特 許 異 議 申 立 書 ( 様 式 61 の 2) の 作 成 要 領 特許異議申立書は、特許掲載公報の発行の日から6月以内に限り、 提 出 す る こ と が で き ま す ( 特 §113① )。 な お 、 特 許 異 議 申 立 書 の 「 2 特 許 異 議 申 立 人 」、「 3 代 理 人 」、「 6 証 拠 方 法 」、 及 び 「 7 添 付 書 類 又 は 添 付 物 件 の 目 録 」 の 欄 に つ い て は 、 無 効 審 判 の 審 判 請 求 書 ( 特 施 規 §46、 様 式 62) の 作 成 要 領 と 同 様 で す 。 (1) 様 式 ① 用 紙 は 、 日 本 工 業 規 格 A 列 4 番 ( 横 21 ㎝ 、 縦 29.7 ㎝ ) の 大 き さ とし、インキがにじまず、文字が透き通らない白色のものを縦長に して用い、用紙には不要な文字、記号、枠線、罫線等を記載しては い け ま せ ん ( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 8→ 様 式 3 備 考 1)。 ② 余 白 は 、 少 な く と も 用 紙 の 左 右 及 び 上 下 に 各 々 2cm を と り 、 原 則 と し て そ の 左 右 に つ い て は 各 々 2.3 ㎝ を 超 え な い も の と し ま す ( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 8→ 様 式 3 備 考 2)。 ③ 文 字 は 、 10 ポ イ ン ト か ら 12 ポ イ ン ト ま で の 大 き さ で 、 タ イ プ 印 書 等により、黒色で、明瞭にかつ容易に消すことができないように書 い て く だ さ い ( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 8→ 様 式 3 備 考 3)。 ④ 書 き 方 は 左 横 書 、 1 行 は 36 字 詰 め と し 、 各 行 の 間 隔 は 少 な く と も 4mm 以 上 を と り 、 1 ペ ー ジ は 29 行 以 内 と し ま す 。 ⑤ 訂正をしたときは、訂正箇所に直接訂正印を押さずに、右の余白 に 「 何 字 削 除 」、「 何 字 挿 入 」、「 何 字 訂 正 」 の よ う に 訂 正 字 数 を 記 入 し 押 印 し て く だ さ い 。( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 8→ 様 式 3 備 考 15)。 ⑥ とじ方は左とじとし、容易に離脱しないようにとじてください ( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 8→ 様 式 3 備 考 16)。 (2) 手 数 料 に つ い て ① 特 許 異 議 申 立 手 数 料 は 、 1 件 に つ き 16,500 円 に 1 請 求 項 に つ き 2,400 円 を 加 え た 額 で あ り ( 特 §195 ② 、 特 許 法 等 関 係 手 数 料 令 §1 ② )、 特 許 異 議 を 申 し 立 て た 請 求 項 の 数 に 応 じ た 手 数 料 と な り ま す 。 ※手数料等は、改訂される場合がありますので、注意してください。 ② 手数料の納付は特許印紙を用い、相当額の特許印紙を貼付します。 特許印紙を貼るときには、特許異議申立書の左上部余白の下に括弧 して、特許異議の申立てに係る貼付印紙額を記載してください(特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 8→ 様 式 3 備 考 4)。 ※特許印紙は割印をしてはいけません。 ③ 特 許 法 第 195 条 第 8 項 た だ し 書 の 規 定 に よ り 、 現 金 に よ り 手 数 料 を納付した場合であって、納付書によるときは、歳入徴収官事務規 程 別 紙 第 4 号 12 書 式 の 納 付 済 証 ( 特 許 庁 提 出 用 ) を 別 の 用 紙 に 貼 付 -1- し、特許異議申立書に添付して提出してください。納付情報による と き は 、「 7 添 付 書 類 又 は 添 付 物 件 の 目 録 」 の 欄 の 次 に 「 8 納 付 番 号 」 の 欄 を 設 け 、 納 付 番 号 を 記 載 し て く だ さ い ( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 8→ 様 式 3 備 考 4)。 ④ 過誤納の手数料は、納付した者が納付した日から1年以内に請求 することにより返還されます。 (3) 提 出 日 の 欄 に つ い て ① な る べ く 提 出 す る 日 を 記 載 し て く だ さ い ( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 8→ 様 式 3 備 考 14)。 ② 特許庁の窓口に直接提出する場合は、その提出する日付を記載し てください。 ③ 郵送等で提出する場合は、郵便局等に差し出す日付を記載してく だ さ い ( → 宛 先 は 「 (12) 特 許 異 議 申 立 書 の 提 出 方 法 」 を 参 照 )。 ※送付する場合は、書留郵便等で差出日が証明できる方法により送 付してください。 ※ 「 ゆ う パ ッ ク 等 の 宅 配 便 」 は 、「 信 書 便 ( 信 書 便 法 §2③ )」 に あ た らないため、特許庁に到達した日が提出日となることにご注意く ださい。 (4) 特 許 異 議 の 申 立 て に 係 る 特 許 の 表 示 の 欄 に つ い て ① 「特許番号」の欄には、特許異議の申立ての対象となる特許番号 を記載します。 ② 「 請 求 項 の 表 示 」 の 欄 に は 、「 請 求 項 1 」、「 請 求 項 2 」 の よ う に 、 特許異議の申立ての対象となる請求項の番号を記載します。全ての 請 求 項 に つ い て 特 許 異 議 の 申 立 て を す る と き は 、「 全 請 求 項 」 と 記 載 し て く だ さ い ( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 1)。 ③ 特許異議の申立て前に証拠保全のための証拠調べが行われたとき は 、「 証 拠 ○ ○ ○ ○ - ○ ○ ○ ○ ○ ○ 関 連 特 許 異 議 事 件 」 の よ う に 証 拠 保 全 申 立 事 件 の 表 示 を 記 載 し て く だ さ い ( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 2)。 (5) 特 許 異 議 申 立 人 の 欄 に つ い て ① 特許異議申立書には、特許異議申立人の氏名(名称)及び住所 ( 居 所 ) を 記 載 し な け れ ば な り ま せ ん ( 特 §115① 一 )。 匿 名 で の 申 立てはできません。 ② 住所(居所)の欄について 「 住 所 ( 居 所 )」 の 欄 に は 、 ○ ○ 県 、 ○ ○ 郡 、 ○ ○ 村 、 大 字 ○ ○ 、 字 ○○ 、 ○○ 番 地 、 ○○ 号 の よ う に 詳 し く 記 載 し て く だ さ い ( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 8→ 様 式 3 備 考 7)。 ③ 氏名(名称)の欄について -2- 「 氏 名 ( 名 称 )」 の 欄 に は 、 特 許 異 議 申 立 人 が 法 人 又 は 法 人 で な い 社団等にあっては、名称を記載し、その次に「代表者」の欄を設け て 、 そ の 代 表 者 の 氏 名 を 記 載 し 、 代 表 者 の 印 を 押 し て く だ さ い 。( 代 理人による手続のときは、代表者の欄の記載は不要です(特施規様 式 61 の 2 備 考 8→ 様 式 3 備 考 11)。) ま た 、 そ の 法 人 の 名 称 が 法 人 等 の 種 類 を 示 す 表 記 ( ○○○○ 法 人 な ど ) を 含 ま な い も の で あ る と き は 、「 代 表 者 」 の 欄 の 次 に 「 法 人 の 法 的 性 質 」 の 欄 を 設 け て 、「 ○ ○ 法 の 規 定 に よ る 法 人 」、 外 国 法 人 に あ っ て は 「 ○ ○ 国 の 法 律 に 基 づ く 法人」又は法人でない社団等にあっては「代表者(管理人)の定め の あ る 社 団 ( 財 団 )」 の よ う に 当 該 法 人 等 の 法 的 性 質 を 記 載 し て く だ さ い ( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 3)。 ま た 、「 氏 名 又 は 名 称 」 の 読 み 方 が 難 解 で あ る と き 又 は 読 み 誤 り や すいものであるときは、なるべく片仮名で振り仮名を記載してくだ さ い ( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 8→ 様 式 3 備 考 9)。 日本に営業所を有する外国法人であって、日本における代表者が手 続 を 行 う と き は 、「 氏 名 ( 名 称 )」 の 次 に 「 日 本 に お け る 営 業 所 」 の 欄を設けて、営業所の所在地を記載し、その次に「代表者」の欄を 設 け て く だ さ い ( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 8→ 様 式 3 備 考 10)。( 代 理 人による手続のときは、代表者の欄の記載は不要です(特施規様式 61 の 2 備 考 8→ 様 式 3 備 考 11)。) ④ 「国籍」の欄について 特 許 異 議 申 立 人 が 外 国 人 の 場 合 は 、「 国 籍 」 の 欄 を 設 け 、「 国 籍 」 を 記 載 し て く だ さ い 。 た だ し 、 そ の 国 籍 が 「 住 所 ( 居 所 )」 の 欄 に 記 載 し た 国 と 同 一 で あ る と き は 、「 国 籍 」 の 欄 を 設 け る 必 要 は あ り ま せ ん ( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 8→ 様 式 56 備 考 8)。 ⑤ 「特許異議申立人」の欄に記載すべき者が2人以上あるときは、 次のように欄を繰り返し設けて記載してください。 2 特許異議申立人 住所(居所) 電話番号 ファクシミリ番号 氏名(名称) 住所(居所) 電話番号 ファクシミリ番号 氏名(名称) -3- (6) 代 理 人 の 欄 に つ い て ① 代 理 人 に よ る 手 続 を す る と き は 、「 2 特 許 異 議 申 立 人 」 の 欄 の 次 に 「 3 代 理 人 」 の 欄 を 設 け て 、「 (5) 特 許 異 議 申 立 人 の 欄 に つ い て 」 の ② 、 ③ と 同 様 に 「 住 所 ( 居 所 )」、「 氏 名 ( 名 称 )」 の 欄 を 設 け て記載してください。 ② 弁 理 士 又 は 弁 護 士 が 代 理 人 と し て 手 続 を す る と き は 、「 氏 名 ( 名 称 )」 の 欄 に は 「 弁 理 士 ( 弁 護 士 ) ○ ○ ○ ○ 」 の よ う に 資 格 を 記 載 するようお願いいたします。 ③ 「 代 理 人 」 の 欄 に 記 載 す べ き 者 が 2 人 以 上 あ る と き は 、「 (5) 特 許 異 議 申 立 人 の 欄 に つ い て 」 の ⑤ と 同 様 に 、「 代 理 人 」 の 欄 を 繰 り 返 し 設けて記載してください。この場合において、なるべく、特許庁か らの質問又は照会に応ずることを主として担当する代理人の欄に、 電 話 番 号 又 は フ ァ ク シ ミ リ 番 号 を 記 載 す る と 共 に 、「 連 絡 先 担 当 」 と 記 載 し て く だ さ い ( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 4)。 ④ 代 理 人 が 特 許 業 務 法 人 の と き は 、 な る べ く 、「 連 絡 先 担 当 は ○○○○ 」 の よ う に 当 該 法 人 に 所 属 す る 担 当 弁 理 士 の 名 前 を 記 載 し て く だ さ い 。 指 定 社 員 制 度 を 利 用 し た 事 件 の と き は 、 な る べ く 、「 連 絡 先 担 当 は 指 定 社 員 ○○○○ 」 の よ う に 指 定 社 員 の 名 前 を 記 載 し て く だ さ い ( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 4)。 (7) 印 鑑 の 押 印 に つ い て ① 特許異議申立人の氏名(法人にあっては代表者)の後に、朱肉を 用いて鮮明に印を押してください。 ② 代理人手続によるときは、代理人の氏名(特許業務法人にあたっ ては代表者)の後に、朱肉を用いて鮮明に印を押してください。そ の 場 合 、 特 許 異 議 申 立 人 本 人 の 印 は 不 要 で す ( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 8→ 様 式 3 備 考 11)。 (8) 申 立 て の 理 由 の 欄 に つ い て 「申立ての理由」の欄には、特許を取り消すべきとする実質的理由に ついての特許異議申立人の主張・立証を具体的かつ明確に記載します。 → 具 体 的 な 記 載 方 法 に つ い て は 、「 申 立 て の 理 由 の 書 き 方 」 を 参 照 し てください。 (9) 意 見 書 提 出 の 希 望 の 有 無 の 欄 に つ い て 「 意 見 書 提 出 の 希 望 の 有 無 」 の 欄 に は 、 特 許 法 第 120 条 の 5 第 5 項 の 規定による意見書の提出を希望しない旨の申出をするか否かが明確に 分 か る よ う に 、「 希 望 す る 。」 又 は 「 希 望 し な い 。」 と 記 載 し て く だ さ い ( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 5)。 -4- (10) 証 拠 方 法 の 欄 に つ い て ( → 参 考 審 判 便 覧 34-01) ① 「証拠方法」の欄には、次に掲げる事項を記載するとともに、立 証事項と証拠との関係を具体的に明示して記載してください。証拠 方法としては、文書、検証物、証人、鑑定人、当事者本人がありま す ( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 6)。 ② 証拠の援用、証拠保全事件があるときは、その旨を「証拠方法」 の欄に表示してください。 ③ 証拠方法が文書であるときは、通常、「甲第○号証」とし、文書 が特定できるように文書の標目(タイトル)や頁などを、「特開平 ○ ○ - ○○ ○ ○ ○ ○ 号 公 報 」 、 「 ○○ ジ ャ ー ナ ル , ○○ , ○ 年 ○ 月 発 行 , Vol.○ , No.○ , p. ○ - ○ 、 写 し 」 の よ う に 記 載 し ま す 。 文書が外国語の場合は、取調べを求める部分の訳文を添付します ( 特 施 規 §45 の 6→ §61) 。 文書は、原本、正本又は認証のある謄本であることが原則(特施 規 §45 の 6→ §61 の 5) で す が 、 特 許 公 報 等 の 内 国 公 報 ・外 国 公 報 で ある場合は、実務上、写しで差し支えありません。 文書が特許公報等の内外国公報以外(例えば、図書、雑誌、カタ ログ、社内文書、取引伝票)で、やむを得ず写しを提出する場合は、 「写し」である旨、記載してください。ただし、原本の存在や文書 の成立について争いがある等により、原本の取調べが必要になった 場合は、当該文書の原本の提示のため、出頭していただくことがあ ります。 文書の記載から明らかな場合を除き、文書の標目、作成者及び立 証趣旨を明らかにした証拠説明書(→証拠説明書の作成見本(特施 規 §50、 様 式 65 の 3) 」 を 参 照 ) を 提 出 し て く だ さ い ( 特 施 規 §45 の 6→ §50、 様 式 65 の 3) 。 証 拠 説 明 書 は 必 須 で は あ り ま せ ん が 、 証拠が多数ある場合等、事案によっては、証拠説明書の提出が求め られることがあります。 ④ 証拠方法が検証物であるときは、通常、「検甲第○号証」とし、 検証物が特定できるように表示(タイトル)を記載します。検証物 を添付して提出できない場合は、「検証申出書」を添付してくださ い ( 特 施 規 §45 の 6→ §62、 様 式 65 の 26) 。 検証は、審判廷内に検証物を持ち込んで廷内で実施することを原則 とします。検証物が持ち運びのできないものである場合、検証物の所 在地で実施することもできますので、その旨と所在地を記載してくだ さい。 ( → 参 考 審 判 便 覧 35-06) ⑤ 証 拠 方 法 が 証 人 で あ る と き は 、 通 常 、 「 証 人 ○○○○ 」 と 記 載 し、「証人尋問申出書」及び「尋問事項書」を添付し、立証事項、 証人の氏名、住所又は居所及び職業、尋問事項並びに尋問に要する -5- 見 込 み の 時 間 を 記 載 し ま す ( 特 施 規 §45 の 6→ §58、 §58 の 2、 様 式 65 の 14、 様 式 65 の 16) 。 尋 問 事 項 は 、 証 人 が 何 を 尋 問 さ れ る の か がわかり、一問一答で証言できるように記載してください。 ( → 参 考 審 判 便 覧 35-01) ⑥ 証 拠 方 法 が 鑑 定 人 で あ る と き は 、 通 常 、 「 鑑 定 人 ○○○○ 」 と 記載し、「鑑定の申出書」及び「鑑定事項書」を添付し、立証事項、 鑑定人の氏名、住所又は居所及び職業並びに鑑定事項を記載します ( 特 施 規 §45 の 6→ §60、 様 式 65 の 20、 様 式 65 の 22) 。 ⑦ 証 拠 方 法 が 当 事 者 で あ る と き は 、 通 常 、 「 当 事 者 ○○○○ 」 と 記載し、「証人尋問申出書」及び「尋問事項書」を添付し、立証事 項、その当事者の氏名、住所又は居所及び職業、尋問事項並びに尋 問 に 要 す る 見 込 み の 時 間 を 記 載 し ま す ( 特 施 規 §45 の 6→ §59 の 2、 §58、 §58 の 2、 様 式 65 の 14、 様 式 65 の 16) 。 ⑧ 証拠方法が他人の所有に係るものは、提出命令や検証によること ができます。 (11) 添 付 書 類 又 は 添 付 物 件 の 目 録 の 欄 に つ い て ① 「添付書類又は添付物件の目録」の欄には実際に添付するものを 記載します。特許異議申立書を提出するときは、特許権者に送付す るために必要な数(特許権者の人数)の副本及び審理用の副本 1 通 を 提 出 す る 必 要 が あ り ま す ( 正 本 1 通 及 び 副 本 ○ 通 )。 例 え ば 、「 甲 第1号証写し 正本1通及び副本2通」、「特許異議申立書 副本 2通」のように記載してください。 ② 特 許 法 施 行 規 則 第 10 条 の 規 定 に よ り 証 明 書 の 提 出 を 省 略 す る と き は 、「 添 付 書 類 又 は 添 付 物 件 の 目 録 」 の 欄 に 当 該 証 明 書 の 書 類 名 を 記 載し、その次に「援用の表示」の欄を設けて、援用される当該証明 書が提出された手続に係る事件の表示(権利に係るものにあっては、 権利番号、書類名及びその提出日)を記載してください(特施規様 式 61 の 2 備 考 8→ 様 式 5 備 考 3)。 ③ 代 理 人 が 手 続 を す る と き は 、 代 理 権 の 証 明 が 必 要 で す ( 特 施 規 §4 の 3① 九 )。 特 許 法 施 行 規 則 第 9 条 の 3 第 1 項 の 規 定 に よ り 包 括 委 任 状 を 援 用 す る と き は 、「 添 付 書 類 又 は 添 付 物 件 の 目 録 」 の 欄 に 「 包 括 委任状番号」の欄を設けて、包括委任状の番号を記載してください。 ま た 、 2 以 上 の 包 括 委 任 状 を 援 用 す る と き は 、「 包 括 委 任 状 番 号 」 の 欄 を 繰 り 返 し 設 け て 記 載 し て く だ さ い ( 特 施 規 様 式 61 の 2 備 考 7)。 ④ 検証物その他の証拠を提出した場合に、後日その返還を受けたい ときは、その提出の時に、提出書類のその表示項目並びに当該物件 に 、「 返 還 請 求 あ り 」 と い っ た 表 示 を す る こ と が 必 要 で す ( 特 施 規 § 15)。 返 還 の 申 出 を し た と き は 、 当 該 物 件 の 謄 本 ( 又 は 図 面 ) を 提 出 する必要があります。物件を提出した後に、返還の申出をするとき -6- も同様です。 ⑤ 立体的なものを提出する場合で、現物を副本とすることができな いときは、図面又は写真によって表したものを相手方の副本として 提出しなければなりません。 (12) 特 許 異 議 申 立 書 の 提 出 方 法 ① 特許異議申立書の提出方法 (ⅰ )特 許 庁 へ 直 接 持 参 し て 提 出 す る 方 法 特許庁庁舎1階の窓口に提出してください。 (ⅱ )郵 送 等 で 提 出 す る 方 法 宛 先 は 、 〒 100-8915 ( 東 京 都 千 代 田 区 霞 が 関 3 丁 目 4 番 3 号 ) 特 許 庁 宛 と し て 送 付 し て く だ さ い (「 〒 100-8915」 の 郵 便 番 号 を 記 載 す れ ば 、 住 所 の 記 載 は 不 要 で す )。 送 付 す る 場 合 は 、 書 留 郵 便 等 で差出日が証明できる方法により送付してください。 ※ 「 ゆ う パ ッ ク 等 の 宅 配 便 」 は 、「 信 書 便 ( 信 書 便 法 §2③ )」 に あ たらないため、特許庁に到達した日が提出日となることにご注 意ください。 ② 特許異議申立書の受領の確認方法 特許異議申立書の受領後に異議番号の通知書を送付しますが、一 定の日時を要します。特許庁に特許異議申立書が接受されたことを 早く確認したい場合、以下の方法があります。 (ⅰ )特 許 庁 へ 直 接 持 参 し て 提 出 す る 場 合 特許異議申立書とともに特許異議申立書コピーを提出してく ださい。受領印を押した後に返却します。 (ⅱ )郵 送 等 で 提 出 す る 場 合 返信用ハガキに手続内容がわかるような記載及び宛先を記載 して同封するか、特許異議申立書のコピー及び宛先を記載した 返信用封筒(必要額の切手を貼付)を同封してください。受領 印を押した後に返送します。 -7-
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