横 浜 市 記 者 発 表 資 料 平成 27 年3月 30 日 総務局外郭団体指導・調整課 外郭団体の 27 年度からの協約を策定しました 横浜市では、外郭団体について、協約に基づく経営の向上に取り組んでいます。 27 年度からの新たな協約の策定にあたっては、外部の有識者による「横浜市外郭団体 等経営向上委員会」において、団体ごとの協約について審議を行いました。 このたび、経営向上委員会からの答申を踏まえ、市会常任委員会への報告も行ったう えで、団体ごとの 27 年度からの団体経営の方向性及び協約を策定しましたので、お知ら せします。 1 答申を踏まえた団体ごとの経営の方向性 【民間主体への移行に向けた取組を進める団体】(5団体) (株)横浜インポートマート (株)横浜港国際流通センター 横浜市場冷蔵(株) 横浜ベイサイドマリーナ(株) 横浜シティ・エア・ターミナル(株) 【事業の再整理・重点化等に取り組む団体】(5団体) (公財)横浜市体育協会 (公財)寿町勤労者福祉協会 (公財)横浜企業経営支援財団 横浜市住宅供給公社 (公財)よこはまユース 【引き続き経営の向上に取り組む団体】(26 団体) (公財)横浜市国際交流協会 (公財)三溪園保勝会 (公財)木原記念横浜生命科学振興財団 横浜市信用保証協会 (公財)横浜市総合保健医療財団 (公財)横浜市緑の協会 横浜高速鉄道(株) (公財)帆船日本丸記念財団 (公財)横浜市ふるさと歴史財団 (公財)横浜市男女共同参画推進協会 (公財)横浜市芸術文化振興財団 (公財)横浜観光コンベンション・ビューロー (株)横浜国際平和会議場 (公財)横浜市消費者協会 (公財)横浜市シルバー人材センター 横浜食肉市場(株) (株)横浜市食肉公社 (福)横浜市社会福祉協議会 (福)横浜市リハビリテーション事業団 (公財)横浜市資源循環公社 (公財)横浜市建築保全公社 ※1 (一社)横浜みなとみらい21 (株)横浜シーサイドライン 横浜ウォーター(株) 横浜交通開発(株) (公財)よこはま学校食育財団 【27 年度に改めて団体経営の方向性を審議する団体】(1団体) 横浜港埠頭(株)※2 ※1:27 年度に一般社団法人横浜みなとみらい21と統合予定のため、一般財団法人ケーブルシティ横浜としての 協約は策定しません。 ※2:27 年度以降の東京都、川崎市の各埠頭会社との統合の方向性が明らかになった時点で、改めて経営向上委員 で審議を行うこととし、26 年度は協約を策定しません。 2 協約のポイント (1) 市と団体が協議して目標を設定 これまでは市が示す方針をもとに団体が協約目標を設定していたところ、市と団体 が共通認識を持って連携して取組を進めるため、一体のものとして、市と団体が協議 して策定しました。 団体名 主な協約の内容 (公財)横浜市男女共同参画推 進協会 市の中期4か年計画の「日本一女性が働きやすい、働きがいのある都市の実現」等 に対応するため、女性の就業支援やDV予防・啓発等に係る目標を新たに設定 (公財)木原記念横浜生命科学 振興財団 団体職員のスキルアップを図るため、新たに、団体職員の計画的な研修受講を目標 として設定し、目標達成に向けて市が主催する研修等を活用する 市の中期4か年計画の「シニアが活躍するまち」と同じ目標値を新たに設定し、就 業機会の提供拡大により、就業延人数を増加させる (公財)横浜市シルバー人材センター 横浜ベイサイドマリーナ(株) 市の放置艇対策に対応できるよう、新たに放置艇受入区画の確保についての目標を 設定し、施設整備等を維持促進する (2) 団体の中期経営計画等にあわせた協約期間を個別に設定 これまでは全団体で同一の期間を設定(前期協約では3か年)していたところ、 新たな協約では団体の実状を踏まえた期間を個別に設定(2~5か年)しました。 団体名 期間 (公財)横浜市男女共同参画推進協会 理由 5か年 主要施設の指定管理期間に合わせるため (株)横浜国際平和会議場 (公財)寿町勤労者福祉協会 (福)横浜市社会福祉協議会 団体の中期経営計画期間に合わせるため 寿町総合労働福祉会館の再整備の時期に合わせるため 4か年 団体の中期経営計画、地域福祉保健計画の期間に合わせるため (株)横浜シーサイドライン 横浜市場冷蔵(株) 横浜シティ・エア・ターミナル(株) 団体の中期経営計画期間に合わせるため 団体の中期経営計画期間に合わせるため 2か年 団体の中期経営計画期間に合わせるため (3) 民間主体への移行に向けた取組を進める団体 27 年度以降の民間主体の経営への移行に向けて、市の関与の見直しや財務の改善を 進めます。 団体名 主な協約の内容 (株)横浜インポートマート 協約期間中(29 年度まで)の民間主体の運営への移行に向けて、累積損失の解消 や市の出資比率の見直しを進める 横浜市場冷蔵(株) 自立した経営に向け、市の人的関与を低減し、固有職員の内部登用を進める 引き続き当期純利益の黒字継続や利用客数の確保など、経営及びサービスの向上に 取り組む 引き続き物流棟入居率、事務所棟入居率の維持・向上に取り組み、累積損失の削減 (株)横浜港国際流通センター などの財務改善を進める 中長期的な経営の安定化に向け、マリーナの利用率を向上するとともに、初期投資 横浜ベイサイドマリーナ(株) への借入金の返済を進め、29 年度には償還を完了する ※(株)横浜インポートマートは、協約期間中に民間主体へ移行することを目指します。その他の4団体については、 民間主体の運営への移行に向けて、協約期間中は財務の改善等を進めます。 横浜シティ・エア・ターミナル(株) (4) 事業の再整理・重点化等に取り組む団体 団体の公益的使命の実現強化に向けて、事業の再整理や重点化を進めます。 団体名 (公財)横浜市体育協会 地域スポーツ施設等について、健全な経営を行うとともに、市の検討する方針に合 わせた施設管理や事業展開を行う (公財)横浜企業経営支援財団 保有施設の老朽化等に伴い、施設の方針を決定し、29 年度までに具体化に着手する (公財)よこはまユース 地域における人材育成やネットワークづくり等に重点的に取り組み、行政施策と地 域をつなぐ中間支援機能を発揮する (公財)寿町勤労者福祉協会 横浜市住宅供給公社 3 主な協約の内容 寿町総合労働福祉会館再整備に向け、協会のあり方について検討し、会館整備後の 協会の役割を定める 民間事業者等の参入状況を踏まえながら、高経年化したマンションや団地等の再生 を支援するなど、公益性が高い政策課題に重点的に取り組む 添付資料 27 年度からの団体経営の方向性及び協約 お問合せ先 総務局外郭団体指導・調整課長 工藤 哲史 Tel 045-671-4324
© Copyright 2024 ExpyDoc