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一般財団法人製品安全協会発表資料
ゆたんぽの SG 基準が改正になります
2015年3月23日
一般財団法人製品安全協会
日頃より当協会の事業にご理解・ご協力賜りまして誠にありがとうございます。
さて、2015年4月1日付けでゆたんぽの SG 基準が改正となります。改正の主なポイントは下
記のとおりです。これに伴いまして SG マークを表示するための手続きも変更となります。変更の主
なポイントも下記のとおりです。
本件について不明な点がございましたら末記担当者までお尋ねください。
記
1.改正後の SG 基準の主なポイント
① C 形(硬質合成樹脂製)ゆたんぽについて「繰り返し耐久性」の規定が追加します。具体的
には、中身の入っていない密封したゆたんぽから表示容量の25%に相当する気体を抜き取っ
て減圧し、大気圧に戻す操作を50回繰り返したとき、各部にき裂、割れ、破損等がないこと
とします。
② ①に伴いゆたんぽ本体への表示事項に「容量」を追加します。具体的には、家庭用品品質表
示法合成樹脂加工品品質表示規程(平成25年6月11日内閣府告示第136号)湯たんぽの
項に規定する容量表示です。
2.SG マークを表示するための手続きの主な変更点
2.1 新規登録
・ 2015年4月1日以降申請分から検査設備基準に「繰り返し耐久性試験設備」が追加さ
れます。ただし、C形ゆたんぽを製造する者に限ります。なお、
「繰り返し耐久性試験設備」
は、当該試験を適切に行いうると当協会が認める者に定期的に当該試験を行わせている者は、
当該設備を備えることを要しません。
2.2 既存登録事業者
・ 2015年4月1日から2016年3月末日までの間に改正後の SG 基準に基づく社内管
理に変更してください。具体的には、
「繰り返し耐久性試験設備」の導入(C 形ゆたんぽを
製造する者に限る。
)
、社内規程(設計管理、設備管理、検査管理など)の見直しなどです。
・ 当協会では、2015年4月1日から2016年3月末日までの間に臨時事後調査を予定
しています。後日、ご都合を伺います。
2.3 型式確認(更新を含む)
・ 2015年4月1日以降行う型式試験は「改正後の SG 基準」にて行います。
1
・
ただし、特に希望される申請者の方は2016年3月末日までの間に限って「改正前の
SG 基準」にて型式試験の実施も可能です。この場合は、必ずお申し出願います。
2.4 表示交付
※ 変更点はございません。
2.5 ロット認証
・ 2015年4月1日以降行う特殊検査は「改正後の SG 基準」にて行います。
・
ただし、特に希望される申請者の方は2016年3月末日までの間に限って「改正前の
SG 基準」にて特殊検査の実施も可能です。この場合は、必ずお申し出願います。
・ 特殊検査を「改正後の SG 基準」で実施した場合、その有効期間内の毎回検査は「改正後
の SG 基準」となります。また、特殊検査を「改正前の SG 基準」で実施した場合は、20
16年3月末日以降であってもその有効期間内の毎回検査は「改正前の SG 基準」となりま
す。
以上
参考:改正後の SG 基準→ここをクリック
SG 基準改正に伴う改正後の検査マニュアル→ここをクリック
改正後の SG 基準に基づく認証手続き→ここをクリック
【本件に関するお問い合わせ】
一般財団法人製品安全協会
〒110-0012 東京都台東区竜泉2-20-2 ミサワホームズ三ノ輪
電話:03-5808-3302(業務グループ) 松田(利)
、大野
FAX:03-5808-3305 E-Mail [email protected]
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