歌
11月9日(金)
担 当 聖歌隊
題 目 主の宮で神への賛美をささげよう
聖 書 イザヤ書38:19-20
☆ ★チャペルアワー担当者からのメッセージ☆★
「主イエスの模範に倣う」
理事長 山下慶親
(2012年10月19日学院創立63周年記念礼拝のチャペルトークから)
★ お腹に芽生えたときは 1 等賞、この世に生をうけたときも愛にあふれていましたね。
西原和代(本学非常勤講師)
★ 学生主体で計画されたチャペルです。ぜひお越しください。
深津黎(文学部 1 年)
★ 四国学院の学内住宅で育って私はキャンパスのポプラや、ユーカリの木に歌を歌って聞かせ
る変わった子でした。
得永幸子(社会福祉学部教授)
★ 時折ピンチヒッターで弾いていましたが、後期から毎週奏楽を担当することになりました。
どうぞよろしく。
新宮久子(本学非常勤講師)
★ 毎朝のチャペルに集われる皆さんや聖歌隊と共に賛美できることが嬉しいです。
野町太郎(本学オルガニスト)
★ 聖書のみ言葉に私なりのメロディをつけ、み言葉をそのままうたう、という讃美の一つのスタ
イルを今回もお示しします。
速水清隆(文学部教授)
★ 聖書研究会KGK一粒の麦です。私たちと一緒に愛を賛美しましょう。
一粒の麦
★ 私たちの奏でる賛美が多くの人の心に、何よりも神様に届きますように・・・心を込めて賛美
します。
聖歌隊
本日の礼拝では、2つの絵――画家田中忠雄と版画家渡辺禎雄の作品――が前に置かれ
ています。どちらの絵もイエスが弟子の足を洗う姿を描いています。身をかがめて他人の
足を洗うことは身分の低い者がすることでした。イエスは言います。「わたしがあなたが
たにしたとおりに、あなたがたもするようにと、模範を示したのである」(ヨハネ13:
15)。しかし、イエスの模範は、身を低くする謙遜さだけを示しているのでしょうか。
本日の聖書では、2人の弟子の母親がイエスの前にひれ伏して願いごとをしています。
イエスが栄光の座に着くとき、息子たちが両脇に座れるようにしてほしいという願いです。
これを聞いた他の弟子たちは当然にも憤慨します。彼らにも同じ願望があったからです。
弟子たちの心には、当時の社会の価値観や世間の常識が深く浸透していました。そのた
め、イエスは彼ら全員を呼び寄せて言います。
「異邦人の間では支配者たちが民を支配し、
偉い人たちが権力を振るっている。しかし、あなたがたの間では、そうであってはならな
い」
(マタイ20:26)。イエスは社会の実態をいやと言うほどよく知っていました。そ
して、「あなたがたの間では、そうであってはならない」と教えています。悪しき現状に
妥協し、同調し、従順になるようではいけないということです。弟子たちの足を洗うイエ
スの姿は、謙遜さの模範であるよりも、社会のあり方に追随することなく、むしろ批判的
な見方を持って違ったあり方をするようにという模範を示しています。
原発事故以降、これまで明らかになってきたことは、原発を推進してきた日本社会の「偉
い人たち」の無責任さや横暴さです。有名大学の卒業生である政界・官界・財界の指導者
たち、それに真実を語るべきマスコミ関係者たちや学者たちの姿には、私たちが本学の学
生たちに見倣ってほしいと思うような模範がどれほどあったでしょうか。キリスト教主義
の四国学院には託された使命があります。それは、「あなたがたの間では、そうであって
はならない」という主イエスの言葉をしっかりと聞き取っていくことです。四国学院は、
戦前と同じようであってはならないという深い悔い改めから出発しました。私たちは今、
学院創立時と同じように、新たな思いに立って、これからの時代における使命を担うこと
が求められています。
宗教センターからのメッセージ
1 週目は「愛」をテーマにお話いただきます。親子愛、夫婦愛、友達愛、子ども愛、そして神さ
まの私たちへの愛・・・気付いていないだけで、愛は身近にあるのではないでしょうか。そんな愛が
身近にあることに気付ける時間になりますように。2 週目は音楽週間ということで楽器を演奏し
たり歌ったりと楽しく賑やかないつもとは少し違うチャペルアワーをお楽しみください。(澤井)
宗教委員長
宗教センタースタッフ
清水幸一(総合教育研究センター教授)
澤井愛梨
チャペルヘの招き
2012 年 11 月 12 日
№410(2012-12 号)
疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
(マタイによる福音書11:28)
時間 10:45~11:05a.m.
場所 清泉礼拝堂
社会福祉学部週間
社会学部週間
11月12日(月)
担 当 得永幸子(社会福祉学部教授)
題 目 誰も知らないうちに
聖 書 詩篇23:1-4
賛美歌
21-371
賛美歌 301
奏
新宮久子(本学非常勤講師)
奏
楽
メールアドレス [email protected]
新宮久子(本学非常勤講師)
11月20日(火)
担 当 近藤剛(社会学部助教)
題 目 親に感謝・妻に感謝・娘に感謝
聖 書 フィリピの信徒への手紙4:6
賛美歌
21-371
奏 楽 野町太郎
賛美歌
11月14日(水)
担 当 村上武志(社会福祉学部教授)
題 目 人生の歩みについて
聖 書 フィリピの信徒への手紙4:13
11月21日(水)
担 当 佐藤友光子(社会学部教授)
題 目 「露とこたへて・・・」をめぐる記憶
聖 書 マタイによる福音書6:12
21-371
奏 楽 野町太郎
賛美歌
301
奏
野町太郎
11月15日(木)
担 当 金永子(社会福祉学部教授)
題 目 オモニ(母)の小旅行
聖 書 マタイによる福音書18:10-14
11月22日(木)
担 当 山本睦子(社会学部教授)
題 目 メールがないと生きられない?
聖 書 マタイによる福音書6:31
21-371
奏 楽 野町太郎
賛美歌
301
奏
野町太郎
11月16日(金)
11月23日(金)
賛美歌
www.sg-u.ac.jp
楽
11月13日(火)
担 当 西谷清美(社会福祉学部教授)
題 目 障害者支援と「~つくり運動」
聖 書 ヨハネの手紙一4:16
賛美歌
四国学院大学
宗教センター
11月19日(月)
担 当 得永幸子(社会福祉学部教授)
題 目 混沌の世に、希望をつなぐ
聖 書 詩篇:121:1-4
担
当
題
目
聖
書
讃美歌
奏
楽
島影俊英(社会福祉学部教授)
山を歩く
テサロニケの信徒への手紙一5:16-18
21-371
野町太郎
301
奏 楽 新宮久子(本学非常勤講師)
楽
楽
担
当
題
目
聖
書 チャペルアワーはお休みです。
賛美歌
奏 楽
タイトル:「愛について」
(2012 年 10 月 29 日のチャペルトークから)
西原和代(本学非常勤講師)
★☆チャペルアワー担当者からのメッセージ☆★
★青年期長い療養生活の中で、いつか障がいを持った子どもたちと合唱団を作ること、という
夢が支えでした。
得永幸子(社会福祉学部教授)
★障害者とその家族、地域住民とともに共同作業所づくり運動に関わってきた私の福祉実践を
お話いたします。
西谷清美<社会福祉学部教授)
★後期に入って、福祉現場実習から返ってきた学生の成長をみるにつけ、頼もしく感じています。
村上武志(社会福祉学部教授)
★私の母のエピソードを通して、在日朝鮮人一世の日常から見えてくる日本社会の一面を紹
介します。
金永子(社会福祉学部教授)
★私は山を歩くことが好きです。山を歩くことで気づいたこと学んだことをお話したいと思い
ます。
島影俊英(社会福祉学部教授)
★私は昨年末に結婚し、先日、長女が誕生しました。今回はそんな私の“おのろけ話”を聞いて
ください。
近藤剛(社会学部助教)
★平安初期の歌物語『伊勢物語』の逸話を取りあげて、後悔しない生き方ということをご一緒
に考えてみたいと思います。
佐藤友光子(社会学部教授)
★今年が定年前最後の年です。チャペルではいつもあがってしまいますが、最後のチャペルはど
うでしょうか?
山本睦子(社会学部教授)
「お母さんのお腹に芽生えたときは一等賞、この世に生を受けたときも愛に溢れていま
したね。」
助産師として、関東の大学病院で働いているときは、この言葉は実は、頭になかった
のです。大学病院は正常より異常の出産や異常児の出産が多く、生を受けて産まれてく
る子が少なかったのです。「頑張って生きてね。」という言葉をかける間もなく、小児科
へ転科、後は予後さえ分からないという状態の中で仕事に追われていました。今はどう
なっているのかわかりませんが、当時私が勤めていた大学病院は、分娩は 24 時間、担当
の助産師が扱うことになっており、朝から次の日の朝まで分娩棟で分娩だけ扱うことが
常でした。産科は助産師だけのスタッフでしたから、もちろん、ほかの仕事もしました。
助産師外来や母乳育児指導など妊娠中や出産後のお母さんのケアはとても大事な仕事で
した。そのころから、分娩よりお母さんたちとの関わりが好きでした。
その頃、未熟児の子どもに母乳を届けたいと頑張るお母さんの乳房ケアのお手伝いは、
お母さんの応援団だったのかなと思い出されます。
現在は個性を持った子どもたちと頑張るお母さんの相談に乗ることが多くなりました。
社会資源の乏しい日本においてその子の状態やその家庭の経済状況に合ったものを探す
のは難しいものです。どの子も最高水準のサービスを受ける権利があるのですが、ジレ
ンマがあります。産まれ来るどの子にもイエス様の祝福はありますが、どの家庭に産ま
れ来るかによって、その後の人生が違うことを受け入れながら、親も子もひたすら頑張
って生きていくことが神様のおぼしめしだと感じます。
みなさんの中には、将来、親になる人、ならない人もいるでしょう。どのような人生
であろうと、イエス様の祝福はあるのだと信じています。
子どもを産むから偉いのではなく、その子供達を親と同じように、この世の宝だと感じ
ながら育てていく環境の一つとなることが大切なのだと感じます。
宗教センターからのメッセージ
来月の12月20日には、学校あげての大きなイベントの学院クリスマスがあります。
毎年、チャペルを飾るリースやアドベントクランツは沢山の生木を使い土台から全て
手作りしています。
つきましては今年もリース作り、アドベントクランツ作りを一緒にお手伝いしてくださ
る学生を募集いたします!!宗教センタースタッフの澤井までご連絡ください。
クリスマスにむけての準備を一緒に楽しみましょう。
11月29日(木)、11月30日(金)
8:30~17:00までの皆様の都合のよい時間帯(12:30~13:30は除く)
宗教委員長
宗教センタースタッフ
清水幸一(総合教育研究センター教授)
澤井愛梨
時間 10:45~11:05a.m.
場所 清泉礼拝堂
文学部週間
人権週間
チャペルヘの招き
2012 年 11 月 26 日
№411(2012-13 号)
疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
(マタイによる福音書11:28)
11月26日(月)
担 当 得永幸子(社会福祉学部教授)
題 目 主を待ち続けた人々
聖 書 イザヤ書9:1-2
賛美歌
21-241
奏
新宮久子(本学非常勤講師)
楽
メールアドレス [email protected]
奏
楽
新宮久子(本学非常勤講師)
12月4日(火)
担 当 小林芽以(社会福祉学部1年)
題 目 知ってほしいこと
聖 書 詩編37:23
賛美歌
21-241
奏 楽 新宮久子(本学非常勤講師)
94
奏 楽 野町太郎
11月28日(水)
担 当 速水清隆(文学部教授)
題 目 あなたを罪に定めない
聖 書 ヨハネによる福音書8:1-11
12月5日(水)
担 当 ムアンギ・ゴードン(社会学部教授)
題 目 自分の十字架をもつこと
聖 書 マタイによる福音書10:28-39
21-241
奏 楽 野町太郎
賛美歌
94
奏
野町太郎
11月29日(木)
担 当 浜島敏(本学名誉教授)
題 目 私たちの本籍地
聖 書 フィリピの信徒への手紙3:20
12月6日(木)
担 当 富島喜揮(社会福祉学部教授)
題 目 実直であること
聖 書 フィリピの信徒への手紙4:8
21-241
奏 楽 野町太郎
賛美歌
94
奏
野町太郎
賛美歌
www.sg-u.ac.jp
賛美歌 94
11月27日(火)
担 当 赤井勝哉(文学部教授)
題 目 誕生記念日
聖 書 イザヤ書9:6
賛美歌
四国学院大学
宗教センター
12月3日(月)
担 当 藤原優伸(CHCセンタースタッフ)
題 目 本当の自分は未知なる自分
聖 書 エレミヤ書17:9
ぺトロの手紙一 3:3-4
11月30日(金)
担
当
題
目
聖
書
讃美歌
奏
楽
島達夫(文学部教授)
道ありき
ヨハネによる福音書14:6
21-241
野町太郎
賛美歌
楽
楽
12月7日(金)
担 当 菊池吏沙(文学部3年)
題 目 共に支え、共に学ぶ
聖 書 コリントの信徒への手紙二1:4
94
奏 楽 野町太郎
賛美歌
オモニ(母)の小旅行
★ ☆チャペルアワー担当者からのメッセージ☆★
(2012年11月15日のチャペルトークから)
金永子(社会福祉学部教授)
4 年前に 91 歳で亡くなった私の母は、在日朝鮮人一世です。母は、日本の植民地支配から解放され
★-20℃の夜中 11 時半、イブ礼拝に行ったオランダでのクリスマス。枯葉を踏む足音だけが
カサカサ鳴る静かな夜でした。
得永幸子(社会福祉学部教授)
てしばらくした頃、先に日本に来ていた父を追って朝鮮からやって来ました。
朝鮮語で、お母さんをオモニとも言います。最近、研究室を整理していて、23 年前に書いた「オモニ
(母)の小旅行」という文章をみつけました。その一部を紹介します。
「この 5 月の連休を利用して大阪に住む 72 歳のオモニが善通寺の私の家に遊びに来た。アボジ(父)
★「お誕生日○○○とうございます!」の○○○には何が入りますか? 「おめで」とは限りませ
ん。今回はそんなお話をしようと思います。
赤井勝哉(文学部教授)
が新大阪駅でオモニを新幹線のひかり号に乗せ、私が岡山駅でオモニの乗るひかり号を待つのである。
オモニが帰る時には大阪の家まで私が連れていく。漢字が読めないからである。駅名にふりがなが書い
てあるところもあるが、乗り換えの案内には漢字だけ(或いは英語と漢字だけ)しか使われていない場合
が多いので、漢字も英語も読めないオモニには列車を乗り換えながら善通寺駅まで来るのは至難の技
★アドベントを前にするこの時、聖書からイエス・キリストとのお出会いを共にできればと、願っ
ています。
速水清隆(文学部教授)
なのである。
話すことは生活の中でおぼえるが、読み書きは学ばないとおぼえることはできない。60 歳の手習いで
3 年間夜間中学校に通い、算数、日本語などを学んだが、今使えるのはひらがなとかたかなぐらいであ
る。
★私はキリスト教主義の短大、キリスト教主義の大学を卒業した。私の学生生活はチャペル抜き
には考えられない。私がクリスチャンになった土台でもある。若い諸君がチャペルに出席すること
で、他の大学にない何ものかを見つけてほしい。
浜島敏(本学名誉教授)
オモニの生活を見ていると、『便利な社会』って、誰にとって『便利な社会』なのかと考え込んでしまう。
すべてが漢字が読める人たちを前提にした『便利な社会』なのである。」
友人から聞いた話ですが、友人のお母さんがデイサービスを利用するようになったそうです。そのデイ
サービスでは、リハビリのため、文字を書くそうです。友人はそのことを知ったとき心を痛めたそうです。
友人の母も日本語の読み書きができなかったのです。友人は、お母さんがその時間をどう過ごしたのだ
★『道ありき』は多くの人に感動を与え続けている名著です。この書に描かれた三浦綾子の軌跡
をたどりたいと思います。
島達夫(文学部教授)
ろう、どんな思いだったろうと心を痛めたのです。
日本には、日本語の読み書きの困難な人々や異なる文化を持つ人々が共に生きているのですが、そ
の現実に目を向けようとする人は少ないようです。
例えば、老人ホームでは、ひな祭りやお正月の行事があり、多くの日本人は楽しみにしています。でも、
★2009 年 3 月文学部教育学科卒 卒論「星型正多面体」 在学中は生協学生委員会と陸上
同好会に所属
藤原優伸(CHCセンタースタッフ)
朝鮮人のオモニたちは風習が違うため心から楽しめませんし、ホームでの食事が日本人の好みに合わ
せているので、幼い頃から朝鮮料理に親しんできたオモニたちには口にあいません。
ここは日本だから我慢しなさいと言っていいのでしょうか。
「あなたがたはどう思うか。ある人が羊を百匹持っていて、その一匹が迷い出たとすれば、九十九匹を
★私は視覚障害があります。名前を言ってから声をかけて頂くとうれしいです。
小林芽以(社会福祉学部1年)
山に残しておいて、迷い出た一匹を捜しに行かないだろうか。はっきり言っておくが、もし、それを見つけ
たら、迷わずにいた九十九匹より、その一匹のことを喜ぶだろう。」(マタイ 18:12-13)
日本に住む外国人はますます増えていくでしょう。それらの人々を排除するのではなく、一人ひとりの
★大人になることは、小賢しくなることなのか。ストレートで大人気ないと言われるが、それでも
人として実直でありたい。
富島喜揮(社会福祉学部教授)
★あなたの運命はあなたの手(選択)にある。
存在を認め、一人ひとりが不便なく楽しく暮らせる社会を作っていくことが求められていると思います。
宗教センターからのメッセージ
今年度もまた新しいアドベント(待降節)を迎えようとしています。皆さんはどのような
思いと祈りをもってこの期節を過ごそうとしておられますか。
ムアンギ・ゴードン(社会学部教授)
毎日、行われているチャペルアワーで心静かに、先生たちや仲間の語ることに耳を傾けて、
クリスマスを迎えたいものです。
★ノートテイク活動に参加して 2 年半が経ちました。この活動を通して、多くのことを日々学ん
でいます。
菊池吏沙(文学部 3 年)
宗教委員長
宗教委員長
清水幸一(総合教育研究センター教授)
宗教センタースタッフ
澤井愛梨
清水幸一
チャペルヘの招き
2012 年 12 月 10 日
№412(2012-14 号)
時間 10:45~11:05a.m.
場所 清泉礼拝堂
クリスマス週間
クリスマス週間
12月10日(月)
担 当 得永幸子(社会福祉学部教授)
題 目 光がさした夜
聖 書 ルカによる福音書2:8-14
12月17日(月)
担 当 得永幸子(社会福祉学部教授)
題 目 讃美しながら帰って行った
聖 書 ルカによる福音書2:13-20
賛美歌
98
賛美歌 112
奏
新宮久子(本学非常勤講師)
奏
楽
楽
新宮久子(本学非常勤講師)
疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
(マタイによる福音書11:28)
12月11日(火)
担 当 杉本孝作(本学副学長)
題 目 奇跡の猫
聖 書 ローマの信徒への手紙4:18-25
12月18日(火)
担 当 中西ウェンディ(文学部教授)
題 目 クリスマスの意味
聖 書 ルカによる福音書2:9-12
賛美歌
98
奏 楽 野町太郎
賛美歌
12月12日(水)
担 当 橋本一仁(社会学部教授)
題 目 ロンドンでのクリスマス
聖 書 ルカによる福音書2:8-20
12月19日(水)
担 当 阪本麻郁(総合教育研究センター助教)
題 目 クリスマスとお正月
聖 書 ルカによる福音書2:11
98
奏 楽 野町太郎
賛美歌
112
奏
野町太郎
12月13日(木)
担 当 清水幸一(宗教委員長)
題 目 クリスマスツリーのてっぺんの星
聖 書 ルカによる福音書2:10-11
12月20日(木)※10:45-11:25
担 当 吉田豊(総合教育研究センター教授)
題 目 希望の光
聖 書 ルカによる福音書2:1-20
98
奏 楽 野町太郎
賛美歌
112
奏
野町太郎
12月14日(金)
12月21日(金)
担 当 末吉高明(学長)
題 目 パウロの市民権と私たち
聖 書 使徒言行録22:22-29
賛美歌
賛美歌
四国学院大学
宗教センター
www.sg-u.ac.jp
担
当
題
目
メールアドレス [email protected]
聖
書
讃美歌
奏
楽
山下慶親(本学理事長)
暗闇に負けない
ルカによる福音書1:39-56
98
野町太郎
112
奏 楽 新宮久子(本学非常勤講師)
楽
楽
112
奏 楽 野町太郎
賛美歌
★☆チャペルアワー担当者からのメッセージ☆★
誕生記念日
(2012 年 11 月 27 日のチャペルトークから)
★-20℃の夜中 11 時半、イブ礼拝に行ったオランダでのクリスマス。枯葉を踏む足音だけが
カサカサ鳴る静かな夜でした。
得永幸子(社会福祉学部教授)
赤井勝哉(文学部教授)
昔から人の誕生日を祝うのが好きです。親しい友人や知人などには、忘れずに何らかのかたち
でメッセージを送ります。今でこそメールが多くなりましたが、ちょっと前まではカードが主流
でした。これまでに私が書き送ったバースデーカードの数は同年代のオッサンの平均を圧倒的に
★うちにはいま 2 匹のメス猫がいます。その夫でもあり父でもあるオス猫のうえに起った奇跡に
ついてお話します。
杉本孝作(副学長)
凌駕しているでしょう。
どうして私はこんなに人の誕生日にリキを入れるのか?
もともと筆まめですし、人に喜んで
もらって自分も喜ぶタイプのオメデタイ奴であるということも大きいでしょう。英語の勉強を始
めた頃に「季節のグリーティングよりも、バースデーカードを送るほうがポイントが高い。誕生
★ 今年ももうクリスマスの季節。ちょっとうきうき気分になります。なぜ? ずっと昔、ロンドン
で迎えたクリスマスのお話をしながら考えてみます。
橋本一仁(社会学部教授)
日はその人だけの日であるから、それを覚えていて祝ってあげると、印象がよいからだ」と習っ
たことも影響しているはずです。しかし、誕生日について深い哲学があったわけではありません。
10 年以上前のこと、今は亡きアメリカ人の恩師(学問と信仰の両面における恩人)からの手紙
に次のようなことが書かれていました。厳密に言うと Birthday は人生に 1 日しかない。1 歳以後
★昔、現場(YMCA)で働いていた時、子どもたちに尋ねられました。「なぜ、クリスマスツリー
はもみの木、なぜてっぺんに星があるの?」
清水幸一(宗教委員長)
のいわゆる「誕生日」は正確には「誕生記念日」である、と。つまり、例えば私の場合、誕生日
は 1963 年の 4 月 12 日だけで、次の年の同月同日は誕生一周年記念日ということです。ナールホ
ド。
でも、誕生を記念する日って何でしょう。
「記念する」とは「過去の出来事を思い起こし、心を
★日本は今、深い暗闇に覆われ、多くの命が危うくされています。私たちはクリスマスに何を考
えるのでしょうか。
山下慶親(本学理事長)
新たにすること」だそうです。だとすると、ある人の誕生を思い起こし心を新たにするのが、誕
生記念日ということになる。でも何のために?
私の行きついた答えは、感謝でした。
「ご縁があってあなたと関わりができ、その分だけ私の人
生はより豊かになりました。あなたはかけがえのない人です。この世に生れて来てくれてありが
★日本ではキリスト教にかかわる行事をお祭り的に楽しんでいますが本来の意味も知ってほし
い。
中西ウェンディ(文学部教授)
とう」と当人に感謝し、
「この人を地上に遣わし、私と巡り会わせてくださった神様、ありがとう
ございます」と神に感謝する。これが「誕生記念日」の精神です。もちろん普通に「お誕生日お
めでとう」とお祝いすればよいのですが、
「お誕生日ありがとう」の気持ちは大事にしようと思い
ます。
★ウクライナとドイツに留学中に体験したクリスマスは、日本のお正月のようでした。そんな異
国のクリスマスのお話。
阪本麻郁(総合教育研究センター助教)
さて、もうすぐクリスマス。主イエスの誕生日、正確には誕生記念日です。クリスチャンは「ク
リスマスおめでとうございます!」という挨拶も交わします。イエスの誕生があったから人類の
救いがあるのです。この上もなくめでたい日です。しかしイエスは、我々の罪を背負い十字架上
で苦しみの死を遂げるべく、地上に来られたのです。
「イエス様、お誕生記念日、ありがとうござ
★待降節、もうすぐクリスマス。君はどんなプレゼントを心待ちにしていますか。心に光を灯し
心温まるプレゼント、私たちに希望を与えてくれるようなプレゼントを頂きたいものです。
吉田豊(総合教育研究センター教授)
います!」という思いも心のどこかに持ちつつ、クリスマスに備えたいものです。
宗教センターからのメッセージ
クリスマスをまえにして礼拝堂にはリースやアドベントクランツが飾られ、夜はイルミネーションがキラ
★Twitter は最大 140 字。このメッセージは最大 50 字。そして、沈黙の余白と未読の文脈は、
どこに?
末吉高明(学長)
キラ輝いています。この二週間は、先生方にクリスマスにちなんだトークをしていただきます。
12 月 20 日(木)の朝は学院クリスマスでロングチャペル、夕方からは燭火礼拝を行います。
ぜひ皆さん、ご参加ください。(澤井)
宗教委員長
宗教センタースタッフ
清水幸一(総合教育研究センター教授)
澤井愛梨
時間 10:45~11:05a.m.
場所 清泉礼拝堂
文学部週間
ステューデント会議週間
チャペルヘの招き
2013 年 1 月 7 日
№413(2012-15 号)
疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
(マタイによる福音書11:28)
1月7日(月)
担 当 得永幸子(社会福祉学部教授)
題 目 泣きながら夜を過ごしても
聖 書 詩篇35:5-6
メールアドレス [email protected]
当
題
目
聖
書 祝日のため、お休みです。
30
賛美歌
奏
新宮久子(本学非常勤講師)
奏
楽
楽
1月8日(火)
担 当 森内智子(社会福祉学部准教授)
題 目 自分
聖 書 フィリピの信徒への手紙4:7
1月15日(火)
担 当 船長勝(文学部 4 年)
題 目 GIFT
聖 書 コリントの信徒への手紙一12:21-22
賛美歌
30
奏 楽 野町太郎
賛美歌
1月9日(水)
担 当 梅木佳子(本学非常勤講師)
題 目 大切な人との出会い
聖 書 エフェソの信徒への手紙4:16
1月16日(水)
担 当 安宅咲貴(文学部 4 年)
題 目 話せなかったこと
聖 書 詩編37:23-24
30
奏 楽 野町太郎
賛美歌
285
奏
野町太郎
1月10日(木)
担 当 仙石桂子(社会学部助教)
題 目 家族の絆
聖 書 コリントの手紙二1:4
1月17日(木)
担 当 田中一漠(文学部 4 年)
題 目 する、しないの選択肢
聖 書 テサロニケの信徒への手紙4:11
30
奏 楽 野町太郎
賛美歌
285
奏
野町太郎
1月11日(金)
1月18日(金)
担 当 山本祐平(文学部 4 年)
題 目 これからの話をしよう
聖 書 フィリピの信徒への手紙4:8-9
賛美歌
www.sg-u.ac.jp
担
賛美歌
賛美歌
四国学院大学
宗教センター
1月14日(月)
担
当
題
目
聖
書
讃美歌
奏
楽
塩田寛幸(総合教育研究センター教授)
木登り
コリントの信徒への手紙二4:18
30
野町太郎
285
奏 楽 野町太郎
楽
楽
285
奏 楽 野町太郎
賛美歌
ロンドンでのクリスマス
(2012 年 12 月 12 日のチャペルトークから)
橋本一仁(社会学部教授)
★ ☆チャペルアワー担当者からのメッセージ☆★
★なんでもない 1 日が新年という名がつくと、新鮮です。新しい年が神様に祝福されたもので
ありますように。
得永幸子(社会福祉学部教授)
★人生を 80 年とみると、私はちょうど半生を生きてたことになります。そんな自分が今考えて
いることをお伝えします。
森内智子(社会福祉学部准教授)
★4 月から千葉県で働く私。大人になること、働くこと、責任。これからの「大学生」の話をしよ
う。
山本祐平(文学部 4 年)
★皆さんは大学生活楽しんでいますか?この4年間が光り輝くものになるよう自分磨きしまし
ょう!
梅木佳子(本学非常勤講師)
★私たちのすぐそばにある「大きな木」との対話を通して、今一度自分の生き方を見つめてみま
せんか。
塩田寛幸(総合教育研究センター教授)
★私は五人家族です。以前は六人家族でした。私の家族の話をします。
仙石桂子(社会学部助教)
★我、事において後悔せず。「あの時こうすれば」より「これからどうしよう」と考動すれば、道は
拓けるはず。
船長勝(文学部 4 年)
★理想と現実の違いに苦しんだ1年間。誰にでもある苦しみの話をします。
安宅咲貴(文学部 4 年)
★自分の人生は好きなように生きたい!したくないことだって沢山ある。そんな経験から学ん
だことを話します!
田中一漠(文学部 4 年)
初めてイギリスを訪ねてから今年で 40 年たちました。クリスマスの季節にも何度か出
かけました。その中で、1983 年に研究年期をいただいて、イギリスで過ごした時のクリ
スマスは鮮やかに思い出します。家族も一緒でしたので、子供たちを通して、たくさん
のクリスマス行事を体験しました。ロンドンから電車で 40 分の小さな田舎町に住んでい
ましたので、ロンドンと田舎町という二つのイギリスのクリスマスを体験することがで
きました。
12 月に入って、クリスマスの雰囲気がじわじわと広がりました。ロンドンの教会では
クリスマス準備が始まり、トラファルガ-広場にはノルウェ-からきた大きなクリスマ
スツリ-が飾られました。田舎町の教会にも、落ち着いたクリスマスの飾りがほどこさ
れ、町の広場には、かわいいクリスマスツリ-が飾られました。
娘たちの小学校では、子供たちがイメージスケッチを描き、優秀作品が町の銀行のロ
ビ-に飾られました。生誕劇が演じられ、楽しいクリスマスパ-ティが行われました。
野原の真ん中に突然移動遊園地が出現しました。このようにしてイギリスでは、人々が
心合わせてクリスマスを待ち望み、祝う風景がありました。
このような風景の中、ロンドンの日本人キリスト者の集会(JCF)でクリスマスを
迎えました。礼拝の後の祝会では、教会のメンバ-と練習してきた『はじめてのクリス
マスツリ-』という翻訳劇を上演しました。ロンドンのクリスマスの楽しい思い出でと
なりました。
クリスマスにはもう一つイギリスならではのイベントがあります。「クリスマスパン
ト」と呼ばれるパントマイム劇公演です。
『ジャックと豆の木』とか『シンデレラ』など
を、独特の方法で上演するもので、子供たちは、クリスマスにこれを見るのを本当に楽
しみにしています。主人公は美人でかっこいい女性が演じ、意地悪な女や悪役は、マッ
チョで個性的な男優が演じるというものです。
このようにロンドンのクリスマスは、人々が実に様々な準備をして、心をこめて主の
誕生を待ち望み、心からお祝いをする時であることを教えてくれました。
今朝拝読した聖書箇所には、私たちの救い主イエス・キリストがこの世にお生まれに
なり、神様の愛がこの地上に成就した瞬間が描かれています。今年のクリスマスは、ロ
ンドンのクリスマスの風景を思い起こしながら、心をこめて主イエス・キリストの誕生
をお祝いしたいと願っております。
宗教センターからのメッセージ
新年明けましておめでとうございます。皆様、楽しいお正月を過ごされたでしょうか。
2013年が始まりました。1週目は文学部の先生、2週目は今年の春に大学を卒業される
4年生の学生たちにお話していただきます。気持ちも新たに目標をもち初心を忘れずこの一年
も過ごしていきたいと思います。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ぜひ、チャペルアワーに足をお運びください。(澤井)
宗教委員長
清水幸一(総合教育研究センター教授)
宗教センタースタッフ
澤井愛梨
時間 10:45~11:05a.m.
場所 清泉礼拝堂
チャペルヘの招き
2013 年 1 月 21 日
№414(2012-16 号)
疲れた者、重荷を負う者は、だれでもわたしのもとに来なさい。休ませてあげよう。
(マタイによる福音書11:28)
1月21日(月)
担 当 得永幸子(社会福祉学部教授)
題 目 十字架の愛
聖 書 マタイによる福音書27:27-31
賛美歌
136
賛美歌 21-575
奏
新宮久子(本学非常勤講師)
奏
楽
1月22日(火)
担 当 松本祐紀(本学卒業生)
題 目 雨ニモマケズ
~宮沢賢治が出会った一人のクリスチャン~
聖 書 イザヤ書43:1-2、ローマの信徒への手紙
12:9-21、コリントの信徒への手紙10:13
136
奏 楽 新宮久子(本学非常勤講師)
賛美歌
1月23日(水)
担 当 大山治彦(社会福祉学部教授)
題 目 LGBT とスウェーデンの教会
聖 書 使徒言行録5:29
136
奏 楽 野町太郎
賛美歌
1月24日(木)
担 当 片山昭彦(社会学部准教授)
題 目 母との旅行
聖 書 ルカによる福音書6:28
136
奏 楽 野町太郎
賛美歌
四国学院大学
宗教センター
1月28日(月)
担 当 得永幸子(社会福祉学部教授)
題 目 いのちの終りといのちの始め
聖 書 コリント人への手紙一15:20-21
1月25日(金)
www.sg-u.ac.jp
担
当
題
目
メールアドレス [email protected]
聖
書
讃美歌
奏
楽
金子えつこ(本学非常勤講師)
聖く傷なき者になりたいと思う時に
コロサイの信徒への手紙1:13-22
136
野町太郎
楽
新宮久子(本学非常勤講師)
1月29日(火)
担 当 谷原博信(本学非常勤講師)
題 目 主イエス・キリストを知る
聖 書 フィリピヘの信徒への手紙3:3
イザヤ書33:17他
21-575
奏 楽 野町太郎
賛美歌
1月30日(水)
担 当 木村一雄(本学非常勤講師/
日本基督教団琴平教会牧師)
題
目 神の領域を超越するもの
聖
書 創世記1:28
賛美歌
21-575
奏
野町太郎
楽
1月31日(木)
担 当 渡邉祐(非常勤講師/
日本キリスト教会観音寺教会牧師)
題
目 人生の土台
聖
書 マタイによる福音書7:24-29
賛美歌
21-575
奏
野町太郎
楽
2月1日(金)
担 当 村田哲康(社会福祉学部教授)
題 目 つくられた者
聖 書 コリントの信徒への手紙二4:16-18
518
奏 楽 野町太郎
賛美歌
テーマ「 自 分 」
(2013 年 1 月 8 日のチャペルトークから)
★ ☆チャペルアワー担当者からのメッセージ☆★
森内智子(社会福祉学部准教授)
人生 80 年と見ると、今の私は昨年 11 月に 40 歳になり、ちょうど半生を生きてきたことになりま
★学年の終りが近いこの時期、少しずつ十字架の意味を学び始めたいと思います。
得永幸子(社会福祉学部教授)
す。人生のちょうど真ん中に自分は位置していて、何を考え、何をやるべきか、立ち止まり考える重
要な年齢なのだ、と今の「自分」を意識することが多くなりました。その真ん中の 40 歳で留まったま
ま、戻れも、進みもできない、苦しい日々が続いています。
★宮沢賢治の雨ニモマケズは、発表され 80 年の時を越えた今もなお、多くの人に愛されている作品で
いろいろと考えているうちの一つである、「命」についてつぶやきたいと思います。
す。私もこの作品に勇気付けられています。
こんな絵本があります。
(『かみさまからのおくりもの』ひぐちみちこ
松本祐紀(本学卒業生)
こぐま社)
要約:赤ちゃんが生まれるとき、神様は一人一人の赤ちゃんに贈り物をくださり、
その贈り物は天使が運んでくる、というお話。
★キリストを信じる人生は、思いやり深く、しかも絶対に間違えない上司の元にいるようです。ぜひ聖書
を読んで下さい。
ほっぺの赤い
また、大きい
金子えつこ(本学非常勤講師)
赤ちゃんには、よくわらう
贈り物。
赤ちゃんには、ちからもち の贈り物。など
それぞれの赤ちゃんの「その子らしさ」を贈ってくださっている、というお話です。
この絵本は 7 年前に私が幼稚園で働いていたときに、4 歳や 5 歳の子どもたちに読み聞かせをして
★母との旅行は、大切なことを教えてくれました。単純なことですが、大切なことでした。そんなお話で
いた絵本の 1 つです。この絵本で目の前の子どもたちが、
「生まれる」ということと「自分らしさ」に
す。
ついて考える機会になれば、と願っていました。
片山昭彦(社会学部准教授)
そう願いながら、読み聞かせをし、伝えてきていたのですが、同時に、そのことを私自身に言い聞
かせている「自分」がいました。何の特徴もなく、何のいいところもない、コンプレックスだらけの
★主要なキリスト教派の中で、世界で初めて同性間の婚姻を認めたスウェーデン国教会。その教会と
「自分」、生を受けた以上、何か使命を帯びているはずです。幼稚園の子どもたちに言いながらも、恥
LGBT の関係についてお話します。
ずかしながら私にとって「自分らしさ」とは何だろうと、常に、私自身が考えあぐねていました。
大山治彦(社会福祉学部教授)
さて、私に天使は何を運んでくれたのだろうか、そして、私はどのような人間なのか・・・、と。
40 となり、今考え出されたことは、私には「考える」ということを届けてくださったのかな、と思
★この四国学院大学で、皆さんの「存在そのもの」を支える確かな土台を見つけてください。
渡邉祐(非常勤講師/日本キリスト教会観音寺教会牧師)
うようになりました。私には、いろいろなことをかなり深く掘り下げて「考える」癖があるのです。
いくら考えても、どうも仕様がないことが多いのですが、どうしても考えてしまうのです。その癖を、
しんどく思ったことは度々あるのですが、でも、改めて考えてみると、そうすることが私の「自分ら
★原子力発電技術開発に携わった一人として今問われること、正されることを共に考えていきたい。
木村一雄(本学非常勤講師/日本基督教団琴平教会牧師)
しさ」であり「使命」なのか、とも思うようになりました。いろいろなことを深く「考える」ことが、
自分の「自分らしさ」「天使が運んできたもの」と意識すると、少し気が楽になりました。
みなさんも「自分らしさ」について考えること、そして、今の年齢が人生のどの位置にいるのか、
★真実の愛は、人の心に届いた時、その人に希望を与え、前へ向かって進む勇気を与えてくれる。
村田哲康(社会福祉学部教授)
などについて意識してみると、また違った過ごし方になると思います。
私は、この悶々とした年齢を意識しながら、その時その時に「考える」ことを「自分らしさ」と捉
えながら、残りの半生を大切に生きていきたいと思います。
★イエスの神性とメシア性を信じ、キリストとの一致によってキリストの命を注いでいただく信仰生活。
谷原博信(本学非常勤講師)
宗教センターからのメッセージ
昨年12月20日に行いました、学院クリスマスについて以下の通りご報告します。
■ 献金のご報告 ■
学院クリスマスチャペル・アワー、キャンドルサービスにおいて捧げられました学院クリスマス献金は、総額 13,894
円でした。これを以下の団体に送金させて頂きました。感謝してご報告申し上げます。
日本キリスト教協議会エキュメニカル震災対策室
13,894 円
皆様、どうもありがとうございました。
宗教委員長
清水幸一(総合教育研究センター教授)
宗教センタースタッフ
澤井愛梨