越谷市空き家等の適正管理に関する条例(平成 27 年 4 月 1 日施行) 越谷市空き家等の適正管理に関する条例では、空き家等の所有者等に対して管理不全にならないよう に、適正な管理を行う責務を定めています。建物等の財産を所有する権利(相続も含む)を有すること は、それを管理する義務も有することです。皆様のご協力をお願いします。 ◇背景と目的 ◇対応の流れ 近年、急速に進む少子高齢化の影響等により、市内でも空き家が 増加傾向にあります。空き家は、あくまでも所有者の財産であり、 情報提供 空き家があるだけで問題にすることはできません。しかし、財産管 市民からの相談等 理が行き届かず、老朽化による倒壊や建築材の飛散、火災・犯罪の 誘発等、近隣住民に悪影響を与えたりすることを問題としています。 この条例は、空き家の所有者等に対し、自らの責任で適正な管理 を行うことを責務とし、管理不全な状態にある空き家の所有者等に 市による実態調査 (必要により立入調査) 外観調査・所有者情報調査 対しては、適正な管理を行うよう行政指導等を行います。 これにより、市民の生活環境の保全及び安全で安心なまちづくり 助言・指導 の推進に寄与することを目的としています。 必要な措置を通知 ◇対象となる空き家等 勧告 ◎空き家等 市内に所在する建築物及び工作物(立木を含む。 ) 期限を定めて通知 で、常時無人の状態にあるもの並びにその敷地をいう。 ◎管理不全な状態 空き家等が次に掲げるいずれかの状態にあ 命令 ることをいう。 期限を定めて通知 ア 行政処分(不利益処分) 老朽化又は台風等の自然災害により倒壊するおそれのあ ること。 イ 建築材等を飛散させ当該敷地外にある者の生命、身体又は 財産に被害を及ぼすおそれのあること。 ウ 不特定者の侵入等による火災又は犯罪が誘発されるおそ れのあること。 エ 敷地内の草木が著しく繁茂し、除枝又は除草が必要な状態 であり、周囲への生活環境を害するおそれのあること。 命令代行措置 所 有 者 等か らの 申 出が あり、緊急でやむを得な い 理 由 が ある と 認める ときは、市が当該措置を 代行します。 費用は、所有者等の負担 となります。 所有者等は、空き家等が周囲の生活環境に悪影響を及ぼ さないよう、自らの責任において適正な管理を行ってくだ さい。 空き家等が管理不全な状態にある場合、市は、空き家等 の所有者等に対して、条例に基づき必要な措置を講じてま いります。 公表・標識の設置 命令に従わない者の住所 及び氏名、空き家等の所在 地、命令の内容等の公表 行政代執行 <お問合せ> 行政代執行法の規定によ 越谷市協働安全部くらし安心課 り、代執行を行います。 電話 048−963−9185(直通)
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