2015 年度 BKC 社系研究機構・研究所重点研究

2015 年度 BKC 社系研究機構・研究所重点研究プログラム
募集要項
1.プログラムの目的
学内外の研究動向を踏まえ、萌芽的な研究を発掘し組織的な支援を通じて研究活動を発展させる
ことは、研究所の重要な役割となる。各研究所が中長期の展望によって策定した総合計画に基づき、
研究所としての重点プロジェクトを設定し推進する取り組みに対して支援を行う。重点プロジェク
トには若手研究者の参画を推奨することとし、研究所の特徴化と若手研究者育成を促進することを
本プログラムの目的とする。
2.募集内容
助成対象
① 対象機関
BKC 社系研究機構に設置される期限の定めのない下記の研究所・センターを
対象とする。
・社会システム研究所
②内容・申請条件
研究所の総合計画に基づき、当該年度に実施する重点プロジェクトを定め、
事業計画として策定する。重点プロジェクトは関連する研究課題で過去3年
以内に科学研究費補助金等の省庁系の補助金や、民間財団の助成金等、学外
研究資金への申請実績を有することを条件とする。※1
重点プロジェクトには若手研究者の参画を推奨する。※2
助成額上限
1研究所あたり上限 500 万円の範囲内で助成
助成対象期間
2015 年 4 月 1 日~2016 年 3 月 31 日
申請方法
研究所毎に事業計画を取りまとめ、申請する。
重点プロジェクトは複数設定することを可能とする。
※1 採否の結果は問わない
※2 若手研究者とは、立命館大学の博士前期(修士)課程・後期課程および一貫制博士課程に在
籍する院生、専門研究員、研究員、補助研究員、リサーチアシスタント、日本学術振興会特
別研究員を指す。
3.審査にあたって
(1)BKC 社系研究機構長による事前評価
研究所が策定した事業計画は、BKC 社系研究機構長が内容を確認し、次の基準により事前評価を
行う。必要に応じて研究所長と機構長が協議し、計画内容を補正する。
1)研究所の総合計画に照らし、重点プロジェクトの位置づけに妥当性があるか
2)学部・研究科、研究分野などの枠組みを横断し、研究体制としての拡がりを持っているか
3)外部資金の獲得に意欲的に取り組んでいるか
4)若手研究者育成の方策が研究計画に盛り込まれているか
1
5)総合計画と整合し、研究所の特徴化に寄与するプロジェクトとなっているか
6)前年度事業計画の達成状況を踏まえた内容となっているか
(2)研究高度化推進施策に関わる審査委員会における審査
BKC 社系研究機構長による事前評価を経て、研究高度化推進施策に関わる審査委員会が審査基
準に基づく審査を行い、助成額を決定する。
1)助成額は事業計画に記載された重点プロジェクト毎に審査し、決定する。
2)審査結果は研究委員会に報告する。
(3)審査基準
下記のポイントを中心に評価を行った上で、総合評価する。
1)研究目的
①研究目的が具体的かつ明確に示されているか。
②研究課題を設定する視点に、特色や独創性が認められるか。
2)研究計画・方法
①研究目的を達成するため、研究計画は十分練られたものになっているか。
②研究計画と予算計画の整合が図られているか。また、効果的、効率的な予算執行を企図してい
るか。
3)若手研究者育成のための工夫
①若手研究者を加えた体制であるか。
②若手研究者育成の方策が考慮されているか。
4)研究活動の展開・方向性
①学外研究資金への申請実績を有するとともに、今後の申請予定も妥当なものか。
②研究成果を広く発信し、社会へ還元する方法等を計画しているか。
5)前年度評価
①前年度事業計画の達成状況
②前年度の実績に基づいた事業計画となっているか
4.留意事項
(1)1研究所あたりの事業計画は1つとする。ただし、事業計画の中で複数の重点プロジェクトを
設定することは妨げない。
(2)助成額は設定した重点プロジェクト毎に審査し、決定する。
(3)前年度評価については、BKC 社系研究機構長に提出いただく
事業報告書(2015/5/8 締切)を参考といたします。
Aプロジェクト
300 万円
Bプロジェクト
150 万円
Cプロジェクト
50 万円
合計
500 万円
審査結果
⇒
Aプロジェクト
240 万円
Bプロジェクト
120 万円
Cプロジェクト
50 万円
410 万円
合計
2
Cプロジェクト
Bプロジェクト
【事業計画と審査のイメージ】
α研究所 2015 年度計画
事業計画
Aプロジェクト
・目的
・方法
・体制
・予算額
・………
合計 500 万円以内
5.研究経費の使途
(1)旅費(国外・国内)
、図書資料費、機器備品費、アルバイト等謝金、消耗品費、印刷・製本費
など、研究計画の遂行に必要となる経費および研究成果の取りまとめに必要な経費を対象と
する。
(2)対象外の経費(人件費等)や目的外の使用などは認めない。
6.審査結果の通知
審査結果の通知については、2015 年 7 月上旬(予定)に研究所長宛に文書で通知する。
7.申請書類および個人情報の取扱い
(1)申請書類等の提出物は審査のみに利用する。なお、提出物の返却はしない。
(2)申請書類等より取得した個人情報は、審査以外の目的には利用しない。
8.申請方法・審査スケジュール
申請締切
:2015 年 5 月 8 日(金)17時必着
申請書提出先:BKC リサーチオフィス アクロス
提出方法
担当:廣瀬(内線 7851)
:所定様式の申請調書を1部印刷のうえ提出
4 月 3 日~5 月 8 日 申請受付期間
5 月 11 日~5 月 22 日 BKC 社系研究機構長による事前評価
5 月 25 日~6 月下旬
研究高度化審査委員会による審査
7 月上旬
審査結果の通知
9.その他留意事項
審査結果の通知以前(4 月~審査結果の通知)の経費執行については、プロジェクト継続性の観点
から BKC 社系研究機構長の事前承認を得たうえで、必要に応じて予算措置を行うこととする。
10.2016 年度以降のプログラムについて
本プログラムは「立命館大学第 2 期研究高度化中期計画(2011~2015 年度)
」に基づいて実施して
いる。次期(2016 年度以降)の計画および予算についてはまだ確定しておらず、本プログラムの実施
については未定である。
研究者 DB 入力のお願い
研究者 DB は、研究業績やプロフィールを Web から公開するためのデータベースです。審査過
程で参画する研究者に関して研究者 DB を参照することがあります。できるだけ多くの情報を入力
していただきますよう、よろしくお願いいたします。詳細は、研究部ホームページ
(http://www.ritsumei.ac.jp/research/member/researcher_login/index.html/)からご覧ください。
以上
3