木曽岬町高齢者福祉計画・第6期介護保険事業計画(案)に対する 意見

木曽岬町高齢者福祉計画
木曽岬町高齢者福祉計画・
高齢者福祉計画・第6期介護保険事業計画
期介護保険事業計画(
計画(案)に対する
意見内容及び
意見内容及び回答
意
P.2
見 内
容
回
答
「介護保険制度の持続可能性の確保」 制度の定着とともに、介護保険の総費用は急
とあるが、発足当時から「保険あって 速に増大しており現行制度のままでは、保険
介護なし」状態であり、既に制度とし 料の上昇が見込まれ、「制度の持続可能性」
て破綻しているのではないか。
が課題となっております。今回の法改正では
低所得者の保険料の軽減強化、一定以上所得
のある利用者の自己負担の見直し、低所得の
施設利用者の食費・居住費を補填する「補足
給付」の要件に資産の有無などを追加し費用
負担の適正化を図ることで、制度持続の確保
に努めていきます。
P.39 「認知症サポーター登録者数 200 人
(平成 27 年度)の算出根拠は。
現在の登録者数である 187 人に新たな登録
見込数である 10 人程度を加え 200 人と算出
しました。
P.44 総合事業への移行とあるが、現行の要 総合事業への移行は訪問、通所介護サービス
支援者への訪問、通所介護サービスを の水準を後退させるものではなく、様々な生
後退させないこと。財源は公費で負担 活支援ニーズを持つ要支援者に対し、多様な
すること。
主体による多様なサービスを提供すること
により、地域での生活を支援することを目的
としています。なお事業の財源構成について
は、国、県、町の公費が 50%、1 号(65 歳以
上)、2 号(40 歳以上 65 歳未満)被保険者保険
料が 50%と決まっています。
P.45 「基本チェックリスト」による要介護 「基本チェックリスト」は要介護認定の申請
認定の申請権を侵害しないこと。利用 権を侵害するものではなく、あくまで予防事
制限による介護保険からの自立はさ
業対象者を把握し簡便で迅速なサービス利
せないこと。
用を可能にするためのものとなります。
P.48 配食サービスは外部委託でなく、それ 今後事業を実施するうえで検討させていた
こそ高齢者の働く場の提供として町
だきます。
で取り組んではどうか。
P.49 寝具洗濯サービス、訪問理容サービス 今後事業を実施するうえで検討させていた
は要件を緩和し、利用増に繋げてはど だきます。
うか。
意
全般
見 内
容
回
答
各所に新しいという文言が目立つが、 今後、高齢者が可能な限り住み慣れた地域
介護を社会から家庭へと強制的に戻
で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続け
し、
「自助」
「互助」が強調され「公助」 ることができるよう、介護だけではなく、住
に至っては文言すら出てこない。更に まい・医療・予防・生活支援が一体的に提供
認定さえ受けにくくさせる「基本チェ される体制の構築(地域包括ケアシステムの
ックリスト」の導入、要支援者の切り 構築)が重要となり、これは保険者である市
捨て、利用料の負担増ともはや公的な 町村が、地域の自主性や主体性に基づき、地
保険制度とは言えない状況である。今 域の特性に応じて作り上げていくことが必
こそ地方自治体としていかに住民の
要となってきますので、本制度の趣旨をご理
権利を守っていくのかが問われてい
解いただきたいと思います。
る。