越谷市 水路占用許可基準 平成27年4月 建設部道路総務課 越谷市水路占用許可基準 (目的) 1 沿道からの出入等のための通路として水路占用を必要とするものについて、許可基準を 定め事務の公平、公正を図り、もって水路の適正な管理を目的とする。 (構造物の設置) 2 水路及び土揚(以下、「水路敷」という。 )に構造物を設置できる場合は次の各号に掲げ るところによる。 (1) 水路占用を必要とする土地が、越谷市認定道路の区域内にない水路敷並びに宅地等に 囲まれた状態(以下、「敷地」という。)で、道路から敷地へ出入り(接道)するため やむを得ず必要な場合。 (2) 住宅建替えに伴う開発により整備された市道を利用するための水路占用の取扱いに ついて(平成18年3月29日課長決裁)に該当する場合。 (3) 水路敷を介して土地の利用を図る場合。ただし、土地の同一所有者または関係者によ る通路としての使用を限定とする。 (場所及び幅) 3 構造物の場所及び幅については次に掲げるところによる。 (1) 1敷地に対して1箇所とする。ただし、安全及び管理において支障ないと特に認める 場合はこの限りでない。 (2) 設置の場所及び幅は越谷市まちの整備に関する条例(平成14年条例第51号) 《技 術基準》4.車両出入口の設置による規定に準じることとし、幅は敷地の利用形態に より必要最小限とする。 (3) 前記2の(3)についての幅は、歩行者にあっては2メートル以下、車輌の通行にあっ ては3メートル以下とする。 (構造) 4 水路敷に設置する構造物の構造については、次の各号に掲げるところによる。 (1) 越谷市まちの整備に関する条例(平成14年条例第51号) 《技術基準》4.車両出入 口の設置による規定に準じること。ただし、これによりがたい場合は越谷市の将来計画 による構造とする。 (2) 既存水路の流水機能を低下させないこと。 (3) 転落防止等の安全対策を講じること。 (占用料) 5 水路占用料については、前記2(1)(2)による構造物を設置できる場合かつ1箇所につい ては、越谷市道路占用料徴収条例(平成9年条例第18号。以下、 「条例」という。 )第4 1 条第1項第6号の規定により免除規定を適用する。ただし、次の各号に該当する場合は条 例第3条関係別表内の法第32条第1項第5号に掲げる施設、その他のものを適用し占用 料を徴収する。 (1)敷地の一部が道路に接しているが、土地利用のために水路敷に構造物を設置し他の道路 から出入(開発の条件による通り抜け等を含む)する場合。 (2)水路敷を介して敷地と宅地等を接続するために設置する場合。 (3)2箇所以上設置する場合。 (占用面積の大きい場所を優先に徴収) (4)その他、土地利用の利便性を図る場合。 (幅員、面積) 6 占用する幅員及び面積については、次に掲げるものとする。 (1) 幅員は水路敷の官地幅とする。 (2) 面積は水路敷の幅員と設置構造物の延長による面積とする。 (水利組合等の同意) 7 水路占用をしようとする場所において、土地改良区又は農地管理組合等がある場合は、 該当する団体からの同意書を占用許可申請書に添付すること。 (禁止行為) 8 占用箇所については、次に掲げる行為を禁止する。 (1) 通路以外の目的に利用すること。 (2) 工作物、物件その他を設置すること。 (3) 物品その他を放置及びたい積すること。 (4) 隣接する土地と一体利用すること。 (その他) 9 この基準によりがたいと認められる場合は、その都度公共性、安全性、計画性を総合的 に考慮し市長が定める。 (施行期日) 10 この基準は、平成27年4月1日から施行する。 (経過措置) 11 この基準の施行の際現に占用の許可を受け水路を占用している物件にあっては、当該物 件の耐用年数が経過するまでの間に限り、この基準の相当規定に基づき許可を受けている ものとみなす。許可を更新する場合もまた同様とする。 2 参 考 図 凡例 水路占用(構造物) 図1 2−(1) 隣地 水 路 道 路 隣 地 敷地 隣地 図2 3−(1) ① 3−(1) ② 水 路 道路 水路 道 路 敷地 敷地 図3 5−(1) 2−(3) 3−(3) 5−(2) ① 道 路 図4 ② 水 路 敷地 5−(3) ③ 水 路 小(免除) 道 路 敷地 大(有料) 道 路 水 路 道 路 敷 地 宅 地 等 道 路
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