. 2015年3月31日 No.14119 OKI、横河電機の青梅事業所を取得 ∼EMS 事業拡大に向けた生産能力強化と横河電機向け生産を受託∼ OKI は横河電機株式会社(以下 横河電機)と、この たび、横河電機のプリント配線板生産と基板実装の 拠点である横河マニュファクチャリング株式会社 (社長:真鍋嘉利、本社:東京都武蔵野市、以下横 河マニュファクチャリング)青梅事業所を、沖プリ ンテッドサーキット株式会社(社長:嶋田宏、本社: 新潟県上越市、以下 OKI プリンテッドサーキット) に 4 月 1 日付けで譲渡する契約を、3 月 26 日に締 青梅事業所 結いたしました。青梅事業所で行っていた横河電機 向けプリント配線板生産と基板実装は、OKI が生産受託して青梅事業所で継続生産します。 また、同時に横河マニュファクチャリングと OKI は、横河マニュファクチャリング甲府事業 所で行っている基板実装の全てと、装置組立の一部を OKI へ生産委託する契約を締結しまし た。これにより OKI は、横河電機が国内で生産していたプリント配線板と基板実装の全量を 受託するとともに、プリント配線板の生産能力を 20%引き上げ、EMS 事業の拡大を目指しま す。 OKI は、2016 年度を最終年度とする「中期経営計画 2016」(2013 年 11 月 12 日発表)にお いて、高度な生産技術と品質保証力を活かした ハイエンド型 EMS(生産受託)事業を成長分 野の1つとして位置付けています。OKI のプリント配線板事業は 1965 年からはじまり、102 層の超高多層プリント配線板の設計・量産技術を、世界で初めて開発に成功するなど、高い技 術力による大型・高多層基板で評価を受けています。EMS 事業成長のためには、プリント配線 板事業の拡大とともに、強みであるプリント配線板から最終製品組立までの一貫生産体制の更 なる強化が必要でした。 横河電機は、高い信頼性が求められる自社の制御・計測機器向けに多種多様なプリント配線 板生産を 1969 年より開始し、国内では唯一青梅事業所にて生産していました。しかし、プリ ント配線板生産と基板実装は、技術の進歩も著しく継続した設備投資が必要な事もあり、構造 改革を進める中でその位置付けを見直していました。このたび OKI の EMS 事業の将来性と高 1 い信頼性を実現する技術力、多品種生産の実績を高く評価し、自社製品向けプリント配線板生 産と基板実装の確実な継続・高度化、そして青梅事業所の雇用維持ができると判断し、今回の 合意にいたりました。 【譲受後の青梅事業所の概要】(2015 年 4 月 1 日以降) 新名称:OKI プリンテッドサーキット青梅事業所 所在地:東京都青梅市藤橋 3-8-2 事業内容:プリント配線板の製造、基板実装 敷地面積:11,300 ㎡ 従業員数:77 人 ※沖電気工業株式会社、沖プリンテッドサーキット株式会社は、通称をそれぞれ OKI、OKI プリンテッドサーキットとします。 ※ 本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。 --------------- 本件に関する報道機関からのお問い合わせ先 OKI 広報部 電話 03-3501-3835 2 --------------
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