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さくらい
平成27年3月
(2015年)
第30号
編集・発行/桜井地区コミュニティ推進協議会
桜井地区センター内 ℡970-7600
福祉部会『住みよいまち桜井』を目指して
桜井地区コミュニティ推進協議会福祉部会は桜井地区を「住
改めてバリアフリー調査をしてみると様々な事がわかり
みよいまち」にすることを目標に活動しています。桜井コミ協
ました。橋に関しては「スロープの距離が長い」
「勾配が急」
設立当初から活動し、親睦ゲートボール交流大会やバリアフリ
などの問題がありました。そのため車椅子での走行が難しい
ー調査などを行ってきました。現在は「住みよいまちづくり講
ことが予想されました。また歩道橋や4号バイパスの陸橋に
演会」と「さわやか桜井ウォーキング」
、環境フェスタでの「高
関しては「車椅子の対応がされていない」「交通量、信号共
齢者疑似体験」を中心に行っています。今までの活動を皆様に
に多くわかりづらい」などの問題がありました。信号や迂回
報告いたします。
路の整備や、わかり易い信号の表示などが改善点として上げ
◆バリアフリー調査
られました。これらをまとめた調査報告書を越谷市に提出し
ました。さらに自分たちがすぐにできることとして「一声運
平成16年から18年にかけて3回のバリアフリー調査を
動で安心・安全なまちづくり」の始めることにしました。地
行いました。高齢者社会を迎えるにあたり、橋や交通量が多い
域の方を見かけたらあいさつや声かけをして少しでも安心
桜井地区で、どんな影響があるかを調べました。調査方法は杖、
安全な桜井地区を目指していきます。
車椅子、高齢者疑似体験セットを利用し、橋や歩道橋の歩行時
◆高齢者疑似体験
間を測定したり、メジャ
ーを用いて橋の傾斜や、
環境フェスタでは高齢者疑似体験を行っております。参加
段差の高さなどを調べた
者は小学生から高齢の方までと多く、参加者には専用の装具
りしました。
をつけて地区センター内の階段や廊下の歩行を体験しても
調査箇所は桜井地区に
らいます。写真は子供たちが専用の箸を使って小豆を持って
ある橋(廣橋、念仏橋、
いる様子と、コミ協委員が体験の介助をする様子です。
千間台南陸橋、4号バイ
上
手
に
持
て
る
か
な
パス下間久里陸橋)を中
心に行い、それぞれのス
ロープの長さ、フェンス
の有無、段差の有無、勾
配等を調べました。
まとめは参加者の意
見が反映されるように
ワークショップ形式で
行い、報告書について
は、調査地、状況、住
車椅子で通行すると幅がギリギリです
民の声、改善案という内容でまとめました。
体
験
し
て
も
ら
い
ま
す
コ
ミ
協
委
員
が
介
助
し