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写真で見るかすがい
2/14
(土)
甘い音色で恋の歌を
(東部市民センター)
バレンタインデーに実施された、「モーツァルティッ
ク・バレンタイン」。指揮者でオーボエ奏者の茂木大輔
さんを中心としたメンバーが、木管 9 重奏でモーツァ
ルトの歌劇「魔笛」などの中から、恋の曲を演奏。観客
の皆さんは、茂木さんの洒脱 ( しゃだつ ) な解説を楽
しみながら、甘い音色に包まれていました。
プロが教える
2/20 自転車安全教室
(金)
(坂下中学校)
自転車通学をしている約 100 人の生徒が、競輪
選手会愛知県支部の皆さんから自転車の安全な走り
方を学びました。自転車の点検方法やブレーキの特
徴についての講義を受けた後、実際に自転車を使い
ながら、ブレーキの練習や直線往復走行に挑戦しま
した。
豊かな心を育む
創
2015
春日井
想
市長 伊藤 太
14
少年による痛ましい事件や無差別殺人事件のニュースが流れています。ま
た、振り込め詐欺や特殊詐欺の昨年の被害総額は、約559億円にもなり、被害
者の多くは子どもや孫を思う高齢者の方々であります。
何ともいたたまれな
い気持ちにさせられます。
こうした時、映画監督の山田洋次さんの言葉に深い共感を覚えました。山
田監督は、
「日本人は長い間ずっと畳の上で家族そろって暮らしてきました」
「外に出れば近所の怖いおじさんや、
豆腐屋のおばさんらに声をかけられ、
い
ろんなことを教えてもらった」
「今は、
(中略)インターネットを使えば、外に
出ることも必要ない。いっさい言葉を発せずに暮らすことができるのです」
「経済最優先で生活は便利になりました。
でも、文化や心の問題がなおざりに
されてきた」
「今こそその方向性を変えるべきときに来ていると思います」
と
語られていました。(※)
便利さを体験した後に、元の生活に戻すことは難しく、
また、便利さの追求
によってこそ進歩があるのも事実です。時代も環境も大きく変わっていく中
だからこそ、
家族や地域での会話や助け合い、
そして、文化やスポーツを通し
て『心の豊かさ』
『相手を思いやる心』を育んでいければと思っています。
※平成27年1月6日 読売新聞朝刊より
広報春日井 平成 27 年 4 月 1 日号