資料(3) 基準改正について(平成27年4月1日施行) ○訪問介護 事業所において,常勤のサービス提供責任者を3人以上配置し,かつ,サービス提供責 任者の業務に主として従事する者を1人以上配置している事業所において,サービス提供 責任者が行う業務が効率的に行われている場合は,事業所に置くべきサービス提供責任者 の員数は,現行利用者の数が40またはその端数を増すごとに1人以上としているとこ ろ,利用者の数が50またはその端数を増すごとに1人以上とすることができることとな った。(サービス提供責任者の員数) ○訪問リハビリテーション,通所リハビリテーション 訪問リハビリテーションおよび通所リハビリテーションにおいて,リハビリテーション に関する専門的な見地から利用者の状況等に関する情報を関係者と共有する場として,リ ハビリテーション会議(訪問リハビリテーション計画または通所リハビリテーション計画 の作成のために,利用者およびその家族の参加を基本としつつ,医師,理学療法士,作業 療法士,言語聴覚士,介護支援専門員,居宅サービス計画の原案に位置付けた指定居宅サ ービス等の担当者その他の関係者により構成される会議)が含まれることとなった。 (具体的取扱方針) ○通所介護,療養通所介護,認知症対応型通所介護 事業所の設備を利用し,夜間および深夜に指定通所介護等以外のサービスを提供する場 合に,当該サービスの内容を当該サービスの提供の開始前に市長に届け出ることとなっ た。(設備および備品等) また,この場合,事故が発生した時は報告等必要な措置を講じることとなった。 (事故発生時の対応) ○短期入所生活介護 指定短期入所生活介護において,利用者の状況や利用者の家族等の事情により,指定居 宅介護支援事業所の介護支援専門員が,緊急に指定短期入所生活介護を受けることが必要 と認めた者に対し,居宅サービス計画において位置付けられていない指定短期入所生活介 護を提供する場合に,当該利用者および他の利用者の処遇に支障がない場合に,定員を超 えて,静養室において指定短期入所生活介護を行うことができることとなった。 (定員の遵守) ○特定施設入居者生活介護 指定特定施設入居者生活介護事業者の従業者において,看護職員または介護職員の合計 数は,常勤換算方法で,現行支援1が10対1,支援2が3対1であったものが,支援1, 支援2共に10対1以上となった。(従業者の員数) 1 資料(3) ○福祉用具貸与,福祉用具販売 福祉用具専門相談員は,常に自己研鑽に励み,指定福祉用具貸与等の目的を達成するた めに必要な知識および技能の修得,維持および向上に努めることが明示された。(適切な 研修の機会の確保ならびに福祉用具専門相談員の知識および機能の向上) なお,「介護保険法施行令」(平成10年政令第412号)の改正により,福祉用具専 門相談員については,養成研修修了者(介護職員基礎研修課程・1級課程・2級課程の修 了者,介護職員初任者研修課程の修了者)は平成27年4月1日以降該当とならなくなり, 福祉用具に関する知識を有している国家資格保有者(保健師,看護師,准看護師,理学療 法士,作業療法士,社会福祉士,介護福祉士,義肢装具士)および福祉用具専門相談員指 定講習修了者に限定することとなった。経過措置として,平成27年4月1日現に養成研 修修了者である者は平成28年3月31日まで福祉用具専門相談員として従事できる。 ○居宅介護支援,介護予防支援 従業者の員数の基準は,利用者の数が35またはその端数を増すごとに1とすることと なった。(居宅介護支援のみ平成26年度より適用) (従業者の員数) 事業者は介護支援専門員等に身分を証する書類を携行させ,初回訪問時および利用者ま たはその家族から求められたときは,これを提示すべき旨を指導しなければならなくなっ た。 (身分を証する書類の携行) 介護支援専門員等は,居宅サービス計画等に位置付けた指定居宅サービス事業者等に対 して,訪問介護計画等の提出を求めることとなった。(具体的取扱方針) 事業者は,利用者に対する記録を整備しその完結の日から5年間保存することとなった。 (事業者等との連絡調整に関する記録,利用者台帳(居宅サービス計画等,アセスメント の記録,サービス担当者会議等の記録,評価の結果の記録(介護予防支援のみ) ,モニタリ ングの記録,市町村への通知に係る記録,苦情の内容等の記録,事故の状況および事故に 際してとった処置についての記録) (記録の整備) ○定期巡回・随時対応型訪問介護看護,小規模多機能型居宅介護, 看護小規模多機能型居宅介護(現行:複合型サービス) 指定定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業者,指定小規模多機能型居宅介護事業者お よび指定看護小規模多機能型居宅介護事業者は,自己評価を行い,運営推進会議等に報告 した上で公表する仕組みとすることから,定期的な外部の者による評価が不要となった。 (基本取扱方針) 指定小規模多機能型居宅介護事業所および指定看護小規模多機能型居宅介護(現行:複 合型サービス)事業所は,その登録定員(登録者の数(当該指定小規模多機能型居宅介護 事業者が指定介護予防小規模多機能型居宅介護事業者の指定を併せて受け,かつ,指定小 規模多機能型居宅介護の事業と指定介護予防小規模多機能型居宅介護の事業とが同一の事 業所において一体的に運営されている場合にあっては,登録者の数および指定地域密着型 介護予防サービス基準条例第45条第1項に規定する登録者の数の合計数)の上限をいう。 以下この章において同じ。)を29人(サテライト型指定小規模多機能型居宅介護事業所 にあっては,18人)以下とし,利用定員を登録定員に従い最大18人とできることとな った。(小規模多機能型居宅介護,看護小規模多機能型居宅介護のみ)(登録定員および 利用定員) 2
© Copyright 2024 ExpyDoc