豊島区「都内中小クレジット」活用促進スキーム支援業務等助成金交付要綱平成２３年４月１日清掃環境部長決定改正平成２４年３月１６日改正平成２５年２月２７日改正平成２７年３月９日（目的）この要綱は、区内の中小規模事業者等が CO２削減量を売却することができる仕組み第１条である都内中小クレジットを活用し、省エネルギー設備導入に伴う各種の負担の軽減を図ることで、豊島区における CO２排出量削減を推進することを目的とする。（定義）第２条この要綱において次の各号に掲げる用語の定義は、それぞれ各号に定めるもののほか、都民の健康と安全を確保する環境に関する条例（平成 12 年東京都条例第 215 号。以下「都条例」という。）で使用する用語の例による。（１）都内中小クレジット（２）大規模事業所（３）中小規模事業所都条例第５条の 11 第１項第２号イの都内削減量をいう。都条例第５条の７第８号の指定地球温暖化対策事業所をいう。大規模事業所以外の事業所をいう。（助成対象事業）第３条助成の対象となる事業は、豊島区内の中小規模事業所が省エネルギー設備等を導入し、それに伴う都内中小クレジットを創出するにあたり、次の各号に掲げる支援等を実施する事業（以下「支援事業」という。）とする。（１）中小規模事業所への都内中小クレジット相当の対価等の提供（２）設備導入について助成金等の申請に必要な手続き支援（３）都内中小クレジットの創出に必要な業務（４）都内中小クレジット創出に係る検証に必要な費用負担（５）創出した都内中小クレジットの大規模事業所への売却等（助成対象者）第４条助成の対象となる者は、前条の支援事業を実施する事業者（以下「支援事業者」という。）で、次の各号すべてに該当する法人又は個人事業主とする。（１）日本国内に拠点を有していること（２）支援事業を的確に遂行する組織、人員等を有していること。（３）支援事業を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有し、かつ資金について十分な管理能力を有していること。（４）支援事業を的確に遂行するために必要な温暖化対策事業及び排出量取引事業に関する知識を有していること。（助成金の額）第５条助成金の額は、１事業所の支援あたり、３５万円とする。（申請）第６条支援事業を実施しようとする者は、区長が別途定める期間内に支援事業者応募申請書（別記第１号様式）を区長に提出しなければならない。（支援事業者決定）第７条区長は、前条の申請を受けたときは、その内容を審査のうえ支援事業者を決定し、支援事業者審査結果通知書（別記第２号様式）を申請者に交付する。（助成金交付申請）第８条支援事業者は、中小規模事業所への支援内容が決定したときは、速やかに支援業務等助成金交付申請書（別記第３号様式）を区長に提出しなければならない。（助成金交付決定の通知）第９条区長は、前条の交付申請を受けたときは、その内容を審査し、支援業務等助成金交付決定通知書（別記第４号様式）を支援事業者に交付する。（交付の条件）第１０条区長は、前条の決定をする場合において、次の各号に掲げる事項について条件を付するものとする。（１）第３条第３号に係る業務については、都内中小クレジットが創出可能な期間のうち、区長が指定した期間中毎年度行うこと。（２）助成事業の内容を変更したときは、速やかに区長に報告すること。（完了報告）第１１条支援事業者は、申請年度における支援事業が完了したときは、速やかに支援業務等完了報告書（別記第５号様式）を区長に提出しなければならない。（助成金の支払い）第１２条区長は、前条の規定による完了報告を受けたときは、支援業務等完了報告書の内容を審査し、助成金を支払うものとする。（交付の制限）第１３条助成金の交付は、１事業所の支援に対し１度限りとする。（支援事業者への協力要請）第１４条区長は、支援事業者に対し、都内中小クレジットの創出が可能な間は、都内中小クレジット創出状況の報告等必要な協力を求めることができる。（交付決定の取消及び助成金の返還）第１５条区長は、助成金の交付決定を受けた者が次の各号のいずれかに該当する場合は、助成金の交付決定の全部又は一部を取り消し、既に交付した助成金の返還を命ずることができる。（１）正当な理由なく都内中小クレジットの創出をしないとき（２）偽りその他不正な手段により助成金の交付を受けたとき（３）助成金の交付決定の内容及びこれに付した条件又はこの要綱に違反したとき（４）補助対象事業を中止したとき（その他）第１６条附この要綱に定めるもののほか、必要な事項は別に定める。則この要綱は、平成２３年４月１日から施行する。附則この要綱は、平成２４年４月１日から施行する。附則この要綱は、平成２５年４月１日から施行する。附則この要綱は、平成２７年４月１日から施行する。