未来を創る!三河地域の幹線道路づくり。 平成 27 年 3 月 24 日 国土交通省中部地方整備局 名 四 国 道 事 務 所 -記者発表資料- 名豊道路 が ま ご お り が ま ご お り こ う た あ し の や 蒲郡バイパス(蒲郡IC~幸田芦谷IC) ~ 民需の拡大、地域経済を支える名豊道路 ~ がまごおり がまごおり こ う た あしのや 国道23号名豊道路 蒲郡 バイパス(蒲郡 IC~幸田 芦谷 IC間、延長:約5.9km)が、平成 26年3月23日(日)に暫定2車線で開通し1年がたちました。 これまでの名豊道路の開通による効果を取りまとめましたのでお知らせします。 ◇開通による主な効果◇ 名豊道路の効果 1. 国際競争力強化と民需の拡大 ①名古屋港・三河港からの自動車貿易を支え、産業の国際競争力を高め、日本の経済を支えて います。 ② 名豊道路の開通に伴い自動車関連企業が進出し、地域経済の好循環を実現しています。 ③ 名豊道路沿線の自動車関連工場の物流体制(ジャストインタイム)を支援しています。 ④ 蒲郡市に新たな企業進出が決定しました。今後の企業進出も期待されます。 蒲郡バイパスの効果 2. 広域医療・救命活動を支援 ● 搬送病院の選択肢増加に繋がり、1分を争う救急搬送に貢献しています。 3. バイパス機能の発揮 ① 名豊道路に国道1号の大型車が転換し、走行環境が改善しています。 ② 蒲郡市街地中心部の渋滞が解消。開通後の新たな課題も関係機関が連携し早期に対策を実施。 ③ 蒲郡市内の交通事故件数が減少するなど、交通安全の確保に貢献しています。 ※本記者発表資料で使用している図等の使用を希望される場合は、下記問合せ先までご連絡下さい。 発表記者クラブ ・ 解禁 中部地方整備局記者クラブ、蒲郡市政記者クラブ、岡崎市政記者クラブ 豊川市政記者クラブ、豊橋市政記者会、田原市政記者クラブ 解禁指定なし 問い合わせ先 国土交通省中部地方整備局 名四国道事務所 わかすぎ 副所長 若杉 た か し 孝司 TEL:052-823-7911(代表) FAX:052-823-7919(代表) ホームページアドレス http://www.cbr.mlit.go.jp/meishi/ 道路の異状を発見したら ・ ・ ・ 道路緊急ダイヤル #9910(24時間受付) 未来を創る!三河地域の幹線道路づくり。 名豊道路の効果 開 通 1.国際競争力強化と民需の拡大 ①名古屋港・三河港からの 自動車貿易を支え、国際競争力を強化! ■ 日本の経済をけん引する自動車産業、それを支える名豊道路 自動車産業は我が国の貿易黒字の約5割を占める重要産業です。名古屋港や三河港への自動車 物流を担う名豊道路は、産業の国際競争力を高め、日本の経済を支えています。 例えば、T社グループの完成車や自動車部品を積んだ物流貨物においては、1日当たり約660便 が名豊道路を利用するなど、自動車産業を支える道路として利用されています。 〔自動車産業の物流交通は名豊道路を利用〕 三河港・田原工場行きの約660便/日が利用 【T社グループの事例】 西三河地域を中心とするT社グループ各自動車部品工場から、名豊道路経由で部品をT社の田原工場に運送。 T社は田原工場や豊田市域で組み立てた完成車を三河港より北米に輸出。 ● T社グループの物流貨物の動き 名古屋港 名豊道路を走行する完成車輸送トラック 【完成車】 1日に 名豊道路で 約 三河港へ 400便 写真:T社提供 写真:国土交通省名四国道事務所撮影 (平成25年5月) 【部品】 1日に 名豊道路で 約 田原工場へ その他 欧州・アジア等へ (約100万台/年) 260便 三河港 北米へ (約80万台/年) 出典:自動車メーカーヒアリング調査 写真:三河港振興会提供 〔我が国の貿易黒字の約5割は自動車産業〕 ● 我が国の貿易収支 (兆円) 化学製品 40 +1兆円 原料別製品 +3兆円 黒字 30 貿易黒字の 約5 割 貿易収⽀ 一般機械 +7兆円 20 電気機器 +2兆円 10 輸送用機械 +14兆円 0 その他 10 -2兆円 赤字 鉱物性燃料 -26兆円 20 30 40 2013年 (暦年) 出典:貿易統計 輸出入額の推移(主要商品別)[財務省] 原料品 -4兆円 食料品 -6兆円 ● 輸送用機械の内訳 100% その他5% 80% 60% 自動車・ 40% 自動車の 部分品 20% 95% 0% 輸送用機械の貿易黒字 名豊道路の効果 開 通 1.国際競争力強化と民需の拡大 ②開通に伴い、自動車関連企業が進出! 地域経済の好循環を実現!! ■ 沿線地域の産業・経済の発展 名豊道路の整備に伴い、沿線地域では新たな自動車関連企業が進出しており、民間需要が拡大 しています。その結果、製造品出荷額等は名豊道路の整備開始前と比べて約10倍に(約7.0兆 円)増加、従業者は約2割(約3.2万人)増加しており、地域に雇用が生まれ、地域経済の好 循環に繋がっています。 〔名豊道路の整備に伴い沿線地域に自動車関連企業が進出〕 S社工場(1985年稼働) 安城 西尾IC (拡張工事中) S社工場 (1985年稼働) W社工場 写真:W社提供 D社工場(1998年稼働) D社工場 道路整備 企業進出 1970 (S45)年以前 西尾東IC 名豊道路 整備開始以降 1970 (S45)年代 1980 (S55)年代 小島江原IC 1990 (H2)年代 2000 (H12)年以降 写真:国土交通省名四国道事務所撮影 ※沿線地域の企業:名豊道路のICから10km圏内の自動車関連企業(T社グループ)を対象に作図 〔名豊道路沿線への企業進出により製造品出荷額等、従業者数とも増加〕 10.0 8 8.0 6 全国 6.0 4 4.0 0.0 0 S44 S55 H2 H12 年比) 2.0 44 名豊道路 整備開始以降 名豊道路沿線 約2割増 1.4 1.2 20 1.0 15 0.8 全国 0.6 10 0.4 5 0.2 0.0 0 H22 S44 知立バイパス沿線 蒲郡市 名豊道路沿線(伸び率) 岡崎バイパス沿線 豊橋・豊橋東バイパス沿線 全国(伸び率) 44 年比) 2 25 従業者数(万人) 製造品出荷額等(兆円) 名豊道路 整備開始以降 12.0 ● 従業者数(製造業)の推移 従業者数の伸び率(対昭和 10 名豊道路沿線 約10倍増 製造品出荷額等の伸び率(対昭和 ● 製造品出荷額等の推移 S55 H2 H12 H22 ※工業統計(製造品出荷額等、製造業の従業者数) ※名豊道路沿線:刈谷市、安城市、知立市、西尾市、蒲郡市、豊川市、豊橋市、 幸田町、 岡崎BP沿線:西尾市、幸田町 名豊道路の効果 開 通 1.国際競争力強化と民需の拡大 ③名豊道路沿線の自動車関連工場の 物流体制(ジャストインタイム)を支援! ■ ジャストインタイムの物流体制を支える 名豊道路は、定時性・速達性が求められる自動車産業の物流体制(ジャストインタイム方式) を支えています。 〔物流の定時性・信頼性が求められるジャストインタイム方式〕 ● ジャストインタイム方式とは 必要な部品を、必要な時に、必要な数だけ製造・供給する体制。 →必要部品を確実に定刻納入する必要があり、物流の定時性・信頼性が求められます。 部品Bを ●時に▲個 発注 部品Aを ○時に△個 発注 部品A搬送 部品B搬送 部品B工場 部品A工場 部品Bを ●時に▲個納入 完成車工場 部品Aを ○時に△個納入 〔名豊道路はジャストインタイム方式に貢献〕 ● 自動車関連企業の声 ジャストインタイム方式では定刻で部品を納入する必要があり、余裕時間をとって早めに出 発しています。 名豊道路の整備によって納品先までの所要時間が短縮したため、余裕時間を短くして出発 を遅らせても定刻に間に合うようになりました。余裕時間はそのまま物流コストとなりますので、 物流コストが削減できています。 〔毎日多くの自動車関連物流が名豊道路を利用〕 ● 自動車関連企業の名豊道路の利用便数 (D社・S社・W社の3社の事例) 完成車 工場 至 愛知県西部以西 豊田市・名古屋港等 <ラジエータ> 出典:自動車関連企業ヒアリング調査 カーエアコン、 オートマチック トランスミッション、 ラジエータ等 約80便/日 至 静岡県東部以東 <カーエアコン> カーエアコン等 約50便/日 名豊道路 <オートマチックトランスミッション> アルミインゴット、 オートマチック トランスミッション、 カーエアコン等 約180便/日 部品工場 集積地域 名豊道路 至 静岡県西部 <クラッチカバー> 西三河地域 名豊道路沿線 <オイルパン> カーエアコン、 オートマチックトランスミッション、 クラッチカバー、 オイルパン等 約340便/日 完成車工場 部品工場 豊橋市・田原市 名豊道路の効果 開 通 1.国際競争力強化と民需の拡大 ④蒲郡市に新たな企業進出が決定! 今後の企業進出にも期待!! ■ 蒲郡西IC付近に新たな企業用地を計画、未開通区間沿線にも企業進出 がまごおり 蒲郡市では蒲郡バイパス蒲郡西IC付近に企業誘致の為の新たな企業用地の整備を計画しています。 さらに、未開通区間沿線でも、今後の開通を見据え新たな企業進出が決定(H26.12)しました。 〔蒲郡西IC付近に 新たな企業用地を計画〕 〔蒲郡バイパスの良好なアクセス性により 用地取得規模:4.6ha 新たな企業が進出〕 至 豊橋市 至 名古屋市 操業予定:平成28年8月 従業員:当初50名(将来増員予定) 事業概要: 自動車用エンジン部品製造 とよた たはら 豊田市や田原市のエンジン組立工場へ部品供給 地域の雇用 拡大に貢献 エンジン部品を直納するティアワンの企業 ほりきり 堀切地区工業団地 分譲面積:3~4ha 交通アクセス: 東名高速道路 音羽蒲郡IC 9.8km 名豊道路 蒲郡西IC 0.5km 豊田市 方面へ 蒲郡バイパスによる 良好なアクセス性!! 幸田芦谷IC 音羽蒲郡IC 蒲郡西IC 蒲郡IC 幸田桐山IC 至 名古屋市 計画中の企業用地 (堀切地区工業団地) 蒲郡市 (仮称)金野IC 幸田町 豊川為当IC 市役所通り 既存の工業団地 (浜町工業団地) 田原市 方面へ 至 豊橋市 三河港 新たな企業進出:A社 (自動車部品メーカー) ● 蒲郡市の声 蒲郡バイパス沿線(蒲郡西IC付近)には、新たな企業用地を整備する計画があり、さらなる地域の雇 用拡大などの効果が発現することが期待できます。 また、蒲郡バイパス(名豊道路)を活用したアクセス性の良さを魅力に感じていただき、新たな企業 を誘致することができました。 蒲郡市企業立地推進課 蒲郡バイパスの効果 2.広域医療・救命活動を支援 開 通 搬送病院の選択肢が増加! 1分を争う救急搬送に貢献!! ■受入医療機関選定時間短縮により、迅速な救急医療活動を支援 こうた 国道23号現道がスムーズに走行できるようになったことで、幸田町における救急患者の蒲郡 市民病院への搬送件数が増加しています。救急搬送において迅速な受け入れ病院の確保が問題 となっている中、地域の方へのより迅速な救急医療活動を支援しています。 〔搬送病院の選択肢が増加〕 ● 主要な搬送病院の分担関係(幸田町全体) 開通前 幸田町からの救急搬送病院選択肢が増加 安城更生病院 西尾市民病院 190 開通後 116 826 127 0% 平成25年 124 1285件 10% 蒲郡市民病院 岡崎市民病院 145 818 20% 40% 蒲郡市民病院の 分担率が増加 60% 183 80% 平成26年 1244件 15% 100% 搬送病院の分担率(%) 安城更生病院 西尾市民病院 岡崎市民病院 蒲郡市民病院 ※幸田町消防本部提供データ 開通前:平成25年、開通後:平成26年 ● 搬送病院の分担関係(幸田町全体) 岡崎市 安城市 岡崎市民病院 安城更生病院 西尾市民病院 岡崎IC 幸田町 名豊道路 西尾市 <主な搬送病院> こうた がまごおり 幸田町 ⇒ 蒲郡市民病院 おかざき 岡崎市民病院 にしお 西尾市民病院 あんじょう 安城更生病院 蒲郡市民病院へは 国道23号現道利用 蒲郡市 蒲郡市民病院 蒲郡市民病院の 分担率が増加 10% ⇒ 15% ● 救急隊員の声 蒲郡市民病院への救急搬送時は通行止めのリスクの少ない国道23号(現道)等を利用していま す。 蒲郡市内を走行する大型車がバイパスへ転換し、国道23号(現道)がスムーズに走行できるよう になり、搬送時間が短縮され、救急医療に貢献しています。 搬送先の病院から消防署への帰署は蒲郡バイパスを利用しており、時間が短縮されたため、次 の出動により早く備えられるようになっています。 蒲郡バイパスの効果 開 通 3.バイパス機能の発揮 ①豊明~音羽蒲郡間の所要時間が短縮 国道1号の大型車が名豊道路に転換 ■名豊道路に国道1号の大型車が転換、バイパス機能が発現 とよあけ おとわがまごおり 蒲郡バイパスが開通し、豊明~音羽蒲郡間が信号交差点が少なく走行性の高い道路で 繋がりました。 それにより、バイパス機能が発揮され、国道1号では大型車が減少し、走行環境が改善 しています。 <国道1号ルート(開通後)> 延長:約33km (額田IC) 平均旅行速度:約29km/h 信号交差点数:88箇所 豊田JCT 豊田市 豊明市 豊田南IC 岡崎IC 豊明IC 音羽蒲郡IC 岡崎市 知立市 豊明~音羽蒲郡間が走行性 の高い道路で繋がったことで 国道1号の大型車が転換 大府市 刈谷市 豊川市 蒲郡市 安城市 東浦町 <名豊道路ルート> 延長:約42km 平均旅行速度:約41km/h 信号交差点数:2箇所 幸田町 高浜市 阿久比町 半田市 碧南市 西尾市 :交通量観測装置設置箇所 ※平均旅行速度:プローブデータ(平成26年11月平日平均) ●国道1号ルートと名豊道路ルートの所要時間 国道1号ルート ●国道1号と名豊道路の交通量 名豊道路ルート 国道1号 (万台/日) 80 所要時間が 1分短縮 69 6.5 6.5 81 (万台/日) 所要時間が 25分短縮 68 56 60 開通後は国道1号ルートより 名豊道路ルートの方が早くなった 40 6.5 交通量は 変化なし 20 2.5 2.0 1.5 1.0 0.5 開通前 開通後 開通前 ※開通前:H22センサス12時間平均速度を基に算出 ※開通後:民間プローブデータ(H26.11平日平均) 開通後 交通量が 約1万台増加 2.4 2.5 1.6 2.0 1.4 大型車が 約2千台減少 (約1割減少) 0.0 0 名豊道路 1.5 1.4 1.1 1.0 0.5 0.5 大型車が 約6千台増加 開通前 開通後 0.0 開通前 開通後 ※開通前:交通量観測装置(H25.4~12平日平均) ※開通後:交通量観測装置(H26.4~12平日平均) :小型車 :大型車 蒲郡バイパスの効果 開 通 3.バイパス機能の発揮 ②市街地中心部の渋滞が解消! 開通後の新たな課題も関係機関との 連携を図り早期に対策実施!! ■ 蒲郡市街地の渋滞解消と新たに発生した課題への対応 ふそう 蒲郡バイパスの開通により、蒲郡市街地の主要渋滞箇所に選定されている府相交差点では、 渋滞が解消しました。 みやちょう いよど 一方、三谷町伊予戸交差点等においては、蒲郡IC側からの流入交通が増加したため新たに渋 滞が発生しましたが、関係機関が連携し早期に対策を実施し、解消しました。 ● 府相交差点(東行き)の渋滞長の変化 510m 400 蒲郡西IC 蒲郡IC 幸田町 蒲郡バイパス 利用交通が集中 蒲郡市 渋滞が解消 早期対策で 解消 渋滞 渋滞方向 200 (m) 0 解消 渋滞 0m 開通前 豊川市 至 豊橋市 最大渋滞長 至 名古屋市 600 府相 (主要渋滞箇所) 開通後 三谷町伊予戸 ※渋滞長調査結果 開通前:H26.3.11(火)、開通後:H26.4.24(木) 国土交通省名四国道事務所実施 ●新たな課題に早期対策を実施(三谷町伊与戸交差点南進2車線化【愛知県施工】) 南進流入部を2車線にする対策を実施したことで、渋滞が解消しました。 対策前 至 蒲郡IC 1車線 対策後 至 蒲郡IC 2車線 至 蒲郡市街 至 蒲郡市街 対策前 (m) 1200 1000 800 600 400 200 0 最大渋滞長 既存用地を活用して 南進方向を 1車線→2車線化 至 豊橋 ●三谷町伊予戸交差点の渋滞長の変化 至 豊橋 980m 渋滞が悪化 180m 渋滞が 解消 0m 開通前 開通後 対策後 対策後 ※交通量調査結果 開通前:H26.3.11(火)、開通後:H26.6.3(火)、 対策後:H27.1.14(水) 国土交通省名四国道事務所、 愛知県東三河建設事務所で実施 H26.4.24撮影 H26.12.5撮影 蒲郡バイパスの効果 開 通 3.バイパス機能の発揮 ③蒲郡市内の交通事故件数が減少!! ■ 蒲郡市内の人身事故件数(事故類型)が減少 がまごおり 蒲郡バイパス開通後、蒲郡市内の人身事故件数が2割減少しました。特に、蒲郡市内の渋滞 が緩和された事で、渋滞に起因する追突事故の件数が3割減少しました。 蒲郡バイパスは地域の安全性確保に寄与しています。 ● 蒲郡市内の人身事故件数(事故類型)の変化 (件) 400 350 300 250 幸田町 蒲郡市 市役所通り 92 150 100 182 50 0 追突 豊川市 蒲郡IC 至 豊橋市 38 11 23 32 95 200 蒲郡西IC 至 名古屋市 36 30 29 33 音羽蒲郡IC 幸田芦谷IC 人身事故件数が 81件(2割)減少 450 開通前 出会頭 右左折時 追突が 54件 (3割) 減少 人対車両 蒲郡市 (人身事故件数集計範囲) 128 市役所通りの状況 開通前 開通後 車両単独 市役所通りの状況 H26.3.11撮影 開通後 その他 H26.7.23撮影 渋滞が解消 ※死傷事故件数 開通前:H25.4~12 開通後:H26.4~12 ※愛知県警提供データより集計 関係機関が一体となった取組み 国・県・市・町・県警が連携して対策・効果を検討 ■ 蒲郡市周辺の新たな渋滞対策等の検討・実施、整備効果を一体で検討 蒲郡バイパスが一部のみ開通したことで、バイパスへアクセスする蒲郡・豊川市等の現道で 新たに渋滞が発生するなどの課題が発生しました。 これに対応するため、関係機関(国交省、愛知県、蒲郡市、豊川市、幸田町、愛知県警)が 一体となり、対策を実施・効果の検証を行っています。 また、蒲郡バイパスの開通による様々な効果について、幅広く調査・分析することで、 名豊道路の整備が「地域にもたらした効果」を把握し、地域の活性化につなげていきます。 愛知県 蒲郡市 豊川市 幸田町 愛知県警 名豊道路の整備状況(参考) なごや とよはし 国道23号バイパス名豊道路は、名古屋市と豊橋市を結ぶ延長約73kmの大規模バイパスです。 名豊道路は、知立、岡崎、蒲郡、豊橋、豊橋東バイパスの5つのバイパスによって構成されており、これま でに、約9割が開通((一部)2車線を含む)し、未開通区間は蒲郡バイパスの約9.1kmのみとなっています。 平成26年3月23日の蒲郡バイパスの開通により、西三河地域のバイパスが形成されました。また、平成25 年6月には、豊橋東バイパスの全線開通により、東三河地域のバイパスも形成されています。 全線開通すると、三河地域全体の大規模バイパスが形成され、物流・経済活動に大きく貢献することが期 待されます。 ■ 名豊道路の位置図 知立バイパス 至 名 古 屋 国道23号 名豊道路 岡崎バイパス 蒲郡バイパス 豊橋バイパス 豊田市 豊明IC 今川IC 豊田南IC 富士松IC 一ツ木IC 豊橋東バイパス 豊田東JCT 名古屋港 豊田東IC 愛知県 豊田JCT 上重原IC知立市 西中IC 刈谷市 衣浦港 野田IC 安城市 高棚北IC 高棚福釜IC 中部国際 空港 岡崎IC 岡崎市 和泉IC 三河港 岡崎東IC 安城西尾IC 名豊道路 藤井IC 碧南市 全体図 中原IC 幸田町 小島江原IC 西尾東IC 音羽蒲郡IC 幸田須美IC 幸田桐山IC 幸田芦谷IC 蒲郡西IC 東名高速道路 蒲郡IC 豊川IC 西尾市 蒲郡市 豊川市 豊川為当IC 西三河地域の バイパス形成 H26.3.23 開通区間 小坂井御津IC 未開通区間 前芝IC 豊橋市 三河港 1970年代に整備 豊川橋南IC 湖西市 1980年代に整備 神野神田IC 1990年代に整備 東三河地域の バイパス形成 2000年代以降に整備 未開通区間 H25.6 開通区間 豊橋港IC 大崎IC 大清水IC 野依IC 七根IC 小松原IC 細谷IC 豊橋東IC 田原市 4 4 4 2 2 車線開通 2 14 蒲郡バイパス( 幸田芦谷IC~蒲郡IC間) 暫定 )車線化完了 4 13 豊橋東バイパス 豊(橋東IC~細谷IC間 暫)定 車線開通 豊橋バイパス 前(芝IC~大崎IC間 )車線化完了 岡崎バイパス 藤(井IC~安城西尾IC間 )車線化完了 知立バイパス 高(棚北IC~和泉IC間 2 4 12 知立バイパス 安(城西尾IC~和泉IC間 )車線化完了 豊橋バイパス 前(芝IC~豊川為当IC間 暫)定 車線開通 豊橋東バイパス 細(谷IC~七根IC間 暫)定 車線開通 2 )車線化完了 4 2000年代以降 07 08 09 10 11 知立バイパス 高(棚北IC~野田IC間 )車線化完了 2 知立バイパス 野(田IC~西中IC間 2 05 06 岡崎バイパス( 幸田芦谷IC~幸田須美IC間) 暫定 車線開通 豊橋東バイパス 七(根IC~野依IC間 暫)定 車線開通 4 04 岡崎バイパス 幸(田須美IC~西尾東IC間 暫)定 車線開通 豊橋バイパス 野(依IC~大崎IC間 暫)定 車線開通 )車線化完了 2 知立バイパス 刈(谷市一ツ木町~豊明IC間 車線開通 4 岡崎バイパス 西(尾東IC~中原IC間 暫)定 車線開通 4 )車線化完了 2 2 2 知立バイパス 西(中IC~知立市上重原町間 2 知立バイパス 知(立市上重原町~刈谷市一ツ木町間 )車線化完了 豊橋バイパス 大(崎IC~豊橋港IC間 暫)定 車線開通 岡崎バイパス 中(原IC~安城西尾IC間 暫)定 車線開通 車線開通 2 豊橋バイパス 豊(橋港IC~神野新田IC間 暫)定 車線開通 2 2 1990年代 93 94 95 96 97 98 99 00 01 02 03 88 89 90 91 92 知立バイパス 和(泉IC~安城西尾IC間 暫)定 2 87 知立バイパス 野(田IC~高棚北付近間 暫)定 車線開通 知立バイパス 西(中IC~野田IC間 暫)定 車線開通 2 1980年代 83 84 85 86 豊橋バイパス 豊(川橋を含む前芝~神野新田間 暫)定 知立バイパス 豊(明IC~西中IC 暫)定 車線開通 車線開通 車線開通 2 知立バイパス 和(泉付近 暫)定 名 豊 道 路 開通経緯 知立バイパス 高(棚北付近~和泉IC間 暫)定 1970年代 77 78 79 80 81 82 至 浜 松 2 蒲郡バイパス開通区間概要(参考) がまごおり ●国道23号蒲郡バイパスは、国道1号及び23号の交通混雑の緩和を図るとともに、 なごや きぬうら ひがしみかわ 名古屋、衣浦、東三河の臨海工業地帯とその後背地、農業地帯と工業地帯、都市とを機能 的に結びつけ、物流交通の円滑化や土地利用の効率化などに資する目的で計画された延長 こうたあしのや がまごおり 約15kmの道路です。このうち、蒲郡IC~幸田芦谷ICの約5.9kmが平成26年 3月23日に開通しています。 ●開通区間の概要 開 通 区 開 通 延 車 線 がまごおり がまごおりしせいだちょう こうたあしのや ぬかたぐんこうたちょうあしのや 間:蒲郡IC(蒲郡市清田町)~幸田芦谷IC(額田郡幸田町芦谷) 日:平成26年3月23日(日) 長:5.9km 数:暫定2車線 ■ 開通区間の状況 ②蒲郡西IC ①幸田芦谷ICから豊橋方面を望む 至 豊橋 ③蒲郡ICから名古屋方面を望む 至 名古屋 至 名古屋 至 豊川 至 蒲郡市街地 至 豊橋 平成26年12月撮影 至 名古屋 平成27年2月撮影 国道473号 蒲郡IC 平成26年12月撮影 至 名古屋市 音羽蒲郡IC 1 幸田芦谷IC 蒲郡西IC 幸田町 3 豊川市 蒲郡IC 2 幸田桐山IC 蒲郡市 (仮称)金野IC (一)蒲郡碧南線 豊川為当IC 至 豊橋市 凡例 三河港 開通区間 (H26.3.23) 開通済区間 事業中 ■ 開通区間の標準断面 〈土工部〉 〈高架部〉 7.0 〈トンネル部〉
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