一般名処方は7.5 ポイント増、 「薬局に在庫なし」で変更せず 13%

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2015 年(平成 27 年)4 月 84 号
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一般名処方は 7.5 ポイント増、
「薬局に在庫なし」で変更せず 13%
昨年 11 月 6 ∼ 12 日の 1 週間に取り扱った処方箋に記載された医薬品のうち、一般
名で処方された医薬品の割合は 18.1%で、13 年度の前回調査に比べて 7.5 ポイント増
加。先発医薬品名で処方されたのは 57.3%で、前回の 64.7%から減少した。
一般名で処方された医薬品のうち、薬局で後発品を選択したのは 70.8%で、前回か
ら11.2 ポイント増えた。一般名処方の処方箋を持参した患者に後発品を調剤しなかっ
た理由で最も多かったのは「患者が希望しなかった」(63.2%)で、次いで「後発品
の備蓄がなかった」(13.6%)となった。
一方、先発品名で処方された医薬品に占める「変更不可」の割合は前回に比べて
7.6 ポイント減り、26.9%となった。先発品名で処方され変更不可となっていない医薬
品のうち、後発品に変更したのは 18.1%(前回調査比 3.8 ポイント増)。変更しなかっ
た理由では、「後発品が収載されていない」が 43.2%、「患者が希望しなかった」が
33.7%、「外用剤で同一剤形の後発品がなかった」が 2.7%だった。
後発品調剤に対する考え方では、「全体的に積極的に後発品の説明をして調剤するよ
う取り組んでいる」が 61.4%で、前回に比べて 10.8 ポイント増加した。後発品の使用
を進める上で医師に望むことでは、
「後発医薬品の銘柄指定をしないこと」が最も多く、
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